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一知半解なれども一筆言上

山本七平マンセーブログ。不定期更新。

日の丸・君が代「強制」反対を叫ぶ者たちのどこがおかしいのか考えてみた。

私は、正義づらしてその実、ワガママこいているだけという行為が大嫌いなので、左翼系のブログを見てはいつも憤慨してます。
憤慨するくらいなら見なけりゃいいじゃん、と言われそうだが、私の場合は、憤慨するのが一種の愉しみと言うか、それへの反論を考えるのが道楽みたいになっているんですね。

そんな私の左翼ヲチ心を刺激してやまないのが、今までも何度か取り上げたことのある「村野瀬玲奈の秘書課広報室」

最近、彼女のブログでは、まるで私やネットウヨを挑発するかの如く(笑)、日の丸・君が代「強制」問題や愛国心について取り上げていて、コメント欄では左右入り乱れて大いに盛り上がっているようです。

私もコメントしたいのはやまやまなのですが、いかんせん、彼女から出入り禁止処分を食らった身の上ですので、自重して自分のブログに改めて感想や反論でも以下書いていくことにします。



村野瀬さんや、それに賛同する人たちのコメント読んでいると、兎にも角にも「強制」はイカン、この強制を許していけばいずれ自由がなくなる!自由民主主義の危機だ!ということになるようですね。

ということは、この問題のポイントは、二つあると思う。

その1)都教委の指導&処分は「強制」に当たるか否か?

その2)当事者にとっては「強制」でも、その「強制」が妥当か否か?


それでは、この二つについて、考えていきましょう。

村野瀬さんらに言わせれば、当然「強制」とみなすわけですが、その左翼の判断は果たして、社会的通念に照らして妥当かどうか?

そもそも、この問題教師は、児童生徒への指導をするよう「命令」されたことを、「強制」と受け止めてしまっているわけです。そして命令違反に対して下された「処分」も「強制」だと非難するわけですね。

もちろん、「強制」と感じるか感じないかはその人の主観次第であるとは思う。
しかし、そのことと、「強制」であるかどうか?また、「強制」だとしてもその処分が妥当かどうか?はまったくの別問題。

どうも問題教師や彼女ら左翼は、「自分の(強制だという)判断」=「まごうことなき事実」と勘違いしているのではないんでしょうか?

世間一般で受け止められている事実とは、「強制」と呼べるような代物ではなく「業務命令&業務命令違反に対する処分」に過ぎないと思う。

それはこの問題を巡る社会の反応を見てもらえば、問題教師と彼女ら支持者以外には納得してもらえるのではないだろうか。

実際、ネットやマスコミなど世論の動向は、概ね彼らの主張に対し非常に冷めているのが実情。

ということは、やっぱり世間から見て、彼女らの判断は妥当でないのだろうね。

それでは、なぜ、彼女らは支持されないのか?
私なりに考えてみると、次の理由が思い浮かぶ。

1)左翼の(強制だという)判断を認めてしまうと、余りに自由の行使範囲が広すぎ、恣意的な権利行使が横行し、社会生活を営む上で害があると感じているから。

2)都教委が問題教師に対して下した処分が、社会的・一般的に見て許容範囲内であると受け止められているから。

3)問題教師が、公務員という公僕でありながら行政の命令に従わないことへの反感があるから。
(公務員という身分保障に守られながら、そうした活動を行える余裕をかましていることへの反感もある)

4)「内心の自由を守る」など自らの行為を勝手に規定し、被害者ぶっていることが、第三者には余りにも大げさに見え、シラケてしまい共感を呼ばないから。


こんなところだろうか。

大体、数分の間我慢して業務を果たせば済む問題なのに、それすら出来ない人間が、いくら「強制だ、内心の自由の侵害だ!」と訴えようが、世間の同情を引けるわけ無いでしょう。

どうしても”死ぬほど”嫌なら式場で業務の遂行を拒否するのではなく、事前に自分の信念を表明し業務を欠席すると言うやり方だってあるでしょうに。反対を表明する手段だって、ネットを使うなり街頭に出て訴えるなり幾らでも他の方法はあるじゃないですか。

