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はてなキーワード: ひぐちアサとは

2024-10-17

月刊アフタヌーン史上、最重要漫画10

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20選  https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選 https://anond.hatelabo.jp/20241014232424

週刊ヤングマガジン史上、最重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241016182953

なんか流れにのって「誰かアフタヌーンやらないのかな?」とか言ってたら、「自分でやっては…?」と言われたので、

そこまで詳しい自信もないが、知らんわけでもないぐらいのところなので、とりあえず書いた

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ああっ女神さまっ藤島康介

アフタヌーン初期の重要作品は、明らかにこれ。Wikipediaにも「看板作家であった藤島康介以外はほとんど無名新人作家作品掲載」と書かれているように、初期のアフタヌーンはこの作品で支えていたという状況だったと理解している。

ブコメで「初期の核はモーニング作家や、園田健一とかあさりよしとおとか方面作家」とのコメントいただいた。あと、トニーたけざきも。

寄生獣岩明均

これは満場一致になると信じている。作品としてのクオリティはもちろん、知名度評価の高さ含めて、総合的に日本漫画史上の傑作の一つでしょう。『ヒストリエ』も入れたいところだが。一人一作ということで。

無限の住人沙村広明

オタクマーケットにおける、90年代後半のアフタヌーンイメージは『ああっ女神さまっ』『無限の住人』の2つが強かったという記憶がある。次作、『波よ聞いてくれ』もむろん快作で、個人的には『波よ聞いてくれ』のほうが好きだがアフタヌーンという雑誌にとっての重要度という話だと、まあ、順当に『無限の住人』かな、と。

げんしけん木尾士目

げんしけん』がベスト10に入るかどうかは評価基準次第というところがあると思う。ヒット作以外のところで、「アフタヌーン雑誌ブランドのコアとは何かと考えると、サブカル系マンガ表現開拓者ですよね、ということだと思う(四季賞含めて)。そのブランドが熱心な雑誌購読者を育んできた雑誌であることは明らかで、その基準で考えると、本作は順当に重要作品かと思っている。

おおきく振りかぶってひぐちアサ

ひぐちアサは、『おお振り』の前はもっと人間関係がたいへんそうな話を書いていて、ある意味そのときのほうが「いかにもアフタヌーンらしいマンガ」だったが、路線転換をしたのかなと思われた、本作がその後ここまで大きくヒットするのは連載がはじまったときちょっと想像していなかった。

ヴィンランド・サガ幸村誠

少年マガジンで連載がはじまったが、ほとんどの連載はアフタヌーン。幸村先生は『プラネテス』(モーニング連載)も代表作とする人もいるとは思うが、順当に考えたら、もう20年近く連載している『ヴィンランド・サガ』だろうかと思う。まあ、この作品ベスト10に入るも、まあ順当か。

百舌谷さん逆上する篠房六郎

この作品ベスト10かというのも、やや判断割れるとは思うが、基本的には木尾士目げんしけん』とほぼ同じ観点から篠房六郎作品であれば、個人的には他の作品も全部入って良いと思っているが、一つ選ぶなら、ヒット作の『百舌谷さん』になるだろうという判断

茄子黒田硫黄

黒田硫黄存在自体が、若い漫画読みから忘れられつつある印象があるが、2000年前後アフタヌーンを毎月買っていた人間にとって、黒田硫黄存在感が圧倒的だったのは確かなことだったと思う。捻くれたサブカルだったら「黒田硫黄が好き」とか言うのは、ぜんぜん捻くれてないチョイス過ぎて、言うと恥ずかしいぐらいの存在感だった。宮崎駿御大まで「このおもしろさが判る奴は本物だ」とか、はずかしい推薦の言葉を帯に捧げ、ジブリ系のアニメーターである高坂希太郎監督によって作品の一部がアニメ化もされた(制作マッドハウス)。『大日本天狗党絵詞』も衝撃的な作品だったが、黒田硫黄存在感もっとも強かった時期の作品ということで挙げればこれかと、思う。

宝石の国市川春子

個人的市川春子はそんなにハマっていないのだけれども、客観的に見て、支持の厚さ、連載期間、メディア化、受賞状況などから鑑みて、この作品を入れないわけにはいかないだろうということで。

