このブログを始めるにあたって、何をテーマにするか考えたわけですが、やはり政治系ブログにしようと。
というのも、始める前には、人気ブログランキングの上位に位置する政治系ブログによくコメント入れていましたから。
そういう時、やはりチェックするのは自分と異なる意見を持つブロガーのブログなんですね。
つまり、護憲派の方々のブログになるわけですが、護憲派の方々のブログはコメント拒否されたり、特定の思想にこり固まった人しか出入りしていなさそうなブログだったりして、自由に意見を交換できるブログがあまり見当たらない。
そんな中、私がもっぱらお邪魔させていただいたのは、護憲派の雄(というか雌!?)お玉さんが運営する「お玉おばさんでもわかる政治のお話」というブログです。ここでは、お玉ルールに則れば、原則コメントを表に出してくれるということで、護憲派だけでなく、改憲派の皆さんもよくコメント投稿していて、結構コメンテイター同士議論し合っています。
私も随分コメント入れていたので、護憲派の方々には五月蠅く思われていたと思うのですが、コメント入れているうちに、相手と議論を成り立たせるには次に挙げるポイントを守らねばならないと思うようになりました。
まあ、こんなことは常識程度のことなんですが、相手もあるのでなかなかうまく対応できない場合もあったりしましてね。そんなときは自分も嫌な気分になるし相手にも嫌な思いをさせていたと思います。気分を悪くされた方いましたら、済みませんでした。【議論する際気をつけるポイント】
1.相手の気分を逆なでするような、文体・態度等を取らない。常に丁寧な言葉づかいで、相手を難詰するのでなくおだやかに疑問を呈しながら自分の意見を述べる。
2.売られたケンカは極力買わない。買う場合でも、相手そのものではなく、努めて相手の主張そのものへの反駁に努める。反論する際は感情的でなく論理的に行う。
3.相手の主張もしっかり聞く。頭から否定しない。
4.あまりにもひどい反論には、再反論を行わないでやり過ごす。
5.揚げ足取りにならないよう気をつける。相手が指摘した自分の主張の誤った部分については素直に認め、謝るなり訂正するよう心がける。
以上の点に注意しながら、コメントをよく投稿していたのですが、どうもストレスが溜まりはじめて。
というのも、お玉さんの処は、持論展開は禁止されているんですね。ただ反論しているだけでは物足りなく感じてきたのもあって、この度ブログを開設しようと思ったわけです。
それはそうと、お玉さんの処は、ブログ主のお玉さんがうまくコメントを捌いていて感心してしまいます。お玉さんには、これからもずっとその調子で活躍してほしいなぁと期待しています。
ま、そんなこんなで討論を重ねているうちに、基本的には護憲派の皆さんも、真面目で日本のことを考えているのは同じなのだということは良くわかってきたのですが、それじゃどうしてこうも意見が違うのだろう?と思うようになりました。
そこで、私なりにいろいろ考えてみたのですが、彼らの主張を見ていて疑問に思う点は以下の5つ。
これは何も、左翼の方々に限ったことではなく、右翼の方々にも見られますけどね。でもどちらかというと左に多い気がする…。1.日本の立場、日本人の立場というものを、正しく理解しているだろうか?
2.あまりにも思想信条にとらわれすぎて、現実を見失っていないか?
3.人類皆兄弟、話せばわかる、といった気持ちで安易に判断しているのではないだろうか?
4.物事を判断する際、バランス感覚が取れていないのではないだろうか?
5.勧善懲悪などの感情に流されすぎる傾向があるのではないだろうか?
(もちろん、そう指摘するお前はどうなんだと言われるとあまり自信はありませんが、なるべく注意するよう心がけているつもりです。)
これからこうした点について、これからは個々に取り上げていこうと思います。
それはさておき、こうしたことを考えていると、最近、つくづく思うのが、教育の大切さ。
根無し草のような日本人が多くなりすぎているような気がしてなりません。顔は日本人でも、中身は白人だとでも勘違いしている”バナナ”のような人ばかり。脱亜でもない、入欧でもない、あるがままの日本人として自らのアイデンティティを取り戻す教育が必要とされているのではないでしょうかねぇ。
ま、今日はこの辺でやめときます。次回は我が師匠山本七平について書いていくつもりです。
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