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烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

熊本#8 夏目漱石旧居を訪れました @熊本市内

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おはようございます。昨日は午前中会議資料等のまとめ、午後は来客があって終日オフィスにおりました。さて1月1日のentryで、夏目漱石が寺田寅彦に送った葉書の事を書きましたけれど、今朝のentryは、夏目漱石繋がりで、昨年2024年11月の熊本・宮崎旅の続きです。

この九州旅では南阿蘇に宿をとりましたので、あまり熊本市内で時間はありませんでしたが、熊本市内も少しだけ楽しませて頂きました。今回は内坪井町の夏目漱石旧居を訪れました。ご存じの通り、夏目漱石は愛媛・松山の後、1896年(明治29年)に第五高等学校(現在の熊本大学)の英語教師として来熊しています。この地で4年3ヵ月を過ごすのですが、その間なんと6回も転居しています。そのうち5番目で最も長い1年8カ月を過ごした家がこの内坪井の家です。

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この家に当時五高の学生であった寺田寅彦が俳句を見てもらうために度々訪れていて(4軒目の家に住んでいたころから訪れていたようですね)、漱石はその句の添削をしています。このころから、漱石と寅彦の交流が始まっています。

2016年の熊本地震で土壁が崩落するなどの被害があり、2023年まで休館していました。熊本城などまだまだ熊本には16年地震からの復旧の途上にありますが、今回旧宅を訪れることが出来ました。

↓前回の熊本entry↓
熊本#7 阿蘇山に久しぶりに行った
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3162.html

Category : 九州沖縄
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熊本#7 阿蘇山に久しぶりに行った

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おはようございます。今週末で仕事納めですねえ。忙しい最終週を過ごすことになります、、、最終週なのに週の真ん中に出張が入っているという、、、。ははは。今日は夕方に東京移動です。

さて。もう1カ月半ほど前ですが、熊本旅に出かけてきたんですよ。別に半導体工場を見に行ったわけではありませんが、半導体関連企業がいろいろと出ているのを聞いていますし、にわかに求人も増えていると聞きますが、そんなことを横目に阿蘇山に行ってきました。

阿蘇山は過去に約30万年前から約9万年前の間に4回の大規模な噴火をしたらしく、古い方からAso-1、Aso-2、Aso-3、Aso-4と呼ばれています。その4回の大規模な噴火によって現在の阿蘇山の姿、阿蘇カルデラが形成されています。カルデラというのは噴火によってできた地下の空間が陥没して凹んだ状態なのですが、現在の阿蘇山のエリアは、カルデラ形成後の約7万年前以降にカルデラ内に中央火口丘群が形成されていて、現在の阿蘇山の姿となっていましてね、、、。

今回の熊本旅のメインはこのAso1-4の火砕流の跡です。ということで1つ目はやはり中央火口丘ですよね。

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流石に噴火の跡がそのまま残っていて、噴石がどかんとある風景は、もう火星モノの映画が撮影できるような風景です。こんなの飛んで来たらひとたまりもありません。@中岳第四火口。

↓前回の熊本entry↓
熊本#6 きくらげとニラと卵 @ 自宅
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-2153.html

Category : 九州沖縄
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宮崎#25 鵜戸神宮の運玉 @日南市

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おはようございます。昨日は宮崎で大きな地震がありました。広い範囲で揺れたnewsがnetでも流れています。ともかく宮崎や周辺地域の方々がご無事でありますよう。日向灘では大きな地震がここ100年でも1931年、1961年、1996年と3回あり、30年~35年ぐらいの周期で起きていて「日向灘地震」と呼ばれているそうですが、今回の地震はそれにあたるのかもしれません。(地震はある、という前提で準備していても、想定外の事が起こりうるのですが、それでも防災準備はしておくに越したことはないです。)

気象庁が、次の巨大地震に対しての注意を呼びかける「南海トラフ地震臨時情報」(巨大地震注意)を発表していて、関連地域(めっちゃ広いですからね!太平洋側、九州・四国・瀬戸内全域、関西圏、東海圏、中部地方の内陸部、首都圏など)にお住まいの方は、防災対応をしておいてね、ということですので、これからお盆休みですから、防災の確認をしておきましょう。(必ず起きるから準備、という意味ではないし発生した時のために、準備をしておきましょう、という意味ですね。)

直近で宮崎を訪れたのは昨年2023年9月の事です。当blogでも関連entryを書いていましたね。今朝は昨年訪れた鵜戸神宮(宮崎県・日南市)の事を書きます。この神社は、創祀の年代は不詳ですが、社伝によるとかなり古いんですね。本殿のある海岸の岩窟は豊玉姫命が主祭神を産むための産屋を建てた場所とされ、崇神天皇の御代に創祀されたとか。古い海洋信仰とのつながりがあるとも言われます。まぁ奇岩が多くある独特の風景で風光明媚な場所ですから、信仰が生まれてそれを大きな神話系に包摂していったのかなぁ。

鵜戸神宮は波に削られた奇岩が立ち並ぶ場所に本殿はありまして、その奇岩の一つに亀石というのがあります。その亀石のてっぺんには窪みがあり、そこに素焼きの運玉を投げ入れてうまく入るか入らないかの運試しというのがあります。もともとはこの窪みに賽銭を投げていたらしいですね。この亀石、豊玉姫命がお子を産むためにこちらにやってきた時に乗ってきた神亀が岩に変わったものとされていまして、、、そこに賽銭投げる?!それは、、、。といってもそこに窪みがあれば何か投げ込みたくなる、それも人。はい。私も運試ししましたよ。

これ、周りの人達を見ていたら全然入らないんですよ。ほんと。運玉。難しいようです。が!私、5つ中3つ入りました!持ってます、わたし。1つ目入った時、おお!っとなって、一つ目のお願いごとをしました。「*****************。」そして2つ目が入った時、隣で見ていた人たちがおおーーー!っとなって。この時もじゃあ、2つ目のお願い事。「********************。」そして3つ目が入った時は、隣にいたカップルがおおおおおおおおーーーーーー!ってなりまして。さすがに3つも一度にお願いするのは何だったので、「お二人の願い事、今、心の中で行ってください。私、もう2つお願いしちゃいましたから、、、、。」と。まぁ二人はびっくりしていましたけどね。(でしょうな、見ず知らずのおっさんにそんなこと言われても、、、。)

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そ、こんなところに運玉を投げ込んでいるのです。

ちなみに1つ目のお願いごとは、、、非公開。2つ目は「二つはいいので一つ目お願いします。」です。欲張らん事です。

↓前回の宮崎entry↓
宮崎#24 貝釧 @西都原考古博物館
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-2864.html

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福岡#18 天麩羅食べました @福岡空港近く

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こんばんは。今日は歯医者さん夕方行ってから結局officeに戻って一仕事してから帰宅しました。PCをずっと使っていると目がしょぼしょぼですね。

今夜のentryはてんぷらです。さて問題です。トップの写真の真ん中は何でしょう?

