投稿日:2024-04-21 Sun
以下はこの度、信号機問題に関して市と交わしたメールです。4月1日(月) さいたま市の「私の提案」に再度、次のような文章を書き送った。
私は以前(1月末)この「市長への提案」において、桜田と西堀地区の間の大宮バイパスに信号機付きの横断歩道の設置をお願いしたものです。すると2月5日(月)に道路環境課の方から電話をいただきました。それによりますと国道の信号機問題は「大宮国道事務所交通対策課」の担当なので、そちらに私の電話とメールアドレスを回すとのことでした。ところが一ヶ月以上経過しても何の音沙汰もありません。そこでしびれを切らし3月28日、南区にある「大宮国道事務所浦和」まで出向き、それまでの経緯と要件を話しました。すると、それから2時間後に「大宮国道事務所交通対策課」から電話がありました。電話の内容は「信号機のことは警察署の管轄だから、浦和西警察署に行き相談してくれ」ということでした。それだけのことを言うのになぜこんなに時間がかかったのでしょう。件の道路環境課の方が連絡をしなかったのでしょうか、それとも「大宮国道事務所交通対策課」が連絡を受けても「瑣末なこと」として放っておいたのでしょうか。
私はすぐに浦和西警察署交通課規制係に電話してアポを取り、警察署に向かいました。
警察では二人の方が対応してくれました。私の住むバイパスの西側である桜田・新開地区の老齢化問題、商店街のシャッター街化問題等を説明し、バイパスのすぐ向こうに病院、公民館、大型スーパーがあるが、そこに行くにはバイパスと別所沼通りの交差点と鴻沼緑道の歩道橋しかないため、シルバーカー、車椅子、自転車等の通行ができない旨伝えました。
残念ながら、警察のお二人は普通の信号機であれ、歩行者専用の押しボタン式であれ、信号機は作れないという前提でお話しをしていました。そこで「どうやって病院に行ったらよいのでしょう?」と問いかけると、私が提案している信号機の設置地点から300m北にある信号機の横断歩道を渡るようにとまで言いだす始末です。そうなったら、想定の設置地点から北へ300m、道路を横断して想定設置地点まで戻って300m、さらに病院まで約300m、合計1キロ近くの距離になります(公民館、大型スーパーもほぼ同距離)。交通弱者にする説明とは思えません。歩けばたった10分で病院に行けるのに、タクシーを呼ばねばならない人がいると訴えても馬耳東風でした。警察の方の最大関心事は「交通事故死ゼロを目指す」(御本人の言葉)ことで、地元の居住者の生活にまで思いは及んでいない証左です。
ですから、ここで問題なのは単なる信号機設置の問題(交通量、事故多発地帯、事故死)ではなく、桜区の住民の生活環境のありようが問われているのです。平成時代を経て道路の交通事情も住民の居住環境も随分と変化しました。交差点と信号機だらけとなった大宮バイパスはすでにバイパス機能は低下し、街なかの道路と大差がなくなっています(例えば戸田市内谷には徒歩と自転車用の押しボタン式信号機もあります。バイパスとしての機能はその上を走る高速道路が担っています)。もしかするとさいたま市の他の地域にも同様の問題があるかもしれません。
以下は、前回の文の要約です。
別所沼通りは新大宮バイパスのために遮断されていて、歩道橋でしか渡ることができません。歩道橋では自転車での買い物も、ショッピングカートやシルバーカー利用の買い物も年配者にとってはほとんど不可能です。
別所沼通りの突き当たりにある歩道橋は小学生の通学用として大切ですからそのままにして、別所沼通りのもう一本南の、さいたま市立公民館と「ヨーク・フーズ」の間の通り(歩道付きの立派な道路です)とバイパスとの交差点(ガソリンスタンドの横)に信号機をつけ横断歩道を設置していただきたい。自動車用信号機が無理ならば、歩行者と自転車専用の押しボタン式信号機でも良いと思います(後者の信号機の場合、病院近くならどこでも構いません)。
そうすれば、陸の孤島のようになった桜田・新開地区の交通弱者の人たちは、スーパーにも公民館(ここでは年寄り向けの教室や催物がたくさんあります)にも、そしてなによりも「三愛病院」にもアクセスが可能になるでしょう(「三愛病院」の隣に鴻沼緑道の歩道橋がありますが、車椅子の方やシルバーカーの方には利用できません)。
現在、桜田・新開地区は老人や障害者(交通弱者)にとって陸の孤島となっています。どうか、ご一考くださいますよう切にお願いします。
4月4日(木) 次のようなメールが届いた。
石田 様
日頃から、道路行政の推進にご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
道路環境課 Sと申します。
お問い合わせいただきましたご要望につきましては、令和6年2月5日に電話にて
回答させていただきましたとおり、「大宮国道事務所」の管理道路となります。
