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菅総理、総裁選出馬を諦める&野党の野暮コメント




菅総理、最後に「自民党にとって良い仕事」をしましたね。

「ホッと胸をなでおろした」が、自民党衆議院議員の本音ではないでしょうか。

これで次の総裁(つまりは総理)が誰に決まろうが、「ご祝儀支持率」が期待出来ます。その後の衆議院選挙での自民党の大敗は何とか防ぎ、中敗~小敗、くらいに収まる可能性が出てきました。


菅総理と安倍元総理のコロナ対策の最大の違いは何か?

それは、安倍元総理は「アベノマスク」というレガシーを残したこと。菅総理にはそれが無い。


●それにつけても、このニュースを受けての野党の党首達の愚劣なコメントには耳を塞ぎたくなります。

「コロナ対策をせず無責任だ!」「政治空白だ!」「もはや、政権運営の資格無し!」

等と、声高にヒステリックに非難しています。

ばっかだなあ。こんな言い方をすれば、国民の支持が得られるとでも思っているのか?

野暮で幼稚なコメントだ。

「野党ではありますが、菅総理にはお疲れ様でした。同じ政治家として、お心、お察しいたします」

くらいを最初に述べた上で、批判をすれば、随分と違った印象になります。

さらには、

「総理の顔が変わったからと言って、表紙が変わったからと言って、それで国民の納得、支持が得られるほど甘くない」などと批判しています。

ばっかだなあ。

「菅総理を批判したからと言って、それで野党が国民から納得され、支持が得らえるほど甘くない」

と、私は言いたいよ。

私は枝野さん、嫌いじゃないけど、この人、どうも、リーダーには不向きなんじゃないかしら?

これは…立憲民主党も、前途多難だなあ。。。


●自民党総裁候補は誰が良いか

岸田さんではありません。ましてや、河野さんでも高市さんでもありません。

あの、「野党は恥を知りなさい!」と啖呵を切った、ズン子さん、こと、三原じゅん子議員ですよ。

今度はズン子議員が返す刀のように、「自民党は恥を知りなさい!」と啖呵を切り、

「私が自民党を変えます!私以外に誰が出来ますか!」と大見得を切って立候補すれば、

これだけでもう、自民党政権の支持率はV字回復することでしょうヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪


あ、ズン子議員は参議院議員か。残念!



2021.09.04 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 政治・社会



看護師の年収を今の5倍に!!




・プロスポーツの選手達の年収って、あまりに貰い過ぎじゃないか?

本塁打や安打をたくさん打ったからと言って、メジャータイトルを獲ったからと言って、世界一になったからと言って、それで人間の命が救われるわけではありません。あなたの病気が治るわけではありません。

片や、看護師は人間の命を救う仕事をしています。

世の中、人命救助の仕事に携わる人達に対する待遇が冷たくないか?

極論かもしれませんが、特に、看護師の年収は今の5倍にしても良いと思っています。

三十代の看護師の年収が三千万あったとしても、いいじゃないですか。

しかし、プロスポーツの選手が年収数十億あると、それって、どうなの?と思ってしまいます。

趣味の延長線でやっていること、好きでやっていることでしょ?

その代り、資格試験を今より厳しくするとか、一級看護師、二級看護師、三級看護師、といった能力別やユーティリティ別による年収の序列化をする等、これらも良い意味で看護師のモチベーションを高めるシステムにする方法をとれないだろうか?

看護師だけでなく、救急救命士、消防士も同様に今より年収を大幅アップした方が良いと思います。

彼等・彼女等は、趣味ではなく、使命として仕事に携わっていると思いますし。


では、警察官や自衛官はどうなの?

こちらも、人命救助もするし、使命感で仕事しているのでは?