2000年代の初め頃、私が社会人になって3年目頃からですか、毎月のように福岡&佐賀に出張していた時期がありました。その頃から、福岡にいったら結構な頻度で通っていたお店が、天麩羅屋さんの「ひらお本店」。ここは九州支店の同僚に教えてもらってから、出張の時にちょくちょく寄っていました。5月の福岡旅の時も立ち寄りました。時間をずらしていったのでいつもよりは空いていましたけど、それでも沢山のお客さんがいらっしゃってましたね。

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ここで天麩羅が揚がってくるまでの間、つまんでいるのが、いかの塩辛です。これだけでご飯がすすみますし、なんだったらビールが飲みたい。でも空港の反対側なので場所的にレンタカーできちゃうのでここで飲むことはまずないです、、、。タクシーに乗って、、、というのもねえ。

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汚い写真でごめんなさい。お茶碗のお米がダメダメです。

答えは、、、、明太子です。今回は、いろどり定食にね、追加で明太子の天麩羅です。痛風が怖いのに、、、我慢ができないダメなおっさんです。写真見せたら妻に、、、「えーーーー?」っといわれてしまいました。明太子はスケソウダラの魚卵を塩蔵し唐辛子などの入った調味液で味付けしたものですけど、それを天麩羅にしちゃっています。

福岡の人は意外と明太子食べないよ、なんて聞いたことがあったのですが、総務省統計局の「家計調査」のちょっと前のデータ、令和2年(2020年)だと、たらこの消費量1位は福岡県。2位は秋田県、3位は青森県です。この3件が年間消費量が3000円を超えています。平均の約2倍!いや食べてますやん。

こんなことを夜中に書いてたら食べたくなってきた、、、あかんあかん。おやすみなさい。

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福岡#17 弥太郎うどんで丸天うどん @天神南,福岡

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こんばんは。週末日曜日の夜、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は今日は珍しく一日家に居ました。今は妻とFac*timeでつないでこれを打っていますが、娘は明日の社会のテストから逃避していてpianoをひいています。いやぁ、逃避してもスコアに繋がらんぞぉ。

さて今日のentryは先日の福岡旅で頂いたうどんです。私、福岡に出かけると大体1食はうどんが入ります。ラーメンもいやじゃないんですけど、やっぱりこの博多のやわらかいうどんも好きなんですよね。最近では福岡でもコシのあるもっちり系のうどんも増えてきているようなのですが、私が好んで選んでいるのはやわい方です。

今回頂きました天神南の弥太郎うどんさんもやわい系です。ここのお店は24時間営業で場所柄か飲んだ後の〆にという客やこれから飲みに行く前に腹ごしらえという方、このお店で一杯って客がいらっしゃいますね。私が入った時は近くに座っていた常連客の方はおでんをつまみながらビールを飲んでらっしゃいましたし、奥の方では若い男性2人がこれからどの店に行くか?って話をしていました。さて私はそんな夜の街に繰り出す予定はないので普通に食べたいものを食べるだけ。

今回頂いたのは丸天うどん。ごぼう天うどんと悩んだんだけど(博多に来たら丸天かごぼ天これは双璧ですよ)、今回は丸天に。丸い「てんぷら」がはいるので丸天。丸いどんぶりの形に合わせて丸くしたんだといった説があるんですが、まぁ丸くするのは別に揚げる時に丸い方が形作りやすそうですけどね。魚の練物を揚げたものをてんぷらと呼ぶのは関西も同じなんですけど、博多も「てんぷら」呼びですね。呼び方mapなんかで見るとてんぷら呼びは西日本や北海道、青森でもてんぷら呼びとなっているんですけど、、、。北海道はせめて14支庁ぐらいに分けての分類しないと広すぎるでしょう。

丸天も美味しかったし、うどんもおだしも優しい味で食べやすかったですね。すこし胃が疲れていたのでよかったです。

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福岡#16 津屋崎・恋の浦、一人巡検 @福津市,福岡

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こんばんは、、、じゃなくておはようございます、、、になってしまった。今日は終日officeでの仕事でしたので、PCとのにらめっこで目が疲れました。日ごろから画面を見ることは多いような気もしますが、今日は長かったな、、、。目が疲れた時はベリーを、、、。

さて何故に福岡に行ったのか?ですけど、最大の目的は「珪化木」が見られる地層(津屋崎層)を見に行くことでした。福津市の津屋崎・恋の浦の海岸です。昨年にもこの近くまで行ったのですが、その時は古墳巡りをしていましたので、地層の方にまで時間を割けませんでした。ここ北側には波食棚(海蝕棚)がありまして、海食崖の下部にある平らな部分横から、海食崖の地層下部で木の化石、珪化木を見ることができるんですよね。

ちょうどお邪魔した時間帯は潮がまだそれほど引いていなかったため、靴を一旦脱いで一人で岩場を歩いていると、不審者(そのまま海に入ってこっそり密漁でもすると思われたのかな、、、)と思われたのか、地元の方でしょうか、海からの行動を暫く眺めていらっしゃいましたね。いや、一人で巡検してるだけだから(笑)。一人巡検です。

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津屋崎層は古代三紀層(約2400万年前)のものです。ここの層は非海成層で礫岩、砂岩、黒色シルトの相互層からなっていて氾濫原の堆積とみられ、凝灰岩層や炭質シルト質古土壌に倒木もしくは火砕流によってなぎ倒された樹木のものと考えられる珪化木が見られるんですよね。珪化木というのは埋まった樹木が珪酸塩などの鉱物に置き換わったものです。

さらにこの層の上部に位置する山鹿層では海生の貝類の化石などが見られます。なのでこの周辺で小石がゴロゴロしている海岸を歩いているといろんな石が見られるのもありますが、貝類の化石や、木の葉の化石なんかも見られるんですよね。

