お盆休みが始まった週の月曜に「新橋鶴八」訪問。休み前に「空いてます」とメッセージを貰って予約してあったのだった。
ニュー新橋ビル2階に上がると五十嵐親方が外に居て、カフェのTVで高校野球を観戦している。そのまま一緒に店内に。他のお客はもう少し後のようだ。
お酒はまず「白龍」、しばし他の客はいないので、五十嵐親方とあれこれ雑談。うちのBlogのコメントに「新橋鶴八に行ったらガリ(生姜)が出なかった」と書いた人がいたので、本当にお客が頼まないとガリを出してないのか確認。これは私自身、何度か経験していて「ガリ出してよ」と頼んだ事もある。
「出しても食べない人もいるし、SDG'sですよ」などと訳の分からない事をのらりくらい言うのだが、どうやら客が頼まないとガリを出さない事があるようだ。寿司にお茶とガリは付き物だろうと言ったのだが、「でも、本当に異様にたくさん食べる人もいるんですよ」と。確かにやたらにガリを食う客は見た事があるけれども、出さないと言うのは駄目だろう。あまり多量に食う客は黙ってガリ代を500円とか付けておけば良い訳で。
昔、すきやばしにある大変有名な寿司屋で、何度もガリをお替りした客がいて、彼が返った後に爺様の店主が「ガリばっかり食いやがって」とまだ他の客も居るのに喋ったとネットに流れた事がある。「わずかなガリをケチって因業な昭和の職人だと言われたら嫌だろう」と言っても「いや、私も昭和の職人ですから」と口答えをする(笑)
しまいには「だって「しみづ」だってガリを沢山食われないようにガリの味を辛くしてるって聞きましたよ~」と言うのだが、ま、他所の店は良いから、自分の店では要らないという客は別として、客にはちゃんとガリを出さねばいけない。そんな話を延々として疲れた(笑)
つまみは、カレイ、塩蒸し、石垣貝、カツオ、新イカのゲソなど。サバも根付きのサバの脂が乗っている。漬け込みのシャコもつまみで。塩蒸しは香り良く美味かった。カツオも脂が乗る。新イカのゲソは癖のない仄かな甘みが良い。お酒は「天狗」に切り替え。その後は芋焼酎水割りを。
この辺りで握りに。ガリもちゃんと出してよというと渋々(笑)奥から出して来た。この店のガリ入れの器というのは赤黒い模様の大きなすり鉢のような焼き物で、おそらく日本の寿司屋で一番大きなガリ入れの器ではないか。そこにちょっとだけガリを入れてケチケチ出すのだから面白いよなあ(笑)
握りは、カレイ。新イカはもう大きくパキパキした口当たり。コハダは新子の2枚漬け。マグロ漬け。後何か出たような気がするが、最初のガリ談義でだいぶお酒が進んだので、あまり覚えていない。煮物は確か無かったはずだが。そうそう、渦中のガリについて言えば、ごく普通だった(笑) 師匠店から馴染みの妻物屋で2ヶ月に一度くらい生姜を仕入れて、自分の店で漬けているのだとか。
ニュー新橋ビル2階に上がると五十嵐親方が外に居て、カフェのTVで高校野球を観戦している。そのまま一緒に店内に。他のお客はもう少し後のようだ。
お酒はまず「白龍」、しばし他の客はいないので、五十嵐親方とあれこれ雑談。うちのBlogのコメントに「新橋鶴八に行ったらガリ(生姜)が出なかった」と書いた人がいたので、本当にお客が頼まないとガリを出してないのか確認。これは私自身、何度か経験していて「ガリ出してよ」と頼んだ事もある。
「出しても食べない人もいるし、SDG'sですよ」などと訳の分からない事をのらりくらい言うのだが、どうやら客が頼まないとガリを出さない事があるようだ。寿司にお茶とガリは付き物だろうと言ったのだが、「でも、本当に異様にたくさん食べる人もいるんですよ」と。確かにやたらにガリを食う客は見た事があるけれども、出さないと言うのは駄目だろう。あまり多量に食う客は黙ってガリ代を500円とか付けておけば良い訳で。
昔、すきやばしにある大変有名な寿司屋で、何度もガリをお替りした客がいて、彼が返った後に爺様の店主が「ガリばっかり食いやがって」とまだ他の客も居るのに喋ったとネットに流れた事がある。「わずかなガリをケチって因業な昭和の職人だと言われたら嫌だろう」と言っても「いや、私も昭和の職人ですから」と口答えをする(笑)
しまいには「だって「しみづ」だってガリを沢山食われないようにガリの味を辛くしてるって聞きましたよ~」と言うのだが、ま、他所の店は良いから、自分の店では要らないという客は別として、客にはちゃんとガリを出さねばいけない。そんな話を延々として疲れた(笑)
つまみは、カレイ、塩蒸し、石垣貝、カツオ、新イカのゲソなど。サバも根付きのサバの脂が乗っている。漬け込みのシャコもつまみで。塩蒸しは香り良く美味かった。カツオも脂が乗る。新イカのゲソは癖のない仄かな甘みが良い。お酒は「天狗」に切り替え。その後は芋焼酎水割りを。
この辺りで握りに。ガリもちゃんと出してよというと渋々(笑)奥から出して来た。この店のガリ入れの器というのは赤黒い模様の大きなすり鉢のような焼き物で、おそらく日本の寿司屋で一番大きなガリ入れの器ではないか。そこにちょっとだけガリを入れてケチケチ出すのだから面白いよなあ(笑)
握りは、カレイ。新イカはもう大きくパキパキした口当たり。コハダは新子の2枚漬け。マグロ漬け。後何か出たような気がするが、最初のガリ談義でだいぶお酒が進んだので、あまり覚えていない。煮物は確か無かったはずだが。そうそう、渦中のガリについて言えば、ごく普通だった(笑) 師匠店から馴染みの妻物屋で2ヶ月に一度くらい生姜を仕入れて、自分の店で漬けているのだとか。
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