1. Developer Preview 4

Developer Preview 4 を 5 月 6 日に公開しました。DP4 はフィードバックや今までのレビューをもとにした変更版のため、大きな機能の公開や新機能の追加などはありませんでした。詳しくはリリースノートAPI 29 -> DP4 や DP3 -> DP4 の差分レポートなど)をご確認ください。過去のリリースを含む Android 11 のすべての詳細については、プレビュー サイトをご覧ください。


2. Android 11 リリース スケジュールのアップデート














Android 11 リリース スケジュールの変更について 5 月 19 日に公開したこちらの記事でお知らせしています。具体的には、リリース スケジュールを調整し、すべてのベータ版リリースと最終版リリースを約 1 か月後ろ倒ししています。詳しくは、上記の記事または更新されたプレビュー スケジュールをご覧ください。

#Android11: The Beta Launch Show を開催














Android 11 についての最新情報などをご紹介するオンラインイベント#Android11: The Beta Launch Show を 日本時間 6 月 4 日午前 0 時より開催します。Dave Burke が司会を務め、Android 11 についての技術情報も併せてお伝えします。

トークセッションの後に、Twitter に #AskAndroid で投稿されたご質問にライブでお答えする、#AskAndroid も行われます。引き続き、Twitter で質問を募集中です(イベントの Web サイトでは、既に投稿された質問の一部をご覧いただけます)。ハッシュタグ #AskAndroid を付けてご質問ください。できる限り、このセッションでお答えしたいと思います。なお、質問は英語でのみの受付となりますのでご了承ください。

#Android11: The Beta Launch Show の Web サイトで詳細をご確認ください。Web サイト下の登録フォームからサインアップするとメールでイベントの最新情報(英語版)をお送りします。皆さんのご参加をお待ちしています!


最近公開されたブログ記事


1. Google Play アプリ署名についての Q&A

Wojtek Kaliciński が、Google Play のアプリ署名について(英語)詳しく解説した記事を公開しました。

Google Play アプリ署名を使用すると、アプリ署名鍵の管理と保護、APK 配信時の署名を Google に委託することができます。鍵の紛失や不正使用など多くのデベロッパーの皆さんが直面している問題が発生した場合に、デベロッパーの皆様を保護し、アプリ署名鍵を安全に保管します。

デベロッパーの皆さんからは、新しいアプリ署名のプロセスについて、また、アプリ署名に関する一般的な質問がたくさん寄せられています。こちらの記事では、これらの質問への回答を通じてアプリ署名の仕組みをご説明しています。また、デベロッパーが自分のアプリ署名鍵を管理していた旧来の方法と、Google の安全なインフラストラクチャを使ってアプリ署名鍵を管理する新しい手法について比較も行っています。

Google Play アプリ署名の利用を許可(オプトイン)しているデベロッパーは、そのまますぐに Android App Bundle が利用できます。たとえば 各デバイス設定に合わせて最適化された APK をビルドして配信し、アプリのダウンロード サイズを小さくできます。また、たくさんの APK を管理したりする必要がなくなります。


2. Android Jetpack WindowManager ライブラリ

Kenneth Ford と Andrii Kulian が Android Jetpack の WindowManager  ライブラリについてこちらの記事(英文)でご説明しています。

このライブラリは、折りたたみ式端末への対応に特化しています。最近コア プラットフォームに追加された API の制限を受けるのではなく、バージョンに関係なくこういった特殊なディスプレイの情報にアクセスできれば便利だと思いませんか?このライブラリは、そのような考え方から生まれました。

今後、他の機能や API が追加される見込みですが、現在のライブラリは折りたたみ式端末に特化しています。端末についての情報に確実にアクセスできれば、アプリが新しい状況にどう対応するかを決定する際に役立ちます。たとえば、端末が半分折りたたまれているときは、片方に UI コントロールを表示してもう片方にメディア コンテンツを表示すべきでしょうか?

現時点で、このライブラリはアルファ版(厳密には alpha01)です。今後のベータ版や安定版の開発にご期待ください。また、具体的な API の活用方法は WindowManager サンプルアプリをご確認ください。

新しいコードラボ

1. ジェスチャー ナビゲーション

Murat Yener新しいコードラボをリリースしました。ここでは、ジェスチャー ナビゲーションを正しく使う方法を紹介しています。

ジェスチャー ナビゲーションは Android 10 の新機能です。従来のナビゲーション バーにあるボタンの代わりにジェスチャーを使うことで、ユーザーがより広く画面スペースを使えるようになります。たとえば、戻るボタンを押す代わりに、アクティビティをスワイプして全画面へ戻ることができます。

ただし、この Android の新機能は、正しく使用する必要があります。たとえば、ユーザーがジェスチャーを行う画面スペースには、インタラクティブ UI を配置しないようにします。
Murat のコードラボでは詳細とベスト プラクティスを紹介し、アプリでジェスチャー ナビゲーションを正しく実装する方法を解説しています。

2. CameraX を使ってみる

先週、Meghan Mehta が CameraX のコードラボを改訂しました。

このコードラボは、最新の CameraX ベータ版で動作します。こちらの CameraX ベータ版動画には、 API が変更されたためコードラボが動作しなくなっているというコメントがいくつか寄せられていました。今回の改定で、ベータ版へのアップデートに加えて、コードの説明がさらに追加されました。さらに、Android R エミュレータの最新リリースでは、分析と撮影の同時実行がサポートされています。

ADB (Android Developers Backstage) ポッドキャスト 新エピソード

ポッドキャストシリーズ Android Developers Backstage に新しいエピソードが投稿されています。以下のリンクまたはお気に入りのポッドキャスト クライアントでご確認ください。
ADB 139: AndroidX. Jetpack. AndroidX. Jetpack. Whatever.

本エピソードでは、RomainTor と私が、AndroidX チームの Nick Anthony と Alan Viverette を迎えて、ライブラリやプロセス、規則、2 週間おきに大きな Android X ライブラリをリリースするにあたっての実作業について話を聞きました。



以上が今回ご紹介する Android についての最新情報です。
次回も Android デベロッパー向けの最新情報をお届けします。お楽しみに。


Reviewed by Yuichi Araki - Developer Relations Team

私たちが最近発見したのは、わずか数パーセントの広告が、ユーザーが知らないうちに、電池やネットワーク データなどの端末のリソースを大量に消費していることです。そういった広告(暗号通貨をマイニングするもの、プログラムの書き方が悪いもの、ネットワークの利用が最適化されていないものなど)があると、電池寿命が減ったり、既に逼迫しているネットワークが飽和状態になったり、課金が発生したりすることになります。 

Chrome でユーザーの電池やデータプランを守り、優れたウェブ体験を提供するため、ユーザーが広告とのインタラクションを行うまでは、ディスプレイ広告が利用できるリソースを制限する予定です。制限に達した広告のフレームにはエラーページが表示され、広告がリソースを使いすぎたことをユーザーに知らせます。次に示すのは、アンロードされた広告の例です。


アンロードのしきい値は、Chrome に表示されるさまざまな広告を測定した上で決定しました。対象にしたのは特に悪質な広告で、具体的には、検出されたすべての広告の 99.9% よりも多くの CPU やネットワーク帯域のリソースを使用しているものです。Chrome のしきい値設定は、4 MB のネットワーク データ、任意の 30 秒間における 15 秒の CPU 使用時間、または 60 秒の合計 CPU 使用時間としています。現時点でこのしきい値を超える広告は 0.3% だけですが、対象となる広告がすべての広告で使用されるネットワーク データの 27%、CPU 使用の 28% を占めています。