どうして、式の運営を”あえて”邪魔をするような抗議方法を選ぶのか?自分の信条と業務命令との折り合いをつけることは幾らでも出来そうなものだが…。彼ら問題教師には、そうした工夫も考え付かないのかなあ。

イカンイカン、私の愚痴は脇においといて…と、

世間が自分の思うとおりに、反応してくれない。
そのことぐらいは、彼女らにも少しは感じ取れるらしい。

そのせいだろうと思うのですが…。その主張に過激な言葉が並んじゃってます。

国旗国歌を強制する精神性があるという点で日本は中国、北朝鮮と似ていることになりますね

「国旗国歌の強制」とは、「精神内面への強姦」ではないでしょうか?


似非被害者ほど大げさなことをいいますが、上記の記述などまさに当てはまりますね。

北朝鮮と似ている…、だって?
精神的強姦ではないでしょうか…、ですって?

モノは言いようですが、余りにも物事の比較や引用が、乱暴でお粗末すぎるのではないかと。

気に入らないことを強制されたら、すべて「精神的強姦」と言えば世の中、済むでしょうか?
義務を果たさなくてもOKなのでしょうか?

全くこういうところも、被害妄想と言うか、幼稚な精神構造をお持ちというか、世間知らずでわがままな困ったチャンと言うか…。

前にも「当たり屋」と評させてもらいましたが、やっぱり行動様式がよく似ているなぁと思わざるを得ないのですが…。そう思いませんか?

世の中には、こういう人間がいても何ら不思議ではありませんが、こうした人間の主張を甘やかして認めてしまったら、さぞかしモラルは崩壊し、ギスギスして世知辛い世の中になるでしょう。

それどころか、仮に人権擁護法案が成立したら、こうした連中に「精神的強姦」という理由で訴えられるとんでもない世の中になってしまうかも知れませんネ。

そんな予想はさておき、彼女ら左翼の主張を見ていると、次のような考えが背景にあると思います。

・強制は、いかなる場合でも悪であること。

・個人の自由と権利は、他の何者にも優先して保障されるべきと考えていること。

・国を個人と対立するものと規定し、否定すべき存在と考えていること。


わがままな行動を認めない”程度”の強制は許されるべきだと思うし、個人の自由と権利は、それを維持する社会の安定があって初めて行使できるものです。
それに、国という枠組みがあってこそ、個人が生活できている現実もある。

彼女らは、そうしたプラスの面が全く目に入らないのか、全く評価の対象としないのか?
私にはわかりませんねぇ。自分たちもその恩恵をこうむっているはずなのに…。

これらを否定したら、我々の社会はたぶん崩壊します。常識やモラルは通用しなくなり、全て法律でがんじがらめに規定しないと暮らせない窮屈な社会になってしまうでしょう。

自由や権利も大事だけど、濫用はいけません。
結局のところ、過ぎたるは及ばざるが如し、ということですね。何事も大事なのはバランスということでしょうか。

ま、そんなことが彼女らにわかっていたら、ああいう主張はそもそもしないと思うけど…。わかっちゃいるけど、言わずにはいられませんねぇ。

この問題については、まだ思っていることがありますが、この続きは次回にしておきます。
今日はこの辺でお終い。ではまた。


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コメント

稚拙な反論

>アシSさんへ。
 長文レスをありがとう。このレスを書くこと自体、かなり彼方の神経を刺激したようで、大儀と申し上げておきましょう。私は稚拙な反論しか出来ないので、以下簡単なコメントを…

さて、彼方が挙げた例ですが・・・

>>ある統計においては、自国の国旗を知らない国民は地球人類の半分を超えると言われます。
>>自分の国名も知らない国民は半数を超えるのは確からしい。
「ある統計」「確からしい」では、ソースを欠いた憶測でしょう。マスコミがネットを散々非難する最大の理由が情報源が不明でガセが多いことですが、根拠のない情報ならそう見なされても当然。マスコミもガセやヤラセが普通だけど。