うーむ。。。こちらは微妙です。。。

何故かって。。。皆まで言うまい。。。



2021.05.01 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 政治・社会



常識が改革・改善を妨げる時




世界経済フォーラム(WEF)が2021年3月31日公表した「ジェンダーギャップ(男女格差)リポート」で、日本は156カ国中120位だった。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長の女性蔑視発言で「大騒ぎ」になり、海外からも批判が相次いだこともあり「ジェンダーギャップ」に関心が強まっている。特に、政治や経済における日本人女性の進出が著しく遅れている。企業で主要ポストについている女性は極めて少ない。

ちなみに、2006年は日本は80位だった。そこから日本が退化したのではなく、日本より下位だった国々が改善して行った結果、日本が取り残されてしまった、というのが真相らしい。


・森会長が辞任した後、新たな会長は女性にすべきだ、との意見が出た。これに対し、「常識派」からは、「女性とか男性とかではなく、あくまで会長職に相応しい人材を選ぶべきだ」との意見が出た。

女性の国会議員を増やす為に、フランスや韓国等のように「クオータ制度」を取り入れ、一定数の女性を議員にするよう改革すべきだ、との意見に対しても「常識派」は同様に、無理に女性議員を増やせば議員の質が低下する。あくまで議員に相応しい人がなるべきだ、と言う。

さらには、女性の側がもっと勉強し、意識を高めるように努力しなければだめだ、とも言う。

一見、ごもっともな意見だ。

しかし、この常識派の「ごもっともな意見」こそが、日本のジェンダーギャップの改善を妨げる主要因と思う。そんなことを言っている限り物事は進まないのだ。

思い切った改善をする為には大胆さも必要だ。意識改善よりもシステム&環境を変える方が先だ。唯物論ではないが、まさしく、存在が意識を変えるのだ。


・オリンピックの開会式のアイデアを出す段階で、ある肥満女性タレントをブタにたとえるアイデアを出したのはケシカランとて、企画の責任者が辞任した。※

これも、常識派は「(採用されなかった)アイデアぐらいで叩かれ、辞任に追い込まれるなんて行き過ぎだ。これでは萎縮して自由なアイデアが出なくなる」と言う。

しかし、こういうことを「許している限り」、ジェンダーギャップは改善されない。

なんせ、セクハラ問題についてすら、一部の男性や女性から、「セクハラ罪という犯罪は無い」「ハニートラップという可能性もある」「油断した女性にも問題がある」等、居直った主張がまかり通る現実がある。


・JRの通勤電車に「女性専用車両」を設けると、一部の保守的な男性から、「これは男性に対する逆差別だ。だったら男性専用車両もあってしかるべきだ」と言う。

これは、アメリカで黒人を保護するような法律・ルールを設置すると、一部の白人から「白人への逆差別だ」と言うのと同じだ。しかし、これらの主張には、長い歴史の重みへの眼差しが欠けている。

長い間、ずっと男性や白人は「美味しい思い」をして来たのである。それが、黒人や女性が少しばかり「美味しい思い?」をしたからといって、それが何だというのだ。

過去の歴史を紐解けば、そこには女性たちの悲鳴が聞こえて来る。今、男性が少しばかり悲鳴を上げたからといって、それが何だというのだ。


・思えば、明治維新も戦後の民主化大改革も、主に欧米からの「外圧」「強制」「恐怖」があったからこそなされた。日本自らの意思だけでは出来なかった。

日本のジェンダーギャップも欧米からの批判を受けている。

しかし、ジェンダーギャップくらい日本だけの力で改善しないと情けない。

選択的夫婦別姓ですら反対が強く、なかなか実現出来ない日本は情けない。


・「常識」「文化・伝統」を尊重するのは当然だ。が、しばしばそれらは「権威化」する。権威化した常識や文化は時として障害物になり得る。

人に迷惑をかけることは悪いことだ、これは常識だ、と言う。

しかし、人に一切迷惑をかけないで何かを成し得ることってあるのだろうか?



