邪魔にならない UI の概要

邪魔にならない UI(PC およびモバイル)


邪魔にならない UI は、PC とモバイルの両方で利用できます。この UI が初めてユーザーに表示されるときは、新機能について説明するプロダクト内ヘルプ ダイアログ(いつでも閉じることができます)も表示されます。

有効化とオプトアウト

ユーザーは、邪魔にならない UI を 3 つの方法で有効化できます。

手動での有効化(とオプトアウト)

PC またはモバイルで通知設定から手動で有効化


ユーザーは、邪魔にならないプロンプトを手動で有効化できます。また、完全に無効化することもできます。有効化するには、[設定] > [サイトの設定] > [通知] で [通知を送信するかどうかの確認をサイトに許可する] トグルをオンにしてから、[静かな方法で通知する(割り込み通知を行わない)] チェックボックスにチェックを入れる必要があります。

ほとんど通知を受け入れないユーザーに対する自動有効化

さまざまなウェブサイトで繰り返し通知を拒否したユーザーに対しては、邪魔にならない通知 UI が自動的に有効化されます。

許可の受け入れ率が低いサイトでの自動有効化

許可の受け入れ率が非常に低いサイトでは、邪魔にならないプロンプトが自動的に有効化されます。ユーザー エクスペリエンスが改善されると、自動的に有効化が解除されます。サイトごとの通知許可受け入れ率に関する情報は、2020 年第 1 四半期の Chrome ユーザーエクスペリエンス レポートから入手できるようになる予定です。

デベロッパーの推奨事項

まず、ウェブ デベロッパーの皆さんには、chrome://settings/content/notifications から邪魔にならない通知許可 UI を手動で有効化し、この UI によるサイトの許可リクエスト フローをテストすることをお勧めします。記事の執筆時点で、この機能は Canary、Dev、Beta の各チャンネルに徐々にロールアウトされており、Chrome 80 以降では chrome://flags/#quiet-notification-prompts から強制的に有効化できるようになります。

次に、ユーザーに通知許可をリクエストする際のベスト プラクティスに従うことをお勧めします。多くの場合、初回アクセス時にウェブ通知への登録をリクエストするウェブサイトでは、受け入れ率がとても低くなります。そうする代わりに、ユーザーが状況を理解して通知を受け取るメリットを認識するまで待ってから、許可プロンプトを表示することをお勧めします。ウェブサイトによっては、ネイティブの許可プロンプトを表示する前に、コンテンツ エリアに事前にプロンプトが表示されています。ユーザーの操作が妨げられる場合、このアプローチも推奨できません。状況に応じて適切なタイミングで許可をリクエストするサイトは、直帰率が低く、コンバージョン率が高くなります。

ユーザー許可の UX を改善したい方は、こちらの 5 分の動画をご覧ください。ユーザー許可受け入れ率の改善について説明しています。また、許可をリクエストする際のベスト プラクティスもお読みください。

Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

AMP にとって 2019 年は大きな当たり年でした。コミュニティは拡大を続け、ウェブサイト、 メール、ストーリー、広告の全体にわたってすばらしい体験を作り出しています。ここでは年初に戻って、ともに達成してきたすべてのマイルストーンを振り返ります。こちらの動画を見て、以下をお読みください。








AMP 用の Next.js

React サーバーサイド レンダリングによる AMP ページの構築が人気を博し、このユースケースをサポートする機能の追加は必然だったと実感しています。React で特によく使われているフレームワークである Next.js との統合も、そのためです。豆知識 : nextjs.org は完全に AMP で構築されています!

amp-script

今年、ゲームチェンジャーとなる <amp-script> がとうとう皆さんの画面にデビューしました。大きな期待を集めたこのコンポーネントによって、AMP ページにカスタム JavaScript を追加したり、AMP ページと非 AMP ページでコードを共有したり、以前はできなかったものを作成したりできるようになりました。


OpenJS Foundation が AMP を歓迎









OpenJS Foundation への参加決定を発表し、次のオープンガバナンス モデルを明らかにしました。OpenJS Foundation のミッションは私たちのミッションと一致します。この組織によってテクノロジー業界の多様な声が集まり、公正なウェブを作るという私たちの取り組みも推進されるでしょう。

