Nebelhorn-Trophy 2012 織田信成選手優勝!
Nebelhorn-Trophy 2012 織田信成選手・フリーの動画です
合計 技術点 演技構成点 スケート技術
Nobunari ODA JPN 153.69 75.25 78.44 8.14
総得点:233.33点
貫禄の優勝というところでしょうか。2位以下に20点以上の大差をつけています。
4Tは惜しくもステップアウトしましたが、見たところ回転のキレは良さそうです。
3Aを2本決めたのが大きいですね。それと、驚いたのですが、後半の3Loはリッポン選手の3Lzのように両手を挙げてのタノですね。これって織田選手では初めてでしょうか?私は初めて見ました。
スケート技術(SS)が何げに8点台ですが、初戦から非常に高い評価を受けていますね。織田選手のスケーティングは素人目にも年々、より滑らかに良く伸びるようになって来ていると思います。
新ルールのコレオグラフィックシークエンスですが、まだ他の選手の演技を見る時間が無いので、何とも言えないところですが、織田選手のは、コレオステップとどれだけ差別化されているのか、私には良くわかりせん。
アラベスクとかハーフループとかハイドロなんちゃらとか、分かり易いムーブメンツをもっと多彩に取り入れたらどうかなあと思いました。織田選手は背丈の割にはスラリとした体型なので、振り付けの工夫により、所作の美しさをもっとシークエンスで活かすことが出来ると思います。
音楽はポール・デュカ作曲「魔法使いの弟子」ですが、この動画の3:02~4:12は、ラヴェル作曲「ダフニスとクロエ」の第二組曲から「無言劇」の音楽がサンドイッチ的に使用されています。
あくまで初戦の演技を見た限りの印象ですが、何故このような選曲・編曲にしたのか、私には意味不明です。
音楽と振り付けの間の有機的繋がりが稀薄な印象です。BGM程度と言ったらキツイかもしれませんが、ローリー・ニコルさんの意図が分かりません。
織田選手は、ショートのようにケレン味の無い平明な音楽で行くか、「チャップリン」のように分かり易いキャラクター付けで行くのが私は好きですけどね。
ともあれ、織田選手にはここから焦らずに、ジックリと世界選手権初メダルを目指して仕上げて行って欲しいです。
今季の日本男子は、高橋、羽生、小塚、織田、そして町田、無良の各選手達の争いで、例年以上に熱くなりそう(#^.^#)
2012.09.30 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 日本人選手達