ブルーピリオド山口つばさ

近年の作品から一つ選ぶなら、まずこれですかね、という感がある。作品自体も登場時に衝撃を受けたが、その後のヒットまでうまく繋がり、人気作に育って本当に良かった。

次点

蟲師漆原友紀) 人によっては、こっちを10選にいれる人はけっこういるとは思う。筆頭候補

ラブやん田丸浩史

BLAME!弐瓶勉弐瓶作品10本縛りがなければ、どっちかを入れたいところ。個人的に『BLAME!』はアフタヌーンイメージが強い。

シドニアの騎士弐瓶勉)同上

・ハックス!(今井哲也) 今井作品も一つは入れたいところだが…。

なるたる鬼頭莫宏) 鬼頭作品なら『ぼくらの』(IKKI)の方が一般重要作か、ということで除外

メダリスト(つるまいかだ) 最近作品ブルーピリオド以外にいれるならこれが筆頭か。

スキップローファー高松美咲) 最近作品での上位候補

勇午赤名修/真刈信二) 個人的には大好き。塩漬けなど、ミームになるパワーがある作品だと思う。

Spirit of Wonder(鶴田謙二) 重要作品だとの認識はある

EDEN遠藤浩輝) EDEN入れる人もいるとは思うが、だいぶ意見分かれるかな、という印象。

臨死!!江古田ちゃん瀧波ユカリ

砲神エグザクソン園田健一

GUN SMITH CATS園田健一

青野くんに触りたいから死にたい椎名うみ) 

ヨコハマ買い出し紀行芦奈野ひとし

天国大魔境(石黒正数) 

フラジャイル 病理医岸京一郎の所見恵三朗/草水 敏)

・あっかんべェ一休坂口尚

越後荒川堂夜話(石坂和道)

黄色い本高野文子

・来世は他人がいい(小西明日翔

ハトのおよめさんハグキ

同一作家の別作品を入れたので除外

ヒストリエ岩明均) ごく順当に重要作品だとは思う。

波よ聞いてくれ沙村広明) 同上。

大日本天狗党絵詞黒田硫黄

・あたらしい朝(黒田硫黄

四年生木尾士目

・五年生(木尾士目

ぢごぷり木尾士目

空談師(篠房六郎

 

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まとめる作業してて思ったが、

「あれ、これアフタヌーンじゃなくて、IKKIなんだっけ?」っていう記憶の間違いがけっこうあった。

2024-10-18追記ブコメ対応):

・『アンダーカレントふつう意識の外だったけど、雑誌買ってなかった時期に、単行本で読んだので、アフタヌーンという認識ぜんぜんなかった。大変失礼いたしました。位置付け的に確かに入っておかしくない作品だと思う。

「・「ガロからアックス」の境目だったから、ああいテイスト避難地になってた印象。」とのコメントも、なるほどと思ったので確認したら、ガロがほぼ休刊になったのが、97年7月で、アックスが98年なので、97年~98年スタート作品ということかな?ちょっとよくわかってない。

植芝理一ディスコミュニケーション』が魅力のある作品だとは個人的にも思うが、周囲でこの作品の話してた人ほぼいなかったんだよね。観測範囲問題かとは思う。

・『大合作』について複数コメントあり、扱いどうすればいいんですかね…

・『神戸在住』もコメント多めで、ここらへんも確かに好きな人多いですよね。

・『地雷震』(髙橋ツトム)の適切な位置付けはあまりよくわかってない。読んではいた。

・『カラスヤサトシ』『ワッハマン』も同様。

・『菫画報』はふつうに好きだけど、こういう選のなかに入るような層の厚い評価文脈ってあるの…?

