Amatsukaze 改造版 0.9.5.2

- tsreplace使用時の出力ファイル名を <ファイル名>.[h264|hevc].ts になるよう変更した。
ご指摘いただいた問題に対応。入力ファイルと同じフォルダに出力するとエラーが発生するため。

- join_logo_scpを更新。また同時にJLフォルダも更新。

- 一時フォルダが空でなくても削除できるよう変更。

- x264/x265/SVT-AV1エンコード時に、優先度を下げるとEコアのみでエンコードが実行されてしまう問題を抑制。
x264guiEx 3.24で導入したものの移植。

QSV/NV/VCEEncについては、エンコーダ側でこのあたりの最適化をしているので不要。

今回変更したのはエンコーダ側の電力スロットリングモードだけで、AmatsukazeCLI側の電力スロットリングモードは触っていないのだけど、こちらも必要なのだろうか…?

- コード変形。
Amatsukazeはc++14でビルドされていて、c++17でビルドするとなんか難しそうなところで警告が出る。

今回、一部でc++17の機能を使用したかったので、ヘッダーに定義と実装がまとめられてしまっていたのを分離することで、一部だけc++17でビルドできるようにした。あと、ついでに長すぎるヘッダーファイルがシンプルになって見やすくなった。



その他

x265の新しいバージョンを同梱した時に、パスをクリアして適用しても最新版にならないというご指摘ですが、Amatsukazeのソースコードを調査したところ、自動でパスを設定する場合、バージョンの新旧は考慮されないようなので、基本的には手動でパスを更新していただきたく思います。

詳しく述べると、パスをクリアして適用すると自動で実行ファイルを探すのですが、このときx265guiExとは異なり、バージョンのチェック等は行っておらず、x265*.exeを列挙して最初に見つけたものを選択するという実装になっていました。

なので、x265_3.5+102_x64.exeとx265_3.5+109_x64.exeがあると、x265_3.5+102_x64.exeのほうが選択されるようです。

バージョンのチェックの移植はちょっと面倒かもです… (C++→C#に書き換えないといけないので…



ダウンロード>>


rkmppenc 0.04

- mpp/librgaを更新。
- rockchip-linux/mpp#d127b5c 2023/9/28
- airockchip/librga#fb3357d 2023/9/22

- Ubuntu 22.04向けのパッケージの依存パッケージに誤りがあり、インストールできなかった問題を修正。
ご指摘いただいた問題の修正。

指定いただいた箇所を修正し、実際にUbuntu22.04環境でインストール可能なことを確認済み。

- --chroma-qp-offset, --no-deblock, --deblockを追加。

- --log-levelにquietに追加。

- 音声フィルターの切り替え時に--thread-audio > 1で異常終了する問題を修正。

- 新しいAVChannelLayout APIに対応。

- ドキュメント更新
使用するにはvideo groupにユーザーを追加する必要があることを追記。



ダウンロード>>


NVEnc 7.35

[NVEncC]
- qvbrをデフォルトに。
CQPはAV1で値の範囲が変わってしまい(0-255)、デフォルト値として使いにくくなった。

[NVEnc.auo]
- 外部音声エンコーダを使用すると、muxerの制限でAV1が出力できない問題を修正。
最近外部音声エンコーダを使わなくなっていたので気づかなかった…。

原因としては、外部音声エンコーダを使用すると、外部muxerを使用するようにしていたのだけど、外部muxerがAV1に対応していないため、エラー終了していた。

そこで、外部muxerの使用を廃止し、内部muxerを使用するよう変更した。

- AV1選択時のCQPの上限を255に。
ただ、基本的には固定品質(QVBR)の使用がおすすめ。



※NVEnc 6.00から導入方法が変更されていますのでご注意ください。
※Aviutl向けには、Aviutl_NVEnc_7.xx.zip をダウンロードしてください。
ダウンロード>>

NVEncの導入
NVEncCオプション一覧>


QSVEnc 7.51

English version of changelog>>

[QSVEncC]
- icqをデフォルトに。
CQPはAV1で値の範囲が変わってしまい(0-255)、デフォルト値として使いにくくなった。

- --fallback-rcをデフォルトで有効に。

[QSVEnc.auo]
- 外部音声エンコーダを使用すると、muxerの制限でAV1が出力できない問題を修正。
最近外部音声エンコーダを使わなくなっていたので気づかなかった。

