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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「1Q84」の続篇がある?
3日発売の雑誌で村上春樹は、「1Q84」の続篇を書く可能性はまったくないとは言えないと語ったとのこと。

彼は素晴らしい小説を書く作家であるが、同時に商売人でもある。芸術家と商売人は両立しないなんて事は無い。両立してる人はたくさんいるのだし、おそらく、まだ売れると思ったら必ず書くだろう。

「いまの段階で言えるのは、あの前にも物語はあるし、あのあとにも物語があるということ」

こう語った言葉も実に意味深である。物語は1984年の、いわゆる第二四半期、4-6月に始まってるから、第一四半期、1-3月の物語もありうる。これは出版されたら「1Q84 Book 0(Zero)」ということになるだろう。

もしもBook3より後の物語なら、以前書いたことがあるが、年が変わるので、ジョージ・オーウェルに気兼ねして「Q」を使う必要なく、「1985 Book1」でよいのではないか。

私の単なる邪推だが、多分、もう構想があるか、かなりの部分書いてあり、あとは「1Q84 Book3」の売れ行き推移を見つつ、上記のようなインタビューで観測気球を揚げ、どこで続編執筆中であることを発表するのが売上を最大化するかをご本人も考えているところではと思うのだが。 違うかなあ。