2020東京五輪招致の行方は?(追記あり)+α
2020東京五輪招致について、私は落選と予想。
選ばれる可能性は、
1、スペインのマドリード、2.トルコのイスタンブール、3.東京の順。
東京が落ちる理由。
1.東京都知事が競争相手のトルコを批判した禁手発言。
2.「在日沖縄米軍は沖縄の女を買え」式の橋下市長の発言。
3.「ナチスの手口を見習え」式の麻生副総理の発言。
4.日本政府を批判した国連の潘基文事務総長の異例発言。
5.福島第一原発の汚染水漏れという深刻な問題。
6.東京の夏の激暑+湿気はアスリート達の体調を損う。
そもそも、日本(安倍タカ派政権)に対する国際社会の視線は厳しい。
そうした中で、地方首長や政府要人による発言が国際社会の日本に対する警戒心や不審感を招いている。
こうした状況は日本には非常に不利に働くと予想。
落ち目のヨーロッパ諸国は日本(相変わらず経済は強い)の存在は「面白くない」だろうし、中国や韓国などは「日本だけは止めてくれ」とIOCに働きかけているかもしれない。
トドメは「汚染水漏れ」問題である。「レベル3」はかなり深刻。
東京五輪招致などと浮かれている場合か?
結果は、9月7日(日本時間では8日朝)には発表される模様。
追記。
1.柔道の「体罰」指導に象徴される日本スポーツ界のあり方も、マイナス要因。
2.日本の外務副大臣の質問に対し、国連の潘基文事務総長からは「日本だけを指して言ったのではない(見え透いた嘘だ)」と弁明。日本政府は問題をこれ以上は問わないこととした。
さっそくネットウヨを中心に「弱気外交の日本」「だから舐められる」「安部政権でもこんな弱気な対応しか出来ないのか」と失望・憤慨する声が。
私個人は潘基文事務総長のやり方は汚いと思うが、日本政府への批判は言われても仕方無いと思っている。事実、そうなんだから。過去の軍国主義日本の歴史を修正しようとする安部政権の魂胆は見え見えである。
追・追記。
「汚染水漏れ審議、国会先送り 五輪招致への影響考慮」(朝日新聞2013年8月30日)
東京電力福島第一原発の放射能汚染水漏れをめぐり、衆院経済産業委員会の閉会中審査が30日、9月中旬以降に先送りとなった。経産省が来週中に打ち出す汚染水対策を見極めてから、審議日程を再調整する。9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会前に、委員会審議が紛糾すれば、2020年の東京五輪招致に影響しかねないとの判断も働いた。
閉会中審査は、国会閉会中に重要案件を審議する必要があると国会が判断すれば、開くことができる。
経産委は30日に理事懇談会を開き、経産省の平将明政務官らが「来週中に現地対策本部を立ち上げ、具体的な対応に入る」と説明した。与党は「対応策をしっかり見て、もう少し時間をとったうえで、閉会中審査を検討したい」と提案し、野党も「政府の対策を邪魔するつもりはないので、対応が決まったら委員会を開いてほしい」と応じ、先送りが決まった。
衆院経済産業委員会の対応、酷いなあ。順番が逆じゃないか?
「汚染水漏れ問題」と「東京五輪招致」を天秤にかけるなんて。
人間の命と地球環境を危機に晒す問題と、五輪招致とが比較になるか?
世界に恥を晒すのか?
「愛国心」ある日本人の一人として、怒りを覚える。
コン、バカ政治家どもが!!
2013.08.28 | | コメント(37) | トラックバック(0) | 戯けたライフ