重い広告と重くない広告およびそれぞれの合計リソース使用量の比率

この制限は、今後数か月間にわたって試験運用を行った上で、8 月末を目処に Chrome の安定版でリリースする予定です。ロールアウトに時間をかけるのは、このしきい値に備えてワークフローに組み込むための適切な時間を広告作成者やツールのプロバイダに提供するためです。この介入による広告への影響を広告主が理解できるように、Chrome がどの広告をアンロードしたかに関するレポートを参照できるようにしました。 

この変更を含め、Chrome は画面表示と内部処理の両面で、優れたブラウズ体験をユーザーに提供し続けてまいります。


Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team


この記事は Head of Google Maps Platform Credits Program の Stephanie Rudick による Google Maps Platform Blog の寄稿記事 " How the Google Maps Platform community is responding to COVID-19: Visualizing helpful info" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

編集者注 : この数か月間、新型コロナウイルス感染症(COVID-19) への対応として Google Maps Platform コミュニティの活発な取り組みを見てきました。コロナ対策の推進に役立つツールを構築する方々への感謝の気持ちも込めて、Google Maps Platform のお客様が立ち上げた多くのプロジェクトの中から、いくつかを紹介していきます。



新型コロナウイルス感染症に対応するために、フリーランスのデベロッパー、非営利団体、政府機関、テクノロジー企業各社からなるコミュニティが最初に行ったことが、ウイルス拡散状況を可視化し、世界中の人たちがその影響を地理的に把握できるようにしたことです。変わりゆく消費者の行動やニーズに対して地域社会や企業も変わったことから、Google Maps Platform コミュニティは Google Maps のデータポイントを視覚化することで、生活に欠かせないものやサービスをどこで得ることができるかをわかるようにしました。この記事では、地域社会を支援するために、Maps JavaScript API、マーカークラスタリング、Google Maps Platform の場所データを使ってコミュニティを支援するために必要な情報や場所を視覚化するウェブサイトの事例を紹介します。

TrackCorona


TrackCorona は、このパンデミックと戦うのに役立つグローバルな最新情報を提供します。このウェブサイトは 17 以上の信用できる情報源からのデータを集めたもので、スタンフォード大、ヴァージニア大、ヴァージニア工科大の学部生が制作しました。新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延状況を詳細に視覚化するだけでなく、ウイルスの背景情報、世界各地の渡航制限、ウイルス拡散の経過を示すタイムラインなどの情報を掲載しています。立ち上げから現在までに、930 万回以上閲覧されました。

Find the Masks


#findthemasks は、個人防護用具 (PPE) を寄付したい人たちと、それらを切実に必要とする医療機関、グループホーム、シェルターなどをつなぐことを目的に、ボランティアによって構築されたサイトです。このサイトは、PPE 不足が起きている地域を地図上に表示するとともに、オープンなデータインフラを提供することで、マスク、手袋、体温計から幼児の見守り装置にいたるまでを、地下倉庫から現場に引き出して、ケアが必要な人たちのために働く人々の防護に役立てている、幅広い草の根運動を支援しています。findthemasks.com で、最寄りの寄付先地点を探すことができます。

Iamsick.ca


Empower Health は、患者が自分に必要な医療を見つけ、医療従事者が患者に高品質のサービスを提供できるようにする技術プラットフォームを開発しています。iamsick.ca というプラットフォームでは、すべてのカナダ人が、新規患者を受け入れてくれるかかりつけ医、かけこみ受診可能な診療所、ウェルネス クリニック、薬局、病院を、いつでも簡単に見つけることができます。新型コロナウイルス感染症の疑いがある人が受信できる医療機関を探せるよう、今回、このプラットフォームに、新型コロナウイルス診断施設の情報が追加されました。地図上で診断施設には特別なマーカーがつけられているので、最寄りの施設をすばやく容易に見つけることができます。

Empower Health はさらに、新型コロナウイルスの国家レベルの情報ハブとして c19.ca というウェブサイトを立ち上げるとともに、カナダのライアーソン大学の国立老化研究所と共同で、世界初の Long-Term Care COVID-19 Tracker介護施設における新型コロナウイルス (COVID-19) 感染状況の追跡ツール)も立ち上げました。Long-Term Care COVID-19 Tracker は、介護施設や老人ホーム内での感染者数や死亡者数を日々更新しています。特に、カナダにおける新型コロナウイルス感染の中心地となっているオンタリオ州に焦点を合わせており、こうした施設の入居者やケアの担い手を守るための最前線の取り組み強化に役立っています。

Takeout Tracker


多くの飲食店が休業、またはテイクアウトやデリバリーのみへと転換する中、Takeout Tracker は、テキサス州オースティンの住民に、営業中の飲食店、現在の営業方針、営業時間、注文方法に関する最新情報を提供しています。飲食店からウェブ管理者へと情報を送信することで迅速に最新情報へと更新することが可能ですが、サイト運営チームはユーザーによる評価も取り入れて、店の営業方針に変更があれば積極的に情報更新していきます。このサイトは、地元のエキスパートが収集したおすすめリストとともに、675 以上の飲食店を検索、絞込み、地図上に表示するといった機能を提供しています。

新型コロナウイルス関連のウェブサイトやアプリの開発や運用に従事する非営利のデベロッパーや組織の方は、こちらのクレジット申請フォームより Google Maps Platform のクレジットを申請することができます。また、アプリ開発に役立つ Google Maps Platform のコア機能を、デベロッパーの皆さまにより良く理解していただけるよう、新型コロナウイルスリソースハブに、お役立ち情報をまとめました。今後は、在宅が求められる中で、地域社会の活性化に貢献するお客様に焦点を当てたいと思います。

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。

Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Google Maps テクニカル アカウントマネージャ


この記事は Head of Google Maps Platform Credits Program の Stephanie Rudick による Google Maps Platform Blog の記事 "How our community is responding to COVID-19: Fostering community engagement" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

編集者注 : この記事は、 新型コロナウイルスに対応する Google Maps Platform コミュニティの取り組みに注目するシリーズ第 2 回目です。今回は、地域コミュニティの人々を支援する方々のプロジェクトを紹介します。有益な情報を視覚化することで、コミュニティへ常に情報を提供することを目指すプロジェクトはこちらでご覧ください。



世界が協働して新型コロナウイルス感染症の拡大防止に取り組む中、個人開発者、非営利組織、政府機関、技術系企業のコミュニティが革新的なソリューションを見出し、互いに助け合っています。そのソリューションは、近所の芝刈りから重要な業務までさまざまです。この記事では、重要かつ新しい方法で地域の人々の助け合いを支える取り組みについて、Google Maps Platform クレジットの活用事例を紹介します。クレジットの申請をするには、COVID-19 デベロッパー リソースハブ をご覧ください。

CoCoConnect


CoCoConnect は、ユーザーと周囲のコミュニティを結びつけるウェブサイトです。ユーザーはサインアップして、特定のスキルで手伝いをするか、または誰かの用事を済ますために協力できる時間を提供するか、支援の方法を提示することができます。支援を必要とするユーザーは、特定のサービスや状況に応じた必要な援助を依頼できます。プライバシーを守るため、このサイトでは実際の位置情報が共有されることなく近隣の人々を結びつけ、最善の協力方法をユーザーが決定することができます。

Quarantaene Helden


Quarantaene Helden は、地元の人々をつなげて助け合うコミュニティに改善したいと願っていたドイツの友人グループによって生み出されました。このサイトでは、検疫で自宅待機せざるを得ない人々のために用事を済ませたり、買い物やペットの散歩に行くなどのボランティアが可能です。手助けが必要な人はサポートを依頼し、必要なことを具体的に指定することができます。

