Google Play では、API 27 でコンパイルしたアプリや、API 27 をターゲットにしたアプリを受け付けています。準備ができ次第、APK のアップデートをアルファ版、ベータ版、または本番チャンネルで公開しましょう。
Android 8.1 だけでなく、それ以前のバージョンでも問題なく動作するように、Google Play のベータ版テスト機能を使って、少人数のユーザーを対象にアルファテストを行うことをおすすめします。その後、規模を広げてオープンベータ版テストを行います。アップデートをリリースする準備ができた際には、本番チャンネルで段階的ロールアウトを利用することもできます。皆さんのアプリのアップデートを楽しみにしています。
Voice Kit と同様、Vision Kit も簡単に組み立て Raspberry Pi コンピュータに接続できます。ユーザーのフィードバックをもとに、この新しいキットは小型の Raspberry Pi Zero W コンピュータで動作するよう設計されています。視覚アルゴリズムをデバイス上で実行するので、クラウドに接続する必要がありません。
VisionBonnet は、Raspberry Pi Zero W 用アクセサリー ボードで、ニューラル ネットワークを実行できる低電力視覚処理ユニット Intel® Movidius™ MA2450 が使われています。これにより、イメージをただ感知するのではなく、視覚認識が利用できるのです。毎秒最大 30 フレームのスピードで実行でき、リアルタイムに近いパフォーマンスを実現します。
こういった知見を活用すれば、一目で問題を効率的に選別し、緊急の問題にすばやく対応できるようになります。脱獄した端末でばかり起きている問題は、無視することもできます。また、まずは最新の OS のリリースによって発生している問題の修正に集中することもできます。重要度バッジは、トラブルシューティングの時間に関して賢い選択をする手助けをしてくれます。
さらに、再設計された Firebase console のさまざまな部分に安定性データが表示されるため、安定性について詳しく把握するためにあちこちのページを開く必要はなくなります。Crashlytics データは、プロジェクトの概要ページや Google Analytics for Firebase ダッシュボード、そしてもちろん最新リリースのセクションにも表示されます。
ローカル端末の設定や端末のアップデートを制御できる新しい API が Android Things に追加されています。UpdateManager を使うと、デベロッパーはアップデートや再起動を行えるタイミングを制御できるので、ユーザーが必要なときに確実に端末を使えるようになります。DeviceManager は、ファクトリー リセット、再起動、端末の言語/地域を管理します。画面を管理する ScreenManager、時計やタイムゾーンを管理する TimeManager など、設定を行う API も提供されます。
周辺機器用のコマンドライン ツール
adb シェル経由で Peripheral API にアクセスできるコマンドライン ツール pio も提供されます。デベロッパーは、adb シェルから、GPIO, PWM, UART, I2C, SPI や今後のインターフェースを対話的にテストできます。これは、デバッグや自動テストに便利です。
端末上モデルのトレーニングに使った ML アーキテクチャ: ディープ ラーニングを使ってトレーニングした ProjectionNet(左)と、グラフ学習を使ってトレーニングした ProjectionGraph(右)
今後も、アップデートされたオープンソースの TensorFlow Lite モデルの改善とリリースを継続する予定です。今回リリースされたモデル(今後のモデルも同様)は、以上のような ML アーキテクチャを使って学習したものです。このようなモデルは、多くの自然言語やコンピュータ ビジョンのアプリに再利用されたり、人工知能を活用するために既存のアプリに組み込まれるものと考えています。機械学習や自然言語処理のコミュニティがこういった機能を使って開発を行い、まだ私たちが認識していない新しい問題やユースケースに対応できることを期待しています。
謝辞 この作業には、Yicheng Fan と Gaurav Nemade が大きく貢献してくれました。TensorFlow チームの Rajat Monga、Andre Hentz、Andrew Selle、Sarah Sirajuddin、Anitha Vijayakumar に感謝を捧げます。また、Robin Dua、Patrick McGregor、Andrei Broder、Andrew Tomkins および Google Expander チームにも感謝いたします。
