IntelドライバとQSVEnc (2012年10月版)

Intelの9.17.10.2867ドライバ(以下2867ドライバ)が出てる。

test_2869_00

4.gamers - 機能追加に大量のバグ修正&ゲーム動作確認がなされた「Intel HD Graphics」用ドライバ「15.28.7.2867」が登場。Windows 8&7向け に詳細な解説がある。

で、QSVEncが問題なく動くか、なにか変わった点はないかなどを続きに。



x264guiEx 1.60

いやあ、SC57で雨喰らったですよ、寒かった…。買い物は無事終了したけども。



さて、更新は、
音声エンコード/muxの際の進捗・メッセージをログウィンドウに表示。
x264同様メッセージを取り込んで、ログウィンドウのタイトル部分に進捗表示。(※音声エンコについては、pipeモード時を除く)

やりたいのは、
・音声エンコ/mux時の進捗表示。
・コマンドプロンプトを誤って終了(閉じて)しまうのを防ぐ。
・エラー時に取り込んだメッセージをログウィンドウに表示させ、原因の特定を簡単に。

メッセージをログウィンドウ側にとり込んでしまうので、コンソール画面は常に非表示に。これに伴い、コンソール最小化設定を削除した。あと、lame mp3のコマンドラインに"--nohist"を追加。これは進捗取り込み時のエラー回避のため。

エラー表示の例。
x264guiEx_log_error_mes5

こんな感じで、エラー発生時に取得したneroのメッセージを表示する。(正常に終了していれば、これまでどおりメッセージは表示しない)

neroaacenc [error]: の部分が、neroの出しているメッセージ。

音声サンプリングレートを再生速度の変更で40kHzという変な値に変更して、2passエンコを指定して強制的にneroaacencにエラーを吐かせた。御存知の通りneroは「よくある値」のサンプリングレートにしか対応していないようなので、非対応のサンプリングレートの音声を突っ込むと、neroaacencは"could not open AAC encoder"と返してくる。

ただこの機能はどっちかというと、音声エンコーダじゃなくmuxerのエラーを拾いたいので作った。mux段階は最終工程である以上、必然的にエラーが発生しやすいので…。このメッセージを拾えれば、(guiExを含め)どこに原因があるのか、何が原因なのかはっきりさせやすい。



ダウンロード>>

x264guiExの導入>



Win8インストール

早速インストールしたよ~という話。

まあWin8 Enterprise評価版でもそれなりに試したけど、x264guiExなどはちゃんとWin8でも動く。
x264guiEx_win8_02

続きにいろいろと。

秋葉でグッズセットを買ってきた(嘘)

さて。

win8pro

あんだけ使いにくいと喚いたわけだし、むろんメインPCとして使う気はさらさらないけど、起動時間の短縮はそこそこ魅力的なのでちょこちょこつけたり消したりするPC用に買ってきた。まあVistaの起動時間と比べるとね…。

それに、あのへんなパッケージよりはこのパッケージのほうがいいよね? 別につくもたんとか窓辺あいとかにつられたわけじゃないんだからね!

というわけで、
Win8 Pro
Intel Core2Quad Q6600 (4C/4T, 2.4GHz @ 1.075V)
GA-P35-DS3R
DDR2-800 4GB (2GB×2)
NVIDIA GeForce GT520
Intel X25-E 30GB
という構成のPCに。

x264guiEx ログウィンドウについてる機能

(更新)2012.12.03 x264guiEx 1.65までに追加された機能の説明も追加。

x264guiExのログウィンドウについてる機能。

ログウィンドウ上で右クリックすると色々出てくる。

x264guiEx_log_window

・x264優先度の設定
・エンコード一時停止
・ちょっと透過
・透過率の指定
・ログの色の指定
・このウィンドウを最小化で開始
・このウィンドウのサイズを保存
・ログ自動保存を行う・ステータスバーの表示
・タスクバーに進捗を表示
・表示フォント

詳細は続きに。

youtube html5 色空間テスト (追試)

金の髭様がこちらで行なっているテスト。G,Hが追加されたのでもう一回。

x264guiEx 1.xxの導入 (手動)