小学生のころに化石に興味を持ち始めましたが、実際に化石発掘に参加し始めたのは、高校生の頃だなぁ。いやぁ懐かしい。皆様はあまり興味ないですかね?ははは。

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福岡#15 宗像ちゃんぽん with アサリと筍の炊き込みご飯 @宗像,福岡

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おはようございます。今日は夕方歯医者さんに行きます。定期的に診てもらう必要がありますねえ、歯は。健康への一番の入口ですしね。

さて、今朝のentryは、麦つながり(黒棒→麦秋→ちゃんぽん。)で宗像ちゃんぽんです。人気店でしてお昼前に見たら多くの人が並んでらっしゃったので、時間を置いた方がいいかなと思って他を散策した後で、少し昼時間をずらして入りました。なにせ並ぶのが好きではないので、、、。でお昼を少しずらして入ってオーダーしたのが宗像ちゃんぽんと本日の炊き込みご飯。この宗像ちゃんぽんが美味しかったですね。このお店特製として置かれているアゴだし酢は、平戸産の焼きアゴ(トビウオ)を米酢などで作られたもので、最初はそのままのちゃんぽんを楽しんで、その後で味変に回しかけたら、これまたうまい!これはいいぞ!!となりました。

あとあ旬のアサリと筍の炊き込みご飯がこれまたちゃんぽんの味に負けないように濃いめの味付けにしてありまして、これはいいぞ、いいぞ!!いいぞ!!!と納得。人気店なわけです。私が入ったあともお客さんが入ってきていて結局ほぼ満席。ピーク越えてるにしてもすごいなぁ。

で麦繋がりは?と言われますと、ちゃんぽんの麺です。こちらの麺ですけど「ラー麦」を使っているです。ラー麦というのはラーメンのために開発された小麦なんです。品種名としてはちくしW2号です。このラー麦で作られた麺は、コシが強い、歯切れがいい、色がいいというのが特長で、ラーメンや焼きそばちゃんぽんなどの中華麺にピッタリ。なので「ラー麦」。福岡県内で限定生産され平成20年秋から一般栽培が開始されました。さすが、ラーメン県。麦どころ福岡でももともと作っている小麦は主にうどん用で、ラーメン用の小麦は殆どが外国産に頼っていたから地場もんを作ろうぜ!ってことなんでしょうね。

なんだか心強い、最近リニューアルした*HKの「*ロジェクトX」にでもできそうなネタですね。朝から元気出して、今日も一日がんばろっと。

↓福岡entry、、、続くかな?↓
福岡#14 夜中に、、、ミニ黒棒 @単身宅
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2993.html

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福岡#14 夜中に、、、ミニ黒棒 @単身宅

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おはようございます。単身赴任者の私は、夕食を外で食べることも多いので、その時は食べ過ぎないでおこうとか、飲み過ぎないようにしないとねとか頭をかすめるのですが、単身赴任宅に一人帰るとそこからは一挙に自堕落へ。ダメですねえ。ついついストックにあるおやつなんかを食べてしまう。それも夜中に。で、一昨日も写真のミニ黒棒を食べてしまいました。食べてしまいました、と書きましたが黒棒が悪いんじゃなくて、意志の弱い私の問題です。

黒棒ってお好きですか?私は好物ですね。昭和の後半には全国区のお菓子になっていると思うのですが、元々黒棒というお菓子は福岡周辺のお菓子です。福岡のある筑後平野では米・麦の二毛作が盛んで、ここで産する小麦と自家用に栽培されたサトウキビもあり黒糖も手に入るということで、明治後期には黒棒がおやつとして存在したとか。写真のモノではないですが黒棒を作ってらっしゃる龍為製菓さんのwebにそんなことが書かれていました。南蛮菓子(ビスコッティ)から来たものだ説もあったりするようですね。

写真のモノも九州産小麦使用って書いてるね。こちらも福岡県にあるメーカーが製造されていらっしゃいますね。福岡といえば小麦!そう思ってもいいんじゃないですかね。

今日も一日がんばろっと。

↓そういえばこちらにお邪魔したのは1年前でしたね↓
福岡#13 竹原古墳の壁画は蕨じゃなくて波か?
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2737.html

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沖縄#91 ふーちきなー @みかど,松山,那覇

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こんにちは。先週の無理がたたって、少し体調がすぐれない日曜のお昼ですが、今日は夕方、大阪に家族がやってきて同僚T君の海外赴任前の食事会をするのでまた出かけます。

今日のentryは沖縄飯です。先週末の弾丸・沖縄旅で県庁前駅近くに投宿しましたので、その近くの食堂ということで、58号線沿いにある有名店・みかどさんで、ふーちきなーを頂きました。先日のentryで書いた、不屈館訪問の後、松山公園の脇を抜けて、お店に到着。お店は私が入って満席。よかったぁ。

ふーちきなーは、車麩とちきなー(からし菜)を塩漬けにしたものと、ポーク、ツナと一緒に炒めたものです。沖縄の車麩、美味しいですよー。ふーちゃんぷるーなんかも好物です。みかどさんのふーちきなー、美味しいんですよねー。周りの家族連れや勤め人の方も食していましたね。

車麩というと新潟や石川の密度の高いしっかりした車麩と沖縄の軽めの車麩とまた趣も違いますね。関西育ちだった私は、車麩を食べたのは随分と後になってからです。特に東京に住むようになり新潟に通うようになってからは、車麩は保存食材として家に常備しています。首都圏は関越道のアクセスがあるからか、車麩が浸透しているのではないでしょうかね。

この後ね、おきみゅー方面に抜けて、先日のセンベロに向かう前だったので、この時はオ*オンビールは飲まなかったです(絶対合うんですよ、ふーちきなー。)

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沖縄#90 ゆいレールが3両化したからねー。

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こんにちは。今日はね、会社のofficeの模様替えがあって、代打でofficeに出ています(年度末の多忙を極めている中、休日に代打を引き受けた、、、)。ということで、お昼のこのentryは予約投稿です。

さて沖縄ネタは続きます。2023年8月10日に、沖縄都市モノレール(ゆいレール)は開業20周年を迎えて、3両編成の運行を始めたんですよね。まぁこの3両編成に乗りに行こうかと、、、。家族と沖縄旅に行く時などは、レンタカーが移動の中心となるので、ゆいレールに乗ることは少ないのですが、今回の弾丸は実質1日ですから那覇周辺だけに限定して、一日乗車券を楽しみました。まぁセンベロが昼間からできるのも、車に乗らないからできることでしてね。