仰るとおりOECD諸国は世界でもごく少数のケースで、価値観や国歌、国旗観も他とはまるで異なるのを失念していました。だが、非OECD諸国の「普遍性」もまた、日本を含むOECD加盟国には当てはめられない。例えば一部のイラスム諸国では姦通に石打のような厳罰を下すのが、“普遍的”ですが、OECD諸国では受け入れられない。同様に非OECD諸国の国歌、国旗観も参考にはならず、模倣も出来ない。分離独立紛争の裏には敵国や旧宗主国が見え隠れする。参考にならぬ世界の例を持ち出すのは、姑息な論点ずらしの見本ですねw

「普遍的」と言えば聞こえが良いけど、実はその「普遍的」「正当性」なるものが曲者。人間の解釈などそれこそ十人十色、彼方の考える「普遍的」と他人のそれが一致するとは限らない。人間の頭など千差万別で私も含め近視眼的、世界など知らぬ者、倫理が未熟な者の方が多数派。その者たちの意見を排斥することこそ、差別主義そのもの。

>>言葉を使うことは、意味があることである。人間の行為は説明責任を負うものが多い。ブログでの言動でもそうである。
それは彼方個人のモットー。ただ、彼方のブログ自体、ご立派なモットーとは疑問の代物であり、彼方自身が書いたとおり“駄文”と独善文の羅列が私の読後感。挑発しているつもりだろうが、私その他の稚拙コメントをこれほど問題視するあなたの心理こそ興味深い。私は人間の中立性、ニュートラルな見解くらい、当てにならぬものはないと思っている。

そもそも個人のブログなど、リテラシーや自己責任論とは無縁なものが大半であり、あなたのそれも例外ではない。プロの言論人さえ(それゆえに?)意味なく言葉を使い、説明責任を負わず、言動も全く恥じない。ただ、それを支持する自由もあるし、法的にも保障されている。高圧・攻撃性をむき出しにする者に、丁重な説明がされるのを期待するのこそ浅はか。

己の責任回避を処世術とする弁護士は詐欺的手法で食っている。最大の詐欺師なら権力者であり、宗教家(マルキスト含む)。アジテーターはその下僕。もし論文作成の体験があるのなら、持論の肉付けに第三者の引用文は必要手段なのは知らぬはずはない。それをしない学者や研究者など皆無なのも知らぬ塾講師?信用性も創造できぬのは三流のアジ屋。
もっともあなたが真に賢い人なら、プロフィールに見る人生は送っていないだろう。

※管理人様並びに皆様方。
長文レスを失礼致しました。何しろ自分のブログで、「誰もケチつけることはしないから”物寂しい”」とボヤく御仁です。あるブロガーさんが粘着レスをしてきた者をこう書いていました。
「何やらしつこいコメントする人がいますが、彼はあちこちのブログでトラブルを起こしまくっています。元々は何か強度の劣等感に悩んでいる人物ではないでしょうか?そうした人物は他人へ攻撃的な言動をとって、“なっらか”の優越感にひたってやっとのことで精神の安定を保っています。こうした人物を相手にすると泥沼化の一方です」。

  • 2008/07/08(火) 22:55:54 |
  • URL |
  • mugi #xsUmrm7U
  • [編集]

返答が遅れたが、稚拙な反論なので、なるべく分かるように返答しておこうw

>初めまして、アシSさん。
あなたは国旗を蔑む国としてルワンダと東ティモールを挙げておられますが、これまた特殊な例でむしろ極例に近く、比較論としては妥当性を欠くでしょう。日本やOECD諸国のみがモデルとは限りませんが、少なくとも普遍的なケースとなります。極論を持ち出すのはご自由だし結構ですが、特異な意見として説得力も得られぬ程度のことも理解できないようですね。

