◇ 参院選でも大敗は確実 = 民主党が東京都議選で惨敗した。前回の選挙では54議席を獲得して第1党となったが、今回は15議席しか取れなかった。共産党にも抜かれて第4党に没落した姿は、なんとも痛々しい。だが今回の惨敗は、負けるべくして負けたと言える。なぜなら昨年12月の総選挙で大敗したあと、負けた原因の追究と反省を全く行ってこなかったからだ。
総選挙で負けた原因はいろいろあるが、最大の要因は「景気がよくならなかったこと」だろう。民主党政権の経済政策は、所得の低い個人や企業を救済することに重点が置かれた。たとえば児童手当や農家の所得保障など。いわば経済の川下に財政資金を投入することで、景気を浮揚させようとしたわけである。
だが結果は失敗に終わった。この川下を重視する政策理念が間違っていたのか、それとも方法が悪かったのか。民主党はこの程度の分析や検証も、ほったらかしてきた。したがって有権者の目から見れば、民主党の考え方や姿勢には何の変化も映らない。要するに“死に体”のままで、都議選に突入してしまった。
同じ態勢のまま、民主党は来月の参院選を戦おうとしている。だが公表された選挙公約をみても、反省の色は全く見られない。したがって新味も進歩もない。だから参院選でも大敗するだろう。そこまで行ってから、ようやく学習するのか。それとも党は分裂・消滅に向かうのか。
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≪28日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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