◇ 安倍退陣の警戒感も見え隠れ = ダウ平均株価は先週67ドルの値上がり。だが3月の月間では149ドルの下落だった。トランプ大統領の景気対策に対する期待が急速にしぼみ、金融株やインフラ関連株が売られている。その半面で順調なアメリカ経済を再認識する動きが出始め、IT株や景気に敏感な銘柄の選別買いが進んだ。このため、ダウ平均は2万0600ドル台で踏みとどまっている。
日経平均は先週353円の値下がり。3月中では210円の下落となった。年度末の利益確定売りも出たが、外国人投資家の売りもきつい。昨年11月のアメリカ大統領選挙から年末までに、外国人投資家は3兆9000億円を買い越した。それがことしは2兆円を売り越している。特に3月第4週は9500億円の売り越しだった。
こうした状況について、ロイター通信は「外国人にとって、森友問題はきわめて判りにくい。なかには安倍首相の退陣を心配する投資家もいる」と報道した。今週から新年度入り。月末には3月期決算の発表も始まる。東京市場も気分を一新して、2ケタ増益を再評価する方向に進むかどうか。
今週は3日に、3月の日銀短観と新車販売。6日に、3月の消費動向調査。7日に、2月の毎月勤労統計と景気動向指数。アメリカでは3日に、3月の新車販売とISM製造業景況指数。4日に、2月の貿易統計。5日に、3月のISM非製造業景況指数。7日に、3月の雇用統計が発表される。
≪3日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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日経平均は先週353円の値下がり。3月中では210円の下落となった。年度末の利益確定売りも出たが、外国人投資家の売りもきつい。昨年11月のアメリカ大統領選挙から年末までに、外国人投資家は3兆9000億円を買い越した。それがことしは2兆円を売り越している。特に3月第4週は9500億円の売り越しだった。
こうした状況について、ロイター通信は「外国人にとって、森友問題はきわめて判りにくい。なかには安倍首相の退陣を心配する投資家もいる」と報道した。今週から新年度入り。月末には3月期決算の発表も始まる。東京市場も気分を一新して、2ケタ増益を再評価する方向に進むかどうか。
今週は3日に、3月の日銀短観と新車販売。6日に、3月の消費動向調査。7日に、2月の毎月勤労統計と景気動向指数。アメリカでは3日に、3月の新車販売とISM製造業景況指数。4日に、2月の貿易統計。5日に、3月のISM非製造業景況指数。7日に、3月の雇用統計が発表される。
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