・『ワンダンス』を次点ぐらいには入れてほしいとのこと。ちなみに、個人的に好きというだけだけで言うと、次点にも入れなかったけど、『リンガフランカ』(滝沢 麻耶)は好き。個人的気持ちとしては清家雪子とかも、もっと売れてほしいなと思っている。

五十嵐大介は、代表作は『リトル・フォレスト』より、『海獣の子供』(IKKI)のほうなのかな?とぼんやり認識なので、入れなかったけど、認識ぼんやりしてる

とよ田みのるは、『『これ描いて死ね』』(ゲッサン)のほうが代表作になるかなと思って、いれてない。

・冬目 景は四季賞デビューアフタヌーン作品複数あるが、『羊のうた』(コミックバーガーコミックバーズ)『『イエスタデイをうたって』』(ビジネスジャンプグランドジャンプ)いずれも他誌

四季賞受賞したデビュー作の衝撃がすごかったという人が、けっこういるのは完全に同意四季賞は、他誌の新人作家向けの賞とは明らかに位置けが異なる賞だと思う。

あらためて思ったが、アフタヌーン作品評価文脈はいろいろあって複雑だな、と感じる。ブコメでも書いていただいたが、アフタヌーンは、他の雑誌よりも10選とかやったら、合意とりづらいのはそうだと思う。「これがヒット作です」的な基準の外側に「この文脈ではすげー評価されてるし…!」というような文脈が、いろんな形で存在しているので、合意とりづらいところが、アフタヌーンの良さなんじゃないかとは思っている。

2024年11月28日追記

熱量のある反応をいただいていたので。ありがとうございます

https://msknmr.hatenablog.com/entry/2024/11/20/123000

ちなみに、完全に個人的に10選ぶなら、こんな感じだろうかと思う。

滝沢 麻耶リンガフランカ

黒田硫黄大日本天狗党絵詞

銀峰瑞穂清家雪子)『孤陋』(四季賞作品

岩明均ヒストリエ

篠房六郎空談師』

沙村広明波よ聞いてくれ

山口つばさブルーピリオド

真鍋昌平スマグラー

木尾士目ぢごぷり

赤名修真刈信二勇午

2024-10-16

アフタヌーンから10作品選ぶとしたら

1. 「寄生獣」(岩明均

人間寄生生物との戦いを描いた哲学的SFホラー

2. 「ヴィンランド・サガ」(幸村誠

バイキング時代を背景に、復讐と成長を描く歴史ドラマ

3. 「無限の住人」(沙村広明

不死身の侍と少女復讐の旅を描く、スタイリッシュアクション

4. 「シドニアの騎士」(弐瓶勉

宇宙舞台に、人類と異形の敵との戦いを描いた壮大なSF

5. 「げんしけん」(木尾士目

オタク文化リアルに描いた大学サークル青春コメディ

6. 「おおきく振りかぶって」(ひぐちアサ

高校野球に焦点を当てた、緻密で感情豊かなスポーツ漫画

7. 「宝石の国」(市川春子

擬人化された宝石たちの運命と成長を描く美しいファンタジー

8. 「波よ聞いてくれ」(沙村広明

ラジオパーソナリティを中心に描かれる、個性的ユーモア溢れる日常劇。

9.ああっ女神さまっ」(藤島康介

冴えない青年と美しい女神との恋愛を描く、温かみのあるラブコメディ。

10. 「なるたる」(鬼頭莫宏

 一見可愛らしいファンタジーに見えるが、次第に暗く衝撃的な展開を迎えるSF人間の心の闇や成長を深く掘り下げる。


異論は認める

2022-01-21

anond:20220121172439

ひぐちアサおお振りBL視点も含めて描いてると思うよ。

インタビューを読むと腐女子っぽい発言もある。明言はしてないけど。

なのでおお振りキャラ同士の関係主題に見るのは間違ってはいないと思う。

anond:20220121114037

だってバトルマンガやスポーツマンガを読む!って言っても感想二次創作を見る限りバトルやスポーツのものではなく人間関係イケメン消費してるのは明らかだよね

おおきく振りかぶってとか野球漫画女性ファン野球って競技試合の事自体はどうでも良くてキャラ人間関係しか見てない人多かったなって思った

おお振り榛名がどうの阿部がどうのしか言ってない人の感想は本当に同じ漫画の同じ回を読んだ人なのかこれ…?って驚いた事がある

作者のひぐちアサ先生キャラ人間関係とか感情ガッツリ描きたいんだろうけど

それでも既存野球漫画とかまた違う形で「高校野球」を描きたいんだなって気持ちは確かに感じたもん

2019-08-11

篠房六郎先生の持ち上げられ方の悲惨

私はかつて映画漫画についてエントリを書いた。

そこそこブクマをいただいた。これだ。

https://anond.hatelabo.jp/20180823115109


そこで最初に取り上げてるのが篠房六郎先生おやすみシェヘラザードだ。漫画の出来については決して誉めてはいない。篠房先生個人については期待している。そんな感じが伝わるレビューだと思う。


