Player Analytics を用いることで、Google Play の開発者のエコシステム全体にこうした機能を提供したいと思います。スムーズで使いやすい機能を提供することで、開発者のみなさんがすばらしいゲームを創造するための貴重な時間を生み出すことができればと考えています。Zombie Highway 2 や Bombsquad の開発者をはじめとする小規模スタジオでは、Player Analytics がビジネスにおよぼすメリットと効果についてすでに気付きはじめています。
加えて、Google Play ゲームサービスと統合することで、さらに労力を費やすことなくこのアナリティクス機能を手に入れることができます。また、ほんの少し手間をかければ、Google Play ゲームサービスのイベントと統合してさらに別のレポートを使って効果を高めることもできます。ゲーム内の経済でバランスをとるために役立つ Sources and Sinks レポートなどが使用できます。
すでに Google Play ゲームサービスに統合しているゲームがあれば、すぐにGoogle Play デベロッパー コンソールで新しいレポートを確認してみてください。そうでない場合も、ゲームにほんの数行コードを追加する手間と同じくらい簡単に、Player Analytics を有効にしてGoogle Play ゲームサービスと統合できます。
収益目標に向けたビジネスの管理
日々の目標を選択し、Player Analytics における収益目標を設定します
Player Analytics では毎日のアプリ内購入による収益目標を選択し、下図のような目標と現状に関するレポートを使って目標に対する達成度を評価でき、ゲームのビジネスとしての健全性を評価するために役立てることができます。
Player Progression レポートでプレイヤーがどこで時間を費やし、苦労し、ゲームをやめているかを確認
Player Progression ファンネルは、プレイヤーのアチーブメントの数を測定することで、プレイヤーがどこで苦労し、どこでゲームからはなれたかを特定し、ゲームの内容を調整して最終的には定着率を高めるために役立てることができます。アチーブメントを追加すればするほど、レポートによる追跡が正確になります。
Sources and Sinks レポートは、プレイヤーがリソースを購入(獲得)する速度と使用する速度の関係を示すことで、ゲーム内経済でバランスをとるために役立てることができます。
たとえば、BombSquad を個人で開発した Eric Froemling は Sources and Sinks レポートを利用して、プレイヤーがチケットを購入する場面と使用する場面のバランスをとりました。
Player Analytics に関する Eric の経験の詳細については、Eric が最近投稿したブログで詳しく確認できます。
Sources and Sinks レポートを有効にするには、Google Play ゲームサービスのイベントを作成して統合する必要があります。イベントでプレミアム通貨の増加(獲得した金貨など)とプレミアム通貨の減少(アプリ内でのアイテム購入に使った金貨など)を追跡します。
5 月のはじめには、Data API v2 動画に対して呼び出しを行うと、4 月 20 日に実装された警告動画のみが表示されるようになります。v2 API を使用しているアプリでは、警告動画以外は表示できなくなります。影響を受けるデバイスについては、youtube.com/devicesupport をご覧ください。
5 月下旬には、v2 API に対して、コメントと字幕を除く呼び出しを行うと、HTTP ステータスコード 410 Gone が表示されるようになります。gdata.youtube.com の代わりに eol.gdata.youtube.com でアプリケーションを指定して、このステータスコード表示に対するアプリケーションの動作をテストできます。すみやかにアプリを移行する必要がありますが、使用できなくなることを回避するため、2015 年 7 月末まで Data API v2 で機能し続ける予定です。
移行方法
Data API v3 で使用するため特定の機能をアップデートする方法についての最新の手順については、良くある質問や移行ガイドをご覧ください。移行ガイドでは、Data API v2 で廃止され、Data API v3 では実装されない機能の一覧を確認できます。新たに移行されるコメント、字幕、コンテンツ報告などの機能について、最新の手順も記載されています。
Next は、Google Cloud Platform にフォーカスし、Google のテクノロジーやサービスの最新情報と活用方法、そしてトレーニングを提供するイベントです。
午前中の基調講演では、Google Cloud Platform 事業責任者が来日し Google のクラウド最新情報をご紹介します。午後からはデベロッパー向けセッションと IT 担当者向けのセッションに別れ、コンテナ技術、リアルタイム モバイル開発、データ分析や運用など様々なテーマのプレゼンテーションをお届けします。
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