ウィンドウの拡大とサイズ変更
ウィンドウの隅をドラッグして、ウィンドウのサイズを変更できるようになりました。拡大してスクロールすると、画面の特定の部分が見やすくなります。
左:拡大
右:ウィンドウのサイズ変更
ドラッグ&ドロップ
新しいエミュレータでは、迅速なイントールのために APK をドラッグ&ドロップすることができるだけではなく、エミュレータの内部 SD カードにファイルをドラッグ&ドロップしてテストを容易にすることもできます。
ファイルのドラッグ&ドロップ
改良された UI コントロール
改良されたコントロールのウィンドウでは、アプリの機能の検証およびテストに役立つオプションが追加されています。次に示すように、仮想呼び出し、仮想 SMS 送信、エミュレータの電源レベルの制御など、さまざまなエミュレータ アクションを開始できます。さらに、1 つのGPS 位置をエミュレータに送信したり、KML や GPX のポイントのカスタム セットを再生したりできます。
電話コントロール
バッテリー コントロール
今後も多くの機能を追加し続ける予定です。新機能を追加した際にはお知らせします。
今後の予定とセットアップ
将来のバージョンの Android Studio では、より多くの API レベルのサポート、センサーの追加などの機能の実現を予定していますのでご期待ください。新しいエミュレータが搭載された Android Studio は、現在、Android Studio Canary チャンネルおよびツールのプレビュー チャンネルで利用できます。
新しい Android エミュレータのプレビュー版を設定する方法を参照するには、
ここをクリック してください。
お客様のフィードバックをお待ちしています。
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Posted by
Yuichi Araki - Developer Relations Team
[この記事は Android プロダクト マネージャーのJamal Eason による Android Developers Blog の記事 "Android Studio 2.0 Preview: Android Emulator " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]
新しい Android エミュレータの初期プレビューをご利用いただけるようになりました。Android Studio2.0 の一部である Android エミュレータの最新版では、テストに使用する物理的な Android ハードウェアだけではなく、幅広い画面サイズや構成でアプリをテストできます。さらに、正規の Android エミュレータを使用すると、Android の最新版をテストできます。新しい Android
エミュレータの主な利点は次の 2 つです。
速度とパフォーマンス: 最新の Android 6.0 リリース(Marshmallow)をエミュレートする際に、対称型マルチプロセッシング がサポートされるようになり、エミュレータと
ADB の両方で I/O が大幅に向上しました。これは、アプリのテスト時に、高いパフォーマンスが得られることを意味します。
ユーザビリティとユーザー インターフェース: 新しい Android エミュレータには、エミュレータを使いやすくするためのまったく新しいユーザー インターフェースが含まれています。Android エミュレータを使用するためにコマンドライン パラメータを使用する必要がなくなりました。1 回のマウス クリックやキーボード ショートカットで共通タスクやエミュレータの機能を呼び出すことができます。
Android Dev Summit でこのユーザー インターフェースがプレビューされました。迅速な APK のインストールおよびエミュレータへの転送のための新しいバージョンの ADB と一緒にこのユーザー インターフェースをお試しいただけます。新しい Android エミュレータのデモ ビデオをご覧ください。
VIDEO
Android Dev Summit 2015:エミュレータのデモ
今後も引き続き、生産性を高めるための操作性や機能を提供できるように、早期のフィードバックをお待ちしています。
プレビュー版の Android エミュレータにおける新機能
パフォーマンスの向上
CPU のパフォーマンス
現在、Android Studio ではデフォルトで x86 エミュレータ システム イメージで CPU アクセラレーションを使用します。Android 6.0 Marshmallow のシステム イメージでの新しい対称型マルチプロセッサ (SMP)のサポートと組み合わせることにより、Android
エミュレータは多くの物理的な Android デバイスよりも高速に動作します。マルチコアのサポートにより、アプリとエミュレータの動作の高速化だけではなく、APK のインストールなどのデベロッパーの共通タスクを高速化することもできます。また、SMP により、マルチプロセッサの Android デバイスを対象とするアプリをテストできます。
ADB の高速化
エミュレータの CPU 速度の高速化に加えて、操作性を向上させるために多くの点が改良されています。解決に取り組んだ開発プロセスにおけるボトルネックの 1 つは、Android Studio と ADB(Android デバッグ ブリッジ )を使用するデバイスの間のデータ転送速度です。Android 6.0 Marshmallow 以上のシステム イメージを新しい
Android エミュレータと一緒に使用する場合、ADB を利用して、実際のデバイスの最大 5 倍の速度でファイルを転送できます。これは、アプリ開発サイクルでサイズの大きい APK やファイルを転送する場合に役立ちます。
ユーザー インターフェース
ツールバー
新しいインターフェースでは、新しいツールバーおよびコントロール パネルに一般的なエミュレータ アクションのほとんどが組み込まれているため、コマンドライン オプションを使用する必要がありません。プレビュー版では、Android エミュレータのツールバーに、音量調節、画面の回転、エミュレータ ウィンドウのスクリーンショットなどのアクションが組み込まれています。
ウィンドウの拡大とサイズ変更
ウィンドウの隅をドラッグして、ウィンドウのサイズを変更できるようになりました。拡大してスクロールすると、画面の特定の部分が見やすくなります。
左:拡大
右:ウィンドウのサイズ変更
ドラッグ&ドロップ
新しいエミュレータでは、迅速なイントールのために APK をドラッグ&ドロップすることができるだけではなく、エミュレータの内部 SD カードにファイルをドラッグ&ドロップしてテストを容易にすることもできます。
ファイルのドラッグ&ドロップ
改良された UI コントロール
改良されたコントロールのウィンドウでは、アプリの機能の検証およびテストに役立つオプションが追加されています。次に示すように、仮想呼び出し、仮想 SMS 送信、エミュレータの電源レベルの制御など、さまざまなエミュレータ アクションを開始できます。さらに、1 つのGPS 位置をエミュレータに送信したり、KML や GPX のポイントのカスタム セットを再生したりできます。
電話コントロール
バッテリー コントロール
今後も多くの機能を追加し続ける予定です。新機能を追加した際にはお知らせします。
今後の予定とセットアップ
将来のバージョンの Android Studio では、より多くの API レベルのサポート、センサーの追加などの機能の実現を予定していますのでご期待ください。新しいエミュレータが搭載された Android Studio は、現在、Android Studio Canary チャンネルおよびツールのプレビュー チャンネルで利用できます。
新しい Android エミュレータのプレビュー版を設定する方法を参照するには、ここをクリック してください。
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Posted by Yuichi Araki - Developer Relations Team