要するに私は今回急に軽薄に篠房先生を持ち上げているサヨク達よりはよほど昔から篠房先生を知り、その作品作家のものとに視線を向け続けているということだ。

先生ムサビ在学中で同級生ネタ漫画描いてた頃から知っている。先生が近年漫画アニメについて先走り気味なレビューをするたび先生よりずっと物知らずなオタクたちがめちゃくちゃ叩くのを苦々しく見てきた。


それはそれとして先生漫画家としてのキャリア能力の停滞具合にはもどかしい気持ちをずっと持ってきた。四季賞をとった作品はよかったのに、そこから全然伸びない。


わたしはこれを乱暴一口にすれば「パンツ脱げないから」だと思っている。同じアフタヌーンの歳の近い作家で、木尾士目四年生五年生のあとげんしけんを描いた。ひぐちアサはヤサシイワタシのあとおおきく振りかぶって!を描いた。

二人とも、あえて慎重さを欠く言い方をするけれども、「成長した」のだ。自意識の中をひたすらぐるぐるするところから外に出た。

四年生もヤサシイワタシも若い人にしか描けないその頃の傑作ではあるが、その後に描いている漫画のほうが他人がいる。他人のことを無視しなくなっている。弱々しい臆病さがなくなり、他人にはだかを見せられる大人になっている。


篠房先生はいつまでたってもこれができない。二十歳そこそこの頃に空談師という閉じきってるのに社会をわかった気になっている漫画を描けたのはよかったのに、40代になってもそこからの成長がない。

描く漫画ますますバカらしいほど読みにくくなり、出てくるキャラのしゃべり方や呼吸は全部当人脳内だけを材料にした貧しいもので、友達のいない人が自分の中で煮詰めすぎてしまりのない味になったものをデロデロと皿に垂らすような作品になっている。


たぶんこの人は幅広い友人を持たなかったのだと思う。友人が居なくても客観的で余裕のある妄想を出来る人もいるが、篠房先生はそのタイプではなかった。描く絵も描くネームもすべてが自家中毒。こつこつ頑張る性格が悪い方へいっている。


いつもお絵描き講座のような自分のためのメソッド開発に勤しんでいるが、この人ほど「努力」をしてなくてもこの人よりいい絵を描く漫画家はごまんといる。

最近も新しいメソッドを開発したとはしゃいでいたが、独特の癖のある首のつきかたなどは全くなおっていない。彼のキャラはみんな首に変な緊張感があり、肘のはりかたや手首の角度まで全て強烈なくせがある。


絵を進歩させたかったらメソッド開発という自家中毒鍋を煮詰めつづけるより他の漫画家の絵をたくさん模写してみればいいのに、ずっと自分の絵を見て絵を描いている。


お分かりのように私は異常者だ。それほど売れてない漫画家にこんな風に余計なお世話勝手検討をし続けている人間だ。

他にもこんちき先生についてもかつて余計なお世話エントリを書いた。https://anond.hatelabo.jp/20180327221003

おりたたぶの新連載はとても嬉しい!テレたこなし感がない全力を一般で見せてくれていて感無量だ。みんなも読んでほしい。よい漫画だ。


それで本題に戻るけれども、私はずっと篠房先生パンツを脱いで、他人を受け入れて、時代遅れな「うまくやれないオタク自意識言い訳世界から飛び出して、面白い漫画を描いてくれる日が来るのを待っていた。

元々若くして四季賞を取るほどの麒麟児だったのだから問題は素質ではないと思っていた。

それで今回のチマチョゴリエヴァだ。

くっだらない。

こんな下らない、おまけにへったくそな絵で賞賛されて。おまけにきちんと仕上げてすらいない。(それすらわからない目の人は少し拡大してみればよろしい)

