◇ 不確かな3点セット = 中国経済の行くえ、フォルクスワーゲン事件、FRB議長の発言--評価の定まらない3つの案件を前に、市場は頭を悩ませている。中国経済の成長率は7%を切ったが、どこまで鈍化するのか判定できない。不正な排気ガス測定ソフト事件が、他のメーカーに波及する可能性はないと断定できるのか。そして年内の利上げを強調するイエレン議長の真意は何か。
共通点は、いずれも不確かだということ。9月の利上げが見送られたにもかかわらず、市場はこの不確かな3点セットを嫌い株価は低迷した。先週のダウ平均は結局70ドルの値下がり。東京市場は連休で週末2日間だけの営業だったが、190円の値下がりに終わっている。
今週も不確かなムードに変化はないだろう。安倍首相が打ち出した新しい“3本の矢”も、見出しばかりが並んで本文がない。これでは消化のしようもない。ただ今週からは下半期に入る。たとえば1日から始まるTPP(環太平洋経済連携協定)閣僚会議で大きな進展があれば、市場には新しい風が吹く。
今週は30日に、8月の鉱工業生産、商業動態統計、住宅着工戸数、自動車生産台数。1日に、9月の日銀短観、新車販売台数。2日に、8月の家計調査と労働力調査。アメリカでは28日に、8月の中古住宅販売。29日に、7月のSPケースシラー住宅価格と9月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。30日に、8月の工業生産。1日に、ISM製造業景況指数。2日に、9月の雇用統計。またEUが30日に、8月の雇用統計と消費者物価。中国では1日に、9月の製造業と非製造業のPMIが発表される。
≪28日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
☆Please click here ⇒
共通点は、いずれも不確かだということ。9月の利上げが見送られたにもかかわらず、市場はこの不確かな3点セットを嫌い株価は低迷した。先週のダウ平均は結局70ドルの値下がり。東京市場は連休で週末2日間だけの営業だったが、190円の値下がりに終わっている。
今週も不確かなムードに変化はないだろう。安倍首相が打ち出した新しい“3本の矢”も、見出しばかりが並んで本文がない。これでは消化のしようもない。ただ今週からは下半期に入る。たとえば1日から始まるTPP(環太平洋経済連携協定)閣僚会議で大きな進展があれば、市場には新しい風が吹く。
今週は30日に、8月の鉱工業生産、商業動態統計、住宅着工戸数、自動車生産台数。1日に、9月の日銀短観、新車販売台数。2日に、8月の家計調査と労働力調査。アメリカでは28日に、8月の中古住宅販売。29日に、7月のSPケースシラー住宅価格と9月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。30日に、8月の工業生産。1日に、ISM製造業景況指数。2日に、9月の雇用統計。またEUが30日に、8月の雇用統計と消費者物価。中国では1日に、9月の製造業と非製造業のPMIが発表される。
≪28日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
☆Please click here ⇒
| ホーム |