FXテクニカル分析
Week strategy(5/5-5/9)

アルゴリズム解析でポンド円、翌週5/5-5/9方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)195.84
(想定レンジ下限)190.09
中期トレンド(週足)=9週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンド
三週連続の陽線(陽線上下に髭 実体部:137Pips、上髭:141Pips、下髭:104Pips)です。
4月28日(月)東京時時はダウ株先物軟調からリスク回避的な円買いが進み、ドル円の円買いに連動して下落。その後、ダウ先物が下落幅を縮小すると反発上昇。欧州時間はユーロポンドのユーロ売りポンド買いから、ポンドドルの上昇に連動。NY時間は米10年債権利回り低下を眺めドル売りが進行。更に米4月ダラス連銀製造業景況感指数が▲35.8と前月の▲16.3から大幅に悪化するとドル売りが活発化。ドル円のドル売りに連動して下落。
4月29日(火)東京時間は東京市場休場で流動性が低下する中、昨日急ピッチで進んだドル安に対する調整の動き。欧州時間は日米株価先物が堅調に推移すると、リスク選好の円売りが進み、ドル円の円売りに連動して上昇。その後、株価が上昇幅縮小すると上値を切り下げる。NY時間は米経済指標が軒並み市場予想を下回るとドル売りが優勢となり、ドル円のドル売り連動して下落。
4月30(水)東京時間午前は方向性の定まらない展開。午後から日経平均上昇に伴い円売りが進み、ドル円の円買いに連動して上昇。欧州時間は日米株価先物の上昇を受けてリスク選好の円売りから、ドル円の円売りに連動して上昇。NY時間はダウ平均下落を背景にリスク回避の円買いが進み、ドル円の円買いに連動して下落。その後、月末、FIXに絡んだドル売りフローでポンドドルのドル売りに連動して上昇。
5月1日(木)東京時時は日銀は市場予想通り、政策金利の据え置きを発表すると、円売りが進行。米中協議の進展が期待されドル買いや日経平均上昇幅拡大も有り、ドル円の円売りに連動して上昇。欧州早朝は植田日銀総裁の会見を受けて、早期の利上げには動かないとの見方が広がった事で円売りが進行。ドル円の円売りの連動して上昇。その後、米10年債権利回り低下を受けてのドル売りで、ポンドドルのドル売り連動して上昇幅を拡大。NY時間は米4月ISM製造業景況指数の上振れを受けてのドル買い、円売りや日米金利差を意識したドル買い、円売りで上昇。
5月2日(金)東京時時は赤沢経済再生相が会見で為替や安全保障については議論にならなかったとの発言を受けて、円売りが進行。更に中国商務省が、米国との貿易協議の可能性を検討との報道が伝えると、円売りが加速。ドル円の円売りに連動して上昇。その後、日経平均の上昇幅縮小や米10年債権利回り低下を受けて円買いが進み失速。欧州時間は日米株価先物下落や米10年債権利回り低下を受けてドル売り、円買いが進み、ドル円のドル売りに連動して下落。NY時間は米中通商協議に対する期待感、日米金利差拡大を受けたドル買い、円売りが進み、ドル円のドル買いに連動して反発上昇。
トレンドラインは4週線が上向きに変化、6週線が下向き、9週線が上向き、13週線が横這いに変化、26週線が下向き、52週線が横這いに変化。パラボリック(195.43)はショート転換4週目です。
9週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンドです。
来週は同線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。
◇2024年7月11日週高値(208.15)
◇52週移動平均線(194.08)
◇一目均衡表雲の上限② (193.24)
◇一目均衡表雲の下限①(192.99)
◇5/3 06:00(192.34)◇26週移動平均線(192.31)
◇基準線(191.97)
◇9週移動平均線(191.15)
◇6週移動平均(190.65)
◇13週移動平均線(190.61)
◇転換線(190.25)
◇4週移動平均線(190.11)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2025.5.3_6:00現在のデータを基にしています2025.5.2ポンド円TOKYO-Summary日経平均の上昇幅縮小を受け失速
・赤沢経済再生相が会見で為替や安全保障については議論にならなかったとの発言を受けて、円売りが進行。更に中国商務省が、米国との貿易協議の可能性を検討との報道が伝えると、円売りが加速。ドル円は145.92まで、ポンド円は193.75まで上昇。
・日経平均の上昇幅縮小や米10年債権利回り低下を受けて円買いが進み、ドル円は145.14まで失速。一方でポンドドルは対円でのドル失速を反映して1.3320まで上昇。ポンド円はドル円の下落に連れて193.17まで下落するも、ポンドドルの上昇に連れた買いも入り、その後は193.53まで持ち直しています。
2025.5.2ポンド円LONDON-Summary日米株価先物下落からリスク回避
・日米株価先物下落や米10年債権利回り低下を受けてドル売り、円買いが進み、ドル円は144.36まで、ポンド円は191.90まで下落。
・一方でポンドドルは英10年債権利回り低下を受けてのポンド売りで1.3282まで下落。英10年債権利回りが低下幅を縮小すると1.3317まで反発上昇。19時過ぎから米10年債権利回りが上昇するとドル買いで1.3282まで再下落となっています。
2025.5.2米2月雇用統計非農業部門雇用者数の上振れを受けて米10年債権利回り
・米3月雇用統計の非農業部門雇用者数は+17.7万人と市場予想の+13.8万人を上回る。平均時給は前月比+0.2%、前年比+3.8%と市場予想の前月比+0.3%、前年比+3.9%から低下。失業率は 4.2%と市場予想の4.2%から横這いとなっています。
・非農業部門雇用者数の上振れを受けて米10年債権利回り上昇からドル買いとなっています。
2025.5.2ポンド円NY-Summary米中通商協議に対する期待感、日米金利差拡大を受けたドル買い、円売り
・米4月雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+17.7万人と市場予想の+13.0万人を上回った事で、米10年債権利回り上昇を受けてドル買い、円売りが進み、ドル円は144.96まで、ポンド円は192.40まで上昇。
・3月の非農業部門雇用者数が下方修正され、平均時給が前月比+0.2%、前年比+3.8%と予想を下回った事で買いの勢いは続ず。一巡後はドル円は143.72まで、ポンド円は191.47まで押し戻される。尚、失業率は4.2%で市場予想通りです。
・米10年債権利回り上昇や米中通商協議に対する期待感、日米金利差拡大を受けたドル買い、円売りが進み、ドル円は145.08まで、ポンド円は192.64まで反発上昇。
・一方でポンドドルは米10年債権利回り上昇を受けてのドル買いで1.3263まで下落となっています。
リアルタイムトレードは各記事下コメント欄で見れます[昨日 163P 5月累計 276P]
193.24(L)⇒193.34利確10P
193.19(L)⇒193.34利確15P
193.47(L)⇒193.68利確21P 2025/05/02 09:23
193.19(L)⇒193.29利確10P
193.28(L)⇒193.39利確11P
193.04(L)⇒193.04利確0P
191.85(L)⇒192.19利確34P
191.97(L)⇒192.19利確22P
192.17(L)⇒192.19利確2P
192.19(L)⇒192.19利確0P
192.05(S)⇒191.80利確25P
191.65(S)⇒191.52利確13P 2025/05/02 22:49
[data条件等]※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 17.6.9版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2025.5.1規定)
[トレードスタイル]※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(夏時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。