つきましては、当市においては、対応しかねますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
************************
さいたま市 建設局 土木部 道路環境課
交通安全施設係
TEL 048(829)1490 (内線)3531〜3533
道路橋りょう係 担当:
4月8日(月) 対して、次のように書いた。
さいたま市 建設局 土木部 道路環境課
交通安全施設係 御中
ご返事ありがとうございます。
しかし、2月5日の電話によるご回答の結果について私が書いたことをご理解しておられませんね。
「大宮国道事務所」はなんの返事もしてくださらなかった。私が「大宮国道事務所浦和」に問い合わせなかったら、そのまま放置されたでしょう。しかも、その返答が「浦和西警察署に行け」の一言でした。その顛末はすでに述べました。
私が望んでいるのは、さいたま市長への提案制度「私の提案」に書くことによって、さいたま市に私たちの地域のような「陸の孤島」が存在していることを市長さんに知っていただくことにあります。もしこのサイトに書いてもそれが不可能なら、真に市長さんにものが言えるサイトを教えてください。
市長さんに私たちの声が届かないのでしたら、他の手段を考えなければなりません。
よろしくお願いします。
石田
すると、4月12日(金)に次のような返事があった。
石田 様
日頃から、道路行政の推進にご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
お問い合わせいただきましたご要望につきましては、令和6年4月4日にメールにて回答させていただきましたとおり、「大宮国道事務所」の管理道路となります。
つきましては、当市においては、対応しかねますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
なお、令和6年1月18日付けでいただきました「わたしの提案」につきましては、
対応結果を取りまとめ、市長に報告を行っており、令和6年2月21日に市長は内容を確認しております。
4月13日(土) 次のような返事をした。
さいたま市 建設局 土木部 道路環境課
交通安全施設係 担当 S様
市長が内容を確認なさっているというご返事、ありがとうございます。
心強い思いがいたします。
すでに書いたように警察は取り扱ってくれそうにありませんので(「大宮国道事務所」は反応もありません)、なんらかの方法を考えたいと思っています。
歩道橋は車と接触しないので安全ではありますが、交通弱者にとっては越えることのできない「壁」です。昭和40年代ごろから道路網を建設した時に、経済発展を旗印にした車優先社会の残滓でもあります。それでも最近随分と減りましたが、まだまだ当地区のように依然として残っています。また歩道橋は地震災害の時に道路を遮断する凶器にもなりうるものです。
余計なことをくだくだと、どうも失礼しました。
石田
さて、これからどうしようかとひとまず立ち止まって考えてみます。もし、この続きがあったら(可能だったら)・・・、続きます。
このような要望を直接に市民が行政に伝えてもほとんど取り合ってもらえません。市議に相談に行き、議会で取り上げていただくよう訴えれば、よろしいかと思います。県道であれば、県議に話を持っていくことがよいと思います。私の経験ではこれでほとんどの問題は解決します。
2024-04-23 火 10:34:36 |
URL |
西山教行
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西山さん、ご無沙汰しております。ご助言ありがとうございます。
実はすでに市会議員の人に相談したのですが、彼は国道が絡むので、時間がかかりそうだと言っていました。再来週彼と会うことになっているので、また話を聞いてみるつもりです。もしだめなら、国会議員も考えています(ただし、この市会議員は立憲で関係をたぐって頼もうとしている国会議員は自民党)。
退職後、町歩きをしたり、病院に通ったりしているうちに、町づくりの不完全さを痛感するようになりました。
実はすでに市会議員の人に相談したのですが、彼は国道が絡むので、時間がかかりそうだと言っていました。再来週彼と会うことになっているので、また話を聞いてみるつもりです。もしだめなら、国会議員も考えています(ただし、この市会議員は立憲で関係をたぐって頼もうとしている国会議員は自民党)。
退職後、町歩きをしたり、病院に通ったりしているうちに、町づくりの不完全さを痛感するようになりました。
2024-04-23 火 11:23:08 |
URL |
石田明生
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