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元々は、那覇空港~首里間12.9kmを結ぶモノレール路線でしたけど、2019年10月1日に、首里からてだこ浦西までの延伸区間が開業したので、一日乗車券のお得感upです。今後4方面5ルートの延伸構想があるそうですけど、、、。まぁ今回は浦添前田駅で降りて、浦添ようどれまで行ってきました。結構な坂道なので、ゆいレールと徒歩の組み合わせで、浦添ようどれまで行くのは、夏になる前でないと無理ですね(汗)。

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沖縄#89 もずく天を頂きました @センベロの店

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おはようございます(こんばんはを越えてしまいました、、、)。長ーい会食で先ほどまで飲んでいました(ただいまAM1時前、、、)。いやぁ、ほんと年度末で会食も多いですわ、、、。

さて今回のentryは「もずく天」です。もずくの旬が3月~6月ということで今回の旅ではもずく2回頂きました。写真は昨日のお昼のentryで書いたセンベロのお店で追加で注文したものです。塩で頂きながら、泡盛が進む進む進む、、、。沖縄の天ぷらは衣が分厚いフリッター的なものと内地の薄い衣の天ぷらと両方が共存しています。私、両方すきですけど、今回のは薄い衣でした。

ところで、以前も書いたのですが、我々がよく食している「もずく」にはモズク(イトモズク、ホソモズク)とオキナワモズク(フトモズク)の2種類ありまして、やはり両方とも春から初夏にかけてが旬となります。

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沖縄#88 やっぱりセンベロに行った、、、@栄町市場,那覇

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こんにちは。今日のお昼は何にしましょうかねえ(勤め人なのでこんな時間に投稿してるわけもなく、予約投稿です。)。

さて今回のentryは沖縄旅の醍醐味である「お酒」です。今回は安くてうまいが話題の栄町市場のセンベロです。センベロ、その名の通り千円でベロベロに酔えるですけど、さすがにベロベロにはならんでしょ、と思います。が、これには個人差があるでしょうね。今回お邪魔したお店は、安里の栄町市場に蓮華さん。いやぁ、おつまみ3品&ドリンク3杯で1,100円。これは安いわぁ。かなりお得です。

ビールが好物なので1杯目,2杯目とビールを頂きましたけど、やはりこれ以上飲みすぎるのは痛風持ちには自制が必要です。ということで3杯目は泡盛。宮古島の多良川を頂きましたよ。ロックグラスで出てくると思ったら、トップの写真のようにね、なんとビールジョッキで出てくる。量たっぷり!お得感が半端ないですね。もちろんこれで終わらず、追加でまた飲んでしまいましたけどね。

私、泡盛が大好きなんですよね。泡盛の原料にはタイ米が使われています。香味成分が多く含まれますタイ米を使わないとあの風味にならないそうですよ。

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おつまみ3品も美味しかったですよー。いやぁ、安い!


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沖縄#87 デイゴの花 2024 in 那覇・県庁前駅近く

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おはようございます。週の途中でお休みがあるのは、やはり楽ですねえ。日本は比較的National Holidayが多い国だと思うんですよね。日本は16日で19位。世界1位はNepalの29日~30日(変動するみたい)。2位はMyanmarで27日。3位はSri Lanka25日、Iranの24日~25日。印象的にはIndiaが多いように感じるけどインドは17日(香港やMongolと同じ)。先進国ではUSAやFrance,Germanyは11日と少ないんですよね。

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さて今日のentryは、デイゴの花です。実は、デイゴの花に会いたくてね、沖縄まで行っちゃったんですよ。デイゴの花は例年早いと3月中旬から5月頃に咲くんですよね。今年は暖冬だったので、ちょっと早めがいいかなと思い、3月17日に行ったんですよね。しかーし。私の予測はハズレ、、、あまり咲いていない。いや咲いている樹もあるよ、といった感じでした。県庁前近くでも咲き始めた樹を見かけましたし、松山公園や牧志公園でも咲き始めていましたよ。おきみゅーのあたりは全然咲いていませんでしたね。

デイゴの花は沖縄県花です。琉球列島米国民政府時代の1965年に県民投票で大半の支持を得て(88%の支持率)、森林審議会を経て決定され1966年末に正式に県花となりました。デイゴはマメ科の落葉高木で、インドから太平洋に広く分布していますが、沖縄がその北限となっています。

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この時期に咲くからでしょう、琉球大学の合格電報は「デイゴサク」だとか。沖縄の桜は合格発表の頃には遅いか。ちなみに標準木は与儀公園にあります。

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沖縄#86 不屈館を訪れました in 那覇市若狭

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こんばんは。今日は結局天気があまり良くならなかったので、、、ほとんど部屋で読書をしたりうたた寝したりしておりました。

弾丸旅で沖縄に行ってきたこと、亀かめそばに行った事を書きました。ここで書いた別の目的地というのが、この不屈館です。那覇市若狭にある私設の資料館です。「瀬長亀次郎と民衆資料」と書かれている通り、ここは瀬永亀次郎氏と沖縄の民衆の闘いについての資料を伝える資料館です。瀬永亀次郎(1907-2001)は、戦後1952年から琉球政府立法院議員 、1957年1月~1957年11月、那覇市長、1968年~1970年10月まで改めて琉球政府立法院議員、1970年11月16日~1990年1月24日、衆議院議員を務めた政治家です。沖縄人民党、日本共産党に所属した政治家でした。私は政治的な立場は異なりますが、この政治家が沖縄を愛し、本当に人々のために尽くそうとしたその姿勢を尊敬していて、以前から訪れようと思っていた小さな資料館です。

この不屈館の前にある公園は元沖縄刑務所の跡地であり、琉球列島米国民政府による圧力の下、1954年に人民党事件が発生し瀬長亀次郎氏はここに収監されていました。

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沖縄#85 沖縄そばを頂きました @亀かめそば,那覇市若狭

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おはようございます。火曜日の朝、皆様お元気でしょうか。例年のごとく年度末に向けて、忙しさマシマシの状況でなかなかblogに行きつけない日々を過ごしております。それにも関わらず、いやそれだからこそか、週末に弾丸で「沖縄・那覇へおっさん一人旅」に行ってきました。ほんと実質1日。那覇の空気をね、吸いに行ってきただけの話です。ストレス解消のためですね。

