投稿日:2009-07-15 Wed
暑いのに政治の話で恐縮ですが・・・やっと総選挙の日程が決まった。ここまで麻生総理は、なかなか解散に持ち込めず,決断力のなさを露呈し続けた。彼はおそらく,イタリア・ラクイアサミットを起死回生、一発逆転のチャンスと思っていたのだろう・・・サミットでいいところを見せれば、民意はおのずから自分のほうに流れてくるはず・・・
それとも、サミットというところにどうしても出席したかったのだろうか。それも考えられる。なにしろ,世界の首脳を一堂に会しての文字通り世界の表舞台と呼べる会議なのだから。
ところが皮肉なことに、麻生氏はその晴舞台で自分の存在があまりに軽いことを痛感したに違いない。各国首脳たちは彼をまともな交渉相手としてみず、単に日本の首脳として、まるで象徴天皇に対するように扱っていただけだった。それも当然だ。余命幾ばくもない患者と将来の夢を語り合っても実りは薄い。失脚がほぼ確実視されている首相を相手に国家間の将来ヴィジョンを、誰がどう構築するというのか。
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