5月2日に桂病院の泌尿器科に行きましたが、前立腺の値(PSA)が低いので、転移はまずあるまいとの診断でしたが、5月14日に整形外科の外来受診の際に、骨のRI検査(アイソトープ)の検査を薦められ、5月17日にその検査を受けました。その結果が5月25日に分かることになっています。
これだけなら、普通の通院診療なのですが、その間に、5月16日の夕方くらいから、突然、背中が痛くなりはじめ、急遽痛み止めを飲みましたが、ほとんど効果がなく、体を動かすと痛みが走り、いったん横になったら起き上がるのに背中全体に広がる激痛にじっと耐えながら、ようやく歩けるようになるというという超重症状態に陥ったのです。
原因が分からないだけに、心理的にも不安が強く、文字通り辛うじて痛みが鎮まるのを願いつつ、18日には大津日赤病院の整形外科も受診しましたが、25日の結果待ちということで、それまでは痛みの回避と受忍という状態が続きそうです。
5月22日に、大阪で開業している長男に来てもらって、応急のより強い痛み止めを送ってもらい、痛みの症状は、一時的に大分緩和されてきましたので、とりあえず、このブログで皆さんに報告している次第です。25日の検査結果次第では、少なくとも、背骨を含む内臓や骨の障害とその治療は免れ難いよう思われます。
睡魔にも襲われて、どうとう「原稿」を書けないという最悪の状態に陥りました。
しばらく「ブログ」を中断せざるをえませんので、悪しからずお許しください。
結果は、お知らせするつもりです。
そして、この問題を検討してきた「検察のあり方会議」(座長・千葉元法相)が「提言」をまとめて江田法相に提出しました(3月31日)。しかし、この「検察の再生に向けて」と題する提言は、取調べの録音・録画について「より一層、その範囲を拡大すべきである」との方向を示したのみで、肝心の取調べ全過程の録音・録画の制度化は明言されないまま、新しい検討の場に先送りされることになってしまいました。
江田法相は、取調べに一部の可視化にとどまらず、「全過程」でも試行するよう笠間検事総長に指示し、検事総長も全過程の試行に踏み切ることを明らかにしたといわれています(4月23日朝日新聞)。ところが、同時に現場では根強い反発と抵抗が存在することが公然と語られていますので、法相が検事総長に対して求めたとわれる「1ヶ月以内に体勢を整えて実施し、1年後をめどに有効性や問題点を検証する」という指示が実際に行われるという保障があるとはいえない状態です。
「全過程の録音・録画」の試行が、検察内部で実際に行われるかを注視しなければなりませんが、それが不可能であれば、立法化のために「法制審議会」に検討の場を移すことが考えられますが、ここにも法務・検察の主導権が及んでいる現状のもとでは、文明国の「国際水準」に合わせるという改革もまた、残念ながら竜頭蛇尾に終わってしまうおそれが大きいように思われます。それでは「密室取調べ」が誤判を生むという構造が続くことになります。
入学・卒業式での国旗掲揚と国歌斉唱は、1989年の学習指導要領改訂で義務づけられたものですが、君が代の起立斉唱については、とくに東京都教育委員会が学校側に文書で厳しく通達し、これにしたがわない教員を大量に戒告などの処分にしてきたことで有名ですが、その動きは各地に広がり、大阪にも波及していました。
しかし、処分を覚悟であえて起立しない教員がそれでも絶えることはなく、処分取消しを求める訴訟も続出しているのが現状です。それはなぜでしょうか。それは、戦後すでに60年を経過したとはいえ、戦前は日の丸と君が代が大日本帝国主義の侵略戦争の時代に、まさに戦争を讃美し国民を総動員する神聖な「日本国体の象徴」として文字通り強制されていたという厳然たる歴史的事実があったからです。私自身も、いまだに当時のことが忘れられません。
戦後、天皇の人間宣言はありましたが、日の丸と君が代は全くそのままなので、日本の歴史を教える先生がとまどうのは、むしろ当然といってよいでしょう。訴訟では、最高裁判所の多数意見は「思想・良心の自由」に反しないとしましたが、少数意見も付されており、学会にも反対意見が多いのです。処分による威嚇によって強制して得られる「愛国心」の涵養とは、教育の理念にそぐわない非人間的で卑屈な服従にほかならないでしょう。
大阪維新の会がこの条例化を推進するとは、その「正体」見たりということでしょうか。それは、「強制しないように」という天皇の意思にも反することになることを知るべきでしょう。
前日夜から準備をし、当日は朝から絶食で、大腸の内部をきれいにするために、薬剤の入った2リットルの水を2時間かけて飲まなければなりません。これは大変な作業で、1時間経過した頃から排便が始まり、次第に回数が増えて、一方で大量の水を飲みつつ、他方では排便(排水)で腸を洗うという忙しい作業が続きます。その間は、単なる空腹感を越えた落ち着きのない不安定で何とも気持の悪いものです。
昼ころには、一応落ち着いた状態になり、午後からタクシーで病院に行って、外来患者として、内視鏡の検査を受けることになりましたが、これは一昨年と同様な経験であることを思い出しました。1時間くらいかかって検査が終わりましたが、すっきりした空腹感は全くなく、かえって下腹部が空気で膨張し、気分の悪い状態が改善されずに残りました。
すぐに何か食べられるという期待感は見事に裏切られて、徐々にガスが排泄するのを待ちつつ、検査終了後の事務的な手続を済ませて、食欲もないままにともかく帰宅するということで、一日がかりの日帰り検査がどうにか終わりました。
結果はまた、18日に聞きに行かねばなりませんが、検査した医師からは小さいものは処理しておいたとのことですので、今回はまあ何とか無事に終わりそうです。それにしても、通院の日帰りコースはもうご免こうむりたいというのが率直な感想です。