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- » 2010 . 11
Category : 昭和の新聞
昭和58年に報道されたクーデター未遂事件について。
もちろん空中楼閣である。クーデター未遂事件は、空自の幹部を称する人間が東京新聞にタレこんだ形になっている。その内容は悉く荒唐無稽なのだが、中でも一番不自然なのが「海自の人間が憤っている」という、その憤りの内容である。
「(海自の同志がいうには)シーレーンを守れということは、公海上で敵艦を撃沈しろということですよ。アメリカは必ずそれをやります。冗談じゃない、日本の山河を守るためには死んでもよいが…」(自称「空自幹部」)
ここについて、海自が「公海で戦うことを忌避している」とする所が不自然。海自がどこで戦うかだが、戦時に領海だけを守る、領海に限定して戦うなんて考えはない。自称「空自幹部」は、実際の海上作戦の様態を全然知らずに、専守防衛という言葉にひきづられている。 昭和40年代の国会答弁「海からの侵攻に対処するのが海上自衛隊」と同じくらいピントが外れている。
この陳述を見る限り、少なくとも海の関係者はいない……まあ、そもそも空中楼閣なんだけどね。
もちろん空中楼閣である。クーデター未遂事件は、空自の幹部を称する人間が東京新聞にタレこんだ形になっている。その内容は悉く荒唐無稽なのだが、中でも一番不自然なのが「海自の人間が憤っている」という、その憤りの内容である。
「(海自の同志がいうには)シーレーンを守れということは、公海上で敵艦を撃沈しろということですよ。アメリカは必ずそれをやります。冗談じゃない、日本の山河を守るためには死んでもよいが…」(自称「空自幹部」)
ここについて、海自が「公海で戦うことを忌避している」とする所が不自然。海自がどこで戦うかだが、戦時に領海だけを守る、領海に限定して戦うなんて考えはない。自称「空自幹部」は、実際の海上作戦の様態を全然知らずに、専守防衛という言葉にひきづられている。 昭和40年代の国会答弁「海からの侵攻に対処するのが海上自衛隊」と同じくらいピントが外れている。
この陳述を見る限り、少なくとも海の関係者はいない……まあ、そもそも空中楼閣なんだけどね。
Category : 有職故実
海軍兵学校、機関学校、経理学校の生徒を総称して海軍生徒と呼ぶ。海軍予備士官制度との兼ね合いから高等商船も海軍生徒としての取り扱いを受ける。この海軍生徒の募集記事を昔の官報で見つけた。
学歴は問わない。ただし既婚者はだめ。そういった内容であるが、身体検査の基準もある。デブやチビ、虚弱者、既往症のあるものは駄目、これは分かる。しかし「極度に腋臭(わきが)の強いもの」(大意)も駄目というのは気の毒。
実際には、麝香腺がついているんじゃないかというほとスゴイ腋臭の持ち主はいる。閉鎖空間で一緒にされたら堪らないかもしれない。
しかし、それを欠落事項とまでするのは、如何なものかね。それとも戦前にも腋臭の手術があって、海軍生徒目指すヤツは事前に処置をしたのだろうか。
2005年07月30日 MIXI日記より
学歴は問わない。ただし既婚者はだめ。そういった内容であるが、身体検査の基準もある。デブやチビ、虚弱者、既往症のあるものは駄目、これは分かる。しかし「極度に腋臭(わきが)の強いもの」(大意)も駄目というのは気の毒。
実際には、麝香腺がついているんじゃないかというほとスゴイ腋臭の持ち主はいる。閉鎖空間で一緒にされたら堪らないかもしれない。
しかし、それを欠落事項とまでするのは、如何なものかね。それとも戦前にも腋臭の手術があって、海軍生徒目指すヤツは事前に処置をしたのだろうか。
2005年07月30日 MIXI日記より