GoodSAM


GoodSAM は世界初の自動派遣システムで、COVID-19 の渦中に 75 万人のボランティアが参加しています。GoodSAM は、イギリスの国民保険サービスと協働でボランティアをサポートしており、電話相談や患者の搬送、医療施設への物資や医薬品の配送、食糧や処方箋や薬剤等必要な物品の集配などをしています。本来、GoodSAM は、訓練を受けた救急救命のプロフェッショナルと心停止の患者をつなぐもので、救急車が到着する前に早期の心配蘇生(CPR)を施すことによって、世界中で多くの命を救ってきました。レスポンダーのコミュニティは、数千台の自動体外式除細動器(AED)をマッピングして世界最大の除細動器レジストリを作り出しています。

次回は、Google のパートナーたちがどのように顧客と協力し、周囲のコミュニティを支援するためのソリューションを提供しているかに注目していきます。


Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。

Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Google Maps テクニカル アカウントマネージャ


Google Cloud INSIDE Retail では、小売業界をリードする方々をスピーカーに迎え、最新技術の活用や運用 Tips、Google Cloud Platform を中心としたテクノロジー アップデートをお届けします。

3 回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する流通・小売業界の取り組みや GCP を活用したデータレイクの構築事例をご紹介します。また、Google Cloud からは、最新のデータプレットフォーム アーキテクチャ Data Mesh を詳しく解説します。ぜひご登録の上、ご視聴ください。

開催概要 

名 称 : Google Cloud INSIDE Retail
会 期:2020 年 6 月 18 日 (木) 18 : 00 - 20 : 05 
主 催:グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
プログラム 
  • COVID-19 が引き起こす社会・業界変化:流通・小売へのインパクト
      アクセンチュア株式会社、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
  • GCP でつくる Data Mesh : 小売現場の自律と協調を支えるデータプラットフォーム
      グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
  • GCP を活用したデータレイク構築 : スピーディなデータ分析を支えるデータ分析基盤
      アダストリア株式会社
  • その他、お客様事例

詳細および参加のお申し込み

https://goo.gle/2WBahaw

上記リンクからお申し込みください。
※ 競合他社様、パートナー企業様からのお申し込みはお断りさせていただくことがございます。
※ 報道関係者のご参加はお断りさせていただきます。
※ ビジネス向けのイベントとなっております。学生の方のご参加はご遠慮ください。
※ 参加いただける方には、後日、ご登録されたメールアドレスに参加のご案内をお送りします。

Posted by Takuo Suzuki - Developer Relations Team


Google Cloud は、2020 年 6 月 17 日 (水) に Google Cloud INSIDE Media をオンラインにて開催いたします。

Google Cloud INSIDE Media では、メディア、エンターテイメント業界をリードする方々をスピーカーに迎え、最新技術の活用や運用 Tips、Google Cloud Platform を中心としたテクノロジー アップデートをお届けします。

開催概要 

名 称 : Google Cloud INSIDE Media
会 期:2020 年 6 月 17 日 (水) 18 : 00 - 20 : 25 
主 催:グーグル・クラウド・ジャパン合同会社  プログラム 

詳細および参加のお申し込み

https://goo.gle/2ZcAqOK

上記リンクからお申し込みください。
※ 競合他社様、パートナー企業様からのお申し込みはお断りさせていただくことがございます。
※ 報道関係者のご参加はお断りさせていただきます。
※ ビジネス向けのイベントとなっております。学生の方のご参加はご遠慮ください。
※ 参加いただける方には、後日、ご登録されたメールアドレスに参加のご案内をお送りします。

Posted by Takuo Suzuki - Developer Relations Team

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開発者、ビジネスの意思決定者やリーダー



ライブ配信スケジュール

6 月 9 日 (火)
  • オープニング セッション / 11:00 〜 12:10
  • ブレイクアウト セッション / 12:30 〜 18:10
  • ハンズオン プログラム / 12:30 〜 15:30

6 月 10 日 (水)、6 月 11 日 (木)
  • ブレイクアウト セッション / 10:00 〜 16:50
  • ハンズオン プログラム / 10:00 〜 16:40
(※時間は変更になる場合がございます。)



ハッシュタグ
#GoogleCloudDay

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お問い合わせ先:Google Cloud Day: Digital 事務局
[email protected]

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Posted by Takuo Suzuki - Developer Relations Team
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広島県熊野町で製造されている伝統工芸品 熊野筆は 180 年の歴史がある日本で最も有名な筆です。

日本の筆の生産の約 8 割が熊野町で行われておりシェアも日本一です。近年では化粧筆として海外の有名ブランドへの OEM(委託者ブランド名製造)の引き合いも増えており、熊野筆は世界にも広まっています。




一方、筆先の肌触り・見た目の美しさなど、機械による定量化が難しい要素が重要である筆作りでは、ほとんどの工程において人間の手作業が必須となります。そこで、経験を積んだ筆職人の育成が重要となりますが、技能習得までに長い時間を要することなどから後継者がなかなか定着して育たないことが課題になっています。

現状の筆職人の作業を一部でも技術でサポートすることは、生産効率向上だけではなく、文化の持続可能性の観点からも重要です。

今回我々は TensorFlow を使って、筆職人の属人的な作業となっている「穂先形状の検品作業」を定量化するツールのプロトタイプを作成しました。将来的には、このツールを用いることで職人作業の定量化、作業量の削減、後継者教育への貢献を目指しています。


熊野筆とは

1840 年頃から製造されている日本の伝統工芸筆です。用途としては書道筆と化粧筆が製造されています。曲線が多い日本語のひらがなを表現するために穂先の柔らかい書道筆が作られていましたが、その特徴を活かして化粧筆が誕生しました。空気に触れているような肌当たりの柔らかさが熊野筆の特徴です。現在では化粧筆の生産が主であり、日本のみならず海外の化粧品メーカーからも注文があります。


伝統技術後継者の育成が課題


柔らかい毛先づくりはすべて、機械ではなく人間の筆職人が手作業で製造しています。熊野筆を製造する職人は現在 1,500 名おり、そのうちの特に高い技術・技法を保持する職人 19 名が伝統工芸士として登録されています。

筆職人となるためには技術取得に長い年月がかかること、筆の評価に高い属人性があることなどから後継者教育が難しく、文化を守る意味でも課題になっています。






熊野筆の作り方


熊野筆に使われる毛には馬や狸など 10 種類以上の動物の毛が使われます。穂先の作り方、毛の種類や長さの配合は生産会社ごとに異なっています。また筆職人によって手作業で整形された穂先は、複数人が目でチェックすることで不良品を取り除き、その品質を確認しています。今回のプロジェクトのパートナーである株式会社晃祐堂では、この生産方法で一日に 2,000 ~ 4,000 本の熊野筆を製造されています。


熊野筆検品の難しいところ






熊野筆において穂先の形はとても重要です。

熊野筆の穂先は人間が手作業で作成しているため、良品であっても微妙に形が異なります。不良品でも、穂先が全体的に小さい・凹んでいる・毛が飛び出ているなどの極僅かな違いであり、素人には見極めが難しいです。

また時期によって素材となる動物の毛自体も変わることから、良品の形の基準を定量的に定めることもとても困難です。現状では筆職人が経験を元に総合的に判断して良品・不良品を選別しています。


