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羽生結弦選手はこれからも飛躍する





羽生結弦、明かした胸中 集大成へ高難度プログラム挑戦:朝日新聞デジタル 8月12日(水)

(引用開始)…3年後の平昌五輪で2連覇を果たし、フィギュアスケート人生の集大成にすると誓った羽生結弦(ANA)。ライバルのパトリック・チャン(カナダ)が休養から復帰する新シーズンに向け、拠点のカナダ・トロントで、より高難度のプログラムの習得に励む。

トロントの中心部から、車で北へ約20分の郊外にある「クリケット・クラブ」。羽生はこの地を拠点にして、4季目を迎える。6日、練習を公開した。

「スケートのためだけに、異国に来ている感覚。よりスケートに打ち込まなくてはならない。教室にいたら、勉強しないといけないみたいな」。オフの日も散策や外食はほとんどせず「スケートのためにとにかく休む」。早大の通信課程に在学し、リポートの提出にも追われているという。

☆片割月の一口コメント
偉いですね。学業の方も頑張っているんですね。何を専攻しているのかな?通信課程といっても、夏休み等では「スクーリング」といって、何日かは当該大学の講義に通うシステムと聞いています。勉学も吸収力のある若い時にこそね(^^)。


昨季は中国杯での衝突事故や下腹部の手術、世界選手権で連覇を逃すなど試練が続いた。オフはアイスショーで日本各地を巡り、トロントに戻ったのは7月末だった。

「滑り込めていない。一番調子が悪い時は、トリプルアクセルが跳べなくなるくらいになる」。体重もベストより数キロ軽い。だが、昨季の経験を通じ「あまり怖いものはなくなった」と言い切る。「どんな状況、環境でも、あれを乗り越えたからどうにでもなるのではという気持ちが少しある。よりうまくなれる、より自信をもって滑れると思うし、より効率よく練習できると思う」

■大人への脱皮図る

新シーズンに向け「さらにハードルを上げた感じ」と話すのは、ショートプログラム(SP)だ。昨季と同じショパンの「バラード第1番」を使用するが、昨季は断念した演技後半の4回転ジャンプに再び挑む。

それだけではない。ジャンプを跳ぶ前や、技のつなぎで複雑なステップを増やし、出来栄え(GOE)や演技構成点で上積みを狙う。美しいスケーティングで、世界選手権3連覇の経験があるチャンに対抗するためでもある。ブライアン・オーサー・コーチは「105、6点を狙える構成だ」と語り、羽生がソチ五輪で出したSPの世界最高得点(101・45点)を超えることを期待する。

☆片割月の一口コメント
やはり、私が推測した通り、「バラード第1番」を持ち越した理由の一つに、最高得点の記録更新も狙っていたんですね。実に頼もしいです。野望は大きく持って下さい!


「クラシック曲は難しい。昨季はジャンプでいっぱいいっぱいだった」と羽生。フリーで使う映画「陰陽師(おんみょうじ)」の曲は、物語の場面を想像しながら演じられるが、SPはピアノの旋律だけ。「無の状況から、自分の気持ちを生み出して表現することがまだできない」と課題を挙げる。表現面で幅を広げることは、3年後の五輪に向けて成長が求められる要素だ。「(ピアノの旋律を)耳で聴きながら、曲を自然に解釈して、皆さんに視覚でも楽しんでもらいたい」。20歳になり、スケートでも大人への脱皮を図る。

☆片割月の一口コメント
年齢の割には己の長所も弱点を客観視することが出来、なおかつ、それを人前で語れる…大した若者と思います。私の意見では羽生選手は決して表現力が劣るわけではない、むしろ、華があり、独特の雰囲気・空気を持つスケーターと思っています。本人の目標設定が高いからこそ、自分に不足を感じているのでしょう。素晴らしいアスリート!!


練習後、新聞各社の取材に「ソチで(金メダルを)取って、その次の五輪で取って終わって、そこからプロをやろうと小さいころから決めていた」と語り、平昌五輪を区切りにプロへ転向する意向を示した。ただ、関係者によると、発言が大きく報じられて戸惑ったという。五輪後の去就は考えず、レベルアップに集中する。

今季の初戦は、10月中旬にカナダで開かれるオータム・クラシック国際の予定だ。同月末のグランプリシリーズ初戦・スケートカナダで、いきなりチャンと対決する。「ワクワクしているが、今はそういうことに気を取られている場合ではない。自分が成長できることを心がけている」…(引用終わり)。


素人目ですが、羽生選手は間違い無くジャンプの天才と思います。ジャンプは超一流。しかし、ステップシークエンスや演技全体における表現性という点では…もちろん、一流ではありますが…超一流にはまだ到達していないと思います。

複数のスケーターを並べてアレコレと比較するのは微妙なものがありますが、それでも、やはり、超一流の表現力を持つスケーターと言えば、ステファン・ランビエールさん、高橋大輔さん、ジェレミー・アボットさんの名前をどうしても思い浮かべます。そして、特別な存在であるパトリック・チャン選手を。ロシアのヤグディン様や皇帝プル様もネ。

羽生選手には「表現力」を含め、まだまだ開発され尽くしていない潜在能力があると思います。

それに加えて、卓越したアスリートらしい強い精神と賢さの持ち主ですね。

今後も更に飛躍するでしょう。

これからの成長と活躍が非常に楽しみなスケーターの一人です!!ヽ(^。^)ノ


2015.08.15 | | コメント(5) | トラックバック(0) | 日本人選手達



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プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、神仏を尊び、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者熟女(四十路半ばを過ぎた)ですが、よろしくお願いします。

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