AMP が皆さんの受信トレイに









Gmail で AMP for email がリリースされ、ユーザー ファーストな体験が皆さんの受信トレイでも実現しました。メールの送信者は、スムーズな体験やインタラクティブなコンテンツを作成し、エンゲージメントを向上できるようになりました。AMP for email の仕様には、Outlook や Yahoo Mail などの主要なメール プロバイダも関与しています。こういったパートナーとともにメールのエコシステムを変革できることを楽しみにしています。

新しいコンポーネントは Mail.ru でも利用でき、先行ユーザーはすでにすばらしい結果を残しています。インド最大のホスピタリティ企業である OYO は、AMP for email のテストでコンバージョンが 60% 上昇しました。

AMP Conf の成功に「アリガトウ」

毎年開催しており、今年で 3 回目となる #AMPConf が東京で開催され、500 名近くの方に会うことができました。プロダクトの発表に加え、デザインを刷新した amp.dev をお披露目しました。amp.dev は、コードサンプル、テンプレート、ドキュメントなどがすべて集約されたウェブサイトです。AMPConf2020 の準備はすでに始まっています。次のイベントはどこで開催されるか、注目です。

ニューヨークでの AMP Contributors Summit

10 月初旬には、毎年行われている #AMPCS2019 がニューヨークで開催され、AMP の新機能について約 100 名の貢献者と情報交換をしました。単なる会話にとどまらず、分科会も開催してプロジェクトの改善に取り組み、その過程で AMP にいくつかの驚きをもたらしました。

強力なコミュニティ

1,000 名近くの人が AMP にコードを寄贈し、あらゆる人のために高速でよりよいウェブをデザインすることに協力してくれています。すべての AMP プロジェクトのリポジトリを合わせると、今年だけで 341 名の貢献者が 18,300 回以上の寄贈をしています。








コードの向こうにいる人々

コミュニティは、AMP の進化に大きな役割を果たしています。知っていることを共有し、知らないことを学ぶ場所こそがコミュニティです。そこで、コミュニティのメンバーが AMP を利用してどのように実世界で違いを生んでいるかを理解するため、「コードの向こうにいる人々」シリーズを始めています。

19 回の新しい Roadshow を実施

今年、AMP は 19 回遠征し、世界中で Roadshow をしました。ヨハネスブルグからソウルまで、合わせて 1,600 名の皆さんが AMP を見に来てくださいました。

Roadshow は、デベロッパーが本格的な AMP ウェブサイトを自信を持って構築できるように企画されています。そのため、4 つの主要な柱であるデザイン、インタラクティブ性、DevOps、収益化について徹底的に取り上げ、一歩抜きんでるために必要なものすべてがそろうようになっています。

2020 年の開催場所については、AMP Roadshow ページをご覧ください。自分の住む場所が掲載されていない方は、ぜひお知らせください。私たちはいつも新しい場所を探しています。または、自分でイベントを開催することもできます。素材はすべて提供します。皆さんに必要なのは、来場することだけです!






2020 年のビジョン

今年はすばらしい 1 年でした。高速でユーザー ファーストなウェブをあらゆる人のために作成している皆さんの創造性と献身に感謝します。私たちは、AMP の今後に大きな期待を寄せています。新しい年も、皆さんとともにこの作業を続けてゆけることが楽しみです。AMP 関連のすべてのプロジェクトの最新情報を得て、2020 年の私たちのビジョンを見るには、ニュースレターに登録してください

投稿 : Alex Durán(Google の AMP プロジェクト マーケティング)

Reviewed by Chiko Shimizu - Developer Relations Team



皆さんの革新的なアイデアとこのプラットフォームの組み合わせは、現実世界で起こっている問題の解決にきっと役立つことでしょう。

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やご意見はページ右上の「お問い合わせ」より承っております。

Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Google Maps テクニカル アカウントマネージャ



世の中はデータで満ち溢れています。こうしたデータの中で特に生データというものは非常に抽象的です。なぜなら、多くの場合、その隠れた意味をデータから引き出すには難しい作業を伴うからです。位置に関するデータもその一つです。位置を想起させる要素(「ジオらしさ」と言えばよいでしょうか)をデータの各行に感覚的にモデル化することが難しいのです。緯度と経度で正確な位置を記述することはできますが、それらを図的に表現して計算する手段がなければほとんど役に立ちません。この計算はコンピュータが得意とするところであって、人間にとっては得意なことではないでしょう。そこで、視覚化することが救いになります。データを視覚化することで、数値からだけでは見ることが難しい隠れた相互接続の世界を明らかにします。

