鳥取#45 栃餅を頂いた @自宅
おはようございます。尾崎放哉の最期を描いた「海も暮れきる」を読んで、鳥取に心が旅をしておりました。鳥取に行けば私はいつもふろしきまんじゅうを買うのですが、今回は売り切れていたので今回は土産に栃餅を買って帰りました。栃餅はいろんな地域で食べられている郷土食で、道の駅などで土地の人によって手作りされた栃餅が並んでいると手が伸びます。
栃餅は栃の実の分量が多くなるとちょっと苦みというかえぐみが強くなります。あのつるんとした実は渋抜きをしないと食べられません。ムクロジ科の木の実ですからsaponinサポニンを多く含みます。しかしこれを食した歴史は古く縄文の遺跡からも出土します。あのかわいらしい、そしてしっかりとした実を見たら、食べたくなりますよねえ。
そいうえば、子供の頃に読んだ「モチモチの木」(斎藤隆介作、滝平二郎絵)は、栃の木でしたね。爺さんがほっぺたが落っこちるほどうまいんだといったものは、栃の実の粉をもちにこねあげ蒸かした餅なので、今我々が食べる栃餅とはやや違います。どれぐらい違うんだろうなぁ。
↓そう、鳥取土産ならこれ↓
鳥取#31 鳥取土産といえば、、、ふろしきまんじゅう
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