◇ 円高の真犯人は日銀の低金利政策 = トランプ大統領は、完全に北朝鮮に照準を合わせたようだ。シリアへのミサイル攻撃もアフガニスタンでの大型爆弾投下も、北朝鮮に対する一種の警告だとみられている。こうして東アジアの緊迫感は一気に高まったが、その影響をいちばん受けやすいのは日本と韓国だ。特に韓国の場合は北朝鮮と地続きだから、リスクは日本より大きいはずである。
ところが4月に入ってからの市場動向をみると、韓国のウォン相場はやや下落。総合株価指数は上昇傾向にある。投資家はあまりリスクを感じていないようにも見受けられる。これに対して、日本の市場では円が急騰、株価は下落した。その根本的な原因は、いったい何なのだろう。
突き詰めて行くと、こういう理屈にたどり着く。内外の投機筋は金利の安い日本で円を調達、それを日本以外の国で投資・運用していた。ところが世界的にリスクが高まったため、投資先から資金を引き揚げ、日本円に換えて債務を返済した。その結果、円の需要が増大し、円相場の高騰を招いたという理屈である。
この理屈ですべてを説明できるとは思えないが、ほかに円高の原因はトランプ大統領の口先介入ぐらいしか見当たらない。だとすれば、リスク増⇒円高の主たる原因は、円資金が超低金利で借りられたことにある。日銀のマイナス金利政策が、すべての根源だという結論に達するわけだ。
≪18日の日経平均 = 上げ +63.33円≫
≪19日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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