【解説】
「神童」「マエストロ!」のさそうあきらによる同名音楽マンガを、井之脇海、松本穂香、山崎育三郎の共演で実写映画化。
音楽へのコンプレックスを持ちながら、京都の芸術大学に入学した漆原朔は、ひょんなことから現代音楽研究会にひき込まれる。しかし、そこには朔が音楽を遠ざけるきっかけとなった異母兄の貴志野大成と、朔が憧れる大成の彼女・小夜がいた。
天才作曲家として注目される存在である大成、そんな大成を一途に愛する小夜との間で朔は苦悩する。
子どもの頃からモノの形や色が音として頭の中で鳴っていた朔。その能力が現代音楽を通して表現できることを知る。そして朔と同じように自然の音を理解する女性、浪花凪が彼の前に現れ、朔は秘めたその才能を開花させようとしていた。
朔役を映画初主演となる井之脇、凪役を松本、大成役を山崎がそれぞれ演じる。
監督は「時をかける少女」(2010年版)の谷口正晃。
******************
2021年製作/113分/G/日本
配給:アーク・フィルムズ
******************
【キャスト・スタッフ】
配 役 : 役 名
井之脇海 : 漆原朔
松本穂香 : 浪花凪
山崎育三郎 : 貴志野大成
川添野愛 : 谷崎小夜
阿部進之介 : 青田完一
石丸幹二 : 貴志野龍
濱田マリ : 椋本美也子
神野三鈴 : 漆原君江
縄田カノン
多井一晃
喜多乃愛
中島ボイル
佐藤都輝子
辰巳琢郎
茂山逸平
大塚まさじ
杉本彩
きたやまおさむ
栗塚旭
監督 : 谷口正晃
原作 : さそうあきら
脚本 : 大野裕之
プロデューサー : 大野裕之
企画 : 榎望
チーフエグゼクティブプロデューサー : 柴田真次
製作代表 : 井筒與兵衛, 松下浩章, 齋藤真也, 西澤竜平,
小室元, 伊藤耕一郎, 高橋聖宗, 兼元秀和
撮影 : 上野彰吾
照明 : 宮西孝明
美術 : 金勝浩一
録音 : 小川武
編集 : 栗谷川純
衣装 : 宮本茉莉
音楽プロデューサー : 佐々木次彦
音楽 : 橋爪皓佐, 池内奏音, 宮ノ原綾音, 長谷川智子,
植松さやか, 小松淳史, 大野裕之
主題歌 : 松本穂香
主題歌(詞・曲) : 日食なつこ
主題ピアノ曲 : 古後公隆
******************
<音楽>
Improvisation for Musicophilia 1 「賀茂川と風の協奏曲」
橋爪 皓佐
あかつき
古後 公隆
a-o
長谷川 智子
ペポリカ ピリカ レパプリカ
池内 奏音
trans- for 3 performers
橋爪 皓佐
都の音
(長田幹彦:詩 佐々紅葉:曲による「祇園小唄」および般若心経に基づく)
橋爪 皓佐 (電子音響編集)
Desiderio
宮ノ原 綾音
スイボクノカゼ
植松 さやか
Angel Night
池内 奏音
Improvisation for Musicophilia 2 「朔」
橋爪 皓佐
Impromptu
池内 奏音
濁った水の中で
小松 淳史
部室(クラブ・ハウス)from『カフェ・ママン』
大野 裕之
いのち
古後 公隆
<挿入曲>
ロマンス 第2番 へ長調 op50
L.v.ベートーヴェン
<25の練習曲> op100より 小さなつどい
J.ブルグミュラー
<ゴルドベルク変奏曲> BWV988 より アリア
J.S.バッハ
歌劇<ラ・ボエーム> より 私の名はミミ
G.プッチーニ
春よ
P.A.ティリンデッリ
練習曲
C.ハノン
楽劇<トリスタンとイゾルデ> 第1幕への前奏曲
R.ワーグナー
<ピアノ組曲> op25より プレリュード
A.シェーンベルク
<無伴奏チェロ組曲> 第1番 ト長調 BWV1007 より サラバンド
J.S.バッハ
交響曲第1番 ハ短調 op68
J.ブラームス
祇園囃子
長刀鉾祇園囃子保存会
演奏・楽曲制作協力
京都市立芸術大学
京都市立芸術大学音楽学部・大学院管弦楽団
指揮:粟辻 聡
作曲・演奏監修:岡田加津子
楽曲演奏アドバイザー:大嶋義実