簡単な理論です。
「その特異な事例はどれだけあるのか?」というのを知らないだけということです。
このような事例は報道されないだけで山ほどあります。
チベット、バスク、スペイン、アフリカのマグリブ地方、マリ、モロッコ、ソマリランド、西サハラなど・・・
ある統計においては、自国の国旗を知らない国民は地球人類の半分を超えると言われます。(実際、国際法的な国旗の機能は限定されているのだが)
自分の国名も知らない国民は半数を超えるのは確からしい。
 これが特異と言えるのでしょうか?仮に、反政府活動家などではなく国旗の意味を知らない人間は世の中にたくさんいます。
 その人が特異と言えるなら、それこそ差別ということになるでしょうね。
 彼らを特異とは思えないし、知らない人、国旗の象徴性の意味を理解しない人がいることはそれで許されることでしょう。我々の価値観が普遍的かつ正当性があるとは担保するものは、法的にはないですしw
 あなたのような近視眼的な国旗・国歌は地域的なものでしかないという批判は、歴史家にも多いですし、法的にもこれは指摘できることです。
「極論」だと思いたいだけで、普遍性などありもしないのです。
そこが世界の広さを知る人間と知らない人間の言う普遍性という問題です。(まぁ、国歌ない国歌もあるわけですしねw)
 反論として論理が未熟なのは批判しません。(ちなみに、極端であろうと普遍的という言葉を安易に使っている時点でアウトなのですがね)

>あと、「自由主義者」「偏狭なナショナリズム」の言葉を初めに使ったのは、ロナルド・ドーア氏であり、私ではない。
従って私にその言葉の規定を求めるのは全くの筋違いであり、その程度の判断力もないのか、あえて無視したいのやら。

「筋違い」というのは単なる逃げ口上。
言葉を使う時に、その言葉の意味を理解しないで使うことができない。それは、オリジンだろうが、二次使用者だろうと同じことだ。
「分からないから」という意味での使用も重要である。
 理解できないなりの記述方法があるだろう。
 むしろ、他人の言葉なら、なお更、自分の言葉の解釈の問題を精査する余地があるはずだ。
 「他人の言葉だから俺は知らないよ」、で済むような世界の住人なのだろうか?と正直呆れているのだがw
 こういうのが典型的な自己責任回避の論理ですねw
 リテラシーがないという批判と、説明責任能力がないという批判が妥当だろう。
 むしろ、「著者が言った言葉でわからないけど、引用した」と言えばいいものを、分かってるような記述だからこそ、問題が大きいのである。
 「知ったか」という可能性が現実にはここで提示できたことも考える度量はないだろうか?

言葉を使うことは、意味があることである。
人間の行為は説明責任を負うものが多い。
ブログでの言動でもそうである。
問題は、言葉を理解した上で使えではない。分からないなりに自分の解釈を持って論じるべきということだ。
それもできないような言動を恥じないから、リテラシーや自己責任論もない責任転嫁な感想文しか書き残せないのだろう。

もっとも、第三者を出すことによって感想文の実態を他人の意見文を自分のもののように消化するという詐欺的手法もあるから、表現は面白いものである。

詐欺師は持論の肉付けに第三者を使うことで信用性を創造する。同時にそれは第三者という責任回避の場所を作る手段でもあるから、賢いものであるが・・・

  • 2008/07/05(土) 14:34:59 |
  • URL |
  • アシS #-
  • [編集]

TBは諦めてるので(笑)
お知らせコメントです。
『九条教の偽善と欺瞞(私見)』
http://keserasera777.at.webry.info/200806/article_2.html

あくまでも私見であり、いつもの妄想&寝言です。
貴方の『変して病まないお嬢様』の記事のも触れています。

  • 2008/06/25(水) 23:46:59 |
  • URL |
  • 葵 #GpEwlVdw
  • [編集]

>仮)山田さん

こんばんは。教えていただいてありがとうございました。
kaetzchenさんなら、何度か見かけた記憶あります。有名な方だったのですね。
特集サイトまであるとは…、ビックリ。

  • 2008/06/24(火) 23:02:49 |
  • URL |
  • 一知半解男 #f2BEFQoE
  • [編集]

ある意味、有名人。

仔猫先生とは、kaetzchenの事です。
詳しくはhttp://plus45.exblog.jp/で特集されています。
ある意味、彼の発言を認めるか否かで、ブログ主の資質が問われるとも言えます。

  • 2008/06/23(月) 23:21:31 |
  • URL |
  • 仮)山田二郎 #-
  • [編集]

仮)山田さん、仔猫先生ってどなた?

