せた。健次郎は、翌日それを返送した。そして『小説の稿料は、秋聲君、花袋君並にして、月末月末に回数に応じて御計算願ひたく、それ以上は侮辱を感じ申候」と云つて遣つた〉
前田河広一郎『蘆花伝』(興風館、昭和22年11月)559-560頁
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「国民新聞」の社主は徳富蘇峰で、兄に
02-14 20:43
た。そして、その二十四日には、中止の辞が新聞に発表された。文中に、こんな弁解があつた。――『あらためて内から外へ書くでなければならぬ。』
この打切は読者にとつて、不意打であつた。だが、そのあいだに蟠る内情もあつた。国民新聞社では、小説が出はじめると、千円の小切手を社のものに持参さ
02-14 20:39
に書かれています。
〈〔引用註:蘆花は〕五月十一日に、国民新聞の原稿紙を小包で送つてくれと云つて遣り、当時提〔掲〕載中の徳田秋聲の『爛れ』をそのために打切るは文士にたいする体ではないから、六月六日の紙上から掲載して欲しいと云つた。
(中略)
十一日目で、突如、『十年』は打切られ
02-14 20:37
【『爛』の連載を打切らせるつもりはない】
【小説の稿料は秋聲君花袋君並にしてほしい】
徳田秋聲の『爛』が大正2年3月21日から6月5日まで「国民新聞」に連載された後、6月6日から鳴り物入りで連載が始まった徳冨蘆花の『十年』が11回で打ち切られた経緯について、前田河広一郎の『蘆花伝』に次のよう
02-14 20:36
@shun_akikusa 非売品なので流通していないのですね。
ご教示ありがとうございます。
02-14 12:31
アバイ・クナンバイウル(Абай Кунанбаев 1845-1904)の
『アバイ』(イブラギム クナンバエフ詩集 叙事詩 訓戒の書)花伝社、2020年。
でしょうか。
https://t.co/JBkson6oDj
秋草俊一郎氏のツイートで初めて書影(というか実在)を確認出来ました。
02-14 12:07
Author:亀井麻美
kamei asami
德田秋聲,徳田秋声,德田秋声
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