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2026-05-08

今日王位戦リーグ最終局(一斉対局)が行われる!

対戦カードは以下。

紅組

羽生善治九段菅井竜也八段

齊藤優希四段 一 永瀬拓矢九段

阿部光瑠七段 ー 佐々木大地七段

白組

藤本渚七段 ー 伊藤匠二冠

佐々木勇気八段 ー 古賀悠聖六段

杉本和陽六段一服部慎一郎七段

 

紅組は、

羽生九段勝ち永瀬九段勝ち→両者によるプレーオフ

羽生九段勝ち永瀬九段負け→羽生九段紅組優勝

羽生九段負け永瀬九段勝ち→永瀬九段紅組優勝

菅井八段勝ち羽生九段・永瀬九段の両者が負け→菅井八段紅組優勝

白組は、

藤本七段勝ち→白組優勝

藤本七段負け→伊藤二冠とのプレーオフor藤本七段・古賀六段・伊藤二冠による三者プレーオフ

藤本七段負け古賀六段勝ち→藤本七段・古賀六段・伊藤二冠による三者プレーオフ

 

他は優勝争いに関係ないので割愛する!

期待のルーキー藤本渚七段のタイトル初挑戦もかかった対局なのでワクワクする。

個人的な予想は、

紅組は永瀬優勝、白組伊藤藤本プレーオフです。

 

ABEMA配信はない(名人戦第三局2日目やってる)ので携帯中継アプリをチェックすべし!

2026-05-01

今日棋聖戦挑戦者決定戦、羽生善治九段服部慎一郎七段戦がおこなわれる!

勝った方が藤井棋聖への挑戦権を獲得する注目の一局だ!

羽生九段挑戦ならタイトル通算100期をかけた戦いになるし、

服部七段挑戦ならタイトル初挑戦、もともと勝率が高くて有名な若手なのでもしかしたらタイトル初挑戦&奪取を成し遂げるかもしれない。

どちらに転んでも楽しみ!嬉しい!

ちなみに羽生九段が獲得したタイトル2017年12月に獲得した第30期竜王最後で、そろそろ10年が経とうとしている。今度こそ100期に…とはファンが皆思うことだが、そもそも羽生九段1970年9月27日まれの55歳、この年齢でタイトル挑戦に王手をかけているのがかなり異常だということは言うまでもない。

 

ABEMAで9:50~無料配信されるからみんなも見てくれよな!

https://abema.tv/channels/shogi/slots/FCTA6u9BVrwhuR

2026-03-05

将棋界の絶対王者藤井聡太が直面している最大の試練について

皆さん、プロ将棋見てますか?今めっちゃおもろいっすよ。

八大タイトル独占が崩れたとはいえ、未だ六冠を保持する絶対王者藤井聡太が最大の試練に直面しています

 

名人戦(4-1永瀬拓矢九段)、棋聖戦(3-0杉本和陽六段)、王位戦(4-2永瀬)と順調に防衛を重ねる中、王座戦で同学年の好敵手・伊藤叡王に2-3で敗れ六冠に後退したのが昨年10月のこと。

並行していた竜王戦佐々木勇気八段を4-0で完封するも、続く1月王将戦では強豪ひしめく挑戦者決定リーグを6戦全勝で勝ち抜いた永瀬が三たび襲いかかる。

 

藤井に何度跳ね返されても動じないどころか喜んですらいるタフガイ永瀬拓矢中尉は、王将戦開幕時点で藤井との対戦成績が11勝32敗(0.256)、タイトル戦に限ると6回戦って6勝21敗(0.222)と大きく負け越している。

王将戦番勝負下馬評も当然藤井有利。ネット上では挑戦者にはなれても藤井に勝てない」「挑戦者が永瀬ばかりで変わり映えしない たまには味変させろ」などという酷評散見されました。(ひどい)(でもそれって永瀬もめちゃ強いってことなのでは?)(そうだよ)

 

でもお前ら、もし地球将棋星人(藤井)が攻めてきて、向こうの大将地球代表将棋番勝負で対決し、負けたら植民地にされるという事態になったら、地球代表絶対永瀬でないとイヤだろ?

佐々木勇気でもいいのか?勇気地球の命運を託せるのか?伊藤匠なら託せるのか?託せるかも……。

とにかく、永瀬をけなしてるやつは地球規模で考えるんだ。

 

個人的には2006年度の佐藤康光九段棋聖防衛タイトル戦5連続挑戦・JT杯優勝・NHK杯優勝)と比べたらずっと変わり映えしてると思いますけどね。あの年の康光ほんとにヤバかったんだから

 

試練その1:第75期王将戦

そんな空気の中で開幕した第75期王将戦番勝負

 

第1局は先手番を得た永瀬が角換わりで先勝。ちなみにこの対局に敗れるまで藤井タイトル戦第1局で15連勝していたらしい。(は?)