私達の解決方法


そこで我々は TensorFlow を使い、良品・不良品を判定する画像分析ツールをプロトタイピングしました。職人の判断を機械的にどこまで再現できるかへの挑戦です。

小箱型の筐体にカメラと回転台を取り付け、対象となる筆を回転台にセットします。

筆が回転台で 1 周する間に 20 枚の画像を撮影し、それぞれの画像が良品か不良品か判定します。

20 枚の内に指定枚数以上が不良品と判定された場合に、その筆が「不良品」と判断されるようにしています。





学習データ

今回は 200 本の良品筆を職人の方々に選抜していただき、それらから約 5,000 枚の穂先の画像を撮影しモデルの学習に用いました。撮影した画像には OpenCV による輪郭抽出をすることで、学習に必要な穂先のみが写るように前処理をしています。



モデリング

シンプルな Convolutional Auto Encoder(CAE)を TensorFlow で構築しました。このモデルには先程の 5,000 枚の良品筆の穂先画像を学習させました。

良品筆の画像特徴を学習したこの CAE は、不良品画像(例えば、穂先が細すぎる画像)をインプットしても、学習した特徴量を元に「良品のような穂先をした画像」がアウトプット(再構成)する性質をもったモデルになります。

その後、インプットした筆画像とアウトプットされた筆画像との差分から再構成誤差を計算します。この再構成誤差を可視化すると、これはそのまま「インプットした筆のどこが不良箇所なのか」を表す不良品箇所の情報と見ることができます。







結果


この学習済みモデルを使って別の良品・不良品画像をインプットしたときの結果を見てみましょう。


良品筆をモデルにインプットし再構成された画像では再構成誤差(= 不良品箇所, 白い領域)はほとんど見られません。一方、不良品をインプットして再構成された画像では、相対的に大きな不良品箇所が確認できます。

参考として、1 本の筆の再構成画像を繋げて動画にしたものが以下です。赤い箇所が不良品箇所を表しています。静止画よりも不良品箇所が視覚的にわかりやすいと思います。(左 : 良品筆、中央&右 : 不良品筆)




評価方法


モデルによる定量的な評価(Precision, Recall の算出)と筆職人の定性的な評価の両方を加味し、再構成誤差の白いピクセルが 40 ピクセル以上存在すれば、その筆画像を「不良品」と分類するしきい値を設けました。

今回は特に、「不良品筆の検知」を重要視してしきい値を設定しましたが、この判定方法によって分類される筆は、概ね筆職人の評価結果と一致します。

また、その筆一本単位での良品 / 不良品判定方法では、1 本の筆が回転台で 1 周する間に 20 枚の画像を撮影し、それぞれの画像が良品か不良品か判定します。最終的に 20 枚中 6 枚が不良品と判定された場合に、その筆が「不良品」と判断されるようにしています。6 枚というしきい値も筆職人の方と相談して決定しました。

このツールの実際の出力結果画面は以下です。









展望


今回のプロジェクトでは、不良箇所を可視化して高い説明可能性を示しつつ、筆職人と概ね同じ判定結果を出すことができるプロトタイプを作ることができました。今後はこのような場面で活用できると考えています。

職人作業の定量化 : 人間の感覚だけに依存しない定量的な評価方法を確立していきたいと思います。方法の異なる判断の方法がいくつかある方が品質管理の観点でも有利です。職人の定性的な判断を定量的に援護するツールになれば良いと思います。

作業量の削減 : 職人の判断感覚を反映したツールを利用することで、長い経験を持った人以外でも検品作業が可能になります。また人間による何十ものチェック ポイントの中の 1 つを機械チェックに置き換えることで作業の一部は軽減することができます。

後継者教育への貢献 : 職人教育の場において、不良品箇所を可視化した再構成誤差の図は非常にリッチな情報となります。どこがどのくらい不良らしいのかを定量的に伝えられることは技術を伝える上で非常に有益です。

穂先形状の判定は、高い専門性と人間の感覚が重要である作業であるため、機械による作業の完全置き換えはまだ難しい状態です。今回の場合のように、人間の作業は非常に精度が高く、人間作業を前提に構築された現状のオペレーションでも効率が低いわけではないことが多いです。そのため、機能検証では機械学習の単純な検知精度だけではなく、既存のオペレーションと AI システムの可能性をきちんと理解して、どこにどのように AI を適応するのがベストかを見極めることが大切です。今回はまず「穂先形状の検品作業」という一部の作業で AI モデルの可能性を確かめることができました。今後はモデル精度・スループットの改善と共に、既存オペレーションへのこのツールの現実的な導入方法についても考えていくつもりです。



<参考>
株式会社ブレインパッドは、2004 年の創業以来、AI、ビッグデータなどの言葉が広まる前から、データ活用のリーディングカンパニーとして、アナリティクスとエンジニアリングを駆使し、企業のビジネス創造と経営改善をご支援しています。支援実績は、金融・小売・メーカー・サービスなど幅広い業種を対象に 1,000 社を超え、データ活用のコンセプトデザインから運用による成果創出までをトータルに支援することで、データを価値に変えるお手伝いをしています。一般社団法人データサイエンティスト協会代表理事、一般社団法人日本ディープラーニング協会理事も担っており、近年はビジネス課題を解決するために機械学習・深層学習を用いる AI 活用事例を多数生み出しています。



Reviewed by Khanh LeViet - Developer Relations Team and Takuo Suzuki - Developer Relations Team
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先週、私のカレンダーは、多くの皆さんが Google I/O に集まってくるだろうというアラートを常に表示していました。それを見ると、今は直接集まることはできないという悲しい気持ちになります。この厳しい時期、ウェブ デベロッパーの皆さんは、必要なことに集中する、重要な情報を利用できるようにする、オンラインでの取引を可能にする、在宅での仕事や教育を可能にするといったことに貢献しています。ウェブ デベロッパーが果たしている役割にはとても感銘を受けます。皆さんに称賛を送ります。

私たちも、そのお手伝いをしたいと考えています。

そこで、3 日間のデジタル イベント web.dev LIVE を計画しています。ウェブ デベロッパーの皆さんが自宅から気軽に参加して、プラットフォームの最新アップデートについて話を聞いたり、最新のウェブ技術を学んだり、他のデベロッパーと交流したりできるイベントです。COVID 関連の作業の最前線に立ってコミュニティを前進させているデベロッパーも集まります。

このイベントは、6 月 30 日から 7 月 2 日にかけて行われ、web.dev/live から 3 時間の短いコンテンツ(英語)がストリーミングされます。

皆さんのタイムゾーンに合わせてお届け

デジタルのみのイベントを計画するのは、おもしろい挑戦です。物理的に集まることはできなくても、皆さんのソファやキッチン、裏庭のハンモックなどにすばらしいコンテンツを直接お届けできます。デジタル イベントは、物理的な制約を超えるチャンスでもあります。会場の広さという制限はなくなり、ボタンをクリックするだけで、文字通り世界中の誰もが「参加」できます。(私たちは、ウェブ コミュニティの一員として、これを実現できたことを日々誇りに思っています!)