この記事では、Google Maps Platform と deck.gl を連携する方法を説明します。まず、シンプルな「Hello, World!」スタイルの紹介から始めます。次に、実際のデータを使って、基本的な視覚化の手順を説明します。それができれば、視覚化に使用することができる完全な定型コードを得ることができます。

Hello, world!

deck.gl を使用した最も単純なマップの視覚化を見てみましょう。スターター プロジェクトをダウンロードしてください。

このチュートリアルで使用するファイルはすべて /src ディレクトリにあります。 主なファイルは hello-world.html です。このファイルには、Maps JavaScript API をインポートするコードと、それを使用して初期化し、基本的なスタイルをマップに適用するコードが含まれています。

このページを表示するために、シンプルなウェブサーバーを使います。このページは必須ではありませんが、この後の事例でデータとマップスタイルを読み込む際の CORS エラーを回避するため、なんらかの提供手段が必要になるでしょう。

ダウンロードしたスターター プロジェクトのディレクトリに移動します。

次のコマンドを実行して、ウェブサーバーを起動します。

 $ python -m SimpleHTTPServer 8000

次に、Maps JavaScript API をインポートする hello-world.html の上部にある script タグ内の YOUR_API_KEY を実際に作成された API キーに置き換えます。API キーの生成方法については、こちらの動画をご覧ください。

<script src="https://maps.googleapis.com/maps/api/js?key=YOUR_API_KEY&libraries=visualization">
</script>

これで、次の URL によりページを表示できます。

  http://localhost:8000/hello-world.html

以下のようになるはずです。



deck.gl の基本的な視覚機能の追加

Google マップは、単独でも魅力的ですが、実世界のユースケースに即したデータ可視化の準備ができているとは言い切れません。そこで、基本となる deck.gl 視覚化を追加しましょう。Scatterplot Layer です。

まず、index.html の <head> セクションに次の script タグを追加して、deck.gl ライブラリのパッケージ化されていないバージョンをアプリに含めます。

  <head>
   <title>Google Maps and deck.gl - Hello, World!</title>
   <script src="https://unpkg.com/deck.gl@^7.0.0/dist.min.js"></script>
   ...
</head>

次のコードをご覧いただくと、index.html のメイン script で、マップがすでに初期化され、データポイントが定義されていることがわかります。

  <script type="text/javascript">
   const nyc = { lat: 40.75097, lng: -73.98765 };
   const map = new google.maps.Map(document.getElementById('map'), {
       center: nyc,
       zoom: 14,
       disableDefaultUI: true, // de-clutters the UI
       zoomControl: true, // brings back zoom controls
       styles: mapStyle // use map styles from /styles/map_styles.js
   });
</script>

deck.gl 視覚化レイヤーをこのマップに適用する最初のステップとして、この script タグの上部にある deck.gl から GoogleMapsOverlay と ScatterplotLayer オブジェクトをインポートします。

  <script type="text/javascript">
   const { GoogleMapsOverlay, ScatterplotLayer } = deck;
   ...
</script>

次に、GoogleMapsOverlay を初期化し、deck.gl の ScatterplotLayer レイヤーのインスタンスを同じスクリプトの下部に渡します。「レイヤー(Layer)」は deck.gl のコアコンセプトで、データを取得してレイヤーの外観と動作を定義する一連のプロパティに基づいて地図上にレンダリングする視覚化タイプを作成します。

ここでは、1 つのデータポイントと半径 10 メートルを指定して、マップにオーバーレイを追加します。

  ...   
   const deckOverlay = new GoogleMapsOverlay({
       layers: [
           new ScatterplotLayer({
               id: 'scatterplot',
               data: [{ position: [nyc.lng, nyc.lat, 0], }],
               getRadius: 20,
               getFillColor: [255, 133, 27]
           })
       ]
   });
   deckOverlay.setMap(map);

deck.gl レイヤーのデータ属性は堅牢です。Iterable(データの配列)、String(URL)、Promise または汎用オブジェクト(長さを実装する)を取ります。レイヤーにフィードできる内容の詳細については、deck.gl プロパティのドキュメントをご覧ください。

