コラボレーション
Google ドライブでは、Google ドキュメントがそのままお使いいただけるので、共有した文書、スプレッドシート、プレゼンテーションではリアルタイムでの共同作業ができます。さらに、PDF、写真、動画でも、コメントの追加や、コメントの返信がGmail を通じて通知されます。また、ビジネスで利用いただいている場合、ファイルやフォルダを同僚や、社外の顧客、ベンダー、パートナーとも共有でき、誰が閲覧、更新できるかの設定をいつでも変更できます。

どこからでも自由にアクセス
Google ドライブはあらゆるファイルをクラウド上に保管しているので、自宅、オフィス、外出先でもあらゆるデバイスから簡単に全てのファイルにアクセスできます。サービスを利用開始するには、ドライブをパソコンにインストールするか、Android 搭載端末に Google ドライブ アプリをインストールしてください。*iOS 搭載端末のためのアプリは現在開発中です。

検索機能
一つの場所に全てのファイルを保存した次は、探しているファイルを素早く見つける必要があります。Google ドライブでは、ファイルの所有者や種類で自由に検索することができます。また、英語であれば OCR(光学式文字認識)を使ってスキャンされたドキュメントの画像も認識できます。(日本語も対応予定です。)

まずは無料で5GB の容量まで使用できますので、旅行の写真をすべて高画質で保存したり、昔の手紙のスキャンや、ビジネス書類を保存しても十分なスペースが残るでしょう。もしそれでも足りない場合には、 25 GB (1 カ月 2.49 ドル)、100 GB (1 カ月 4.99 ドル)、1 TB (1 カ月 49.99 ドル)の容量へとアップグレードできます。また、Google ドライブで有料アカウントへのアップグレードをすると、自動的に Gmail の保存容量が増量 (25 GB)されます。




Google ドライブは、今ご利用いただいている Google のサービスとシームレスに融合できるよう設計されています。Google ドライブ に保存した写真は Google+ で共有できます。今後はGoogle ドライブ に保存したファイルを直接 Gmail に添付できるようにもなる予定です。

Google Drive SDK

Google ドライブ はオープンソースなプラットフォームとして開発していますので、多くの社外の開発者の皆様との共同作業も進めています。本日のローンチに伴い、Google Drive SDK を使い、Google ドライブと統合された 18 個のウェブアプリが公開されています。


これらのアプリを使用することで、例えば、Google ドライブ から直接ファックスを送ったり、Google ドライブ 上でビデオを編集したり、ウェブサイトのモックアップを制作することも可能になります。アプリは Chrome ウェブストアからダウンロードすることができます。


Google Drive に対応したアプリを作りたいという開発者の皆様は、是非 developers.google.com/drive にアクセスし、Google Drive SDK のドキュメンテーションをお読み頂くか、Drive アプリの作り方のサイトをご覧ください。また、Google Drive 対応アプリを開発する上でのご質問は、Stack Overflow にて回答しています。

Drive SDK をご利用頂く開発者の皆様向けに、Google Apps Developer Blog にて今後さらに情報提供を行なっていく予定です。

[本記事は、Code Jam のチームメンバーである Igor Naverniouk が 4 月 18 日 に Google Developers Blog に投稿した 「Code Jam's Sprint to Google I/O」という記事を元に、翻訳したものです。詳しくは元記事をご覧ください。 - 山崎]

Google Code Jam の予選は 4 月 13 日に開始し、ニューヨークで開催する決勝に残れる 25 人を目指して、世界中から 36,000 名を超えるプログラマーの皆さんの応募がありました。今年の Code Jam の参加登録は既にクローズしていますが、来年を待たず、新しいチャレンジをする方法があります。



それが、4 月 19 日(木)午前 7:00 PDT / 14:00 UTC(日本時間では 19 日 23:00)より実施する、Code Jam Sprint です。このチャレンジを解いた最初の 100 人の方は、たった 20 分で売り切れてしまった今年の Google I/O のチケットを購入する機会を得ることができます。

Code Jam Sprint に参加するには、Code Jam のベテランである必要はありませんが、事前登録が必要です。チャレンジが始まる前にウォームアップをしたい場合は、Code Jam のクイックスタートガイド練習問題をご覧ください。

チャレンジの詳細は、4 月 19 日(木)午前 7:00 PDT / 14:00 UTC(日本時間では 19 日 23:00)に Google Developers のページにポストされます。お見逃しなく!


Google Summer of Code 2012 (以下 GSoC) の学生申し込みが始まりました。プログラミングが好きな学生のみなさん、5,000 ドルを得るチャンスです。GSoC は 2005 年に始まった、学生とオープンソースコミュニティを結びつける奨学プログラムです。GSoC ではオープンソースコミュニティが学生の皆さんにやってもらいたいプロジェクトのアイデアを用意します。学生のみなさんはこれらのプロジェクトアイデアを元に自分がやりたいことを提案します。もちろん自分独自のアイデアを提案することも可能です。プロジェクト案が採択されたら、メンターとともにプロジェクトの完遂を目指します。メンターはプロジェクトを進めるにあたって適宜アドバイスを提供します。プロジェクトを終えることができれば 5,000 ドルを手にすることができます。そして何より、あなたが書いたコードが世界中で使われるのです。こんなにエキサイティングなことはありませんよね?

私は 2008 年に学生として参加し、2009 年にはメンターとして参加しました。オープンソースコミュニティに本格的に関わるのが初めてだった自分にとって、このときの経験は得難いものになりました。コードをレビューしてもらうことでソフトウェアのデザイン方法やイディオムなどを、自分で勉強するよりもはるかに速いスピードで学ぶことができました。コードをレビューする立場になった時も、問題に対するさまざまなアプローチがあることを知るよい機会になりました。オープンソース活動をしていない学生にとって、他人と協力してコードを書く機会はさほど多くありませんし、人が書いたコードをレビューすることもめったにないでしょう。GSoC はそのような機会を与えてくれる場でもあります。

GSoC に興味はあるけれど応募を躊躇してしまうこともあるかもしれません。私自身がそうであったように、英語でのコミュニケーションに不安を覚えたり、達成できそうなプロジェクトアイデアを見つけられなかったり。過去のエントリ記事にある体験談(2011 年2010 年)をぜひご覧ください。過去の参加者も同じような不安を抱えていました。GSoC に参加するのに必要なのはコードを書く情熱とほんのちょっとの勇気です。

GSoC 2012 では現在、各オープンソースコニュニティがプロジェクトアイデア公開し、学生の皆さんの応募を待っている段階です。オープンソースコミュティの一覧からプロジェクトアイデアを探してみてください。学生の応募締め切りは 4/6 19:00 (UTC)です。みなさまの応募をお待ちしています。