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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
飛行機の席は、窓側か通路側か
日経土曜日の別紙「Plus1」に、「旅の乗り物、席は窓側? 通路側?」という特集。日経生活モニターのアンケートでは、窓側派3,501名に対して通路側派は2,031名との結果。新幹線座席も含んでいるので、必ずしも飛行機のwindowとAisleシートの比較ではないが、景色も見れて落ち着くし、結構「窓側派」も多いようだ。

もっとも、旅慣れた人は「通路側(Aisle)」という信仰は依然としてあり、私の使っている旅行代理店も、出張の座席を取る時は、特に指定しなければ当然のように通路側を押さえる。

私自身は、それほど乗継を急ぐ旅程でなければ、ラゲージもチェックインして窓際に座るのが好きだ。寝るにしても落ち着くし。まあ、それでも、長時間のフライトで、横にゴリラのようなアメリカ人が来た場合、トイレ行く時や、手荷物から何か取り出したい時などが面倒なんだなあ。通路側を選択したい気持ちも分かる。

この5月に西海岸に出張予定があるのだが、その後、プライベートで3日間休みを取り、西オーストラリアまで往復しようと計画中。ここから行くよりも西海岸から行くほうが少しは近いのだが、ほぼ地球の反対側。到着まで乗継時間入れておよそ24時間。5日で地球の反対まで往復というのは、実に大変な旅程。大変なんだが、行くと約束したので、行かねばならぬ。

特にUAの太平洋線、SFO-SYDのフライト時間は14時間半。エコノミーで行くのは大変だ。かといってビジネス・クラスのチケットは2万ドル以上という、まるで冗談のような値段。

若干高めの料金払ってHクラスを予約し、6万マイル使用して、ビジネスクラスへのアップグレードをリクエストすることにした。座席にはガラガラだが、発券後まだステイタスは「waitlisted」でクリアされていないのが気がかり。

SYDで入国して後は、更に国内線で4時間半。こちらのほうはカンタスで、アップグレードは効かない。まあ、これはやむなし。10年以上前にも、西海岸から同じルートを往復したことがあるのだが、実にきつい日程だったなあ。

乗継時間も大変に厳しいので、荷物は機内持ち込みとして、座席はとりあえず、UAのエコノミー・プラス、バルクヘッドの通路側を押さえた。

機体はもう昨今では珍しくなってきたB744。両側の座席が3列。アップグレードが効かなかった場合、窓際で寝て行ってもよいのだが、3列席の場合、通路側と真ん中にゴリラが並ぶと、窓側座席は最悪の選択となる。まあ、まだ空いてるようだから、そんな事にはならないだろうが、もう少し様子を見て、最後にシート・アサインメントを再考しなければ。