ということで、今朝の写真は今回投宿した県庁前の近くから歩いて行ける那覇市若狭にある亀かめそばさんの沖縄そばです。3月に入ってから沖縄そばのentryを2つ書いていたのは、実は今回の逃避行?の前振りでした。数多ある沖縄そば屋さんですが、こちらもかなり人気店だと思います。表通りから一本奥の住宅街の中にあって、沢山のお客さんがいらっしゃっていました。私は別の目的地ににも近いというのもあって、今回は亀かめそばさん!です。


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こちらの沖縄そばは、フーチバー(よもぎ)がセルフ(入れ放題)でして、お好きにどうぞ、のスタイル。別のせスタイルにするのには意味がありまして、最初にフーチバーの香りを楽しみ、麺を頂いて、後半に出汁に苦味のアクセントをくれるという楽しみ方ですね。あまり沢山いれると苦味が強くなるし、香味が強すぎてせっかくのお出汁が台無しになりそうで私は適量で、、、。フーチバーの香り、癖になりますよ。沖縄のフーチバーはニシヨモギというヨモギの仲間です。苦味は比較的穏やかで香りがいいんですよね。しかし行っても香りを楽しむ草。好みが分かれます。沖縄でもフーチバー入れる派、入れない派があるようですね。私は適量入れる派です。

フーチバーって言葉は、沖縄に限定されているものではなく、奄美にふち餅(よもぎ餅)があるし長崎・大村にもふつ餅(よもぎ餅)もあるので、やや広がりのある言葉なんだろうなとい思います。

ともかく沖縄・那覇に弾丸で行って食べた沖縄そば、美味しかったです。ご馳走様でした。

↓前回の沖縄entry↓
沖縄#84 木灰そば @きしもと食堂・本部町
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2941.html

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沖縄#84 木灰そば @きしもと食堂・本部町

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こんばんは。今日は久しぶりに大阪の実家の面々と食事をします(予定投稿)。明日、父の十三回忌の法事で、もうそんなになるかという気持ちとほんの時々、夢に登場しては、あぁ父ならそう考えるよね、ということを思うことがあるので、寂しくはありませんが、一緒に吞んでみたいなぁとも思ったり、、、まぁ父親というのはそういう存在なんでしょうな。

さてお昼のentryでね、沖縄そばのentryを書いたので、今夕は、昨夏に行った時に頂いた木灰そばの事です。昨年2023年8月19日にね、美ら海水族館に行った時に立ち寄った「きしもと食堂」さんで頂いたものです。美ら海水族館が目的地というよりは、本当はこの「きしもと食堂」さんが目的地でしたね。

1905年(明治38年)創業の老舗さんで、まぁ「好きな沖縄そば」投票をやったらいつも名前が挙がってくる、レジェンドと言ってもいいお店です。本部町営市場のすぐ近くで、まぁ行列できてるんですぐにわかります。我が家も並びましたよ。まぁ待ちますよ(子供たちは携帯でゲームやってるし)。

ここのお店のそばは、木灰を使っていて、麺にコシがあって歯ごたえもいいんですよ。木灰独特の風味がわずかに残っているのが私の好み!息子には普通のかんすいを使った麺がお好みでしょうけど、私はこちらの方も好きです。調べてみるとこちらのお店の木灰は、地元のイタジイ(スダジイ)やイジュ(ヒメツバキ)の薪をつかった後の木灰を使って作るんだとか。

メニューは、そば(大)、そば(小)、じゅーしーです。この上にのっている三枚肉も旨いんだよなぁ。ほんと。鰹のお出汁も旨い。夏場でも熱々のそばを汗をかきながら食べる!これは健康の秘訣かもしれん。まぁ、暑い中、並んで食べたそばは格別ですな。その後、熱いもん食べたら、今度は冷たいもんってことで、お店の近所の「新垣ぜんざい屋」にまた並ぶという猛者もいらっしゃるというのですから、、、すごいな。ご馳走様でした。

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お店は、まあ行列してますわ。

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沖縄#83 〆のソーキそば 西中島,淀川区

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こんにちは。2月25日のentryからしばらくお休みをしていました。25日週は久しぶりにThai出張、そしてThaiから深夜便で帰ってきたその日に姫路、週末は来客、月火は会食ありで、水曜日が富山、木曜日は東京、金曜日は横浜と大阪、、、とこの2週間移動量が異常でblogにはたどり着けずでございました。いやぁ、年度末はやっぱり恐ろしい。その上、4月から担当する事業が半分ほど変更になるため忙しさのてんこ盛りとなっております。大丈夫!生きてます。このまま仕事の忙しさに飲み込まれるとたまらないので、薄いblog entryを書いたりしますけど、、、お許しください。生存確認です。


今日のentryは先日、今度の4月から新たに同僚となるSさん他と西中島で頂いた沖縄料理屋さんで食事をした時に頂いた〆のソーキそばです。沖縄が大好きな私としては定期的に沖縄を感じることできるメニュー選択をします。この時に沖縄料理屋さんに行ったのもやっぱり沖縄ものをそろそろ、と思った次第でした。あっさり出汁のソーキそばは〆のメニューにいいと思うんですよね。

以前書いたと思いますが、沖縄の「そば」について、1972年の復帰後、そば粉を使っていないのに「そば」と呼ぶのはおかしい、という公取委員会からの指摘があったりして、そばの名称が使えなくなるかも、という状況に陥ったものの、地道な努力で1978年に「沖縄そば」の名称使用が認められました。(まぁ、沖縄の人からすれば、まえから「すば」とか「そば」って呼んでいたんだから、、、なんで誰彼に認められんといけん?って思うでしょうけどね、私が沖縄の人間ならそう思います。)

そんな沖縄そば、現在流通しているものの多くは、小麦粉と塩、かん水で作られていますが、昔は、かん水の代わりに木灰が使われていました。木灰はガジュマルやデイゴなどから作るそうです。木灰を水に入れて、その上澄みを灰汁として、かん水の代わりに使われていました。今でも、昔ながらの作り方を守って作ってらっしゃるところもありますよ。やっぱり味が違うんだよね。

まぁ、今回のはフツーのかんすいで作ったやつですけど、美味しく頂きました。ご馳走様でした。

↓前回の沖縄entry↓
沖縄#82 JEFでゴーヤーバーガー @壺屋,沖縄
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2825.html