>仮)山田さん

こんばんは。

>つくづく馬鹿左翼ってのは、思考方法がそっくりなのを再認識しました。(東西君に比べれば少しはマシだと思っていたのですが、仔猫先生の出入りを歓迎している時点で同じようなもんだと気付くべきだった)

私も、最初のうちは見ていたのですが、論点が拡散しすぎてついていけませんでした…。
satadajpさんも、よく彼らとお付き合いしているものです。私なら早々と撤退です(笑)。
思考方法といえば、彼らの場合、同じ例を引きながら、真逆の結論を導き出すんですよね。見ていてある意味、興味深かったです。
(ところで、仔猫先生ってどのコメンテイターを指すんですか?有名な人なんですか?教えてください)

  • 2008/06/23(月) 22:59:14 |
  • URL |
  • 一知半解男 #f2BEFQoE
  • [編集]

なんだかなー

最近また村野瀬ブログでのsadatajpさんの馬鹿左翼いじめ見てますけど、多対個なのに一方的にsadatajpさんに凹られてしまってますね。
しかも、以前東西君らを私が凹った時と全く同じ展開になってしまってます。
つくづく馬鹿左翼ってのは、思考方法がそっくりなのを再認識しました。(東西君に比べれば少しはマシだと思っていたのですが、仔猫先生の出入りを歓迎している時点で同じようなもんだと気付くべきだった)
まあ、どうせ凹られても、良い議論だったとか、聞き分けの無いsadatajpは仕方が無いやつだとか、sadatajpも内心反省しているはずだとか思っているんでしょうけど。

それにしても、あの手の議論はやればやるほど、消極的左翼支持層の離反を招くだけだって理解できないんだろうなー。

  • 2008/06/23(月) 09:29:55 |
  • URL |
  • 仮)山田二郎 #-
  • [編集]

>mugiさん
>批判への反論をどうか御許し下さい。不適切と判断されたのなら、遠慮せず削除されて構いません。

とんでもございません。適切な反論だと思いました(私もウガンダや東ティモールの例はちょっとどうかと感じておりました)。

  • 2008/06/22(日) 16:44:28 |
  • URL |
  • 一知半解男 #f2BEFQoE
  • [編集]

反論

>初めまして、アシSさん。
反論を興味深く拝読させて頂きました。

あなたは国旗を蔑む国としてルワンダと東ティモールを挙げておられますが、これまた特殊な例でむしろ極例に近く、比較論としては妥当性を欠くでしょう。日本やOECD諸国のみがモデルとは限りませんが、少なくとも普遍的なケースとなります。極論を持ち出すのはご自由だし結構ですが、特異な意見として説得力も得られぬ程度のことも理解できないようですね。

あと、「自由主義者」「偏狭なナショナリズム」の言葉を初めに使ったのは、ロナルド・ドーア氏であり、私ではない。従って私にその言葉の規定を求めるのは全くの筋違いであり、その程度の判断力もないのか、あえて無視したいのやら。
ちなみにドーア氏なら、一応メールは受け付けています。無視される可能性大でしょうが、一応アドレスを紹介します。こちらの方まで問い合わせたらよろしいでしょう。「規定」の言葉がよほどお好きなようですから、大いにドーア氏と規定議論されて下さい。
[email protected]


>一知半解男さま
批判への反論をどうか御許し下さい。不適切と判断されたのなら、遠慮せず削除されて構いません。

  • 2008/06/21(土) 22:19:02 |
  • URL |
  • mugi #xsUmrm7U
  • [編集]