自分本業でくすぶって人間ほどTwitter政治にのめり込む現象理由理解できた。

コツコツ頑張ってきた本業よりはるかに激しいレスポンスという飴がもらえるんだもん。自制心が強くない人間政治戦士になってしまうだろう。


どんなにつまんない人間のままでも、成長なんかなにもしなくても、くっだらない絵でも、その絵すらきちんと描いてなくても、アスカの首がどうかなっちゃってても、誉めてもらえる。

コツコツ仕事で頑張る時の百分の一以下の労力で。出来なんかどうでも同じ党派の人から肯定されて、人格まで誉めてもらえる。これはすごい飴だ。


百歩譲ってなんの才能もない見込みもない作家政治戦士になろうが白ハゲ漫画家になろうが当人勝手だとしても、篠房先生にはこんなイージーで腐った飴の味を覚えてほしくなかった。

2018-03-27

エロ漫画アナルセックス描く奴がむかつく

もちろんそういう趣味自体否定しないから「アナルセックス特集号」とか「アナル専門作家」とかいうことでやっていくなら文句はない。

けど普通エロ漫画誌にアナルセックスを混入したり、

普段そういうの描かない作家バリエーションしましたみたいな顔でアナルセックス描くのはほんとむかつく。


牛丼屋に入ってシェフのお任せで蕎麦を出されたら困るだろ。

そのぐらいにはジャンルが違うんだよ。

軽い出来心気分転換アナルセックスを描くんじゃねえ。

蕎麦をやりたいなら蕎麦屋に転職してからやれ。


具体的に今何にむかついてるかというと

快楽天2018年3月号のこんちき漫画だ。

こんちきはずっとweb雑誌面白くもない一般漫画描いてたのが終わって、

ようやくエロ漫画雑誌に帰ってきて、それに気付くのが遅れてアマゾンじゃ売り切れてたからたくさんwebショップ探してようやく3月号の在庫残ってるとこ見つけて入手して、それがギャグっぽくお茶を濁したアナルセックス漫画だった時のむかつきがわかるか?

俺はマジでむかついてんだぞ。


大体お前は一般漫画の時もこな仕事感が半端ないんだよ。

のびのび輝けるエロ漫画を休んで一般漫画に身を押し込んだ覚悟がぬるいわけはないよな。

それなのにあんなに誌面から伝わってくるほどのこなし仕事感を放射してたのは何故だったのか?

お前は照れてるんだよ。

いまだに本気の自分をぶつけることを恥ずかしがってる。

エロ漫画描いてる時より一般漫画描いてる時の方が照れが激しい。

からことさらテンプレルーチン感の強い展開やキャラ出しばっかり選んだ。


お前いつまでそんなことやってるんだ?

お前みたいに斜に構えてパンツ脱げないまま歳食った作家でろくなことになってる奴は居ないぞ。

「なんでもっと全力でやってみなかったんだ」っていう後悔を抱えてつまんない漫画描いてるだけのやつになる。

お前みたいに結構画力が有って器用な奴ほどテクに驕って自分大事にし過ぎて恥ずかしがってそういう末路になるんだ。

SUTOSHIとか新貝田鉄也郎とかみたいにな。エロ漫画ならかるま龍狼とかがお前に似てるよ。

かつて人より抜きん出た技術がありながら斜に構えるのがかっこいいと勘違いして

一度も全力でやれずにパッとした代表作もなくいつが全盛期だったのかもわからないまま老い果てて取り返しが付かなくなった奴等だ。

(今現在進行形でその道歩んでるのは篠房六郎だな。

 あいつは木尾士目ひぐちアサ等がかっこつけるのやめてパンツ脱いで大成したのを見習えないみたいだ。)


お前はまだあそこまでいってない。まだギリギリ間に合うだろ。

パンツ脱がなかったらもうチャンスはないぞ。

危機感がないのかガッツが落ちてるのかしらないが、今が正念場だと思ってくれよ。

エロ漫画でまで照れのあるお茶濁し漫画描いてる場合じゃねえんだよ。

もっとお前が全力でエロいと思えるエロエロでも、恥ずかしいぐらいのラブラブでも、そういうの描いてみろよ。

もう一回一般やりたいなら一般でもいいけど、「こなしてまーす」みたいな言い訳オーラ出すのもうやめろよ。

入れ込むのでも冷めるのでもなく、落ち着いて自分を見つめて、自分の中から出てくるものを恥ずかしがらずぶつけてくれよ。

魔乳がお前の代表作でいいのか?

