テレビ…クズ、カス、ムダ、バカの見本市だ
●テレビを見るとバカになるのではない。テレビそのものがバカの見本市なのだ。
おそらく、少なからぬ視聴者はこのような認識を持ってテレビを見ていると思うのだが…どうだろう?
朝の8時から夕方まで放映されるニュース&バラエティの番組の低劣さ、愚劣さ。登場するコメンテイター達の下らぬコメントの数々。テレビ局がいつまでも果てしなく貴乃花を取り上げる例に象徴される低レベルな内容。夜の報道番組もまた、毒にも薬にもならぬコメントしか言えない司会者がいて、その隣にデク人形の如くアシスタント女性が座っている。
コメンテイターがバカでも通用する証拠に、芸能人※が偉そうに政治・経済・歴史等について知ったような能書きを並べて平気な顔をしている。もちろん、問題は芸能人よりも彼等・彼女等を報道番組で使うテレビ局の方にある。
テレビドラマは例によって十年一日のごとく、バカバカしいものばかりが並び、バラエティは「日本って凄い系」の自慰番組※を垂れ流す破廉恥ぶり。日本に来た外国人の中から、日本を誉める例だけを紹介すれば、視聴者が「そうか!日本って凄いんだ!」と思うのか?
逆に、日本を貶す外国人の例だけを紹介する、「日本って、酷いね系」番組を企画したらさぞかし面白いだろうと私なんかは思う。街並みの雑然とした汚らしさや、騒音の酷さや、見苦しい看板の乱立を紹介したり、企業内では一般社員や女性社員が如何に時代遅れな扱いを未だに受けているか、その一方で、日本人女性のレベルの低さ等、日本に来て、日本で生活をしている外国人にばんばん批判させたら面白いだろう。
※皮肉なことに、「日本って凄い」番組を見ると実は、日本が素晴らしいのではなく、日本の文化や慣習を真剣に学ぶ外国人の素晴らしさが浮き彫りになっている。もちろん、それだけの優秀な外国人を選りすぐって取り上げるからでもあろうが。
●これまで皇太子であった時にはどちらかと言えば皇太子夫妻に批判的で秋篠宮夫妻には好意的だったメディアが手のひらを返したように新天皇夫妻を持ち上げ出す。なんたる破廉恥さ。そして、「令和」「令和」と、バカの狂騒曲の騒音を垂れ流す。バカが狂うのだから始末に負えない。
●テレビ局が憲法国民投票のCM規制案に対し、表現の自由をタテに反対した。本音は金欲しさに報道の「公平性」を無視し、安倍自民党政権の「改憲CM」をじゃんじゃん放送するんだよ。
これこそまさに、テレビの欺瞞性・偽善性を如実に表わしていると思う。
前にも書いたが、テレビ局の一つや二つ倒産しても国民はちっとも困らない。むしろ、テレビ局に真の反省を迫る為にも倒産した方が良い。一般企業の中には経営者が真剣に顧客第一主義を打ち出したり、社内環境の改善に取り組んでいる例も少なくない。その背景には、アクドイ商売や劣悪な社内環境を続けていれば企業は倒産すると知っているからだ。倒産を知らないテレビ会社は反省が無い。私としては、欺瞞性・偽善性という点で最悪なテレビ朝日はつぶれたら良いと思う。安倍政権はテレ朝が嫌いみたいだから、何のかんのと「因縁?」をつけて営業停止に追い込んだらどうか?
●以上の「極論?」に対しては、「テレビにも良い点はある」「良い番組もある」「それでも利用価値はある」との反論もあろう。しかし、そのような「常識?」を言ってみても、虚しくないか?
●「NHKから国民を守る党」の候補者が統一地方選で何人も当選したそうだ。
私はまだこの党のことは良く知らないが、ある意味、国民の本音を知っている集団かもしれない。NHKだけでなく、民放からも国民を守る党にしたらどうか?
☆私はNHKの衛星放送で1時間毎に10分放映される「BSニュース」を見ている。
ニュースはこれで十分だ。後は新聞とネットで間に合う。1時間以上の報道番組での司会者やコメンテイターの愚にも付かぬ能書きや長々としたおしゃべりは不要だ。私は能書きやおしゃべりよりも、事実と事実に基づく見通しだけを知りたいのだ。能書きを並べる時間があればもっと様々なニュースを知らせて欲しいのだ。
☆BSフジで夜8時から放映される「プライムニュース」は時々見る。
右翼系の番組で事実、そちら系の知識人や論者が良く登場する。私とはかなり違う認識・人生観・歴史観の人達の意見やその欠陥を知る上で参考になるので、時々見る。
先日も櫻井よしこ刀自が登場し、韓国を蹴っ飛ばせ!と、例によって勇ましい意見を述べていた。よしこ刀自は年齢はおいくつになったのかな?とにかく意気軒昂で若い。この点は「尊敬?」に値するか。あの声と話し方はジンマシンが出そうになるが、どうにか私も免疫?が出来たようだ。
※もちろん、芸能人に対する私の「偏見」もあるかもしれない。
私の経験上では、「尊敬出来るまともな芸能人」は少ないと思っている。逆に言うと、まともな人は芸能人にはならない。芸能人と堅気の人間とは別世界の人間である…これ自体が私の偏見かもしれない。
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2019.05.12 | | コメント(11) | トラックバック(0) | 戯けたライフ