ゲイリー・クーパーは「此頃失恋して行方不明だつていふんぢやないの」というのは、1931年(昭和6年)中頃、彼が母親アリス・クーパーによって恋人のルーペ・ヴェレス(Lupe Vélez, 1908-1944)と別れさせられたことを指すと思われます。失恋後クーパーはしばらく休養していたので「行方不明」だと。
02-21 23:55
塔の沢の「環水楼」(環翠楼)で、女給たちが寝床に横たわって誰それは童貞か、とかゲーリ・クウパア(ゲイリー・クーパー)の話題で盛り上がっています(徳田秋聲『赤い花』「女給群」(七))
このころ(昭和6、7年)のクーパーは女嫌いが売りだったんですかね😅
https://t.co/POp0bJmOi2
02-21 22:11
「粕谷はしばらく何か運転手と掛合つてゐたが、結局賃銀を払つて還すことにした。」
同「女給群」(七)
このころは「賃金」「賃銀」と二通りに書き、それぞれ「ちんきん」「ちんぎん」と読んでいた(または、読むことがあった)のですが、なぜ二通りの書き方があったかについては尤もらしい説明が色々
02-21 21:44
ことですけど、誤記、誤植ではなくて、わざと一字変えてあるのでしょうね。
ほかに、久生十蘭『魔都』(創元推理文庫/青空文庫)でも、「箱根の環水楼」としてありました。
02-21 21:32
「塔の沢の環水楼へ車を乗りつけたのは、三時少し前であつた。環水楼は無論表が締つてゐたが、運転手が叩き起してくれた。」
徳田秋聲『赤い花』「女給群」(七)。
カフェ・ルノアルの女給数人が金持ちの常連客にねだって連れてってもらった「環水楼」は、箱根湯本・塔之沢温泉の「環翠楼」の
02-21 21:30
本牧のチャブ屋「キヨ・ハウス」のすぐ近所でした。
というわけで、粕谷の言った「女を連れて行くところぢやない」とは、「チャブ屋街」だから、という意味でした😅
02-21 21:00
あいまい宿の俗称として通用していたようです。
谷崎潤一郎『痴人の愛』十に
「かう云ふ真面目な衣裳を纏ふと、却つて彼女は下品に見え、模様が派手であればあるだけ、横浜あたりのチヤブ屋か何かの女のやうな、粗野な感じがするばかりでした。」
とありますし、彼が大正9年に横浜へ転居した折の住所は
02-21 20:57
小谷野敦さんより、本牧は「チャブ屋街」だからとのご教示を頂きました。「チャブ」は先日話題にした「かめちゃぼ」の「ちゃぼ」と同じく「食べ物」のことで、「チャブ屋」はそのままの意味では「食べ物屋」ですが(ほかに、簡易食堂 chop house 由来説などもあります)、戦前は主に横浜の外国人相手の
02-21 20:56
@tonton1965 はい。チャブ屋を検索すると、谷崎の本牧宮原の住居のことが出ていたので、帰ってから確認しようと思っていました。
02-21 19:29
@tonton1965 チャブ屋……また1つ勉強になりました。ありがとうございます!
02-21 18:24
花』「女給群」(四)。
カフェ・ルノアルの女給になった米子が常連客の粕谷に本牧行きをねだった返事が上記ですが、なぜ本牧が「女を連れて行くところぢやない」んでしょうね。
粕谷はあわよくば米子をモノにしようと狙ってるので、本牧だと連れ込むのに都合のいい宿がない、とかかなぁと思ったり……
02-21 17:39
〈「ええ、いゝわ。わたし本牧へ行つてみたいの。連れてつてくれない?」
「本牧か。しかしあすこは女を連れて行くところぢやないんだよ。」
「あら、さう。でも女の人だつて行くでせう。迚も面白いといふぢやないの。」
「さあ、どうかと思ふがね。しかし君が見たいといふなら。」〉
徳田秋聲『赤い
02-21 17:19
盛りブラせいうち
02-21 17:13
尾山慎『二合仮名の研究』和泉書院、研究叢書509
https://t.co/btTmfIkkiJ
これは必読書、の気がします。いちまんよんせんよんじゅうえん……
02-21 17:07
お昼休みに夫と外で待ち合わせて一緒に昼ごはんを食べました🍝💑
02-21 12:47
亀井麻美さんについている守護霊は上杉謙信です。
貴方を病気から救ってくれるでしょう!
#貴方についている戦国武将の守護霊
https://t.co/nJb7xEFw9d
まあうれしい😌🌸💕
戦国武将のなかでいちばん好きよ😉
02-21 01:47
Author:亀井麻美
kamei asami
德田秋聲,徳田秋声,德田秋声
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