あれが全力だったと認められるか?

お前が全力だったと自分を騙しても俺が認めねえよ。

いい加減「結構描けてるよな」っていう器用さや技術に逃げ込むのやめて、そこから飛び出してくれよ。


まだ全然間に合うぞ。

でもこれからまたお茶濁したエロ漫画をダラダラ描き始めたらほんとにもうおしまいになるぞ。

2017-07-31

[]月子彼女カメラ彼女の季節」

周りに適当に合わせるのが退屈だと思ってた女子高生

あるひクラスメイトベリーショート女子高生がきれいだと思って追いかけると不意打ちで写真を撮られる

それからはそれまでの付き合いを捨ててカメラにのめりこんでいく

純文学的な百合だと思った

萌えアニメとか萌え4コマみたいな、ただのエンタメなかよしさんを百合(キリッ)と思ってた自分にとっては難しすぎた

上記女二人がただいちゃこらするだけじゃなくて男もかなりがっつりからん三角関係の中で描かれる、百合の中でも許容する人とそうでない人がいるタイプの話だった

1回なんとなーく読んだだけだといまいち話とキャラの心情がつかめなかった

2回読まないとバカには理解できなさそう

うーん1,2巻まで出てた当時は面白いと思えタンだけど完結してまとめて読むとちょっとしんどかったな・・・

よーするに自分には合わなかったってことなんだけど

あとカメラ写真)題材ってのとかなりひねくれたテーマをあつかってることからひぐちアサのヤサシイワタシ思い出した

あれもわかりづらかったけどあっちのほうがまだ面白さは感じたかなあ

つーか今ぐぐったらヤサシイワタシと家族それからって2000年のマンガなのか・・

そんな昔のマンガだったのか・・・

読んだのが数年前だし古さを感じさせなかったからそんな昔のもんだとしらんかったわ・・・

2016-04-07

[]雁 須磨子「私の嫌いなともだち」

百合マンガ

でもヒトクセフタクセあって、俺には面白さを理解することができなかった

キャラの描き分けとかコマ割りとかキャラの配置とかがなんかすごく読みづらかったってのがまずあって、テーマとか内容自体はいいのかもしんないけど、すごく骨が折れた

どこから百合でどこからがそうでないのかはっきりした基準はないと思うけど、百合マンガと言われて読むとちょっと肩透かしになる感はあった

例えるなら、ひぐちアサのヤサシイワタシを漫画的にもっと下手にした感じ

同じ作家の別のマンガを読みたいとは思わなかったな

amazonレビュー評価高かったかと思ったけど、今みると★1も半分くらいあって、それとほぼおなじ感想かな

漫画的に目線の動かし方がうまくガイドされないからすごく読みづらくて内容が伝わりにくいんだよなあ

これ編集がいけないのかなあ

それともこの作家さんがそういうマンガを書く人なのかなあ

2015-10-02

ひぐちアサの古い作品

どっかのまとめブログがやたらヤサシイワタシをpushしてて、そのせいで何度かヤサシイワタシ読んだけど、

家族それからのほうが好きだな~

もっと連載で読みたかった

ヤサシイワタシはなんか意識高い系アフタヌーンマンガって感じで、面白くなくはないんだけど読むのにすごく体力使う感じで疲れる

うーんそれにしてもひぐちアサの書く髪がはねた少女はなぜこんなにかわいいんだろう

エロ抜きで可愛いと思える絵とかキャラってすごく貴重だと思う

絵下手って言われてるけど、女の子可愛いと思うんだよ

可愛さって絵の上手い下手だけじゃないってのがよくわかるんだよ

家族それからの妹とか

ヤサシイワタシのいとこの子とか

マジで可愛い

2015-09-21

ひぐちアサの描く女の子キャラ

可愛くね?