最終的に、大都市の雑踏に紛れこんだ、ある単一のマーカーになるはずです。

単一のデータポイントを持つ散布図レイヤー

データソースの追加

BigQuery の公開データセットの 1 つからさらにデータを追加して、より意味のある散布図を作成してみましょう。BigQuery を初めて使用する場合は、このガイドを参照して初期設定します。パブリック データセットをクエリする方法の一例を参照してください。

ニューヨーク市の Citi Bike データセットを使用します。Citi Bike はニューヨーク市の自転車シェアシステムで、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ジャージーシティに 1 万台の自転車と 600 のステーションを持ち、米国最大規模を誇ります。

データを取得するために、Google Cloud コンソールの BigQuery クエリ エディターで次のクエリを実行します。

  SELECT
               longitude,
               latitude,
               name,
               capacity
           FROM
               `bigquery-public-data.new_york_citibike.citibike_stations`

クエリが完了したら、クエリ エディターの下にある SAVE RESULTS をクリックし、JSON (local file) を選択してデータを作業ディレクトリに保存します。この例では、ファイルに stations.json という名前をつけました。



次に、この新しい JSON データソースと、そこに含まれるデータの解析方法についてレイヤーに伝えます。getPositiongetFillColorgetRadius はデータアクセサです。データに到達する方法をレイヤーに伝え、視覚化のさまざまな属性をレンダリングする方法を決定するために使用する値を抽出します。ScatterPlot Layer の場合、これらのアクセサを使用して各データポイントの場所、サイズ、色を決定できますが、必ずしもデータに基づいてレンダリングを決定する必要はありません。

たとえば、ここではすべての行で塗りつぶしの色を一定にしていますが、ポイントの位置と半径はデータに基づいて動的に設定します。

  const deckOverlay = new GoogleMapsOverlay({
       layers: [
           new ScatterplotLayer({
               id: 'scatterplot',
               data: './stations.json',
               getPosition: d => [parseFloat(d.longitude), parseFloat(d.latitude)],
               getFillColor: d => [255, 133, 27],
               getRadius: d => parseInt(d.capacity),
           })
       ]
   });

ここで作成中のアプリケーションをリロードすると、ニューヨーク市の約 800 の Citi Bike ステーションが視覚化されます。

完成した散布図レイヤー

簡単に大容量のデータを表示できましたね。Google Cloud の BigQuery パブリック データセットのデータを使用して、皆さんは deck.gl データの視覚化を初めて表現できたのです。問題が発生した場合は、scatterplot.html のコードを参照して、このチュートリアルの完成コードを確認してください。

次回は、これを先に進めて、さらに多くのデータと興味深いインタラクティブな情報をこの Scatterplot Layer に統合していきます。

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Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Google Maps テクニカル アカウントマネージャ



パフォーマンスとスケールを構築する方法を掘り下げる(Google I/O 2019)


2019 年の Google I/O に行く機会を逃した方は、Google I/O 再生リストを視聴することですぐに遅れを取り戻すことができます。この動画では、ベストプラクティスの模範となるような導入事例を深掘りし、Google Maps Platform を使って構築する方法を再度紹介しています。同時に、Maps API を使って大規模データを取扱う新たな方法や、スタイルをカスタマイズする上でのヒントを学ぶことができます。



Google Maps Platform を使ったゲームのデモ : Space Janitor


Google は、2019 年の Game Developers Conference(GDC) において、Google Maps Platform のゲーミング ソリューションを使って開発することができる、新しいタイプの魅力的なロケーションベースのゲームのアイデアとして、多様なゲームのデモを展示しました。GDC で最も創造的なモバイルゲームの 1 つと称された Space Janitor は、新たな YouTube チャンネルで、これまでで最も多く視聴されたゲームデモとなりました。



Google Maps Platform の業界向けソリューション(Cloud Next 2019)