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宮崎#24 貝釧 @西都原考古博物館

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こんにちは。西都原古墳群にある西都原考古博物館がいいよ!って話を書きましたけど、ここの展示の一番始めに、「なぜ、獲物を獲得するために生活の道具だった鏃を、人は人に引き絞るようになったのだろうか?」という問いが掲げれています。ここの博物館の首尾一貫して、この「なぜ」という問いが貫かれていて、単に遺物を展示しているだけの博物館とは異なっています。そこが見どころで、ぜひ宮崎を訪れる機会があるならば、ここはお勧めです!という場所です。一つ一つの言葉に力があるんだよなぁ。

見学を終えて気になったので博物館の人に聞きました。展示に書かれている言葉はどなたが書かれたのですか?と。そうしたら北郷泰道(ほんごうひろみち)さんという宮崎県埋蔵文化財センター所長だった方だそうです。後で調べたのですが、残念ながら2021年に鬼籍に入られていらっしゃいます。

写真は、宮崎県下で発見されている古墳時代中期~後期にかけての遺物で貝釧(かいくしろ)です。釧というのは腕輪のことです。写真の釧はイモガイでできています。イモガイやゴホウラなど貝釧に使われた貝は、琉球・奄美諸島、種子島・屋久島などを経由して九州へともたらされています。南海産の貝は北上し北海道伊達市の有珠モシリ遺跡でも見つかるというのですから、当時の人たちの交易が現在の日本列島全体に及んでいたことが分かりますし、南海産の貝への執着がよく伝わってきます。

人は交易の中で、物と物の「直接交換」から貨幣を発明あるいは発見し「抽象的な価値の交換」へと変化させました。そこに貝が介在したことが想起されます。例えば呪術的な意味合いや価値を共通認識とすることができたからこそ、人は貝を貨へと変化させることができたのでしょう。

あ、「交易」繋がりのentryということを書いてなかったな。アハハ。

↓前回の宮崎entry↓
宮崎#23 黒米ランチA @西都原考古博物館
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2837.html

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宮崎#23 黒米ランチA @西都原考古博物館

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おはようございます。今週1回目の東京出張から昨日戻り、でも今日にはまた出張に行くというなんとも、、、な日程の今週です。東京と大阪の気温差がつらい昨日でした。

さて、今朝は宮崎旅の続き。西都原古墳群に行った際に立ち寄りました西都原考古博物館、の中身の話ではなく、見学後に同館3Fにあるカフェで頂いたランチ。黒米ランチAです。黒米と団子汁のセットです。お値段もリーズナブルで、量もたっぷりです。

黒米というと古代から食べられている古代米みたいなことを触れ込みで書いていたりすることもありますが、まぁ、それを言ったら他の雑穀も同じなんだけどなあ。黒米というのは、anthocyanin類が含まれることによって果皮や種皮の色が紫黒色に見える米です。いろいろと品種改良もされていておりまして、私たちが頂いているのは、その結果としての現代米、、、かな。

黒米は普通に美味しく頂きましたけど、(それよりも)団子汁が美味しいんですよ。博物館の見学にたっぷりと時間をつかった後でお腹が空いていたのもプラスされているとは思うんですが、団子汁、おかわり!って言いたくなるような美味しさでした。ご馳走様でした。

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博物館3Fにあるカフェで、眺めが抜群にいいです。人が少ないってのもいいね!ポコポコ盛り上がってるのは全部円墳ですよ。

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宮崎#22 鬼の窟(206号墳)@西都原古墳群

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こんにちは。宮崎旅シリーズ、宮崎市から北上して訪れたかった場所No1はここ。西都原古墳群です。今は高校生の歴史の教科書などにも載っているんじゃないでしょうかね。

西都原の古墳群はものすごい数あるんですよ。総数319基です。前方後円墳が31、円墳が286、方墳2。東西2.6㎞、南北4.2㎞のエリアにこれだけあるって思うと結構すごくないですか?念願の西都原古墳群です。陵墓参考地となっている男狭穂塚(おさほづか:全国最大の帆立貝型古墳)と女狭穂塚(めさほづか:九州最大の前方後円墳)2つは宮内庁が管理しているのでかなりうっそうとした森地になっていますが、それ以外は草っぱらにあるような雰囲気なので、見学がしやすいです。

写真は6世紀後半のものと言われる206号墳で、中の石室が見学できるようになっています。

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石室の様子はこんな感じで見やすい。木の根っこが張って崩れそうになったので修復がされているようですが、もとの形に戻されており見ごたえ抜群です。宮崎県に行くならお勧めスポットですね。そう、この後また書こうと思いますが、西都原考古博物館が秀逸なんですよ。私の「推し館」です。

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宮崎#21 これなーんだ?@児湯郡新富町

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こんにちは。宮崎entryの続きです。朝うどんを頂いてから、レンタカーで北上し、新富町の方までやってきました。go*gle mapで目的地を入れて走っているととんでもない農道に誘われてしまうことがよくありますが、今回も結構農道を走りました。まぁそんな農地の中にあるものが写真のものです。さて何でしょう?



Answer:「掩体壕」跡です。掩体壕(えんたいごう)というのは軍用機を敵の空襲から守るための施設です。中は格納できるよう空洞となっていて、旧日本軍の航空部隊があった場所には遺構として結構残っています。今回訪れた場所は、戦前の陸軍飛行場があった場所です。新田原には挺身部隊(落下傘部隊)等が所在していました。終戦後、農林水産省に所管が変わり、一時農地として利用されていました。昭和29年(1954年)に航空自衛隊が発足し、空自新田原基地が昭和32年(1957年)12月に開設されています。その際に、旧陸軍の敷地だった一部が農地のまま残り掩体壕が民間地に残ったということなんですよね。

農地の脇にあることと、すぐ目の前にフェンスがありその先に新田原基地がありますので、あまり長時間滞在はできません。不審者と思われても嫌ですからね。

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宮崎#20 朝はうどんでー @宮崎市

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おはようございます。昨日は観月されましたか?そういえば昨日は、新海誠監督がXで「すずめの戸締まり」のクライマックスは昨日2023年9月29日だという設定を投稿されていました。そうだったのですね。今日の大阪は晴。今週末は大阪で過ごします。今日で9月も終わり。営業日ベースで昨日で上期が終了いたしました。いろいろあった上期でした。