絵は基本うまくはないけど、逆にそれが可愛さにつながってる気がする。

変にこなれた絵よりよっぽど魅力がある。

特にすごいと思うのは、性欲を感じさせないところ。

性欲抜きでかわいいって思える女の子キャラって自分の中ではツチノコ並にレアから

あと少し話それるけど、ひぐちアサの描くギャグシーンというかコメディタッチというかデフォルメされたときというか、そのときの絵柄もすごく好き。

2015-04-01

http://anond.hatelabo.jp/20150401003535

最初羽海野チカさんもひぐちアサさんも一緒くたにしてたんだよな。

でもこの2人は違和感があんまないな、と分けた。

そしたらみんな男性の顔赤らめる描写があってこれじゃおかしいなと思いつつ、やっぱ違和感あるのはぶわっかあああのところなんだよなーと思ってそのまま書いちゃった。

顔を赤らめるのは単行本で読むと普通に読めるけど一般紙で連載してるのを読むとなんか照れるというか。

これは一般紙に載ってるけどBLだな、これは男性が顔を赤らめてるけどBLじゃないなと思わせる要素がなんか他にあるのかな。

前述の2人は萌え顔を赤らめても一般紙らしいくらい、一般紙っぽい要素が多いし上手い、BLっぽいファンタジーな?男性を描くけど女性も同じようにファンタジーな感じ。

BL出身の他の作家さんは男性ファンタジーでも女性は妙にリアルだったりする。

ひぐちアサさんはBL出身じゃないけどデビュー作をBLとして読んじゃってからなんかそういう目で見てました。

すみません

BLっぽいとかは自分にとって決して悪い意味ではないです。

http://anond.hatelabo.jp/20150331233110

よしながふみさん

中村明日美子さん

オノナツメさん

ヤマシタトモコさん

えすとえむさん

一般紙にいるのになんだか違和感があるのはこの人たちかな。

この違和感は何かと思ったんだけど、男性が照れた時の赤らめた顔かなー。

ひぐちアサさんとか羽海野チカさんとかはほぼ違和感ないし書きたいことが完全にBLじゃないんだな、と思うんだけど。

2008-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20081221131352

手塚治虫に関しては、むしろその変人っぷりが神様っぽさを出してると思うけどね。

何歳になっても若い才能に嫉妬しまくる天才

例えば水島新司ひぐちアサに嫉妬したりとか考えられないけど、それをやっちゃうのが凄い。

ま、神様といっても多神教神様っぽいってことなんだけど。

2007-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20071012140448

きづきあきらひぐちアサ森永あい、羅川まりも、椎名あゆみ山田J太あたりが好き。

全部知らない私は死んだ方が良いな。

><

って何?

オススメ漫画を教えてください

増田達のおすすめ漫画を教えてほしいです><

ちなみに自分は作家でいうと、

きづきあきらひぐちアサ森永あい羅川まりも椎名あゆみ山田J太あたりが好き。

こんな私におすすめ漫画がありましたら、教えてください><

2007-03-22

[]ここ数ヶ月漫画ばっか読んでたので列挙してみた

矢沢あい     NANA

業田良家     自虐の詩

鈴木みそ     おとなのしくみ

伊藤悠      皇国の守護者

ひぐちアサ    ヤサシイワタシ

石田敦子     アニメがお仕事!

花沢健吾     ボーイズオンザラン

武富健治     鈴木先生

林田球      ドロヘドロ

PEACH-PIT    ローゼンメイデン

きづきあきら   ヨイコノミライ

武梨えり     かんなぎ

きらたかし    赤灯えれじい

こうの史代    長い道

藤田和日郎    からくりサーカス

須藤真澄     アクアリウム

しけたみがの   鋼鉄の少女たち

時系列じゃなくて、思いついた順に書いていったら何か凄くカオスリストになったような。

俺自身がそこそこ以上に面白いと思った漫画しか挙げてなくて、

実際は他にも色々読んだんだけど、普段それほどでもないのに短期間にこんな量を読むと

「さすがに時間を無駄にしたかな」って気持ちと、

漫画に囲まれて幸せ」って気持ちがごちゃ混ぜになって押し寄せてきて

何ともいえない怠惰幸福感を得られるね。

 
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