第2局は角換わりから藤井が取り返し、1勝1敗のタイに。

ここまでは順当に先手番の取り合いだったが、今回の永瀬は一味違う。(味変要素)

第3局は力戦模様の将棋ながら53手目まで用意していたという深い研究量を見せて2勝目をあげると、第4局は後手番角換わりながら藤井に一度も王手を許さない快勝譜で3勝目と王将奪取まであと1勝に迫っている。

対局者1/11-121/24-252/3-42/17-183/8-93/18-193/25-26
藤井---
永瀬---

 

試練その2:第51期棋王戦

藤井に降りかかる試練は王将戦だけではない。

並行して行われている棋王戦でも藤井は試練に直面している。

 

挑戦者増田康宏八段。はてな匿名ダイアリーとは一切関係ありません。

前期3-0でスイープされた増田が再度トーナメントを勝ち上がり、2期連続藤井棋王への挑戦者に名乗りをあげた。

 

タイトル初挑戦で完敗を喫した前期の経験から増田は終盤に持ち時間を残すことを意識したという。それが奏功したのか、第1局は十分な持ち時間を残して藤井の反撃を振り切りタイトル戦初勝利

第2局も増田が一時優位に立つが、凌ぎ切った藤井が逆転でタイに戻す。

第3局は逆に藤井が優勢に進めるも、終盤にミスが出て増田が逆転勝利棋王奪取まであと1勝とした。

対局者2/82/213/13/153/29
藤井--
増田--

ちなみに増田八段はデビュー初年度の藤井聡太四段(当時)が最多連勝記録の29連勝目をあげた相手でもある。

 

試練その3:第84期名人戦

番勝負王将戦で1勝3敗、五番勝負棋王戦で1勝2敗と複数タイトル戦でカド番に追い込まれるのは藤井聡太デビュー以来最大の逆境

 

更に4月から開幕する名人戦番勝負には新たな挑戦者が現れた。糸谷哲郎八段だ。

2014年度に竜王を獲得した「怪物」も2020年度の棋王挑戦以降タイトル戦には縁遠かったが、今回はA級順位戦プレーオフタフガイ永瀬を下して初の名人挑戦権を得た。

 

藤井とは初対局以来8連敗を喫していたが、日本将棋連盟100周年パーティの後に居酒屋棋士仲間と飲んでいたところ、テレビ東京有吉木曜バラエティ」の取材班と遭遇。

有吉粗品に対して「藤井聡太さんに勝てない」「引退までに1勝したい」などと愚痴ったところ、その後叡王戦で藤井に初勝利藤井叡王奪還の夢を打ち砕いたのだった。(実話)

 

今期の糸谷は日本将棋連盟常務理事兼任しながらのタイトル挑戦となる。これは第50期棋聖戦(1987)の西村一義九段以来38年ぶりの快挙。将棋界の未来、そして森一門の悲願も背負って藤井名人に挑む。

第84期名人戦番勝負第1局は4/8、ホテル椿山荘東京にて開幕!

 

いや、違くて、糸谷の話で〆たかったんじゃなくて

藤井聡太に何があったのか?

まあこれは複数タイトルを保持する棋士の常であり、羽生善治のような大棋士も通った道なんですが、

 

シンプルに過密日程

複数タイトルを保持するということは、「保持しているタイトルの分だけ複数対局が確定する」ということ。

一般無冠棋士であれば「あれもこれも予選で早々に負けちゃったから残りに懸けるわ」「見込みのありそうな棋戦に集中するわ」などといったリソース管理ができるが、タイトル保持者はそうもいかない。1局1局が番勝負の結果に直結するし、相手は全棋士の中から勝ち抜いてきた猛者ばかり。

 

例えば八冠独占している場合

番勝負竜王名人王位王将)→16~28

番勝負叡王王座棋聖棋王)→1220

となり、最低でも年間28局が確定する。七番勝負場合は二日制(二日かけて1局指す形式)なので、更にハードスケジュールとなる。

ちなみに将棋棋士の年間対局数の平均は20〜30局とされている。

これに加えてNHK杯朝日杯等他棋戦にも参加すると、事前準備も含め相当な稼働量になってくる。

 

挑戦者たちの研究対策

これは①の話とも関連してくるが、複数タイトル保持者は常に追われる立場となる。

挑戦者たちはそれぞれに研究を重ね、とっておきの成果を藤井聡太に代わる代わるぶつけていく。

実際、番勝負に照準を合わせた挑戦者初見の形を藤井にぶつけて勝利をもぎ取ったと思われるパターンがしばしば見られる。

過密日程の中、保持する全てのタイトル戦でそれらに対応することが非常に困難なことは想像に難くない。

(それでもなんだかんだで勝ってるのがすごいんだけど)

 

藤井最近インタビューで以下のように語っている。

「不調というよりも、課題解決されていないことが、結果に出てしまった」(朝日新聞, 2/12

「持ち時間の長い対局で時間に見合った精度の将棋が指せていない」(ABEMA, 2/21)