さて、今朝のentryは宮崎に戻りましょう。宮崎の朝は、うどんから始めましょう。レンタカーの前に立ち寄れるうどん屋さんということで、今回は「きっちょううどん」さんで「朝うどんセット」です。うどんプラスTKG。朝の糖質チャージを旨としたしっかり朝食です。うどんはたぬき(天かす入り)にして、この店の自慢、刻み青唐辛子を軽く2振りして頂きました。この青唐辛子の冴えた辛さで目が覚めます。前日のもも焼き他でのちょっと胃が疲れていたので、あまり沢山は青唐辛子は入れられません。いりこがきいていて、美味しいんだよね、お出汁が。websiteを見ると伊予産のいりこだそう。美味しい朝ごはんでした。ご馳走様でした。

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宮崎#19 しあげは織田薪 @宮崎市

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おはようございます。昨日は富山出張から帰ってきてへとへとでしたので、blogまで手が回らずでした。なのにあまり寝つきが良くなくてねえ。

さて、今朝のentryは、もも焼きを食べて飲んで、ひとしきり宮崎駅周辺を散策してから仕上げに頂いた釜揚げうどん。やっぱり仕上げは織田薪さんですよね。(いや、私は戸隠派だ!という方もいらっしゃると思いますが)。店はニシタチ沿いで、もう酔客や呼び込みのスタッフさんなんかでにぎわっている繁華街通りのビルの1F。ですが入口が奥の方にあるので、まぁgoogle m*pか何かで探さないとわからないような場所にあります。夜も10時を過ぎているというのに、お客で一杯。混んでます。店に入るなり、「釜揚げでよろしいですか?」と聞かれるスタイルです。YES!席に座ると数分で出てきます。

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宮崎のうどんは柔らかいものが多いように思いますが昨今はいかがでしょうか?この織田薪さんの釜揚げも柔らかめです。消化によさそうな柔らかさ。釜揚げのその細麺自体はあまり特徴はないのですけど、なんといってもつけ汁が旨い。いりこの香りがしっかりとしているそ、独特の天かすもいいね。柚子の香りもして出てきてものの数分でご馳走様。こちらのお店はお稲荷さんも有名なんですけど、遅い時間に行くとないんですよね。まぁこの日はちょっと食べすぎでしたので、釜揚げだけで十分でした。ごっそさん。

一昨日体重計に乗ったら衝撃が走りました、、、うーむ、ちょっとインプットを抑えないと、、、。

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宮崎#18 もも焼きを食べなきゃね @宮崎市

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こんばんは。今日は朝移動で宮崎から東京に移動しました。宮崎空港には随分と早い時間に着いたのですが、A社もJ社も共用のラウンジでビールを飲みながら読書してから帰ってきました。

さて金曜の夜は、宮崎について荷物を置いて向かったのは、丸万本店。ホテルからニシタチ方面に歩く途中で見かけたお店のハンバーグも気になったけど、いやぁ宮崎と言ったらもも焼きでしょう。迷わずに向かいました。偶然並んでいる人はいなくて、私が待ち順1番目。よかったぁ!そんなに待たなくては入れるぞ。10分ほど待っている間に、6組ほど並んでいました。やっぱり人気店です。

備長炭で焼く鶏の脂のにおいがたまらない。焼いて脂がおち炭にあたり火も上がる。それでまた香ばしい香りが立つ。ビールを飲みつつ待っていても時間が長く感じられます。その間、隣の若者二人の宮崎弁での会話をつまみに呑んでおりました。

ここのお店の焼き具合がたまらんですよ。シンプルな味付けであるがゆえに、鶏そのものの旨さが嘘をつかないです。噛めば噛むほど旨味で口が満たされて幸せです。

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たたきも頂きました。いやぁ火の入り具合もいいですねえ。ご馳走様でした。

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宮崎#17 都萬神社 @西都市

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おはようございます。この金曜土曜で、宮崎に来ております。まぁこれは私用です。金曜日の夜に着きまして、昨日は宮崎をうろうろ致しました。その中の一つですが、西都市の都萬神社を訪れました。「つま」神社です。昨日は刺身に「つま」について触れましたけど、今日は、宮崎の都萬(つま)です。駄洒落的繋がりです。

この神社は創建年代が不詳。史書では「続日本後紀」で、仁明天皇承和4年(837)8月の条に「日向国子湯郡妻神宮社に預かる」との記載がありますので、古い神社であることは間違いないですね。御祭神は木花開耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)です。この近くに木花開耶姫命と瓊々杵尊にまつわる伝承地も残っています。「神吾田鹿葦津姫(木花開耶姫命)卜定田を以て號けて狭名田との曰ふ、其の田の稲を以て天甜酒を醸みて嘗(にほなひ)す。」との日本書紀の記載をこの地を日本酒発祥の地とする看板に記されていました。近くに酒元という地名もあるそうな。まぁ日本酒発祥の地に名乗りを上げている場所は他にもありますね。まぁなかなか特定が難しそうですけど。

都萬(つま)の地名を「魏志倭人伝」の「投馬国」に比定する説なんかは、魅力的です。静謐で気持ちのよい空間ですね。

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境内に大きな楠があり、この楠の一部であった木洞を用いて願掛けの潜り抜けがあった。これを通り抜けると願いが叶うとか。ところで境内の寄進者名に「児玉*士夫」の名が彫られた石柱があったが、あの方ですかね?どんなご縁があったんでしょうかね。

↓前回の宮崎entry↓
宮崎#16 ゴーヤーツナマカロニサラダ @自宅
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2789.html

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沖縄#82 JEFでゴーヤーバーガー @壺屋,沖縄

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おはようございます。今日は金曜日。今日一日がんばって、気持ちよく週末を過ごしたいです。

今朝のentryは、沖縄に数件あるhamburger店JEFさんで頂いたゴーヤーバーガー。JEFさんの看板メニューの一つです。ゴーヤーを薄切りにして卵でとじパティで挟んでいます。1993年5月に発売されて以来、ゴーヤーが苦手な人でも美味しく頂けるということ?で看板メニューです。

今回の旅でも「市場の古本屋ウララ」にお邪魔したので、この周辺のお店によく入るんですよね。
   ↓
沖縄#69 「本屋になりたい」宇田智子 著 を読んだ
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2751.html

うん、私はゴーヤー好きなので、苦味と卵、そしてマヨネーズという組み合わせは美味しい!って思うんですよね。今回も美味しく頂きました。ご馳走様でした。ただ、英語的には、ゴーヤー"sandwich"だと思うんだけどな。沖縄独特の味を楽しみたい方、ぜひ。

JEFさんは、もともとA*Wのフランチャイズをやってらっしゃったのがスタートで1986年に独立されてJEFさんを展開されています。そういえば、この夏の沖縄旅ではA&*にはいかなかったなぁ。いつも行くのは一号店である屋宜原店なんですけど、臨時休業してたからだな。

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沖縄#81 GORDIES でhamburger @北谷・沖縄

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こんにちは。今日のお昼ご飯は皆さん何ですか?