後日、かの女性タレントは、「私自身はこの体型で幸せです。」と言ったそうだ。

本当だろうか?もしかして、営業用に「言わされた」のではないか。

特異体質・病気・中高年等の理由で肥満しているのはやむを得ない。

が、若くて健康的な人が肥満になってしまって幸せなハズが無い。

身体に良くないことは明らか。

世界の企業では肥満な人は採用しない、とする例もあるとか。何故なら、肥満は自己管理能力の欠如を示すものだし、健康上の理由で問題を起こす可能性が高いと見るからだ。

つまり、仕事の能力が低いと言うのだろう。

幸い、かの女性タレントは「肥満」も「売り」にして人気を博しているようだから、

ある意味、恵まれているのかもしれない。





2021.04.14 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 政治・社会



映画「チャイナ・シンドローム」と「Fukushima 50」




先日、テレビ放映された映画「Fukushima 50」を見た。福島第一原発事故発生後の、所長と所員達の「命がけの戦い」、そして、政府首脳や電力会社重役達の対応の愚劣さを描いたものだ。

で、この映画に対する評価は…駄作と思った。何故そうなるのか?

いや、俗な意味での「映画作り」「面白さ」という点では「良く出来ている」と思う。

「しょせん、映画は娯楽だ」、と割り切って見れば、それなりに「楽しめる」作品ではある。

しかし、「Fukushima 50」を見ていて、私はある種の既視感(デジャブ)を覚えた。そう、これまで多く作られた「神風特攻」をテーマとした映画だ。「永遠の0」とか、「俺は、君のためにこそ死ににいく」とかの。

「純真な心で国の為に死にに行く特攻隊の隊長と若者達」がいて、それとは対照的に、「身勝手で愚かな軍上層部達」がいるという図式だ。これが「Fukushima 50」では、「放射線まみれのベント作業に行く決死隊と所長の英雄的行為」と、「間抜けな総理大臣と電力会社の愚かな重役達」という図式が、特攻映画にピタリ当てはまるのだ。

もう一つは、「現場を知らない本部の指示に苦労させられる現場の人間」という図式だ。つまり、テレビドラマでも良くある、「現場=善」「本部=悪」という勧善懲悪のパターンである。

実際、映画を見終わってから印象に残るのは、「自らの命を顧みずに戦った英雄」「上からの理不尽な要求や指示に翻弄された現場の良心的な職員達」という、感情的で情緒的でジメジメとした光景だ。


●しかし、原発事故に如何に対処するか、よりもっと重要なのは、原発事故を如何に起こさないか、である。

例えば、山で遭難したらどう対処するかを学ぶことは重要だろう。しかし、それより重要なのは、そもそも山で遭難しないことである。遭難しない術を学ぶことだと思う。悪天候では山に登らない、自分の実力以上の難しい山には登らない、過不足の無い装備をそろえる、引き返す勇気など。

もちろん、これではドラマになりにくい。地道な事柄だから。派手に遭難した方がドラマになるのは事実であろう。実際、山の映画ではたいてい遭難がテーマになっている。原発も同様かもしれない。

が、原発の場合は山の遭難より遥かに複雑な問題を提起している。


●原発問題を扱った名作映画、「チャイナ・シンドローム」がそれだ。

この映画では事故発生前の問題を扱っている。

すなわち、「企業組織の論理」と「資本の論理」によって、原発の安全性を最初から損ねているのではないか?という疑問を強く打ち出しているのだ。そもそも、原発そのものが危険極まりないシステムなのだ。

「組織と資本の論理」は、「人の命よりも企業の利益が優先」に行き着く。※1

良心的な原発職員が事故の危険性を察知し、調べ、上司に訴えても「組織と資本の論理」によって潰されてしまう。そういう恐ろしさを、「チャイナ・シンドローム」は描いていた。

