投稿日:2007-05-25 Fri
ゲンスブールの墓
半年ぶりにゲンスブールの墓に来ました。様子が一変しているので、また写真を撮りました。
ゲンスブール、死してなお日に日に新たなり、ということでしょう。
写真の彼に撮影している僕の姿が重なり合って・・・
これも何かの縁、彼に語りかけてみる。
君の傑作はなんだろう?
君の思いなど無視して言わせてもらえば、僕があげたいのは次の曲だ。
『プレヴェールに寄せて』
『ジキルとハイド氏』
『メロディー・ネルソン』
『この人を見よ エッチェ・オモ』
『仲間、ノスタルジー』
「君自身は『よだれ』『Je t'aime moi non plus』『レモン・アンセスト』を付け加えたいのでは?
「えっ、なんだって? 最高傑作は娘のシャルロットだって
「ほんとに、シャルロットはいい女になったね」
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投稿日:2007-05-20 Sun
再度モンマルトルの墓地を訪ねました。何度行っても、何度歩いても、感慨は新た、様々な思いにとらわれます。1.アルフォンシーヌ・プレシス(1824-47)
【アルフォンシーヌ・プレシスの墓】
以前、デュマ・フィスの墓を紹介しましたが、彼が愛した椿姫のモデルとなったアルフォンシーヌ・プレシスのは紹介できませんでした。このたび写真におさめることができました。
【椿姫のモデルとなったアルフォンシーヌ】
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投稿日:2007-05-06 Sun
何日通えば、ペール・ラシェーズ墓地を完全制覇できるのでしょう?パリに来ると墓地の比較的近くに滞在しますので、単なる散歩も含めて10回くらいは歩いているでしょうか。ペール・ラシェーズは僕にとってお気に入りの散歩コースなのです。【墓地の正門】
ルイ14世の聴罪司祭だったラシェーズ神父の名前から、墓地名はついています。
樹木と坂道、そして石畳の散歩道、ここはまるで歴史を巡る大庭園のようです。そのために、観光地としても有名で、美術館が休みの火曜日や祭日はたくさんのツーリストでにぎわいます。
【犬と少年】
この墓地を散歩して帰るたびに、まるで小公子のような、この「犬と少年」のお墓を見ます。ご両親はどんな思いでこんな立派な墓を建てたのでしょう。不思議な気持ちになります。
大人の死も、子供の死も、人の死はどれも同じなのですが・・・
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投稿日:2007-05-05 Sat
ペール=ラシェーズ墓地は広大です。この墓地をすべて見て回るには、どのくらいの日数を必要とするでしょうか。そして、どれだけの数の著名人が眠っているでしょうか。手元のミシュラン・ガイドブック(緑)には、51人の墓が地図で紹介されています。
1. ショパン(1810-49)
【フレデリック・ショパンの墓】
ショパンは、言うまでもないでしょうが、最も有名なピアニストで作曲家です。ポーランド人だった彼は、パリで生き、恋をし、死にました。そして、今もパリで眠っています。
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投稿日:2006-11-06 Mon
墓地にもそれぞれの顔があるから不思議だ。モンパルナスの墓地はフラットで、樹木が少なく、光が多いせいだろうか。
あるいは、ブランクーシの傑作『接吻』を最初に目にしたからだろうか。
この墓地は他の墓地と異なり、訪れる者をほのぼのとした気持ちにさせてくれる。
聖母被昇天の日(8月15日)、モンパルナスの墓地を歩く。
《ブランクーシ作『接吻』》
『接吻』拡大[注:この『接吻』は墓ではありません]
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