Google Maps Platform チームからの説明を聞いて、素晴らしいユーザー体験を構築したいという意欲を持たれた方は、Cloud Next 2019 で Geo 部門の Jen Fitzpatrick 上級副社長(SVP)が行ったプレゼンテーションをぜひご覧ください。世界を地図化するという仕事の最近の進捗状況やゲーム、ライドシェア業界のために Google が開発した、特定業界向けのソリューションについて理解を深めることができます。



Global Risk Assessment Services が Google Maps Platform をいかに活用しているか


世界を変える可能性を持った地球規模の課題に取り組んでいるチームについて知ることは、たとえどんな仕事をしていたとしても、間違いなく素晴らしい刺激となり得ます。この動画では、Global Risk Assessment Services が Google Maps Platform を使って、自然生息地への農業拡大がもたらす生態学的や社会的なリスクについて、信頼性の高い情報を提供していることを紹介しています。



今後も、Google Maps Platform に関する情報を動画で投稿していきますので、ぜひチャンネル登録してください。

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やご意見はページ右上の「お問い合わせ」より承っております。

Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Google Maps テクニカル アカウントマネージャ


2019 年 11 月 1 日以降、すべてのアプリ(Google Play のアップデートおよびすべての新規アプリ)で Android 9 以降をターゲットにすることが必須になります。そのため、この数はさらに増えるものと考えられます。これらのアプリによるネットワーク トラフィックはデフォルトで安全です。暗号化されていない接続が利用されるのは、デベロッパーが明示的に選択した結果です。

Android Studio の最新リリースと Google Play のリリース前レポートは、アプリに安全でない可能性があるネットワーク セキュリティ構成が含まれている場合(たとえば、すべてのドメインに対して暗号化されていないトラフィックを許可している場合や、デバッグモード以外でユーザーが提供した証明書を受け入れている場合)、デベロッパーに警告します。これにより、Android エコシステム全体で HTTPS の採用が推奨され、デベロッパーがセキュリティ構成を確実に意識できるようになります。
Android Studio でデベロッパーに表示される警告の例
Android Studio でデベロッパーに表示される警告の例
リリース前レポートの一部としてデベロッパーに表示される警告の例
リリース前レポートの一部としてデベロッパーに表示される警告の例

アプリを安全にするためにできること

Android 9 以降をターゲットにしているアプリの場合、何の設定も必要とせずにすぐに使えるデフォルトで、すべての通信中のネットワーク トラフィックを暗号化し、標準の Android CA セットに含まれる認証局が発行した証明書のみを信頼するようになっています。アプリに例外を設ける唯一の方法は、注意深く例外を選択し、別のネットワーク セキュリティ構成ファイルを含めることです。

アプリで特定のドメインに対するトラフィックを許可しなければならない場合は、デフォルトのセキュリティ ポリシーに対する例外のみを記述したネットワーク セキュリティ構成ファイルを含めます。安全でない接続を通して受信したデータは、転送中に改ざんされるおそれがあるので、十分注意する必要があります。
<network-security-config>
    <base-config cleartextTrafficPermitted="false" />
    <domain-config cleartextTrafficPermitted="true">
        <domain includeSubdomains="true">insecure.example.com</domain>
        <domain includeSubdomains="true">insecure.cdn.example.com</domain>
    </domain-config>
</network-security-config>
アプリでテスト用にユーザーが指定した証明書の受け入れを可能にしなければならない場合(たとえば、テストの際にローカル サーバーに接続する場合)は、<debug-overrides> 要素の中に <trust-anchors> 要素を含めます。これにより、本番環境でのアプリの接続は確実に安全なものになります。 element inside a element. This ensures the connections in the production version of your app are secure.
<network-security-config>
    <debug-overrides>
        <trust-anchors>
            <certificates src="user"/>
        </trust-anchors>
    </debug-overrides>
</network-security-config>

ライブラリを安全にするためにできること

ライブラリで直接安全な接続や安全でない接続を確立している場合は、isCleartextTrafficPermitted を確認して、アプリのクリアテキスト設定に従うようにします。これは、クリアテキスト接続をオープンする に行う必要があります。
Android のビルトイン ネットワーク ライブラリや、OkHttpVolley などのよく利用されている HTTP ライブラリは、ビルトイン ネットワーク セキュリティ構成をサポートしています。
Android プラットフォーム セキュリティ、Android Studio およびリリース前レポートチーム、Giles Hogben、Nwokedi Idika