アシSさんへ

アシSさん、コメントありがとうございます、
と言いたいところですがちょっと言える心境ではありません。

他のコメンテイターへの批判はさておき、私の記事についての批判は理解できましたし、貴方の指摘もごもっともだと思います。

本来でしたら、論争相手そのものについては、言及しない方針なのですが、ちょっと感想だけ言わせてもらいます。

我々が感情的に論じているところに、論理一本で撲りこんでくるのはまだ許せるのですが、貴方の嫌味なところは、そのことを思い切りひけらかして、お前らとはレベルが違うんだと言わんばかりの態度を取っていること。

適切な喩えかどうかわかりませんが、まるで高いオモチャを持ったガキがそのことを自慢をしているだけのように、私は見えました。

それに、ネット上の礼儀など、なきに等しいことぐらいはわかってますが、それでも失礼な方だと思う。

議論をするでなく、一方的に論破して、俺のレベルについてこれないなら勝手にやってろ!的な捨て台詞を残していくとは。

貴方が頭が切れるのは十分わかりましたが、実に高慢な方だという印象を抱かざるを得ません。

  • 2008/06/20(金) 21:42:12 |
  • URL |
  • 一知半解男 #f2BEFQoE
  • [編集]

如何にこの記事、コメンターが問題点を理解していないのか?というのがよく分かります。
議論することはいいのですが、論点が複雑な問題に大して一面的に論じるのはいかがなものでしょうか?
コメント拾って回答してみましょう。
自分達が都合よく強引に権利を主張すれば、その分誰かが無理にガマンしなくてはいけない。 と言う基本的な事を分かっていないのかも知れません。

>ほんと、そのとおりです。憲法がどうの、自由がどうの、言う前に人間としてわきまえる節度がなってないのでしょう。

人間としてわきまえる節度とは何でしょうか?これほど個人的価値観の差異があるものを、まるで”一個人”の価値観で図ればいいような物言いは当然、問題視されるでしょう。
持論を正当化すること、その手法は、同じ穴のムジナでしかないでしょう。その自覚があれば、まだマシなのでしょうが・・・

>日本くらい国旗を貶める国は、私の知る限りありませんよ。日の丸、君が代反対といっている輩は中韓の提灯持ちが大半だと私は見ています。ロナルド・ドーアという英国人学者は以前河北新報のコラムで、日の丸、君が代反対する連中を「自由主義者」と表現、逆に賛成する者は偏狭なナショナリストと決め付けていましたが、中韓のナショナリズムにはダンマリという御用学者。
左翼連中には国旗、君が代について、国民投票を提案したいものですね。

ちなみに、日本以外でも国旗をさげすむ国民は実は居たりします。いい事例が、「ルワンダ」
まぁ、反政府活動が行われている国家は大概が、現政府の規定した国歌、国旗を否定的に捕らえるものです。東ティモールにとってのインドネネシア国旗と同じような問題も想定された方がいいでしょう。
理解している「国家像」が非常に狭量かつ日本やOECD諸国ばかりでは、ちょっと比較論としては妥当性がないでしょう。
次にまず、「自由主義」ではないという問題ですが、そもそも「自由主義」をどう規定できるのでしょうか?様々な「自由主義」の指向性があり個人の自由権の射程を広く解釈することが自由主義という規定もあります。
仮に「Aではない」というならば「Aとは何か?」というものが規定できて語るべきものでしょう。では、どれだけの人が「自由主義」を規定できるのでしょうか?その問題を含めないうちに「自由主義ではない」というのも問題でしょう。
同時に、「偏狭なナショナリズム」という規定に関しても同じことです。
 
>しかし先生は「公務中」であり、業務命令に従うのは当然の話。
 文句があれば卒業式の日に、「有給」を取って駅前で、日の丸君が代反対のビラでも配れば済む話。

残念ながらこれも間違いがあります。
卒業式の日に「有給」が取れないではなく、「有給」の理由が公務員に限らず必要になるからです。そして最大の問題点が、教育現場の教員が安易に「有給」が取れないことにあります。想定してほしいのですが、儀式の時にだけ有給にするとして、年間の有給の数と儀式の数では、儀式(国旗掲揚)の回数の方が上になるケースも多いです。安易に「有給」が取れる現場ならば問題は簡単でしょうが困難でしょう。
同時に、思想信条の自由という意味では、地方公務員は政治的主張は禁止されている状態です。つまり、ビラ撒きに対する違法性があるという問題です。(地方公務員法36条)