実際にすべての地域を対象にしたイベントになるように、私たちは 3 つのタイムゾーンに「出張」します。そのため、皆さんが活動している時間帯にリアルタイムで質問にお答えすることができます。毎日その日だけのコンテンツがあるので、3 日間すべてに参加することもできます。後ほどオンデマンドでご覧いただくこともできますが、どのタイムゾーンのデベロッパーも、少なくとも 1 回は直接質問に回答してもらえる機会があります。

ライブイベントの開催時間

このイベントを、Google カレンダーに設定するリンクはこちらです。(英語でインビテーションが届きます)

たくさんのすばらしいコンテンツやお楽しみを準備していますので、イベント関連のお知らせを受け取れるように、ぜひ web.dev/live でサインアップしてください。


Posted by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

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店舗の改修、自然災害の影響、夏季休暇、そして昨今のパンデミックへの対応など、さまざまな理由で臨時休業をすることがしばしばあります。Google Maps Platform を使い現実世界の正確な表現を提供するため、Places API を使って臨時休業の情報を利用できるようにいたしました。 事業拠点に関するリアルタイムな情報があれば、顧客はさまざまなサービスを高い精度で実現できます。フードデリバリーからライドシェア、配送に至るまで、ビジネスの運営状況に関する最新情報を把握することで、顧客とそのエンドユーザーの体験を大きく変えることができます。

Place Search と Place Details での business_status の紹介

ビジネス情報のステータスは、business_status という新しいフィールドを介して把握することができます。このフィールドは、OPERATIONALCLOSED_TEMPORARILY や CLOSED_PERMANENTLY の 3 つ値を持ちます。ビジネス情報のステータスが不明な場合、business_status フィールドに対する値は返されません。

business_status は、Place Search や Place Details のリクエストからアクセスできます。Nearby Search と Text Search へのすべてのリクエストは、情報がある場合、ビジネスのステータスを含むほとんどのプレイス データフィールドをレスポンスとして返します。特定の場所を検索する Find Place リクエストの場合、このデータを受け取るためには、fields パラメータで business_status を指定する必要があります。場所に関する情報を Place Details から直接、または Place Autocomplete ウィジェットを介してリクエストする場合は、fields パラメータに business_status を含める必要があります。

以下は、Places Library である Maps JavaScript API を使用してビジネスのステータスをリクエストする例です。

Place Details リクエスト(JavaScript):

  const request = {
  placeId: 'ChIJ9xzt5AYVkFQRTSTBq6a4nWc',
  fields: ['name', 'business_status']
};

const service = new google.maps.places.PlacesService(map);
service.getDetails(request, callback);
レスポンスの処理 :
  function callback(place, status) {
    if (status !== google.maps.places.PlacesServiceStatus.OK) return;
    if (place.business_status) {
        console.log(`${place.name} is currently ${place.business_status}.`);
    }
}





permanently_closed 機能から business_status に置き換える

Place Search と Place Details は、これまでも permanently_closed というフィールドをサポートしていますが、事業の拠点が完全に閉鎖しているのか臨時休業しているのかの区別はしておりません。したがって、閉鎖か臨時休業かを区別する必要がある場合、代わりに business_status を使用してアプリケーションを構築することをデベロッパーの皆さんには強くお勧めします。ただ、既存のアプリケーションの場合、permanently_closed を使用してその拠点が何らかの理由で閉鎖しているかどうかを判断している場合もあります。その場合、Places API はこれまで通り permanently_closed を返し続けますので、引き続きご利用頂けます。

関連するフィールド : opening_hours

営業中の場合、日々の営業時間や、今現在または特定の時間に営業しているかどうかを示すことができます。この情報を得るには、Place Details の opening_hours フィールドを使用します。HTTP リクエスト、JavaScript、Kotlin、Swift でフィールドを使用する方法はこちらの動画を参照してください。

現実世界を正確に表現する

変化する世界に対応するため、Google は、地図、道路、場所の情報を最新の状態に保つことに全力で取り組んでいます。政府やその他の信頼できる情報源や事業者からの情報を駆使して、臨時休業の状況を明らかにします。Google マイビジネスを使って事業の拠点に臨時休業のマークを付けたり、営業時間を更新したりすることで、Google マップ、検索、Places API に正確なビジネス情報を展開することが可能です。

正確な情報は、「行った甲斐があった」と「無駄足だった」の違い、つまり顧客満足度の差にも影響します。business_status と関連するフィールドの詳細については、ドキュメントをご覧ください。


Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。

Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Google Maps テクニカル アカウントマネージャ
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この記事は Software Engineer の Rasťo Šrámek による Google Maps Platform Blog の記事 "Introducing plus codes in Place Autocomplete, Place Details and Geocoding to help you serve users everywhere" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

Google は、住所、スポット情報、道路などを追加することで、常に世界をマッピングしています。しかしながら、一般的な住所情報をつける仕組みをもともと持たない地域も多く、一部では住所表記や道路名がまったくない場所もあります。食品のデリバリーやオンデマンド配送など、正確な位置の把握が不可欠なサービスにおいては、このような地域での事業展開には、困難が伴うでしょう。また、指定した場所での商品やサービスの受け取りは、今、特に重要となってきています。

この問題を解決するために、Places API、Maps JavaScript API の Places Library、Android 向け Places SDK でのプレイス オートコンプリート機能に plus code を統合しました。なお、iOS 向け Places SDK にもまもなく対応する予定です。これで、世界中の誰もが、世界中のどこでも、固有で正確なデジタル アドレスを使用できるようになります。エンドユーザーは正確な位置を事業者に伝えることが可能となり、重要な商品やサービスを受け取ることができるのです。サービス事業者は、既存の地域でより良いサービスを提供し、以前は対応できなかった新しい地域での事業拡大も可能となるわけです。

plus code とは?

plus code は場所に紐づけられた単純な英数字コードで(例:CWC8 + R9 マウンテンビュー)、緯度と経度の座標から導き出されています。Google マップでピンを置くと、誰でも世界中のあらゆる場所の plus code を見つけることができ、Google 検索や Google マップの検索でもできます。よく行く場所の plus code を調べたら、従来の住所と同じように使用できます。

プレイス オートコンプリートでの plus code  

このたび、plus code をプレイス オートコンプリートに統合したことで、ユーザーが配車を依頼したり、ランチの配達をオーダーしたり、あるいは他の位置情報サービスを使用する際に、町や場所の plus code に存在する頭文字を入力すると、自動的に plus code 情報を補完して、候補一覧を返してくれる機能が追加されました。

ジオコーディング や Place Details での plus code  

処理はここで終わりというわけではありません。自動補完された plus code をユーザーが選択すると、Place Details またはジオコーディングを使用して、plus code の Place ID を地理座標に変換します。もしくは、この Place ID を ルート案内(Directions API や Distance Matrix API)で使用することで、ドライバーをすばやく割当てたり、配送の予定を立てたるといったことも可能です。

上記のシナリオを実装するコード スニペットのサンプルを以下に示します。ユーザーが入力し、オートコンプリートで補完された plus code の地理座標を取得するために、プレイス オートコンプリートと Geocoding API リクエストを組み合わせてプログラムしています。なお、詳細については、GitHub でソースコードや、実装オプションをご覧いただけます。

  /**
*こちらでご紹介する方法は、場所の予測補完を取得することを目的としたプログラムのサンプルです。
*このリクエストでのパラメータは、インドのコルカタ周辺にバイアスがかかるようにしています。
*
* @param query the plus code query string (e.g. "GCG2+3M K")
*/
private void getPlacePredictions(String query) {
   // `locationBias` の値は、与えられた領域(現在はコルカタ)に予測結果をバイアスします。
   // これらの値を変更することで、別の領域の結果が取得できます。
   // FindAutocompletePredictionsRequest.Builder オブジェクトと同様に、適切な値を .setCountries() に渡してください。
   LocationBias locationBias = RectangularBounds.newInstance(
       new LatLng(22.458744, 88.208162),
       new LatLng(22.730671, 88.524896));

