・通常のYC48の範囲を超える入力があると、オーバーフローして色が反転してしまうのを回避するように。・AviutlColor.iniによるスレッド数の指定に対応。従来はシングルスレッド処理ということだったのだけど、0.01よりスレッド数を変更できるようにした。
最近の多コアCPUでは、メモリコピーであってもマルチスレッド化したほうがかなり速度が伸びるようになってきていて、より並列化への要求が高くなっているのかな、と思ったりしたので。
添付のAviutlColor.iniでスレッド数を指定してaucと同じフォルダに入れると、Aviutlのシステムから指定できる「画像処理のスレッド数」を上限にスレッド数を変更できる。
※変更する場合には、Aviutlの再起動が必要
…フィルタ名はその場合でも single threadの(st)がつくのだけど、まあ、許してください。
ダウンロード>>ダウンロード (ミラー) >>ソースはこちら>>
いつもお世話になっております。
当方の環境で、AviutlColorプラグインのうち、color_bt709.aucとcolor_bt2020nc.aucが動作しないのでご報告させていただきます。
aviutlインストールフォルダ配下Pluginsフォルダに、
color_bt2020nc.auc
color_bt709.auc
color_bt601.auc
AviutlColor.ini
これらのファイルを配置し、起動しますと色変換の設定にBT.601(st)のみしか表示されません。
(601stはx265guiで試しましたが正常にエンコードが完了し、動作しているようです。aviutlの色変換プラグイン情報にも表示されます。)
Windowsログ→Applicationを見てみました所、以下のエラーが記録されています。
----以下コピーです----
イベント 1000, Application Error
障害が発生しているアプリケーション名: aviutl.exe、バージョン: 0.0.0.0、タイム スタンプ: 0x4fdde705
障害が発生しているモジュール名: color_bt2020nc.auc、バージョン: 0.0.0.0、タイム スタンプ: 0x5b9cfb0d
例外コード: 0xc000001d
障害オフセット: 0x00001056
障害が発生しているプロセス ID: 0x3210
障害が発生しているアプリケーションの開始時刻: 0x01d44e97b50156ea
障害が発生しているアプリケーション パス: E:\Program Files\aviutl99m\aviutl.exe
障害が発生しているモジュール パス: E:\Program Files\aviutl99m\plugins\color_bt2020nc.auc
レポート ID: 50c0451e-129f-4536-b1d3-5bc299457f38
障害が発生しているパッケージの完全な名前:
障害が発生しているパッケージに関連するアプリケーション ID:
----以下はその直近のエラーです----
イベント 1005, Application Error
次のいずれかの理由によりファイル にアクセスできません: ネットワーク接続、このファイルの保存先ディスク、またはこのコンピューターにインストールされている記憶域 ドライバーに問題があります。または、ディスクが見つかりません。 このエラーによりプログラム aviutl.exe は終了しました。
プログラム: aviutl.exe
ファイル:
エラー値は [追加データ] セクションに一覧表示されます。
ユーザー操作
1. このファイルをもう一度開きます。 この状況は、プログラムを再実行するときに修復される一時的な問題である可能性があります。
2. このファイルにまだアクセスできず、
ファイルがネットワーク上にある場合は、 ネットワーク管理者がネットワークに問題がないこと、およびサーバーにアクセスできることを検証する必要があります。
- ファイルが、フロッピー ディスクや CD-ROM などのリムーバブル ディスクにある場合は、ディスクがコンピューターに完全に挿入されていることを確認します。
3. CHKDSK を実行してファイル システムをチェックおよび修復します。CHKDSK を実行するには、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、「CMD」と入力して、[OK] をクリックします。コマンド プロンプトで「CHKDSK /F」と入力してから、Enter キーを押します。
4. 問題が解決しない場合は、バックアップ コピーからファイルを復元します。
5. 同じディスク上の他のファイルが開くかどうかを確認します。開かない場合は、そのディスクが壊れている可能性があります。ハード ディスクの場合は、管理者またはコンピューター ハードウェア ベンダーに連絡して サポートを受けます。
追加データ
エラー値: 00000000
ディスクの種類: 0
----イベントログのコピーは以上です----
color_bt709.aucにつきましても同様のエラーが発生しています。
(aviutlをEドライブに置いているのが悪いのでしょうか…。EドライブのS.M.A.R.T.状態は正常です。)
以前、AviutlColor 0.00も試したのですが、同様の症状でした。
以下、簡単にですが当方の環境です。
CPU Core i7 2600K
Windows10 Pro 64bit バージョン1803
AviUtl バージョン0.99m
ドライブの構成
C:WindowsシステムSSD
D:外付けドライブ(バックアップ用)
E:aviutlなどアプリケーションHDD
もしも修正やこちらの環境の調整で動作するようでしたら是非当該プラグインを使用したく、ご報告させていただきました。
長文失礼いたしました。
コメントと問題の詳細な情報、ありがとうございます。大変助かりました。
例外コードが0xc000001d(不正命令例外)で、アドレス「0x00001056」にはAVX2命令がありましたので、おそらくAVX2命令の実行できない環境でもAVX2命令を実行しようとしてしまったことが原因と思われます。
コード上の不注意で、AVX2命令を常に実行するようになってしまっていました。
対策版として、AviutlColor 0.02を作成しましたので、お試しいただけますでしょうか。
https://rigaya34589.blog.fc2.com/blog-entry-1051.htmlよろしくお願いします。
早速の対応ありがとうございます。
試してみましたところ、2600Kの環境で動作することを確認いたしました。アプリケーションログなども特にありません。
お手数をおかけしました!迅速な対応に本当に感謝しきりです。
(AMDのAVX2が速くなったら、そろそろ乗り換えたいところです……!X-(