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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「輿兵衛」訪問
日曜夜は、久々に西大島「與兵衛」。1月2月はバタバタして訪問するのはすっかり時間が空いてしまった。最初にギネス頼んで雑談。最近は店の景気に波があるのだとか。まあアベノミクスの掛け声で為替や株価が動いても、企業業績と実体経済が改善してる訳じゃないからなあ。

まず最初に供されたのは牡蠣スープ。濃厚な魚系の出汁に、実に肉厚の大きな牡蠣が。

本日の大吟醸は伏見の「まつもと」。お通しの皿には、エビ頭ヅケ、白子、漬け込みの蝦蛄、ホタテ煮浸し、ヒラメヅケ、中とろ炙り、そして追加で牡蠣の佃煮風。お酒は「十四代 本丸」に切り替え。

お通しの皿が終わると、そこからおまかせの握りに。

まずはマグロ赤身ヅケ。ネットリとした旨味あり。ヒラメは、甘酢とゴマ醤油で一貫ずつ。甘酢はトウガラシ、ゴマ醤油はアサツキで味のアクセントに。シマアジ炙りはいつもながら香ばしく旨い。エビ、北寄貝と来て、ここから光物に。

サヨリはオボロを挟んで握る。コハダは小型だがネットリした旨味。イワシも身は小型だが脂が素晴らしく乗っており実に濃厚。サバは甘い脂が固めの酢飯と共に口中で溶ける。この店の光物は最低3種類はいつも置いてあり、それぞれに旨さの特徴が際立って実に印象的。

ハマグリはコクのあるツメで頂くと実に旨い。白くふっくら煮上がったアナゴもこの店独特。最後に酢飯抜きで卵を。以前は「鶴八」流に小柱使ってたのだが、最近芝海老に変更。

この日はカウンタの人数が少なく、なじみ客ばかりなので、奥さんも入れて全員であれこれしゃべりながら。後半で親方がダジャレ言った時に、「今日はダジャレ言ったの今のが初めてだよね」と気付く。ダジャレ言うのを忘れるほど話が弾んでたということかな(笑)。

勘定済ませると、手拭いを頂く。いつも1月に来た際にお年賀で貰ってたが、2月後半の初訪問で頂けるとは感謝感激だな。最近、平日でも当日予約で入れるとのことなので、トライしてみるか(笑)