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明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。といっても、ウクライナでの戦争に加えて、昨年10月にはパレスチナでイスラエルとハマスの戦闘が始まり、暗澹とした気持ちで新年を迎えました。2024年が世界中の人々にとって、より平和で幸せかつ健康に生きられる年になることを心からお祈りいたします。

©flickr/Thomas

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気候対策への取り組みを呼びかける展示『KLIMA_X』

気候問題とコミュニケーションついて説明する展示のコーナー。気候問題の象徴になった北極熊のぬいぐるみが置かれてる。©Museum für Kommunikation Berlin/   Yves Sucksdorff

濁流に流される自動車や家屋。プラスチックごみの山を漁る北極熊 ― 気候危機を象徴するこのような写真を見て、あなたはどう感じますか?そんな問いかけをきっかけに気候変動について対話を行い、市民が社会や政治を動かし、気候危機を克服しようと呼びかける興味深い展示が、現在ベルリンで行われている。

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世界の化石燃料需要、2030年がピーク

ウクライナ危機がきっかけで、ロシアからの天然ガスに頼れなくなったドイツでは、期間限定とはいえ、発電のために褐炭や石炭を利用する割合が高くなった。このように、化石燃料の復活を思わせる事象が一時的に起きていても、緑のエネルギーへの転換は、世界中で確実に進んでいくという予測が発表された。

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フクシマ汚染水の海洋放出、ドイツ・メディアの報道

世界中から注目される中、8月24日、東京電力は福島第一原発から出た汚染水の海洋放出を始めた。その1ヶ月後の9月25日、ウィーンで開かれた国際原子力機関 (IAEA) 総会では、汚染水海洋放出について中国が改めて抗議を行うなど、この問題を巡ってはまだまだ議論が続きそうだ。ところで、今年の4月に脱原発を達成したドイツのメディアは、汚染水の海洋放出をどのように伝えたのだろうか?少し時間が経ってしまったが、報告しておきたい。

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環境によくても、懐にひびく鉄道旅行

夏は休暇に出かける人も多く、ヨーロッパ中で人の移動がほかの季節より盛んになる。地中海やスイスのリゾート地を目指すにしろ、パリやローマの観光名所を訪ねるにしろ、目的地に行くには交通手段を選ばなければならない。環境のことを考えれば、二酸化炭素の排出量が少ない鉄道を利用した方が、飛行機に乗るより良いことぐらい誰にでもわかっているはずだ。しかし、今回行われたある調査で、鉄道を使った方が飛行機より高くつく場合が圧倒的に多く、なかなか飛行機の旅がやめられそうもないことがわかった。

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初の「ドイツのための選択肢」の郡長誕生に、衝撃走る

6月24日、ロシアのワグネル•グループの創設者がプーチン大統領に謀反を起こし、世界中を驚かせたその翌25日の日曜日の夜、ドイツでは別のニュースがトップに躍り出た。ドイツ東部テューリンゲン州ゾンネベルク郡長選の決選投票で、右翼ポピュリズム政党「ドイツのための選択肢 (AfD)」の候補者が勝利し、州や郡、市レベルで、同党に所属する初めての首長が誕生したからだ。

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