さて今日のお昼のentryはhamburgerです。写真は8月の恒例沖縄旅の間に頂いたものです。我が家はほぼ毎年沖縄に行っているのですが、欠かさず通っているhamburger屋さんが、北谷のGORDIESです。いやぁここのhamburger、beef pattyが美味しい。つなぎなしのちゃんとした正調のpattyです。うま!bunsも自家製で、beefの肉汁をしっかり受け止めてくれて、、、旨いんだよなぁ。店に入るなり、炭火で焼いている肉の香りで視床下部の摂食中枢を刺激してきます。ウーーーたまらんです。こちらでは、半分に切ったピクルスが一緒に出てきます。これも好きなんですよね。まぁ子供たちはいらないっていうので、私が0.5x3=1.5本分のピクルスを頂くので大満足です。(朝からはピクルス繋がりです、、、強引か?)Americaにいるとしっかり1本分のピクルスが出てくることもままあるのですが、それがいいんだよねえ。

写真は、息子がオーダーしたもの。いやぁdoubleってでかいなぁ!日頃、どちらかというと食が細い息子も、ちゃんとしたhamburgerなら完食するんです。米国生まれの息子は、幼少期のAmerican foodで育ったこともあり、hamburgerは大好物です。欧米か!!(懐かしい?)って言いたくなるけど、あ、息子、米国籍も保持しているので、欧米、、、であってるわ。

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お店の外観はこんな感じ。昼も夜も混んでるよねえ。美味しいから通っちゃっています。

↓前回沖縄entry、って書かなくても最近だね↓
沖縄#80 みそ汁 @浦添市牧港・沖縄
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2816.html

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沖縄#80 みそ汁 @浦添市牧港・沖縄

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おはようございます。今週もweek dayは会食がいくつかあったので少し胃が疲れ気味です。昨日、東京で面談が入ったのでバタバタしましたけどまた週末は東京です。

さて、今朝のentryは二日酔いの時の強い味方?みそ汁です。このみそ汁、沖縄の定食屋の定番メニューです。ご存じの方も多いと思いますが、沖縄の定食屋で「みそ汁」をオーダーすればもちろんご飯がついて定食となります。そしてそのみそ汁は具沢山で量も多いというのが定番です。

写真は牧港にある定食屋「みそ汁亭 秀」のものです。みそ汁なんだけど、ポーク(ランチョンミート)が入っているのが沖縄感満載です。他にも豚肉、かまぼこ、豆腐、野菜、卵がたっぷりと入っています。具を頂くといった感じです。うーん、白みそとあいますねえ。優しい味だわぁ。

このお店は入ってからわかったのですが、HTBの「おにぎりあたためますか」(2016/4/5)に出てたんですね。場所がパチンコ屋の駐車場の端にあるし大きくないので、よくここを見つけて取材したねえ、って感心します。まぁ「おにぎり・・・」に出てくるお店、結構知っているお店が多かったりしますけど、美味しいところ選んでるんだようなぁ。調査力あるなって思いますね。

では今日も一日楽しみましょう。

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沖縄#79 大東寿司を頂きました @道の駅・許田

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こんにちは。月曜日のお昼、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は大阪に戻っています(はず。:予約投稿)。今日のお昼は、沖縄旅で頂いた大東寿司です。大東寿司は以前にも書いたことがあるのですが、沖縄の大東諸島の島寿司です。甘いみりん醤油ベースのタレのヅケになったネタを握ったものなので、独特の甘さがあります。

本当はここに行きたかったんだけど、、、お店が閉業されたのか移転されたのか、、、。
  ↓
沖縄#36 大東寿司と大東そば@元祖大東そば
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2002.html

大東寿司のルーツは伊豆諸島、八丈島の島寿司だと言われています。明治時代、1900年に八丈島から入植するまでは全島が無人島であり琉球王朝の文化が伝えられておらず、八丈島の文かがそのまま移入したものとされています。(この開拓団が今の時代であれば、とても持続性を考えない「トンデモ」な事業や運営を行っていたこと、P.W.Caraway/第3代琉球列島高等弁務官による土地所有権裁定があったことで、Carawayの受け止め方が沖縄本島と南大東島では大きく違うところも、この島の成り立ちによるところが大きいんだろうな。)

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今回頂いた大東寿司は、道の駅・許田の売店で売っていました。道の駅・許田には、美ら海水族館の割引チケットを買うために立ち寄りました。ここから見る海もきれいですよねえ。

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沖縄#78 イラブチャーを頂きました @イオンモール・ライカム

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おはようございます。昨日のお昼はなかなか尖がったフォルムをしているハナカサゴ類について書きました。毒棘があるけれども、食べると美味しいっていうので、私的に機会があれば食べてみたい魚ランキングに入っています。さて、沖縄に行ったらもっとビビッドな色の魚たちがいますよね。特にブダイ(イラブチャー)の仲間たちはすごい鮮やかな色をしていますよねえ。今回の沖縄旅行ではいつも買い物に出かけるライカムのイオンモールでもイラブチャーが刺身で売っていたので、モールのイートインコーナーで頂きました(8月16日)。買い物の後も少しうろうろするつもりでしたのでイートインコーナーはありがたいです。他のお客様でも地元の方が利用されていらっしゃいました。写真のように皮の青さが食欲を、、、あまり掻き立てませんけど、このイラブチャーの刺身、美味しいんですよ。

ブダイ(イラブチャー)の特徴は、まずその鮮やかな色。性別で青色や赤色が強く出ます。そしてその嘴のような口でしょうか。そのため英語名はparrotfishです。このブダイの類は水温によって食性が変わるという特徴があり、温度が温かい夏場はエビカニなどを食べる肉食で、温度の低い冬場は海藻を食べます。その嘴でエビカニをかみ砕きますし、また海藻をサンゴごとかじり取って食べたりするので、砕いたサンゴは砂として出されるのでサンゴを砂にしている魚とも言われます。


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写真は美ら海水族館で見かけたニシキブダイ。美味しそう、、、には見えんけど、、、。

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