・レニングラードの弦楽四重奏曲集 第2集 タネーエフ弦楽四重奏団 、レニングラード・フィルハーモニー・カルテット(
06-08 23:59
【読書と音楽】
・『君と私 志賀直哉をめぐる作品集』(中公文庫、2023年5月)
・『対談 日本の文学 わが文学の道程 』(同、2023年5月)
・ユーリイ・ファリク:弦楽四重奏曲 第3・4・5・6番 タネーエフ四重奏団(Northern Flowersレーベル)
https://t.co/40aaruHxDQ
06-08 23:58
蓄音器を聴かされることになります(専らクラシック音楽)。
〖裏表紙〗
大久保永井邸内「断腸亭」(永井荷風撮影)
https://t.co/Ol5rK084UY
06-08 23:23
といふので、しやにむに徳田秋聲君を、富士見町の自宅へ引張つて行つて、幹彦君がこの珍客に蓄音器の馳走をして弱らせたとかいふ話がある〉
反故斉「文芸風聞録」(「文明」大正6年10月)
https://t.co/h0Uy7lvLnv
このあと10年もすると息子の徳田一穂にいやというほど
06-08 23:22
【長田幹彦、徳田秋聲を蓄音器で弱らせる】
〈或人が長田秀雄君を評して、「何しろお坊ちやんだよ」と言つて片づけて了つたのは些か意外であると言つた人がある。ところで、此頃幹彦君の方をも、お坊ちやんなんだと評した人があるのだ。それは兎に角、先達のことであるが、今時蓄音器を聞いて貰ひたい
06-08 23:21
澁川驍『白布の箱』(「日暦」昭和57年7月)
https://t.co/GCc2TeXV40
以前紹介したことのある創作集『ガラス絵』(青桐書房、昭和59年5月)所収の短篇の初出がこれですね。
病床を見舞に行くと浴衣を着て仰臥する秋聲の脛が見えたという文章を私はどこかで読んだ気がしていたのですが、これでした。
06-08 18:11
には秋声さんの白い髪が突き出ているように見えた。蚊帳の細い青い網目を通して眺める秋声さんの頭髪やゆかたをまとった体が、いかにも青く染められたように見え、そのせいも手伝っているにちがいないと思うものの、一昨日会ったときよりは、一段と衰えが感ぜられるように思った」
06-08 17:05
体を伸ばしていなかった。おかしなことには、寝床の方向と直角になるように体を横向けにして寝ていた。そのため両足は寝床から突き出て、その足先は畳の上に着いていた。私はたぶんそのほうが体を楽に休ませることができるか、それとも暑苦しいので足先を畳につけているのかもしれないと思った。私の前
06-08 17:05
【病床の徳田秋聲】
「私は廊下を伝って、六畳の書斎に出かけていった。そこには、奥のほうによせて、三畳ぐらいの青い小さな蚊帳が釣り下げられていた。おそらく庭から襲ってくる蚊を防ぐためだろうと思った。部屋に入って、けげんに思ったのは、秋声さんはその寝床に普通のかっこうのようにまっすぐ
06-08 17:04
といいながらその辺の店はどこも「まづいまづい」と云うところも秋聲らしいです。不味いなら高級な店で、とはならないんですね。
06-08 12:35
「君、かからないやすい飯をくはうぢやないかと、鶏の水焚きをたべにはひ」って、割り勘の申し出を快くうけとるところが私は好きです。先日引用した三宅正太郎の文章で、銀座で邂逅した島崎藤村に秋聲が「その辺の資生堂でもいいじゃないか」とあっさり云った態度にも通じますね。
06-08 12:35
【やすい飯を食おう】
室生犀星「秋聲考」(『誰が屋根の下』村山書店、昭和31年10月)
https://t.co/f1pbyZqfPj
「徳田さんの原稿は小ぢんまりした細字で、どこか顫へてゐるやうなところがあつて」
で始まる味わい深い随筆です。銀座で犀星とばったり会った徳田秋聲が、
06-08 12:34
Author:亀井麻美
kamei asami
德田秋聲,徳田秋声,德田秋声
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