i7 5960XでTVMW5エンコード
TVMW5のバッチエンコードツールを使った並列エンコードを試してみる。
環境
TVMW5 設定 (ver5.5.1.106)
フィルタ設定
インタレ解除 24fps化 (コーミング除去優先)
輪郭強調 (強さ30、やや広い)
リサイズ (入力解像度 → 1920x1080)
ソース
ましろ色シンフォニー #12 (BS11) 約23分40秒
SAO II #13 (tvk) 約23分40秒
精霊使いの剣舞 #11 (BS11) 約23分40秒
六畳間の侵略者!? #12 (MX) 約23分40秒
出力設定
MPEG-4 AVC x264 (core 136)
1920x1080 @ 23.976fps
VBR品質固定 (品質:60 = crf:21)
パフォーマンス: やや遅い = slow
追加オプション: --ref 4 -i 4 -I 240 --vbv-maxrate 17500
4並列エンコード中の様子 (ver5.5.1.106)
4並列でCPUを全開にしてもCPU温度が70℃と、十分冷却できているようだ。というか、同じBIOS設定なのにCPU温度が80℃を超えてくるPrime95はやはりなんかおかしい(笑)
また、メモリ電圧が1.2VのままでDDR4-2666で回ることがわかったので、今回はDDR4-2666で動作させている。ちなみにDDR4-2800とかはさすがに無理なようだ。(1.35Vにすれば行けるかもしれないが・・・)
結果
平均フレームレート
さすがに16スレッドとはいっても、2並列でほぼ飽和しているようだ。実際CPU使用率も、1つずつやる場合には60~100%をうろうろするのに対し、2並列だとほぼ98~100%ぐらいなので、2並列でほぼフルに使えているといえると思う。
まあこの辺りはx264の設定によってだいぶ変わると思う。x264のマルチスレッド効率は、重い設定であればあるほど高まるので、もっと重い設定なら2並列どころか、1並列でも十分になってくるかもしれない。一方、低解像度だったり、軽い設定だったり、あるいはもしかするとデコードやフィルタにボトルネックがあるのなら、4並列でも不足かもしれない。(こちらの記事には設定が全くなくよくわからないけど、なんか1280x720ぐらいのを軽めの設定でやってるのかな、という気がする。)
それにしても1920x1080, 23.976fps, 約24分のエンコード4本が約43分で終わるわけで、さすが8コアだ・・・。
環境
OS | Win8.1 x64 |
CPU | Intel Core i7 5960X |
CPU コア数 | 8C/16T |
動作周波数 (OC) | Core 4.4GHz / UnCore 3.6GHz |
動作電圧 (OC) | Core 1.285V |
キャッシュ容量 | L3=20MB |
メモリ | Avexir AVD4U24001608G-4M |
メモリ速度 (定格) | DDR4-2400 (16-16-16-39-2) |
メモリ速度 (OC) | DDR4-2666 (15-16-16-38-2) |
理論帯域 | 85.3 GB/s (Quad-Channel) |
メモリ電圧 | 1.2V |
マザーボード | ASUS X99 Deluxe (0801) |
冷却 | Cooler Master Nepton 280L |
グリス | Ainex JP-DX1 |
ケース | Corsair Carbide 330R |
電源 | Seasonic SS-760XP2 |
TVMW5 設定 (ver5.5.1.106)
フィルタ設定
インタレ解除 24fps化 (コーミング除去優先)
輪郭強調 (強さ30、やや広い)
リサイズ (入力解像度 → 1920x1080)
ソース
ましろ色シンフォニー #12 (BS11) 約23分40秒
SAO II #13 (tvk) 約23分40秒
精霊使いの剣舞 #11 (BS11) 約23分40秒
六畳間の侵略者!? #12 (MX) 約23分40秒
出力設定
MPEG-4 AVC x264 (core 136)
1920x1080 @ 23.976fps
VBR品質固定 (品質:60 = crf:21)
パフォーマンス: やや遅い = slow
追加オプション: --ref 4 -i 4 -I 240 --vbv-maxrate 17500
4並列エンコード中の様子 (ver5.5.1.106)
4並列でCPUを全開にしてもCPU温度が70℃と、十分冷却できているようだ。というか、同じBIOS設定なのにCPU温度が80℃を超えてくるPrime95はやはりなんかおかしい(笑)
また、メモリ電圧が1.2VのままでDDR4-2666で回ることがわかったので、今回はDDR4-2666で動作させている。ちなみにDDR4-2800とかはさすがに無理なようだ。(1.35Vにすれば行けるかもしれないが・・・)
結果
平均フレームレート
さすがに16スレッドとはいっても、2並列でほぼ飽和しているようだ。実際CPU使用率も、1つずつやる場合には60~100%をうろうろするのに対し、2並列だとほぼ98~100%ぐらいなので、2並列でほぼフルに使えているといえると思う。
まあこの辺りはx264の設定によってだいぶ変わると思う。x264のマルチスレッド効率は、重い設定であればあるほど高まるので、もっと重い設定なら2並列どころか、1並列でも十分になってくるかもしれない。一方、低解像度だったり、軽い設定だったり、あるいはもしかするとデコードやフィルタにボトルネックがあるのなら、4並列でも不足かもしれない。(こちらの記事には設定が全くなくよくわからないけど、なんか1280x720ぐらいのを軽めの設定でやってるのかな、という気がする。)
それにしても1920x1080, 23.976fps, 約24分のエンコード4本が約43分で終わるわけで、さすが8コアだ・・・。