昨日、
Asrock Z97E-ITX/acを
JONSUBO U2から
Antec ISK-110 VESA-U3に移すところを書いたので、今度は本題のKabylakeをAntec P100から
JONSUBO U2に移す話。(今日はコミティアとか秋葉とか行ったので実際に作業したのは昨日)
まず、Kabylake(i7 7700K)を載せていたマザーは
Asrock Z270 Extreme4というATXのマザーなので、このままでは
JONSUBO U2には入らない。そこで、
Asrock Fatal1ty Z270 Gaming-ITX/acを調達したけど、うーん、ちょっとお値段が高かった…。
使っていた7700Kはそのまま流用したけど、Antec P100に14cmx2の簡易水冷の冷却でも温度的に冬:
[email protected] / 春:
[email protected]がやっとだった。
JONSUBO U2では、冷却が以前より格段に弱くなるので、だいぶクロックを落とさないといけないかなあ、と思っていたけど、調整した結果
[email protected]まで落とすことになった。まあ、Mini-ITXだし、しょーがない…。
エンコード中で85℃…ぎりぎりというかアウトかなあ。
あの忌々しいグリスがハンダだったら、このぐらいの発熱どうということはないはずなのだが…。
こういうの見ちゃうとほんとになんだかなあ、と思う。もしかしてそのためのKabylake-X?
詰め込むとこんな感じ。もうぎゅうぎゅうですね…。
Jonsubo U2はMini-ITXケースの中では拡張性が高くて、ある程度の大きさの電源が入るし、GPUも180mmぐらいまでなら入るので、結構便利。(GPUは一応220mmまで物理的には入るらしいけど、実際に入れるのは厳しいと思う)
ただ、実際に組み込むのは相当大変で、配線とかよく順番を考えながら組んでいかないと、手が届かない→配線できないとかでやり直す羽目になるなったりする。あと、わりとよく手を怪我する(笑)
その分、組み上がってちゃんと動いたときの達成感はなかなか。
冷却は、一応12cmx1で排気できるのだけど、吸気のほうが微妙で、吸気ファンというのが設置できないのが難点。一応ケースの前方に12cmx1を設置できるけど(写真右側)、完全に吸気用というわけではなく、ケース内の空気を吸うような位置なので、意味があるのかどうか微妙なところ。これが完全な吸気ファンだったらもうちょっと冷えたんじゃないかなあ、と思う。
2.5インチベイは本来2台なのだけど、無理くりSSDを4台入れてみた。(2台重ねてる)
GPUのファンとSATAケーブルが干渉しないようにするの相当大変だった…。
Plextor PX-256M6Pro /
Sandisk SDSSDXPS480GSandisk SDSSDHII480Gx2
SandiskのSSD 3台でIntel Rapid Storage Technologyを使って、ソフトウェアRAID0を組んでみた。まあ、全部同じ製品ではないので微妙だけど、それでもかなりの速度が出る。まあ、大きなデータをコピーとかしない限り、体感は殆ど変わらないから、だからなんだ、となってしまうのがSSDのRAIDの悲しいところだけど、それでも3台で1.7GB弱のRead性能というのはすごい。
CPUの電圧はBIOSからFixed Modeで1.185Vに設定、LLCはLevel 2にした。x265エンコード中の電圧はCPU-Z読みで設定値通りの1.184V。LLCをLevel1にするとやや設定値より盛られるみたい。
まあ、1.184Vで4.6GHz回るというのはさすがKabylakeというところだけど、そのわりには温度が結構上がるんですよねえ…。まあMini-ITXだと風量が絶対的に足りないのでしゃーなしではある。
Uncoreは4.3GHz, メモリはDDR4-3600で問題なく動作した。
BIOSは最新の2.10。
4.6GHz @ 1.184Vでx265エンコ中に85℃…やっぱり厳しいなあ…。ファンの回転数も1600rpm前後と、ややうるさいレベル。x265はOCCTほどじゃないけどAVX2を多用するせいかかなり熱くなる。
もちろん、クロックを落としたと入っても4.6GHzで回るわけだし、小型ケースとしては十分な性能で、ややうるさいことを除けばよいPCになったと思う。
といわけで、GWで暇なうちに一連の入れ替えが完了して、Antec P100を空けることができた。しばらくは空けたまま放置することになりそう。