   // 次に Places SDK for Android でのプレイス オートコンプリートリクエストを作成します
   FindAutocompletePredictionsRequest newRequest = FindAutocompletePredictionsRequest.builder()
       .setLocationBias(locationBias)
       .setQuery(query)
       .setTypeFilter(TypeFilter.ESTABLISHMENT)
       .setCountries("IN")
       .build();

   // 続いて、オートコンプリート予測リクエストを実行します
   placesClient.findAutocompletePredictions(newRequest).addOnSuccessListener((response) -> {
       List<AutocompletePrediction> predictions = response.getAutocompletePredictions();
       if (predictions.isEmpty()) {
           Log.w(TAG, "No predictions found");
           return;
       }

       // 1文字目の予測一致から Geocoding API リクエストを実行しています
       AutocompletePrediction firstPrediction = predictions.get(0);
       geocodePlace(firstPrediction.getPlaceId());
   }).addOnFailureListener((exception) -> {
       if (exception instanceof ApiException) {
           ApiException apiException = (ApiException) exception;
           Log.e(TAG, "Place not found: " + apiException.getStatusCode());
       }
   });
}

// ネットワーク リクエスト用の Volley ディスパッチキュー。 Android Context オブジェクトで初期化されます
RequestQueue queue;

/**
* Geocode API リクエストを実行します
*
* @param placeID the ID of the Place to geocode
*/
private void geocodePlace(String placeID) {
   // リクエスト URL を作成します
   String apiKey = ""; // GMP API キー
   String url = "https://maps.googleapis.com/maps/api/geocode/json?place_id=%s&key=%s";
   String requestURL = String.format(url, placeID, apiKey);

   // Geocoding API の HTTP リクエスト URL を使用して場所の地理座標を取得します
   JsonObjectRequest request = new JsonObjectRequest(Method.GET, requestURL, null,
       response -> {
           try {
               // "results" の値を調べて空でないことを確認します
               JSONArray results = response.getJSONArray("results");
               if (results.length() == 0) {
                   Log.w(TAG, "No results from geocoding request.");
                   return;
               }

               // Gson を使用してレスポンスの JSON オブジェクトを POJO に変換します
               GeocodingResult result = new Gson()
                   .fromJson(results.getString(0), GeocodingResult.class);
               LatLng latLng = result.geometry.location;
               Log.d(TAG, "LatLng for geocoded place: " + latLng);
           } catch (JSONException e) {
               e.printStackTrace();
           }
       }, error -> Log.e(TAG, "Request failed"));

   // リクエストを Request キューに追加します。
   queue.add(request);
}


こうしてジオコーディングaddress リクエスト パラメーターとして plus code を受け取り、完全に入力されたジオコーディング結果と同じ plus code を返します。たとえば、address=GCG2%2B3M%20Kolkata を含むジオコーディング リクエストは、 place_id: "GhIJm8QgsHKGNkARke18P7UZVkA" と共に、グローバルコードと複合コードの両方としてフォーマット済みの plus code を含む結果を返します。

プレイス オートコンプリート、Place Details、ルート案内(Directions API や Distance Matrix API)、ジオコーディングで plus code を使用すると、世界中のあらゆるところで、ユーザーの送迎や食事を目的地まで届けることができます。こうした事業をすでにしている地域では、ユーザーへのサービス提供を支え、 新たな地域でのビジネスを拡大できるよう事業者を後押しすることでしょう。 

詳しくは、YouTube の動画や、Places APIPlaces SDK for AndroidPlaces SDK for iOSPlaces LibraryMaps JavaScript API のプレイス オートコンプリートに関するドキュメントをご覧ください。Geocoding API のドキュメントでは、API のリクエストやレスポンスの中で plus code をどのように使用するかを詳しく説明しています。

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。

Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Google Maps テクニカル アカウントマネージャ
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この記事は Head of Customer Engineering の Dave McClusky による Google Maps Platform Blog の記事 "How to improve the delivery and ecommerce experience with Google Maps Platform" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

編集者注 : この記事では、変化する消費者やビジネスのニーズに応える企業や開発者をサポートするために、アプリやウェブサイトへの新しい機能追加の成功事例を紹介します。 世界中で多くの飲食店や店舗が通常営業できない中、デリバリー機能をサービスにすばやく追加するにはどうすれば良いかとという質問をよくいただきます。「オンラインで購入して店舗で受け取る」で取り上げた API や SDK の多くは、商品の受け取りだけでなくデリバリー機能を実現する際にも使用できます。その方法を見てみましょう。

誤配送を最小限に抑える

正しい場所に商品が届くことが重要なので、正確な住所情報は、誤配送による商品の返送を減らすのに不可欠です。Autocomplete API は、「先行入力」の住所予測補完サービスを提供します。これを支払い手続きに統合すれば、住所入力が迅速になるので、支払い手続きの煩わしさが減るとともに、誤配送を減らすことができます。

Autocomplete API から住所を取得したら、Geocoding API を使ってユーザーの配送先住所の正確な緯度/経度の位置を特定することもできます(Autocomplete の Place_ID を使用)。これは、配送先や納入場所を動かせるピンで地図上に表示して確認できるようにします。これにより、確認用の地図がすぐに表示されるので、ユーザーはピンの場所を変えて配送先の位置を微調整できます。再び Geocoding API を使えば、マップ上のピンの場所を人が読むことのできる住所表記に戻すことも可能です。

また、正確なあるいは公的な住所が存在しない場所には、Place Autocomplete API と Geocoding API の plus code を使用することで、正確な配送先をドライバーを取得できるようになります。

最高の配送ドライバーを派遣する

もし、配送ドライバーの車両管理が必要な場合、オペレーションの改善やリアルタイムの交通情報を使った効率的なオペレーションをサポートするために、Google Maps Platform が利用できます。

ユーザーからの注文に応じるため、対応できる各倉庫や配送センターからの移動時間を Distance Matrix API を使って比較し、最短となる組み合わせを探すことで迅速な配送が行えます。traffic_model パラメータを使うと、商品を配送センターから出荷して到着するまでにかかる時間を予測することも可能です。

また、Distance Matrix API はライブ交通情報を使用するため、リアルタイムの移動時間に基づいて、商品の引き受けと配送をするのに最も近い場所にいるドライバーを選ぶことができます。これにより、納品までの時間を可能な限り短縮して、全体的なオペレーションをより効率化します。運転時間が短くなることで、ドライバーの 1 日あたりの配送数も増やせます。

正確なドライバーのルートデータが必要な場合、Roads API を使うことで、道路形状に沿わせた補正が可能です。デバイスから得られる生の GPS データから、前後関係を考慮に入れて Google の道路ネットワークの最も近い位置にスナップ補正する機能です。Roads API で補正された位置情報は、Directions API や Distance Matrix API の起点としても使用できます。この方法でドライバーの位置を修正すると、道順と配送予定時刻がより正確になるので、全体的にも効率が改善されて、配送能力が向上します。

ドライバーのルートを最適化する

配送するドライバーが決まったら、すぐに配送先へ向かってもらいましょう。配送するドライバーに Directions API を使ってリアルタイムの交通情報に基づくルート案内をしたり、traffic_model パラメータで時間帯指定に対応した配送先の組み替え考慮した所要時間を予測することが可能です。このサービスは、複数の配送先をどの順序でまわるかを最適化するため、配送の全行程を最短で完了します。ここで Tips を紹介しましょう。プレイス オートコンプリート または Geocoding API のレスポンスとして得られる Place ID(住所情報ではない地点固有のID)を使って目的地を設定することです。これにより、ドライバーの行先をより最適なアクセス ポイント(荷下ろしをしやすい停車場所や玄関など)に送り出せるので、ほとんどの場合、より効率的な配送が可能になり、全体としてオペレーションの効率が良くなります。

