QSVEnc 6.09

English change log and binaries>>

[QSVEncC]
・6.08でb-pyramidが使用できなくなっている問題を修正。

[QSVEnc.auo]
・出力の際、Aviutlが開いているファイルに上書きしないように。

・設定が行われていない場合に、前回出力した設定を読み込むように。

・複数のAviutlプロセスで出力していても正常にチャプターを扱えるように。

・ログ出力のモードを変更すると正常に出力できないことがあったのを修正。



QSVEnc ダウンロード>>
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OneDriveの調子がいまいちの時はミラー(GDrive)からどうぞ。同じものです。

QSVEncCのオプションについてはこちら。
QSVEncCオプション一覧>

ソースはこちら


PMD_MT 高速化版+7

・AVX-VNNI対応によりごくわずかに高速化。
Alderlake向け最適化。

AlderlakeはEコアがAVX512に対応していない関係で、AVX512が無効化されていて、基本的にはAVX2までの対応にとどまっている。なので、AVX512で追加されたいろいろ便利な新しい命令は、軒並み使用できない。

ところが、そういう新しく追加されたAVX512命令のうち、AVX512VNNIだけが特別扱いで、その256bit版がEコアでも動作するように追加されていて、これが使えるようになっている(AVX-VNNI)。

このAVX-VNNIを使うと、AVX2のvpmaddwdとvpaddの2命令をvpdpwssdの1命令に置き換えられるので、今回はその置き換えを行った。命令数が減るので理屈の上では速くなるはずだが、それほど多くの個所で使用してはいないので、微々たるものだとは思う。



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svtAV1guiEx 0.11

・--tune用の設定欄を追加。
svt-av1 0.9.1で追加された機能に対応。

・同梱の実行ファイルを更新。(0.9.1+1)
svt-av1の実行ファイルは単体でも配布するようにしました。右側の「いろいろ」>「ビルドしたものとか」からダウンロードできます。

gcc 11.2.0 (LTO+PGO) ビルドです。

・設定が行われていない場合に、前回出力した設定を読み込むように。
x264guiExと同じ変更。

・2passエンコードの1pass目のpresetは8か設定値の大きいほうを使用するように。

・mp4でのVFR出力はサポートされないので、エラーチェックを追加。

・tc2mp4modはAV1に対応していないため、関連設定を削除。
ご指摘いただいた点に対応。



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画質比較 (2022.02) アニメ編

もうひとつの記事に書いたやつのアニメ版。(実写版はこちら)

SVT-AV1が0.9.0になって高速化したようなので、x265とかと画質と速度の比較をしてみた。

ついでにQSV/NVEncもざっと再チェックして、コメントいただいたQSVのFixed Func(FF, Low powerとも)についても確認。

ここでもchart.jsを使って線をon/offできるようにしてみた。

デフォルトでは見やすさのために大半の線はoffにしているので、気になる設定をonにしたりしてチェックしてみてほしい。

画質比較 (2022.02) 実写編

SVT-AV1が0.9.0になって高速化したようなので、x265とかと画質と速度の比較をしてみた。(アニメ版はこちら)

ついでにQSV/NVEncもざっと再チェックして、コメントいただいたQSVのFixed Func(FF, Low powerとも)についても確認。

かなり時間かかったうえ、あまりにいろいろデータを取りすぎて、グラフの線が重なりまくってよくわからなくなったので、いつものエクセルで作った画像じゃなくて、chart.jsを使って線をon/offできるようにしてみた。
デフォルトでは見やすさのために大半の線はoffにしているので、気になる設定をonにしたりしてチェックしてみてほしい。

NVEnc 5.44

[NVEncC]
・--vpp-delogoでauto_nr/auto_fade使用時に、"Invalid input frame ID -1 sent to encoder." というエラーが発生していたのを修正。
ご指摘いただいた問題の修正。

・--qvbr <float>オプションを追加。(--vbr 0 --vbr-quality <float> に同じ)
より直感的に固定品質モードを使用可能なように。

[NVEnc.auo]
・Aviutlの子プロセスが開いているファイルについても出力ファイルで上書きしないようチェックを追加。
x264guiExと同じ更新。

・設定が行われていない場合に、前回出力した設定を読み込むように。
これもx264guiExと同じ更新。



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NVEncCのオプションについてはこちら。
NVEncCオプション一覧>

ソースはこちら>>


ffmpegOut 0.11

・Aviutlの開いているファイルについて出力ファイルで上書きしないようチェックを追加。
x264guiExと同じ変更。

・設定が行われていない場合に、前回出力した設定を読み込むように。
これもx264guiExと同じ変更。

・連番出力で出力ファイルがないというエラーメッセージが表示されないように。
ご指摘いただいた問題の修正。



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x265guiEx 3.103

・Aviutlの開いているファイルについて出力ファイルで上書きしないようチェックを追加。
x264guiExと同じ変更。

・設定が行われていない場合に、前回出力した設定を読み込むように。
これもx264guiExと同じ変更。

・同梱のx265を更新。
x265 3.5+13 → 3.5+34

SVT-HEVCのリンクは外しました。x265のみの配布も更新しています。



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x264guiEx 2.72

・パラメータが設定されていない場合、前回出力時の設定をロードして実行するように。
なるべくエラーになるケースを減らすための実装。

プラグイン出力を行う場合、「ビデオ圧縮」を押して設定を行ってから出力するもの、と私自身思い込んでいたが (まあ、設定するのが好きだからこういうプラグインを作っているので…)、そのまま「保存」をクリックされる方も多いようだ。

そのまま「保存」をクリックした場合には、Aviutlのプロファイル内に保存された以前使用したときの設定があれば渡されるはずなのだが、プロファイル内の設定がなくなってしまっている場合があり、そうした場合には設定なしのままでエンコード処理に進むことになる。(このあたりの詳細は別記事に)

前回(x264guiEx 2.71)ではこういうとき、デフォルトの設定でエンコードをするようにした。

ただ、それよりは前回出力時の設定を読み込んだほうがよいのかな、ということでx264guiEx 2.72では

・出力が成功した場合、ファイル「前回出力.stg」にその設定を保存しておく

・出力時に設定がされていない場合
 ・「前回出力.stg」が存在すればそれを読み込んでエンコードを行う
 ・なければデフォルト設定でエンコードを行う

というように変更した。

前回出力したときの設定は設定画面のプロファイルからも選べるようになっているので、設定画面を開いて「デフォルトに戻ってしまってるー」、という場合には「前回出力」をクリックして復旧してください。

x264guiEx_2_72_profile_prev_out.png



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Aviutlの出力プラグインの設定

以前、NVEnc出力で、設定が毎回初期化されてしまうというコメントをいただいた。

なぜそのような動作になるのか、思い当たる点がなかったのだが、ちょっと色々調べてみたという話。

なお、このコメントはNVEnc出力にいただいたが、このあたりはプラグイン固有の問題というよりは、Aviutlの出力プラグインの使用に絡んだ問題で、x264guiExでも共通の問題と思われるので、今回はx264guiExを使って調査した。

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