>卒業式で先生が「問題行動」を起こしたければ、辞表を持ってやれば筋は通っているとは思います。

問題行為という判定は司法にありますが、本義、地方公務員法36条の妥当性の問題は解決を見ていません(司法的には決定していますが)
つまり、問題という個人の価値観が尊重されるにしても、問題と思えない人間の価値観も尊重されることは事実なのでしょう。(それが違法であっても、第三者が断罪する権利、権限はないのは、法治国家として当然です)

>で左翼の問題点は・・・
 自分達に都合が悪い事は、全て悪いと言う意識でしょうか。単なるクレーマーにしか見えません。「モンスターなんとか」でしょうか。

すでに、「左翼」などという適当かつ曖昧な規定からして、問題があるのは言うまでもないでしょう。そもそも、本件に該当する人間を左翼と規定することに妥当性があるのでしょうか?そこらを総じて問題提起できないようでは、問題は深刻でしょう。
逆説的に、自分が正しいような言い方を同じようにしているという批判は免れないでしょう。
同時に、単なるクレーマならそれはそれで尊重されて然るべきでしょうし、問題解決としてどうしたらいいのか?という視点なしで糾弾するのも、愚痴でしょう。
つまり、批判者も原告も、自分の権利だけ主張しているに過ぎない「餓鬼の喧嘩」ということです。


正直、判決文章を読んでいるのか?という疑問を感じます。
己の正義をお互いに主張しているだけで、解決案を出そうとしないなら、司法の判断を尊重するしかないと思います。

私個人は、原告の主張を尊重しないまでも、時代によって変化するものと思います。
単純に、個人の価値観として「受け入れられない」というだけの主張では、建設性はないのですが、それでいいという水準ならば、それで論じてもらっても結構です。
しかし、社会が合意形成で成り立っていることを踏まえて、相手の論点を理解した上での反論もできないようなコメントばかりでは、困り者です。
是非に、ここのコメンターの方々には、是非、判決文を読む、理解してほしいと思います。
決してあなた達の主張が司法で採用されているわけではありません。原告の主張が退けられる理由を理解しないで、「私はこう思うから」なら、小学生の感想文でしかないでしょう。
それとも、感想で政治を論じるのでしょうか?その水準を否定しませんがね。

興味があったら、判決文調べてみてください。如何に自分たちが「安っぽく」「浅い」感情論で論じているのか?という問題を痛感できるはずです。

結論としては、批判者も原告擁護側もブログの意見みる限りは、表面だけの感情論で意見しているに過ぎない、という恥ずかしい状態なのですがね。
もっとも、感情論で政治を語ることを否定しないでも、それが説得力があるように思っているレベルの人なんて相手するつもりはありません。

  • 2008/06/19(木) 15:49:35 |
  • URL |
  • アシS #-
  • [編集]

コメントありがとうございます。

>葵さん、こんばんは。

>(⌒▽⌒) あはは 同好会を作ろうよ。

いいですねぇ。なんて名前にしますか(笑)。


>くろねこさん、初コメントありがとうございます。

>自分達が都合よく強引に権利を主張すれば、その分誰かが無理にガマンしなくてはいけない。 と言う基本的な事を分かっていないのかも知れません。

ほんと、そのとおりです。憲法がどうの、自由がどうの、言う前に人間としてわきまえる節度がなってないのでしょう。


>わくわくさん、

一言コメどうもです。


>mugiさん、

>そのフレディは国籍こそ英国でも、ペルシア系インド人でパールシー(インドのゾロアスター教徒)という少数民族の出です。

えっ、そうだったんですか!全然知りませんでした。やはり、他の社会で生きてこそ、自分のルーツを大切にしようと思うのでしょうかね。

  • 2008/06/15(日) 22:13:44 |
  • URL |
  • 一知半解男 #f2BEFQoE
  • [編集]

