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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2020/07/09のツイートまとめ

kameiasami

なかなか興味深いです(勿論これは架空の小説ですが、さもありなんと)。
日本でも昔は、妊婦が火事を見ると赤子に赤痣ができるとか、葬式に遇うと黒痣や青痣ができるとか、死人を見ると死産するとか、いろんな俗信がありましたね(妊婦を危険や刺激から守るための、生活の知恵だったとも言えます)。
07-09 21:58

た。彼女らのお腹の中にいる赤ん坊が後に怪物に似ることを恐れたのだ。」
イヴォ・アンドリッチ『宰相の象の物語』栗原成郎訳、松籟社、2018年11月。
妊娠中の女性が怪物(宰相が飼っている象のこと。フィル Фил はその名)を見ると、その胎児が怪物に似るという、1820年代のボスニアの民衆の考え方が
07-09 17:14

立派な服装で偉そうな態度の宰相の召使に伴われて進んでいく美しい飾りを付けたフィルを眺めていた。二、三人が一箇所の窓辺に集まって、異様な獣をおかしがって、ささやいたり互いにくすぐり合ったりして、声を殺してくっくっと笑っていた。母親と姑は、身重の娘と身重の嫁に窓辺に近づくことを禁じ
07-09 17:01

другу и пригушено се кикоћу. Мајке и свекрве забрањују брeмeнитим снахама да иду на прозор, да им од тога дете које носе не би, после, личило на чудовиште.“
Иво Андрић «Прича о везировом слону» (1947)
「女たちや娘たちは、窓格子の陰に身をひそめて、あるいはバルコニーからのぞいて、
07-09 17:00

„И жене и девојке, сакривене иза мушебака, на доксатима и прозорима, посматрају фила у његовом црвеном орнату, са његовом пратњом добро одевених и осионих везирских момака. Сјате се по три-четири око једног мушепка,  шапућу, праве шале на рачун необичне животиње, голицају једна
07-09 16:58

吼えることで、„у жељи да заглуше свој рођени страх“ という表現になるほどと感心(アンドリッチの表現にはいつも感心します)。
07-09 16:35

すばしっこい若い犬たちは、板塀越しにあるいは壁の何かの穴から敵意を表わす鋭い吼え声を立ててその声の中に本能的な恐怖を鎮めようとした」
イヴォ・アンドリッチ『宰相の象の物語』栗原成郎訳、松籟社、2018年11月。
ボスニア州の宰相が首府トラヴニクの邸宅で飼育している象を見た、犬たちの反応。
07-09 16:35

„Остарели и прегојени повлаче се ћутке, али млађи, мршавији и жустрији, лају кроз тарабе, или неку рупу у зиду, злим и оштрим лавежом, у жељи да заглуше свој рођени страх.“
Иво Андрић «Прича о везировом слону» (1947)

「肥満した老犬たちは、声も立てずにすごすごと遠ざかり、痩せて
07-09 16:35

  1. 2020/07/10(金) 04:16:53|
  2. 未分類
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