Android または iOS の SDK で構築したネイティブアプリでストリートビューを使用し、配送先の画像を表示すれば、ドライバーは停車場所や玄関先の様子を現地に到着する前に正確に把握することができるため、荷物の受け渡しにかかる時間を節約できます。ネイティブの Google マップアプリを起動して、リアルタイムの音声ナビゲーションを利用することもお忘れなく。

リアルタイムで最新の配送予定時刻を顧客に伝える

最後に、顧客向けのアプリでは、常に最新の配送状況がわかるようにしましょう。Directions API を使用することで、ドライバーの次の顧客への配送予定時刻までの残り時間を確認することができます。また、Distance Matrix API を使用すれば、一度に多くの配送予定時刻を確認できます。ライブ交通情報を使用して、刻々と変わる道路状況について顧客に最新情報を提供しましょう。Maps JavaScript API を使ってウェブ上に簡単な配送トラッカーを構築すれば、顧客は配送をリアルタイムで追跡できるようになるので、配送のステータスを確認するために事業所に何度も電話をかけることもなくなるでしょう。

位置情報に関するプライバシーの保護

ユーザーの位置情報を使用する場合は、Google Maps Platform 利用規約にあるエンドユーザーの位置情報に関するプライバシー規約を確認し、遵守してください。

次回は、飲食店が Google Maps Platform や他の Google のサービスを使ってオンライン デリバリーのサービスを実現する方法について概要を説明していきます。

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。

Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Google Maps テクニカル アカウントマネージャ
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それに対応するため、不正防止システムやレビューを担当する各チームは、Chrome ウェブストアが不正に利用されないようにするための懸命な作業を続けています。デベロッパーの皆さんの多くは、最近レビューにかかる時間が長くなったと感じているはずです。しかし、拡張機能プラットフォームの採用が増えるに連れて、ユーザーをだまして低品質で誤解を招く拡張機能をインストールさせ、手早く利益を得ようとするスパム作成者なども増加しています。私たちは、ユーザーが拡張機能を見つけやすく、必要な情報が提供され、コピーや誤解を招く機能、偽のレビューや評価に惑わされないような Chrome ウェブストアにしたいと考えています。そこで、拡張機能の質を高く保ち、ユーザーが必要な機能を見つけやすくするために、スパムポリシーの一部を改訂します。

  • デベロッパーまたはその関係者は、同じ体験や機能を提供する複数の拡張機能を Chrome ウェブストアに公開してはいけません。 
  • 拡張機能のメタデータは、誤解を招いたり、不適切なフォーマットだったり、説明がなかったり、関係がなかったり、過剰な表現だったり、不適切な表現であったりしてはいけません。これには、拡張機能の説明、デベロッパーの名称、タイトル、アイコン、スクリーンショット、プロモーション イメージが含まれますが、それに限定されません。デベロッパーは、明確でわかりやすい説明を提供する必要があります。アプリの説明に出所不明のユーザーや匿名のユーザーによる推薦を含めることも許可されません。
  • デベロッパーは、いかなる拡張機能についても、Chrome ウェブストア内の配置を操作しようとしてはいけません。これには、詐欺または報酬によるダウンロードやレビュー、評価などの不正な手段を用いた製品の評価やレビュー、インストール数のつり上げが含まれますが、それに限定されません。
  • 他のアプリやテーマ、ウェブページ、拡張機能をインストールまたは起動することだけを目的とした拡張機能は許可されません。
  • 通知を不正に利用してスパム、広告、プロモーション、フィッシング、不要なメッセージなど、ユーザーのブラウズ体験を阻むものを送信する拡張機能、またはそのような不正利用に関与する拡張機能は許可されません。ユーザーに代わってメッセージを送信する拡張機能で、ユーザーが内容や宛先を確認できないものも許可されません。
新しいポリシーは、改訂されたデベロッパー プログラム ポリシーで確認できます。

デベロッパーは、2020 年 8 月 27 日までにこのポリシーに準拠する必要があります。それ以降、改訂されたポリシーに違反する拡張機能は、取り下げおよび無効化される場合があります。この変更や変更の適用方法についての詳細は、スパムポリシーについてのよくある質問をご覧ください。


Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team
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Google はダイバーシティを奨励しています。2020 年は、さらに世界中で女性エンジニアが増えるよう、応援していきたいと考えています。


毎年 3 月 8 日に訪れる国際女性デーを祝うため、Google はこの時期にかけて、IT 業界で活躍する女性が情報交換をしたり学び合ったりするためのイベント、Women Techmakers (WTM) を開催します。今年のテーマは、「Together We Rise」です。


日本では、Google Developer Groups(GDG)をはじめとした女性コミュニティの皆さんが、全国各地でオンライン イベントを開催します。もちろん、イベントには性別を問わず、どなたでも参加することができます。


今年も豪華ゲストをお招きして、テック セッションやキャリア セッションを設けました。どうやってキャリアを積んでいったらいいのか、もしくはワークライフ バランスで悩んだことはありませんか?トークには質問も受け付けます。


オンライン イベントのため、どこからでも参加可能です。興味のあるセッションだけ聞いていただいても大丈夫です。ぜひお気軽にご参加ください。



各地のイベント情報(開催順)





1. GDG Sapporo, GDG Nagoya, WTM Kyoto 共催


開催日:2020 年 5 月 24 日(日)13 :00 〜
場所:YouTube LIVE
参加費:無料


下記のお好きなサイトからお申し込みください。(外部サイトへ飛びます)



登壇者紹介



兼高 理恵




TOPGATE, Inc. Specialty Divison Tech Club 所属のモバイル エンジニア。Android 黎明期より、開発者コミュニティでハンドルネーム robo または cch-robo で発表活動をしている、モバイル端末が好きで要件定義から設計と実装まで行うエンジニア。
最近は Flutter 開発に取り組んでおり、GDG Kyoto、WTM Kyoto、Flutter Osaka のスタッフでもある。






いのうえ

GDG Kyoto、GDG Shikoku、WTM Kyoto、Flutter Osaka スタッフ。
お仕事はフリーランスで Web 制作サービス全般(ディレクション、デザイン、コーディング、CMS 導入、運用保守等)を行っています。
モバイルアプリ開発に興味を持ち、Flutter を勉強中。独学でこつこつやってます。





Junko Suzuki


電機メーカーでソフトウェア エンジニアとして勤務の後、フリーランスの期間を経て、2016 年より愛知の県立高校で教科情報の教員として勤務。フリーランス期間中に Android と出会い、アプリ開発に夢中に。



今は高校段階でのプログラミング教育に重点を置いて活動。








新岡 唯

日高管内旧門別町(現日高町)出身。東海大学付属第四高等学校(現東海大付属札幌)卒業後、首都圏の大学へ。大学を卒業後、東京にて一貫して人材や人事の業務に携わる。

2017 年、札幌へ U ターン。企業の働き方改革支援や、制度設計、採用支援など、2 年間フリーランスを行った後、札幌市主催のベンチャー グランプリや、札幌青年会議所主催の社会起業家育成塾で受賞をし、2019 年 2 月イロドリトイロ株式会社を起業。

札幌の商業施設内に、スキルのある育児世代向けが働けるコワーキング スペースをつくるための事業開発を大手不動産会社と実施するなど、子育て世代の課題を解決する事業の推進も現在並行して推進中。