1 リリースされた端末上モデルは、スマートフォンやウェアラブルでの小規模かつ低レイテンシな用途に最適となるようにトレーニングされています。一方、Google アプリの Smart Reply 予測は、規模が大きい複雑なモデルで生成されています。実稼働しているシステムでは、不適切なコンテンツを検知するようにトレーニングされた複数の分類器を使っており、ユーザー エクスペリエンスや品質レベルが最適になるようなフィルタリングやチューニングが適用されています。オープンソースの TensorFlow Lite 版を使っているデベロッパーも、末端のアプリではこのような慣習に従うことをお勧めします。↩
家族向けアプリのバッジ: Google アシスタントで、家族向けであることを示す「For Families」バッジが新しくリリースされます。これは、すべての世代で問題なく利用できるアプリを見つけやすくすることが目的です。Apps for Families プログラムのすべての既存アプリには、自動的にバッジが追加されます。アプリで「For Families」バッジの認証を得る方法については、こちらをご覧ください。
国際サポート: 本日より、スペイン語(アメリカ、メキシコ、スペイン)、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、英語(インド)のアプリを開発できるようになったので、ユーザーはさらに多くの言語でアプリを見つけることができます。また、イギリスのデベロッパーは、取引機能を持つアプリを開発できるようになっています。Actions on Google での多言語サポートの方法については、国際化についての動画をご覧ください。
スピーカーからスマートフォンへの転送: Google ホームなどの音声起動スピーカーからアシスタントを起動し、それをユーザーのスマートフォンに転送する機能を開発できる新しい API がリリースされています。スマートフォンに地図を送ったり、スマートフォンで取引を完了させたい方は、下の例を確認し、こちらをクリックして詳細をご覧ください。
会話でのアカウントのリンク: 今までは、インタラクションの開始時にアプリにアカウントをリンクさせなければならず、ユーザーがアカウントのリンクを行うべきかどうかを判断することはできませんでした。アップデートされた AskForSignIn API を使うと、もっとも適切なタイミングでアカウントとアプリをリンクすることをユーザーに促すことができます。
パフォーマンスに影響を与えることなく、VR、AR、ゲーム、動画の体験に質の高いダイナミックなオーディオ環境を提供するのはなかなか困難です。通常、オーディオに割り当てられる CPU リソースは少なく、モバイルでは特にそうです。そのため、複雑な環境を作る際に同時に利用できる高品質 3D 音源の数には制限があります。この SDK は、高次アンビソニックに基づく高度に最適化されたデジタル信号処理アルゴリズムを使い、モバイルでも音質に妥協することなく、数百個の同時 3D 音源を立体化します。さらに、Unity には、環境の音響特性と厳密に一致する非常にリアルなリバーブ効果を事前計算する新機能が追加されています。これによって、再生中の CPU 使用率を大幅に削減できます。
Unity で音響マテリアルを大聖堂に割り当て、ジオメトリベースのリバーブを使用
デベロッパーやサウンド デザイナーのためのマルチプラットフォーム サポート
お気に入りのオーディオ ミドルウェアやサウンド デザインツールにオーディオ ソリューションがシームレスに統合されていることはとても重要です。Resonance Audio は広く普及しているゲームエンジン、オーディオ エンジン、デジタル オーディオ ワークステーション(DAW)向けのクロスプラットフォーム SDK がリリースされています。それによってワークフローを効率化できるため、没入感のあるオーディオの作成に集中できます。この SDK は、Android、iOS、Windows、MacOS、Linux の各プラットフォームで動作し、Unity、Unreal Engine、FMOD、Wwise、DAW に統合できます。さらに、C/C++、Java、Objective-C、ウェブ用のネイティブ API も提供されています。マルチプラットフォームがサポートされているので、いったんサウンドをデザインすれば、一貫性のあるサウンドを含むプロジェクトを主要なモバイルおよび PC プラットフォームに対して簡単にデプロイできます。YouTube 動画や Resonance Audio SDK で開発したアプリ向けの空間オーディオを正確にモニタリングできる新しい DAW プラグインも作成されています。これを使えば、サウンド デザイナーは時間を節約できます。ウェブ デベロッパーは、Resonance Audio Web SDK を入手できます。これは、Web Audio API 経由で利用でき、主要なウェブブラウザ上で動作するオープンソースの SDK です。