Reviewed by Yuichi Araki - Developer Relations Team



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この機能は、Chrome の設定の [Sync and Google Services] セクションで制御できます。企業の管理者は、Password Leak Detection Enabled ポリシー設定を使ってこの機能を制御できます。

リアルタイム フィッシング保護: セーフ ブラウジングのブロックリストをリアルタイムに確認

Chrome の新しいリアルタイム フィッシング保護は、既存のテクノロジーを展開するものでもあります。この場合は、実績豊富な Google セーフ ブラウジングが展開されます。

セーフ ブラウジングは、日々数千もの安全でないサイトを新たに発見し、それをウェブ業界で共有されているブロックリストに追加しています。Chrome は、訪問した各サイトやダウンロードしたファイルの URL をこのローカルのリストと照合してチェックします。ローカルのリストは、約 30 分ごとに更新されます。リスト上に存在する URL に移動すると、Chrome は URL フィンガープリントの一部(URL の SHA-256 ハッシュの最初の 32 ビット)を Google と照合し、URL が本当に危険かどうかを検証します。Google は、この情報から実際の URL を判断することはできません。

しかし、ドメインをすばやく切り替えるか、Google のクローラーから隠れることで、一部のフィッシング サイトは 30 分の更新間隔をすり抜けてしまう場合があります。

そこで登場するのが、リアルタイム フィッシング保護です。この新しい保護は、セーフ ブラウジングのサーバーがアクセスしたことがあるページの URL をリアルタイムに調査できます。ウェブサイトにアクセスすると、Chrome はそのサイトを、安全であることがわかっているたくさんの有名ウェブサイトのリストと照合します(このリストはコンピュータに格納されています)。ウェブサイトがこのセーフリストに記載されていない場合、Chrome は(URL に埋め込まれたユーザー名とパスワードを削除した後)Google で URL をチェックし、危険なサイトにアクセスしようとしているかを判断します。私たちの分析によれば、悪意のある新しいサイトについてユーザーに警告することにより、保護が 30% 強化されます。

最初、この機能は、Chrome で既に [Make searches and browsing better] 設定をオプトインしているユーザーにロールアウトされます。企業の管理者は、この設定を Url Keyed Anonymized Data Collection Enabled ポリシー設定から管理できます。

予測的フィッシング保護の拡張

オンラインでの本人確認とデータの鍵となるのがパスワードです。この鍵が攻撃者の手に落ちれば、攻撃者は簡単になりすましてそのユーザーのデータにアクセスできます。私たちは、予測的フィッシング保護をリリースしました。これは、Chrome で履歴を同期しているユーザーが、認証情報を盗もうとするフィッシング サイトの疑いがある場所に Google アカウントのパスワードを入力した場合、そのユーザーに警告する機能です。

今回の最新リリースでは、同期を有効にしていないユーザーも含め、Chrome にログインしているすべてのユーザーにこの保護を拡張します。さらに、この機能は、Chrome のパスワード マネージャーに格納されているすべてのパスワードで動作します。

保護されているパスワード(Chrome のパスワード マネージャーに保存したパスワードまたは Chrome へのサインインに使っている Google アカウントのパスワード)のいずれかを通常と異なるサイトに入力した場合、Chrome はこれを危険な可能性があるイベントと分類します。

このような場合、Chrome はこのサイトを、安全であることがわかっているたくさんの有名ウェブサイトのリストと照合します(このリストはコンピュータに格納されています)。ウェブサイトがこのセーフリストに記載されていない場合、Chrome は(URL に埋め込まれたユーザー名とパスワードを削除した後)Google で URL をチェックします。このチェックによってサイトが実際に疑わしい、または悪意のあるサイトであることがわかると、Chrome は即座に警告を表示し、侵害されたパスワードを変更することを促します。フィッシングされたのが Google アカウントのパスワードだった場合、Chrome は Google に知らせることも提案します。そうすることで、アカウントが侵害されないように保護を強化できます。

パスワードの再利用に注目することにより、Chrome は Google と共有するデータを最低限に抑えつつ、重要な瞬間にセキュリティを高めることができます。私たちは、予測的フィッシング保護により、さらにたくさんの人を保護できると考えています。

Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team
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