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フランス語フレーズ pick up 2017/Dec/18 updated
Chacun a son truc pour se calmer les nerfs.
人はみな自分の神経をなだめるためのコツを持っている。

映画『アメリ』の中のセリフ。八百屋のコリニョン氏のお父さんがアメリに向かって言う。お父さんは昔地下鉄の切符切りpoinçonneurをしていて、彼の癒しは、毎晩ローリエの葉に穴をあけること。「本当はリラの葉がいい」がと言うが、これはセルジュ・ゲンズブールの「リラの門の切符切り Le poinçonneur des Lilas 」を踏まえているのでしょう。

I Walk Alone フランソワーズ・アルディ

セルジュ・ゲンズブールの死後、フランソワーズ・アルディはパートナーのバンブーにこう聞かれたそうだ。「どうしてセルジュにア...
2024/Sep/26 / category: 音楽

「100年目のシュルレアリスム」をいかに捉えるか?(ベルギー王立美術館) ――不知火検校のヨーロッパ訪問2024(その6)

2024年は『シュルレアリスム宣言』がアンドレ・ブルトンによって刊行されてから100年目に当たる。それを記念し、20世紀...
2024/Aug/29 / category: アート・デザイン

キアラ・マストロヤンニの不思議な魅力――不知火検校のヨーロッパ訪問2024(その5)

2024年5月、第77回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に不思議な作品が出品された。タイトルは《Marcelle ...
2024/Jul/27 / category: 映画

彷徨える難破船あるいはシェロー没後10年のフランス演劇界 ――不知火検校のヨーロッパ訪問2024(その4)

20世紀後半を代表する天才演出家パトリス・シェロー。2013年にわずか67歳で彼がこの世を去ってから10年以上の歳月が過...
2024/Jul/01 / category: 演劇・バレエ

アヌーク・エーメあるいは永遠のアイコン ――不知火検校のヨーロッパ訪問2024(その3)

フランソワーズ・アルディの逝去の報からさほど時を経ることなく、今度は女優アヌーク・エーメの訃報が入ってきた。 (さらに&...
2024/Jun/21 / category: 映画

マリー・ジャコーあるいは女性指揮者の時代 ――不知火検校のヨーロッパ訪問2024(その2)

かつてオーケストラの指揮者といえば、男性の独占的な職業であった。これは否定できない事実であろう。歴史に刻まれた名だたる指...
2024/Jun/08 / category: 音楽

印象派150年を記念する驚異的な展覧会(オルセー美術館)――不知火検校のヨーロッパ訪問2024(その1)

フランスを代表する美術館の一つとして知られるオルセー美術館では2024年の春から夏にかけ、「印象派150年」を記念する展...
2024/May/30 / category: アート・デザイン

FRENCH BLOOM NET 年末企画(3) 2023年のベスト本

第3弾は2023年のベスト本です。日仏織り交ぜて選んでいます。冬休みの読書の参考になれば幸いです。 不知火検校 柄谷行人...
2024/Jan/02 / category: 本・文学

FRENCH BLOOM NET 年末企画(2) 2023年のベスト映画

第2弾は2023年のベスト映画です。ちなみにフランスの老舗映画雑誌『カイエ・デュ・シネマ』の2023年のベスト10の上位...
2024/Jan/01 / category: 映画

FRENCH BLOOM NET 年末企画(1) 2023年のベスト音楽

恒例の年末企画です。第1弾は2023 年のベスト音楽です。フランスの音楽を中心に、2023年の音楽を幅広く選んでいただき...
2023/Dec/30 / category: 音楽

思い出のジェーン・バーキン

2023年のフランスのポップミュージック界で最大のニュースは、ジェーン・バーキンの逝去ということになるだろう。実際、バー...
2023/Dec/25 / category: 音楽

鋼の人 パコ・ラバンヌ

戦争が始まって1年が経ってしまった。テレビで流れたこれまでを振り返る映像に、戦火を逃れウクライナを離れるたくさんの母と幼...
2023/Mar/19 / category: ファッション・モード

あるうち読んどきヤ! 『ワイン知らず、マンガ知らず』 エティエンヌ・ダヴォドー (サウザンブックス社)

ワインがわからない。メニューやワインリストの前では固まる。ワイン売り場にいたっては情報量に圧倒されて足が向かない。これで...
2023/Feb/05 / category: 本・文学食・レシピ

FRENCH BLOOM NET 年末企画(3) 2022年のベスト映画

第3弾は2022年のベスト映画です。ちなみにフランスの老舗映画雑誌『カイエ・デュ・シネマ』の2022年のベスト10には、...
2022/Dec/31 / category: 映画

FRENCH BLOOM NET 年末企画(2) 2022年のベスト本

第2弾は2022年のベスト本です。日仏織り交ぜて選んでいます。冬休みの読書の参考になれば幸いです。 (さらに&helli...
2022/Dec/30 / category: 本・文学

FRENCH BLOOM NET 年末企画(1) 2022年のベスト音楽

恒例の年末企画です。第1弾は2022年のベスト音楽です。フランスの音楽を中心に、2022年の音楽を幅広く選んでいただきま...
2022/Dec/29 / category: 音楽

アニー・エルノーの新しい挑戦  “Les Années Super-8”

アニー・エルノーのノーベル文学賞受賞のニュースはうれしい驚きではあったが、晴天の霹靂ではなかった。ここ数年封切られた映画...
2022/Dec/19 / category: 映画本・文学

第11回FBN読書会 を終えて:セリーヌ・シアマ『燃ゆる女の肖像』

2022年10月29日の穏やかな秋晴れの日、拙宅にお集まりいただいて第11回FBN読書会を開催しました。今回は趣向を変え...
2022/Nov/27 / category: 映画

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