村野瀬玲奈の秘書課広報室

　　

しばらくぶりの、不定期連載「世界の反戦歌・反戦詩から」。

フランスの、20年前くらいの超有名なヒット曲です。どのくらい有名かというと、グーグルフランスで検索する時に、この曲名の最初の二語、"Le pouvoir"を入力すると自動的に表示される候補の二番目に出てくることからわかると思います。"Le pou"まで入力したところですら自動的に曲名全部が表示されるほどです。

"le pouvoir"とは、「力、能力、影響力、支配力、権威、威力、権力、権限」などという意味で、英語で言うと、"The power"。「フラワー・パワー」ということですね。

これ、「反戦歌」と思わなくてもいいのかもしれませんが、明るい「反戦歌」ということで。

■花の威力　Le pouvoir des fleurs

作詞　アラン・スーション　Paroles : Alain Souchon
作曲 / 歌　ローラン・ヴールズィ　Musique : Laurent Voulzy

この地球のために、いろんな計画があったね
人間のため、自然のため
柵や壁を崩すため
アルチュールの古い胸壁を壊すため
見ればよかったんだ
私たちの希望を想像してみよう
心を花の威力に託していたよ
ジャスミンやリラが
私たちの部隊や兵士だった
これらすべてを変える作戦の

世界を変えよう
薔薇の花束で今の状態を変えよう
女性を変えよう
男性を変えよう
ゼラニウムの花で変えよう

故障気味のディスクプレイヤーで
女の子が夢見ながら聞いていた
歌もあったし、詞もあったっけ
花びらや花冠みたいな歌
その香り
その香りを想像してみようよ
エデンの園
それは明日までお預けだったけど
明日になっても同じこと
ほら、心の底で
同じ望みが目覚めてる
やさしくすべてを変えようと

花束で魂を変えて
心を変える
戦争を風で散らして
愛を前進させるんだ
それもこれも野の花のおかげ

ああ、この地上では
たくさんのことをしなきゃいけない
子どものためにも、人々のためにも、象のためにも
しなきゃいけないことがこんなにあるよ
だから私は
あなたに心を捧げるために
花をおくります

ほら、私たちのマフラーにも、シャツにも花が咲いている
ほら、鮮やかな色
もし愛がなくなったとしても
またの機会が必ずあるから
色、和音、香りがあれば
古い世の中を変えて
お花畑をつくれる
ほら
見てごらん
これが花の威力
私の歌の中のポップな考え、わかるよね

世界を変えよう
薔薇の花束で今の状態を変えよう
女性を変えよう
男性を変えよう
ゼラニウムの花で変えよう

花束で魂を変えて
心を変える
戦争を風で散らして
愛を前進させるんだ
それもこれも野の花のおかげ

（翻訳転載ここまで）

詞の中に「アルチュールの古い胸壁」という文句がありますが、これはどうやら、フランスの詩人アルチュール・ランボーの「酔いどれ船」（Le bateau ivre）という詩の中の"Je regrette l'Europe aux anciens parapets"（私は古い胸壁の欧州を残念に思う）という一文が下敷きになっているようですが、「壁」という意味を詞の中に入れるのと韻を踏ませること以外に何か深い意味があるかどうかはわかりません。

曲を聴きたい方はこちらから。

■Le pouvoir des fleurs Laurent Voulzy (plus paroles)
http://www.youtube.com/watch?v=nYCCUo6zGAY　（←原作者のオリジナル）

■Le pouvoir des fleurs - Laurent Voulzy + paroles
http://www.youtube.com/watch?v=UDiV3KpymQM　（←原作者のオリジナル）

■le pouvoir des fleurs
http://www.youtube.com/watch?v=ZeXKi7t5WFw　（←フランスで25年続いている救貧運動、「心のレストラン」の支援コンサートでの、出演者全員による合唱）

■LE POUVOIR DES FLEURS
http://www.youtube.com/watch?v=lei423FrQyc　（←フランスで25年続いている救貧運動、「心のレストラン」の支援コンサートでの、出演者全員による合唱）


この記事は、うちによく役に立つコメントを書いてくれる人で、最近ご自分でも「お花畑めざして」というブログを開いたふなぼりすたさんへのお礼とお祝いのためのフランス製の花輪です。笑

追記。弁護士事務所「子ども未来法律事務所」を神戸市東灘区に新装オープンさせた徳岡宏一朗先生のところにもお祝いの花束ということでトラックバックさせていただきます。

築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守りたい。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
■2012-01-25
【今日締切→2月10日まで延期です】署名を！「築地市場移転予定地の取得に関する監査請求」
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-11145494564.html

