わたし的には、おとといショートプログラムで失敗し、13位と出遅れた時に
これで安藤美姫さんは『ソチ・オリンピック』と云う重圧から逃れて、自由な
母親になれるだろうと安藤した(もとい、安堵した)ものです。
どこかで、この呪縛を解かないと、母としても女性としてもアスリートとしても
厳しい生活を余儀なくされ続けるだろうと思ったからです。
ですから、フリー・プログラムは、おそらく『力まずに、気持ちの篭った表現』
ができ、心おきなくアスリート生活から離れることができるのではないか?
と考えていたのですが、その「心の余裕」が良い結果をもたらしたようで、
『まさかの』 逆転2位 で、ソチへの希望を繋いでしまいました。
あとは、本人が「ソチ・オリンピック代表選考会」に出場するかどうかです。

画像は『メガピクチャーズ』サイトより 日刊スポーツ配信の写真
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安藤美姫、巻き返し「東日本」2位…ソチへ望み
(読売新聞) - 2013年11月4日(月)19:40
フィギュア:「これが最後かも」胸に
…安藤美姫の闘い続く
(毎日新聞) - 2013年11月4日(月)21:52
美姫ソチ五輪へ残った!2位で全日本へ
「今、持っているものは出せた」
(デイリースポーツ) - 2013年11月5日(火)06:59
ソチ残った!美姫、崖っ縁から大逆転2位/フィギュア
(サンケイスポーツ) - 2013年11月5日(火)07:20
安藤美姫 成功率10%跳んだ/フィギュア
(日刊スポーツ) - 2013年11月5日(火)09:48
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【フィギュア】「半分あきらめていた」…美姫に聞く
(スポーツ報知) - 2013年11月5日(火)08:10
◆フィギュアスケート 東日本選手権最終日
(4日・群馬県総合SCアイスアリーナ)
女子フリーを行い、4月の女児出産を経てソチ五輪を目指す安藤美姫(25)=新横浜プリンスク=は今季自己最高の105・24点を出して1位となり、ショートプログラム(SP)との合計147・21点で2位に入り、上位5人に与えられる五輪代表最終選考会の全日本選手権(12月21~23日・さいたまスーパーアリーナ)出場権を獲得した。3日のSP13位と大きく出遅れた元世界女王は、現役最後の目標となるソチへ希望をつないだ。
◆美姫に聞く
― 声援が大きかった。
「(リッツォ)コーチは『リンクでは一人だけど僕もそばにいる』と言ってくれて、会場も一つになってくれた。たくさんの声援が聞こえて後押しされたし、助けられた。100%まではいかないけど、今の自分は出し切った」
― SP13位でスタート。
「もう半分あきらめていたが、悔いの残らないようにできる限りやろうと思った。競技者として戻る決断をしたのは自分。自分で決断したことに悔いは残したくない」
― 自信は生まれた?
「全く自信はない。ただ、SPの後に集中してできたことは、いいモチベーションになる」
― 復帰3戦目。
「正直、初戦が一番良かった。スピードを出して滑れたし、試合を楽しむ気持ちも含めて、ドイツの試合が一番自分らしく滑れていた。その後のブロック予選はきつかった。でも、トレーニングの成果で疲れは少なくなった」
― 体力不足か?
「体力じゃなくて、足の筋力の低下。スケーティングや演技の後半に影響している。ほぼ毎日足を中心に筋力アップしているが、疲労がたまって氷上では余計跳べなくなる。試合前は疲れを残したくないので、氷上練習を増やした」
― ここまでの道のりは?
「自分は人とは違う経験を経て決断した。海外では出産を経験してからもアイスショーなどで滑っている選手は多いが、現実的には大変な選択だったと感じている」
― 全日本に向けて。
「頑張らないといけないなと思う。日本のトップ選手が出てくるので、(休養前の)3季前の自分の演技に近づけたい。もう一度全日本で滑るチャンスをつかむことができて、プラスに動いていると思う」
― 五輪選考会に挑む。
「五輪イヤーといっても特別ではない。毎年と同じように全日本に出て、やるべきことができれば満足。気持ちの弱さに勝つことが大事」
― ジャンプの目標は?
「SPで3回転ループの回転が抜けたのは初めてのことでビックリした。自信を持って跳べるように調整したい。あとは3回転ルッツを2本入れられるように」

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