事実、「「チャイナ・シンドローム」の直後に、あのスリーマイル島の原発事故が起きた。


原発事故を予見した「チャイナ・シンドローム」と、事故を起こしてしまってからの「Fukushima 50」。

単なる娯楽の範囲内に納めず、原発の問題を強く提起する映画こそ価値が高いと思う。


●「Fukushima 50」で二人の登場人物に違和感を覚えた。

一人目は、総理大臣。明らかに戯画化されている。作者の悪意すら感じた。そこでこの映画の原作者を調べたら…はは~ん、この作者であれば、さもありなん、と思った。

次は、吉田所長。現場のトップがやたら喚き声をあげ、怒鳴る。冷静さとは遠い。現場のトップがこんなにパニックになったら配下の職員もパニックになるのは明らか。

もちろん、パニックにもなりたくなる凄い現場だ。事実がそうだったのであれば仕方ないが。


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●添田孝史著「東電原発事故・10年で明らかになったこと」(平凡社新書)

これはお勧めの本だ。

2020年9月30日、仙台高等裁判所は、福島第一原発の事後を国と東京電力は防ぐことが出来たとして、その責任を求めた最初の判決を下した。画期的な判決だ。

事故の10年も前から津波等の対策を国も東電も先送りして来た事実も明らかになった。

十分に予測出来た事故について、事故発生時、東電トップが「想定外」※2と言い、メディアもそれを垂れ流していたことは私も良く覚えている。

先送りと隠蔽、東電側を擁護する「御用学者」など。。。

著者はジャーナリストなので淡々と事実を述べているが、それだけに国や東電に対し、強い怒りを覚えた。そして、恐ろしくなった。やはり、原発は廃止しなければダメだと強く感じた。


※1
もっと身近な所で言えば、マスクが品薄の時、普段の相場の5倍も10倍も高い値段でマスクを売る商人や、インチキな除菌・ウィルス除去をうたった商品を売る企業の悪辣さに貴方は怒りを覚えないか?

※2
これ以降、災害や大事故やパンデミックに際し、企業トップや政治家から、「想定外」と語るのが「流行」になった。もちろん、これは責任逃れの為の文言である。しかし、「想定外」という文言をそのまま無批判に垂れ流すメディアの方が罪は重いと思う。




久し振りに更新しました。過去の投稿へのレスは省略させて頂きますm(__)m




2021.03.22 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 政治・社会



小室圭さんを批判する卑劣な連中




秋篠宮殿下が長女真子さんと小室圭さんの結婚を認めたとして、メディアが騒いでいる。

例によって、メディアは皇室批判をしない。タブーだからだ。

それで「弱者」の側である小室圭さんに対し注文をつけるか、批判を言う。

記者もコメンテイターも芸能人も小室さんにアレコレと言う。

「結婚は400万を返してからでしょ。小室さんにはそういう余裕を見せて欲しい」「小室さんには男を見せて欲しい」「きちんと説明を」とか、間抜けなコメントをする芸能人もいるようだ。


私は憤慨に堪えない。


なんて卑劣な連中だろうか!


本音は秋篠宮家を批判したいのだが、言ったらメディアから干される。秋篠宮家を批判する勇気は無いくせに、単なる一市民の小室さんには言いたい放題。

これこそ、大人による卑劣な集団イジメだ。

本当は、「国民の血税」から捻出する、1億5千万円の結婚一時金が出るのが面白くないのだろう。そのことには一切触れず、結婚を認めた秋篠宮家に対し、大いに不満があるのだろう。

それが言えない分だけ、小室さんアレコレ言ってうっぷん晴らしをしているだけなのだ。

一歩譲って、秋篠宮家を批判出来ないのは認めよう。それなら小室さんにアレコレ言うのも止めるべきだろう。これが人としての配慮というものではあるまいか?

ニヤけた顔で、したり顔で、小室さんにアレコレ言っている連中の下劣な顔を見よ!!



2020.12.01 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 政治・社会



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プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、神仏を尊び、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者熟女(四十路半ばを過ぎた)ですが、よろしくお願いします。

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