■2012-01-10
署名と送付をお願いします！「築地市場移転予定地の取得に関する監査請求」
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↑『がけっぷち社長』さん作。また、税制についての当秘書課の記事は、「カテゴリ : 税制、税金、財政」から。

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虹とモンスーンの下の弱い文明では身近な一歩が社会を変えるのだからと、イルコモンズのふたの下のフォーラム自由幻想と市民社会フォーラムのそこに存在する良き人生と生活への切実な望みを民主党にわからせるために、低気温のエクスタシーの中のアブナイ日本が壊れる前に、生まれてきて良かったと感じられる社会にしたいけどとりあえずどうすべきかkimeraれない情報の海の漂流者さんとニュース・ワーカーさんと農家の婿さんと一緒に、イル・サンジェルマンの散歩道のくろすろーどにあるアダージォな午後のカフェの窓辺でお茶にクリーム入れて福島老朽原発を考える会（フクロウの会）でみんななかよく鍋パーティーして、世界の片隅で税制についてのニュースや軒づけ日記やkodebuyaの日記やガン闘病記やフリスキーの日記や夏天故事やルンペン放浪記やペガサス・ブログ版や転成仁語やイラク・ホープ・ダイアリーや広島瀬戸内新聞やおこじょの日記や虹の日記やvanacoralの日記や黙然日記やフランス語の練習帳や「ユニオン」と「労働ニュース」のアーカイブや社会科学者の時評やフランスメディアニュースや琉球新報や沖縄タイムスや辺野古浜通信や高江の現状や月刊イオや日刊イオを読んで、沖縄問題と北アイルランド問題を同じように考えてみようと思って、消費税と社会保障と国家予算についてのマスコミに載らない海外記事を1947年教育基本法の理念の今日行く審議会とスーパー小論文ハイスクールとアジア連帯講座と内田樹の研究室で超左翼おじさんと見て、大脇道場と内田樹の研究室とアフガン・イラク・北朝鮮と日本と山口県上関町の祝島と地元紙で識るオキナワと横板に雨垂れの海鳴りの島と知られざる晴天のカナダで虹のカヤック隊も一緒に沖縄・辺野古海上基地の問題を中心にはげしく学び、はげしく遊んだところで、「どこへ行く、日本。」とか、労働組合ってなにするところだろうとか、どうしたら小出裕章先生や京野きみこさんやさとうしゅういち（佐藤周一）さんや湯浅誠さんや戸倉多香子さんや保坂展人さんやテルヤ寛徳（照屋寛徳）さんやすぐろ奈緒さんや小坂和輝さんや西山千嘉子さんのためにレイバーネットの団結は力ですくらむ組んで多世代交流のブログ広場の多文化・多民族・多国籍社会で「人として」日本ジャーナリスト会議で転がるひよこ豆のように情報流通を促進できるかとか思いながら、明日も晴れの空と風と、月と、星のもとで白砂青松の雪裏の梅花やブーゲンビリアや梨の木やフランスねこや薔薇、または陽だまりの猫や古い寺を多く見て日常で思った事、感じた事をつらつら好き勝手に書きながら国会議員定数削減・比例削減に反対するInternet Zoneのサイバー政治団体秘書がシジフォスにも負けずにウェブにはびこるネトウヨどもを滅多切りして「Apes! Not Monkeys! 　本館」と「Apes! Not Monkeys! はてな別館」に行った後、原発の「今」を考えるために、「フランス西部放射能検査協会」と「放射能研究広報独立委員会」と「フランス放射線防護原子力安全研究所」と「フランス・原子力安全局」と「フランス・脱原発ネットワーク」と「フランス・脱原発ネットワーク・パリ」と「原子力資料情報室」とEX-SKFとEX-SKF-JPと「ピース・フィロソフィー・センター」とたんぽぽ舎に立ち寄って、fukushima 福島第一GenpatsuでonaironaironairされているBeltix Talkを聞きながら金子勝先生のツイッターを復唱して詩空間の中の迎春閣之風波での言ノ葉攻防の模型とかキャラ弁とか歴史とかを眺めながら、「ざまあみやがれい！」と言われてもなお「子供を守ろう」、「Everyone says I love you !」、「人々に力を!!」、「民主主義を今！」、「なんくるないさぁ～やってみれ～♪」とエヴァ・ジョリーのEELVとみどりの未来をドイツから学び、CLick for Anti War 最新メモを読む・考える・書くきまぐれな日々のおしごと日誌。
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