Mari Okazaki


Developer Community Manager supporting Google via Robert Walters since Feb. 2019. その前はパリで約 8 年間、デジタル コンサルティングをしたり、撮影をしたり、フランス人に書を教えたり、自由にフリーランスとして過ごす。好きなものはアートと旅行。一児の母。


お申し込み


下記のお好きなサイトからお申し込みください。(外部サイトへ飛びます)






2. GDG Tokyo, WTM Tokyo 共催

開催日:2020 年 5 月 31 日(日)11 : 00 〜
場所:YouTube LIVE
参加費:無料


下記のお好きなサイトからお申し込みください。(外部サイトへ飛びます) 


登壇者紹介




カラーヌワット・タリン

博士(文学)。中世の『源氏物語』古注釈専門。現在 ROIS-DS 人文学オープンデータ共同利用センター特任助教,国立情報学研究所特任研究員。2018 年から KuroNet くずし字認識モデル開発。Kaggle くずし字認識コンペのホスト。情報処理学会人文科学とコンピュータ シンポジウム最優秀論文賞、情報処理学会山下記念研究賞、デジタルアーカイブ学会学術賞など受賞。
趣味はレトロパソコンとキーボード カスタマイズ。








松岡 玲音


機械学習エンジニアとして US 版メルカリの東京支部に勤務。現在はデータ分析やバックエンドの技術を軸に、出品を楽にする機能や検索の改善に取り組む。趣味はワイン、メイク、ファッション、漫画。




田中 沙弥果


2017 年 NPO 法人みんなのコードの一人目のフルタイムとして入社。文部科学省後援事業に従事したほか、全国 20 都市以上の教育委員会と連携し学校の先生がプログラミング教育を授業で実施するために推進。2019 年に IT 分野のジェンダー ギャップを埋めるために一般社団法人 Waffle を設立。2020 年には日本政府主催の国際女性会議 WAW!2020 にユース代表として登壇予定。情報経営イノベーション専門職大学 客員教員。過去 Newspicks 次世代イノベーター ピッカー。










Hak Matsuda (松田白朗)


Google にて Stadia 向けゲーム向けエンジニアとして働く。これまで Android, iOS, macOS, Xbox 360, Xbox, Dreamcast, SEGA Saturn 等のゲーム プラットフォーム開発に関わる。転職、チーム替え周期は概ね 3 ~ 3 年半周期。



 

お申し込み

下記のお好きなサイトからお申し込みください。(外部サイトへ飛びます) 


皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

Posted by Takuo Suzuki - Developer Relations Team
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私たちが Android 11 を計画し始めたとき、世界のほぼすべての地域で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がこの様な事態を引き起こすとは想定していませんでした。この変化によって、柔軟性や連携を維持できる新しい働き方を見つけなければならないという課題が生まれています。特に大きな課題は、デベロッパー コミュニティとの連携です。

そのような課題に対処できるように、Android 11 のリリース スケジュールを変更することをお知らせします。4 回目の Developer Preview を 5 月 6 日に公開し、Beta 1 のリリースを 6 月 10 日に変更します。また、#Android11: The Beta Launch Show というオンライン デベロッパー イベントを開催いたします。そこではリリースに関する情報をもれなくお伝えするとともに、必要になる技術リソースを提供します。

#Android11: The Beta Launch Show にご参加ください

このような状況のため、例年のように、 Shoreline Amphitheatre で開催するデベロッパー カンファレンス Google I/O で皆さんと直接お会いすることは叶いませんでした。しかし今年は、おすすめの Android の新機能をまとめて紹介するオンライン イベントを企画しています。ぜひ、#Android11: The Beta Launch Show にご参加ください。Android の開発担当者から Android の新機能について聞くことができるチャンスです。司会を務めるのは私、Dave Burke です。 6 月 3 日午前 11 時(日本時間 6 月 4 日午前 0 時)に始まります。さらに、イベント後にはライブ Q&A を行います。質問に #AskAndroid を付けてツイートし、ライブで回答してもらいましょう!




当日はその他にも、Android 開発に最新機能を役立てていただけるよう、もともと Google I/O のために企画していた Jetpack Compose、Android Studio、Google Play などのさまざまなトピックについてのトークを共有します。developer.android.com/android11 でサインアップすると、このデジタル イベントの最新情報を受け取ることができます。

Android 11 スケジュールのアップデート

この業界は猛スピードで動いており、パートナーの端末メーカーの各社は、今年中に新しいコンシューマ向け端末に Android 11 を搭載できるようになることを期待しています。また、Platform Stability などのマイルストーンも踏まえて、多くの皆さんが早い段階で Android 11 を使ってアプリやゲームをテストする作業を優先していることも把握しています。その一方で、私たちはリモートで協力し合いながら、家族や友人、同僚の健康も優先していかなければなりません。

そこで、デベロッパーやパートナーへの影響も考慮しつつ、エコシステムのニーズを満たすことができるように、Android 11 のリリース スケジュールに少しばかり余裕を持たせることにしました。Beta 1 とその後のすべてのマイルストーンを約 1 か月ずらします。これにより多少の余裕ができますが、第 3 四半期中に最終リリースを公開するという計画は維持できます。

新しいスケジュールの主な変更点は、以下のとおりです。
確定版の API は元のスケジュールと同じタイミングで提供しますが、それ以外の日付は移動します。これにより、確定版の API を使ってコンパイルやテストを行う期間が 1 か月延びますが、Platform Stability から第 3 四半期後半に予定されている最終リリースまでは同じ期間を確保できます。次の図のスケジュールをご覧ください。
Android 11 タイムライン プレビュー プログラムの概要には、この新しいスケジュールがアプリのデベロッパーにもたらす影響について詳しく記載されています。

アプリの互換性

スケジュールの変更により、アプリの互換性テストを行って必要な作業を判断する時間が増えることになります。アップデートを受け取る Android ベータ版のユーザーはさらに多くなるので、6 月 3 日公開の Android 11 Beta 1 までに互換性のあるアプリのアップデートをリリースし、フィードバックを得られるようにすることをお勧めします。
Beta 1 のリリースとともに、SDK および NDK API は確定版になります。また、7 月の Platform Stability に到達すると、システムの動作と非 SDK グレーリストも確定します。その時点で、最終的な互換性テストと、完全に互換性のあるアプリ、SDK、ライブラリのリリースをできる限り早く行う計画を立てて、最終版の Android 11 のリリースに備えてください。詳細については、デベロッパー タイムラインをご覧ください。

互換性テストは、Pixel 2、3、3a、4 端末または Android Emulator を使って実施できます。最新ビルドを書き込み、現在の本番アプリをインストールして、ユーザーフローをテストしてください。また、アプリに影響する可能性がある領域について、動作の変更点を確認してください。現時点では、アプリの targetSdkVersion を変更する必要はありません。ただし、アプリのターゲットを新しい API レベルに設定すると多くの変更が適用されるため、作業の評価を行うことをお勧めします。

Android 11 の利用を開始する

5 月 6 日、最新のバグの修正、API の微調整、アプリで試用できる機能を反映した Developer Preview 4 をプッシュしました。Pixel 2、3、3a、4 の各端末で手動でのダウンロードと書き込みを行うことができます。既に Developer Preview ビルドを実行している場合は、 OTA(無線)アップデートを受け取ります。

Android 11 についての全体の情報は、Android 11 デベロッパー サイトでご覧いただけます。ぜひ感想をお聞かせください


Reviewed by Yuichi Araki - Developer Relations Team and Ryosuke Matsuuchi - Developer Relations Team


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