投稿日:2008-01-30 Wed
数独に「毒」された我が家今我が家では数独がはやっている。なにをいまさら、と思われるかもしれないが、やりだしたら止まらない。
他の新聞は知らないが、毎日新聞の夕刊の一面に必ず初級の練習問題が載っている。今では夕刊が待ち遠しいくらいだ。新聞の問題のマス目を数字で汚すと他の者ができなくなるので、コピー用紙に作った我が家専用のマス目に問題を写す。そうしたほうが大きくなって数字が見やすいのだ。なにしろ我が家では老眼が三名中二名という高率だから。
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投稿日:2008-01-27 Sun
今歯医者さんに通っている。だいぶ前からだ。そのためだろう、歯科技工士というのだろうか、そこの女性と話をするようになった。僕がフランス関係で生活の糧を稼いでいるのを知っているので、畢竟、フランス話になる。そんな話の流れから、たまたまサルコジ大統領の恋人の話題になった。「えっ、その人を知っているのですか?」
「知っていると言っても、彼女のCDとDVDを持っているだけですよ。でもずいぶん前から知っています。2004年には日本に来ましたからね。あっ、そうだ。いつもBGMが流れていますが、彼女の曲にしたらいかがですか。つぶやくように歌っていますから、きっと合っていますよ」
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投稿日:2008-01-27 Sun
1月26日(土)快晴今日は1時間目だけ試験。そして今年度最後の出講だ。少しうれしい(採点と成績表記がなければもっとうれしいのだが・・・)。
帰りに新宿で途中下車して、紀伊国屋サザンシアターに行く。民藝の一月公演『選択 一ヶ瀬典子の場合』を見るためだ。劇作家の木庭久美子さんから招待状をいただいた。昔から親しくさせていただき、作品上演のたびに招待状をいただいている。だから、木庭さんの劇はほとんど観させていただいている。『夢二の妻』や『ピアフの妹』のような、偉大な人物の近くで暮らす地味な人間の微妙な心理にスポットを当てた作品もあるが、木庭さんの真骨頂はやはり、「老い」と正面から向き合い、老いを抱えた人間の実存をテーマにした劇(例えば『さよならパーティー』)になるだろう。
今回の『選択』も、老いの先で待っているかもしれない「認知症」や「終末医療」、「尊厳死」がテーマだ。
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投稿日:2008-01-25 Fri
真夜中、リアーヌ・フォリーを聴いて、様々な思いをめぐらしてみる。昨年の夏、モンパルナス駅近くのホテルに泊まった時、部屋のテレビをつけたら、たまたま彼女がピエール・パルマードと二人芝居の喜劇を演じていた。二人の掛け合いは、何年か分の「ソワレ・デ・ザンフォワレ」を見ていればわかるのだが、お手の物だ。レスビアンの男役のようなアルバムの写真とはうらはらに、彼女は喜劇女優としてもなかなかで、特に、日本の「コロッケ」同様、声帯模写に抜きん出ていて、コンサートでもしょっちゅう観客の笑いを誘っている。仲間たちは彼女を「長靴をはいた猫(牝)」と呼んでいるそうな・・・
アルバム『徐々に徐々に』のジャケット
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投稿日:2008-01-23 Wed
1月23日(水)雪払暁、まだ床にあって聞こえたのはカラスの鳴き声だった。夕べの天気予報によると、今朝は朝から雪ということだったので、うっすらと雪化粧をした街にかまびすしい鳴き声をたてた小鳥たちが飛び交うさまを想像していたので、少々がっかりという目覚めだった。
起き出して窓から外を見ると、やはり雪はなく、黒々とした街があるだけだった。
やっと朝食をとっている頃から、雪は降り出した。小さな庭にも、餌台にも雪は積もる。少しずつ心が洗われるようだ。

今日に庭に現れたのは三毛猫が一匹、
彼(女)はガラス戸越しにじっと僕を見つめた後、つまらなそうに去って行った。
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投稿日:2008-01-19 Sat
最近 I さんという方から、メッセージをいただいた。やはり、駅のホームで流れている「鳥のさえずり」を常々不快に思っていらっしゃると言う。さらに日本の、あるいはJR東日本の「貧しさ」をお感じになっておられる(同感!)。ところで I さんは僕よりも行動的だ。JRサイトを通して、あの音を流している理由を尋ねて、現在回答待ちの状態だそうだ。どうか I さん、回答が来たら教えて下さい。興味津々です。そこでもう一度、この「鳥のさえずり」について考えてみよう。
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