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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話 (改訂版)
2015-09-27-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第6章 会社って、なんだろう? ⑨

◇ 会社と企業の違いは? = 総務省というお役所の調査によると、日本の会社は12年の時点で412万8000社もありました。とても大きな会社から、社長さんが1人で働いている会社まで。いずれも「会社を作りました」という届けを、役所に出しています。しかし町なかの小さなパン屋さんや魚屋さんなど、会社を作らずに商売している人もたくさんいます。これを個人企業と呼んでいます。

「あの会社は景気がいいね」とか「あの企業は元気がないね」というように、ふつう「会社」と「企業」という言葉は同じような意味で使われています。でも厳密に言うと、「会社」は役所に届けたものだけ。「企業」は個人企業も含めたもの、ということになるのです。ですから企業の数は、会社の数よりずっと多いということになりますね。

会社を作るのは、民間だけとは限りません。国や地方自治体も会社を作っています。民間企業は民間が資本を出し、経営するのが基本です。これに対して、国や自治体が出資だけする企業を公有企業、経営までする企業を公営企業と呼んでいます。ただ日本では経営効率を高めるために、公有企業を民間企業に変えて行く動きが盛んです。むかしの国鉄が、いまはJRですね。

企業の大きさを測るには売上高や従業員数も使われますが、ふつうは資本金の大きさで比べます。たとえば資本金が10億円以上の企業を大企業。1億円から10億円までを中堅企業、1000万円から1億円までを中小企業、それ以下を零細企業と呼ぶことが多いようです。

                                   (続きは来週日曜日)   


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