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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2014/04/29のツイートまとめ

kameiasami

た。」(井伏鱒二『文士の風貌』福武文庫より、「挿話な挿話―谷崎精二氏について―」)
彼等は、このカフェにいる「小説家と結婚するのが一生の願い」という可愛い女給のお紋ちゃんを目当てに、『黴』とか『刺青』とか『子をつれて』などの代表作を懐に日参しているのだとか。
04-29 23:59

「小石川の或るカフェへ、贋の徳田秋聲、贋の谷崎精二、贋の谷崎潤一郎、贋の葛西善蔵が彼等は四人連れで、殆んど毎日コーヒーを飲みに来た。贋の徳田秋聲は、実際の徳田秋聲氏よりも五寸ばかり背が高くて、常に縞の衣物を着てゐた。彼は、四十歳前後の男であつたが、表現派の文学を力説して止まなかつ
04-29 23:57

「戦色玉の井」にある徳田一穂の話は、徳田秋聲『二つの現象』(「婦人之友」昭和10年5月)に於て、玉の井から息子が助け出した娘のために秋聲があちこち奔走した様子がえがかれていますが、新聞の社会面まで賑わしたことは、このエッセイで初めて知りました。
04-29 23:37

いて、竹久夢二の絵のようである。それから半年ほどのち、徳田秋声の長男の一穂と熱烈な恋をして、心中をはかったり、足ぬけししたりして新聞の社会面を賑わしたことがある。(種村季弘編『東京百話 天の巻』ちくま文庫、昭和61年12月刊より、山本嘉次郎「戦色玉の井」)
04-29 22:55

「木村からちょっと入ったところの窓口に、びっくりするような美人がいた。齢は十八歳前後であろうか。水蜜桃のような頬をした清楚可憐な少女であった。とても、こんなところにいるような女とはおもえない。横浜生まれで、フェリス女学校を出たということである。そういえば、どこか異国情緒をもって
04-29 22:50

RT @foujika: ★徳田秋声評メモ:《秋声「足迹」を読む。この頃秋声がひどく好きになつて来たのはなぜだらうなどと考へる。(中略)この立体的に浮彫にする手法のうまさ。過去と現在とのメランジユ、そして文章の素直な味は何とも云へぬ。》、『福永武彦戦後日記』1945年11月30…
04-29 17:28

明治文學全集4「成島柳北・服部撫松・栗本鋤雲集」を読んでいます。このレベルの本だと「広漢和辞典」があると便利。でも「字源」が結構役に立ったりします(先日自分用を買いました)。とはいえ内容も軽いものが多く、撫松などはかなり崩れた変体漢文ですし、全文読下しなので読みやすいですね。
04-29 13:09

長篇『おのが縛』は、フョードル・カラマーゾフを髣髴とさせる父親をはじめ、人物がよくえがかれていて最後までかなりいい線いってたのに、その結末でぶちこわしでしたが、『さか波』のほうは短篇ということもあり、唐突な幕引きも許容範囲で、悪くないと思います。
04-29 00:14

  1. 2014/04/30(水) 00:00:00|
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