投稿日:2016-11-03 Thu
昨日11月2日は68回目の誕生日だった。ずいぶんと生きたものだ。大学の方が、文化祭で休みだったので、上野へ「ラスコー展」を見に行ってきた。毎日新聞の後援なので無料入場券が手に入ったのだ。何度もフランスに行っているが、まだラスコーに行ったことがない。今回展覧会を見て、ますます行きたくなった。谷と山、渓流と森、資料映像を見ると限りない自然の美が画面いっぱいに氾濫している。入場してまず驚くのは、入り口近くに展示されている骨から復元したクロマニョン人の母娘だ。フランスの技術の高さを雄弁に物語っている(製作者Elisabeth Daynès)。母親が娘の顔にペインティングを施している真っ最中のその作品は、まるで生きているようで動き出しそうだ。二人はどんな言葉を発して、会話していたのだろうか。
写真ではわからないが、むき出しの足など肌の部分には産毛まであった。
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