手動でx264guiExを導入する方法。以前の導入記事を簡易インストーラを使ったものに更新したので、こちらに以前の手動で行う方法をそのままコピーして置いておく。

簡易インストーラを使った簡単な使用方法は
x264guiEx 1.xxの導入 (簡易インストーラ)
に。

その他関連記事
x264guiEx 1.xx についていくつか…
x264guiExのアンインストール
x264guiExのプロファイルについてのいろいろ
x264guiEx ログウィンドウについてる機能
MediaInfoによるx264のオプション表示の取り込み方法
x264guiExの上限設定
x264guiExでBluray用出力
x264guiExのアップデート方法
x264guiExのその他の設定



1.00 用のx264guiEx 導入方法。
0.xxと違う点で重要なのは

・x264guiEx_Default.ini はなくなった。(というより統合した)
・かわりにx264guiEx_stgフォルダを一緒に放り込んでください。
・このx264guiEx_stgフォルダがデフォルトの
 プロファイル(設定ファイル)保存先になる。(変更可能)
・(追記 2011.09.19)x264guiEx 0.xxとは自動マルチパスのやり方が異なります。
こちらに注意点を書きました。


ぐらいかな。あとは大して変わらない。


インデックスファイルの事前/一括生成

lsmashinput.aui(L-SMASH Works)のインデックスファイルを一斉に更新したり、事前に作っておけたりすると便利かも、ということで作った。

make_glがあるから必要ないけど、一応m2v.auiにも使えるはず。

需要あるのかわからないけど、置いとく。

2014.11.04 追記
aui_indexer.exe 0.03の更新を反映

youtube HTML5 色空間テスト

ちょいと見かけたので。ここ見てくれてるでしょうか…。

普段はメインfirefox、サブでIEなんで、HTML5 H.264はIEで。

A: 640x360, BT.601, smpte170m
B: 640x360, BT.601, 指定なし
C: 640x360, BT.709, bt709
D: 640x360, BT.709, 指定なし
E: 1920x1080, BT.601, smpte170m
F: 1920x1080, BT.709, bt709

1. [OS:Win7 SP1 x64] [ブラウザ:IE9] [GPU:AMD Radeon HD7770] [正常動画:A,B,C,E,F]

2. [OS:Win7 SP1 x64] [ブラウザ:IE9] [GPU:Intel HD Graphics 4000] [正常動画:A,B,C,E,F]

3. [OS:Win7 SP1 x64] [ブラウザ:IE9] [GPU:Intel GMA4500MHD] [正常動画:A,B,E]

4. [OS:Win8 Enterprise 90日評価版 x64] [ブラウザ:IE10] [GPU:NVIDIA GeForce GT520] [正常動画:A,B,E]

基本BT.601のデコードの模様。

いまいちわからない挙動だけど、2-3の違いを見るに、GPUの違い…なのかな?

QSVEnc 0.10

バグ修正、あとはいろいろ変更。

[共通]
v0.08以降、Intel iGPUがプライマリGPU(メインモニタに出力しているGPU)でない場合に、ビデオメモリモードが使用できず、error: null pointer というエラーを発生させていた問題を修正。
ご指摘ありがとうございました。

以下の環境でチェックし、エラーを解決。
Intel Core i7 3770K (4C/8T, 3.9GHz)
NVIDIA GeForce 8600GT (306.71, as primary GPU)
Intel HD Graphics 4000 (1150MHz, 2761ドライバ, as secondary GPU)
DDR3-2133 16GB
ASUS P8Z77-M
Win7 x64
Aviutl 0.99m

colormatrix, coloprim, transferの設定は、HWエンコ(QSV)では効かないので、設定画面やヘルプの表示をそのように変更。

[QSVEnc]
Bluray互換出力のチェックボックスが変更チェックから外れていたのを修正。
x264guiEx 1.59までの更新を反映。
- エンコ"前"バッチ処理を追加。
- ブログへのリンクを追加。



QSVEnc ダウンロード>>



また、Intel Media SDKに用意されているエンコードオプションについての調査結果は続きに。結論から言うと、いまのところ、品質: quality以上の品質は出ないようだ。
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