原因としては、外部音声エンコーダを使用すると、外部muxerを使用するようにしていたのだけど、外部muxerがAV1に対応していないため、エラー終了していた。

そこで、外部muxerの使用を廃止し、内部muxerを使用するよう変更した。

- AV1選択時のCQPの上限を255に。
ただ、基本的には固定品質(ICQ)の使用がおすすめ。



※Aviutl向けには、Aviutl_QSVEnc_7.xx.zip をダウンロードしてください。
QSVEnc ダウンロード>>

QSVEncの導入

QSVEncCのオプションについてはこちら。
QSVEncCオプション一覧>


Amatsukaze 改造版 0.9.5.1

不具合修正を行いました。

- 音声エンコードのチェックボックスを削除してしまっていたのを修正。
ご指摘いただいた問題を修正。

- join_logo_scpのバージョンを0.9.4.4同梱のものに戻す。
新しいバージョンを検証しようと思って元に戻し忘れたものだったので、一度元に戻す。

新しいバージョンではjlsmemo.txtというファイルができて、一時フォルダが消せなくなっている(?)かもで、もしかすると私の使い方が悪いだけかもですが、もう少し確認するため、いったんもとに戻しました。



ダウンロード>>


ffmpegOut 1.09

- faw処理を内蔵化。

- 電力スロットリングを無効化し、Aviutlの優先度が低くてもEコアのみで実行されにくいよう変更。

- ログメッセージを改善。
mux後ファイルがない、ファイルサイズが小さすぎる等のエラーメッセージで、ファイル名を表示するように。

- avx512のyuy2/yc48→yv12変換で、左上端32x2pixelほど緑色の線が出る場合があった問題を修正。

- メモリ確保をplaneごとに行うようにして、メモリ不足エラーが出づらいように。



ダウンロード>>

ffmpegOutの導入


x264guiEx 3.26

x264guiEx 3.24でもAviutlの優先度を「Low」「Lowest」にするとEコア(smallコア)のみでエンコードが実行されてしまうケースがあったので対策を強化。
x265guiExでは追加した変更を追加していませんでした…



※x264guiEx 3.00から導入方法が変更されていますのでご注意ください。

ダウンロード>>

x264guiEx 3.xxの導入方法
x264guiExのエラーと対処方法


svtAV1guiEx 1.23

svtAV1guiEx 1.22でもAviutlの優先度を「Low」「Lowest」にするとEコア(smallコア)のみでエンコードが実行されてしまうケースがあったので対策を強化。



※svtAV1guiEx 1.00から導入方法が変更されていますのでご注意ください。
ダウンロード>>

svtAV1guiExの導入


Amatsukaze 改造版 0.9.5.0

・ tsreplaceに対応
tsreplaceによる映像部分のみの置き換えモードを追加しました。

下記のように、出力フォーマットのところを "TS (replace)"にして使用します。(自動的に出力選択が「通常」になります)

amatsukaze_20231021_tsreplace_01.png

また、別途「基本設定」タブでtsreplaceのパスを指定してください。

こんな感じで音声・字幕・データ放送等はそのままに映像のみを圧縮できます。

amatsukaze_20231021_tsreplace_02.png

注意点
- H.264/HEVCのみ対応です。(AV1は非対応)
- 出力選択は「通常」のみ対応です。
- tsreplaceのほか、x264/x265使用時はmp4boxとtimelineeditorも必要です。
- chapter作成を行う場合は、出力ファイルと同じフォルダにチャプターファイルも出力されます。

・ エンコーダ追加オプションで使用可能な置き換え変数を追加。
いただいた要望の反映。

"@SERVICE_ID@" でログに表示されるサービスIDの数字部分に置き換えます。 (例: "サービスID: 1072" なら "1072" に置き換え)

・ 同梱の実行ファイルを更新
- x264_3106_x64.exe
- x265_3.5+108_x64.exe
- SvtAv1EncApp_v1.7.0_x64.exe



ダウンロード>>


tsreplace 0.05

H.264インタレ保持エンコードした場合の置き換えに対応。
これまで対応していなかったH.264インタレ保持エンコードした場合の置き換えに対応。

私自身はインタレは解除してしまう派だけど、使いたい人もいるかなということで対応。

tsreplace_20231021_qsv_h264_interlaced.jpg

使用例はこちらに記載したので、インタレ保持をしたい場合は確認してみてください。

ハードウェアエンコードしたい場合は、GPUによってはインタレ保持に非対応なので注意。

Intel QSV
PGモードの使えるQSVが必要(FFモードは非対応のはず)。

大雑把にいうとGeminilakeを除くRaptorlakeまでのIntel内蔵GPUになると思う。(Meteorlakeはおそらく非対応になりそう?)

NVIDIA NVENC
Pascal世代までのGPUと、Turing世代の一部(TU117)。製品でいうとGTX10xxまでと、GTX16xxの一部。

GTX16xxは対応(TU117)と非対応(TU116)が混ざっていたはず…。



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