提灯持ち

こんばんは。

私は英国のロックバンドQueenのファンで、DVD『フレディ・マーキュリー、人生と歌を愛した男』を持っています。
そのフレディは国籍こそ英国でも、ペルシア系インド人でパールシー(インドのゾロアスター教徒)という少数民族の出です。彼の学んだセント・ピーターズ寄宿学校は20世紀初めに開校、現代も続いてますが、その学校の集会の様子には、愕然とさせられました。
国旗を背景にした生徒代表が、「インドは祖国。国民は兄弟。インドを愛します」と宣言しているのです!

日本くらい国旗を貶める国は、私の知る限りありませんよ。日の丸、君が代反対といっている輩は中韓の提灯持ちが大半だと私は見ています。ロナルド・ドーアという英国人学者は以前河北新報のコラムで、日の丸、君が代反対する連中を「自由主義者」と表現、逆に賛成する者は偏狭なナショナリストと決め付けていましたが、中韓のナショナリズムにはダンマリという御用学者。

左翼連中には国旗、君が代について、国民投票を提案したいものですね。

  • 2008/06/14(土) 21:10:37 |
  • URL |
  • mugi #xsUmrm7U
  • [編集]

日の丸

日の丸は 真ん中だけなら 赤旗だ

  • 2008/06/14(土) 12:52:32 |
  • URL |
  • わくわく44 #-
  • [編集]

この問題での一部左翼先生の態度は全く理解できません。

一知半解男さん、こちらでは、はじめまして。
トラバありがとうございます。

 君が代問題は、問答無用な気がします。
日の丸君が代が強制される事がダメなのは・・・生徒と父兄や来賓の人です。
 この人たちは、好きなようにしたらいいと思います。
 しかし先生は「公務中」であり、業務命令に従うのは当然の話。
 文句があれば卒業式の日に、「有給」を取って駅前で、日の丸君が代反対のビラでも配れば済む話。

 卒業式で先生が「問題行動」を起こしたければ、辞表を持ってやれば筋は通っているとは思います。
愚痴ってしまいました。

で左翼の問題点は・・・
 自分達に都合が悪い事は、全て悪いと言う意識でしょうか。単なるクレーマーにしか見えません。「モンスターなんとか」でしょうか。

 自分達が都合よく強引に権利を主張すれば、その分誰かが無理にガマンしなくてはいけない。
 と言う基本的な事を分かっていないのかも知れません。だから一般の人からの支持が広がらないのかも知れません。 

>自由や権利も大事だけど、濫用はいけません。
 自分も全く同感です。

  • 2008/06/14(土) 01:21:35 |
  • URL |
  • くろねこ #L8qX7C.g
  • [編集]

>私の場合は、憤慨するのが一種の愉しみと言うか、それへの反論を考えるのが道楽みたいになっているんですね。

(⌒▽⌒) あはは 同好会を作ろうよ。
お玉ちゃんも、かなり面白いです。
最近は忙しすぎてブログUPできないけど、時間が取れたら戦後左翼のアホさ加減を暴く予定。この予定が・・・今のとこと未定です。

  • 2008/06/13(金) 22:43:42 |
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一知半解

Author:一知半解
「一知半解知らずに劣れり」な自分ではありますが、「物言わぬは腹ふくるるわざなり」…と、かの兼好法師も仰っておりますので、ワタクシもブログでコソーリとモノ申します。
一知半解なるがゆえに、自らの言葉で恥を晒すのを控え、主に山本七平の言葉を借用しつつ書き綴ってゆきたいと思ふのでアリマス。宜しくメカドック!!
日々のツイートを集めた別館「一知半解なれども一筆言上」~半可通のひとり言~↓もよろしゅう。

http://yamamoto7hei.blog.fc2.com/

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