彼は番勝負の苦戦をコンディション不良ではなくあくま技術的な問題と捉えているようだが、それは挑戦者たちが各々ぶつけてくる「藤井対策」と決して無関係ではないだろう。

 

③棋界全体のレベルアップ

これは将棋に限った話ではないが、圧倒的なトッププレイヤー存在業界全体のレベルを引き上げることはままある。

棋士同士で研究会やVS(練習対局)をする文化のある将棋界なら尚更。

まあ私は関係者でも記者でもないのでこれは単なる推測ではあるが、藤井聡太の登場が多くの棋士に衝撃と刺激を与えていることは明らかだ。

 

個人的な予想だが、彼は近いうちに五冠か四冠程度に後退してしばらく安定するのではないかと見ている。かつて羽生善治が七冠独占を失って五冠に後退して以降、二度と六冠以上に返り咲くことがなかったように。

 

藤井聡太、試練の3月

さて、藤井聡太の試練は続く。

永瀬九段王手をかけている第75期王将戦第5局は3/8、カド番を凌げば第6局が3/18、第7局が3/25。

増田八段が王手をかけている第51期棋王戦第4局は3/15、カド番を凌げば第5局が3/29。

糸谷八段との第84期名人戦は4/8開幕。

過酷な日程の中、彼の絶対王者としての真価が問われる3月

 

そう、3月ライオンのようにやって来るのだ。(March comes in like a lion

 

おまけ

ELOレーティング トップ102026/3/4時点)

順位氏名段位年齢レート今年度増減ひとこと
1藤井聡太六冠(竜王名人王位棋聖棋王王将232062-17もうデビュー10年目(!?)の絶対王者、試練の時
2永瀬拓矢九段33197157実家川崎横浜家系ラーメン店を営む
3伊藤二冠(叡王王座23194899御父上(弁護士)のツイート結構勉強になる
4服部慎一郎七段26186814新人王戦優勝3回の俊英、本日(3/5)A級昇級をかけて広瀬と対局中
5藤本七段20186273爆速昇級昇段中 ネクスト藤井世代一角
6増田康宏八段28185581新婚パワーで目指せ初タイトル
7斎藤慎太郎八段32185334実力者だが藤井伊藤永瀬の3強に割って入りたいところ
8広瀬章人九段39184130今期10勝1敗でB級1組を破壊A級復帰ミッションコンプリート
9羽生善治九段55181744千鳥ノブ「一人だけ年齢がおかしいんじゃ!」
10糸谷哲郎八段37181546有吉パワーで目指せ初名人 あと3勝で九段らしい(勝数規定

2025-08-19

おーいお茶杯!

藤井聡太羽生善治文句言ってたやつは見ろ

文句言ってなかったやつも見ろ

今日やってるから

2025-08-14

羽生善治女性プロ棋士がいないのはガラス天井があるから

いやガラス天井ってそういうことじゃなくね……

編入試験もあるし

2025-08-09

藤井聡太でも羽生善治でもいいけどさあ

くだんねーことやってないでさっさとAIガチ対決しろ

イ・セドルを見習え

2025-08-08

anond:20250808095057

女流棋士は現行の編入試験でも対象なんだから難易度が下がらないなら新制度を作る意味が無いだろ

素人羽生善治以上に説得力を持って「今の編入試験より簡単」だとか「3段リーグ突破より楽」と説明できる?

2025-08-04

努力は必ず報われる」とか「失敗しても経験は得られる」とか綺麗事を言ってやる気を搾取する昭和

かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。

報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続してやるのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。

羽生善治

才能のあるやつに言われてもな…

2025-08-01

anond:20250731143339

まり藤井聡太早稲田大学イメージキャラクターとして使ったら、中卒を大学イメージキャラクターにするのは不適切って批判するのは差別ではないと言うことか

羽生善治(中卒)を公文CMに出すのは不適切

スティーブジョブズ高卒なんだから大学卒業スピーチに呼ぶんじゃねーよ、堀江貴文お前もだぞ

2025-07-03

王座戦挑戦者決定戦

羽生九段全力応援

伊藤叡王には悪いけど)

 

羽生九段が挑戦したら

1日制の王座戦ならワンチャン奪取もありうる

一昨年の王将戦は2日制やったさかいにな

伊藤叡王が挑戦→奪取で二冠になるのも見たいけど

まだ若いのだしいつか達成するっしょ

それよりも年々衰えてB2降級にまでなって

羽生は衰えたと散々言われて本当に衰えてしまった羽生九段応援したいんや

 

将棋連盟会長職も退任したし!伸び伸びと指してほしい!

羽生善治王座の復位そしてタイトル100期達成という偉業が見たい!見せてくれ!

 

ちなみに藤井聡太はこないだの棋聖防衛タイトル30期を達成した

まだ22歳(7月19日23歳のお誕生日)なのに

ハイペースすぎる

 

追記:

うわああぁぁーーーん!羽生九段負けちゃった!残念だ

叡王研究を一手一手丁寧に対応していたのだが!

こうなったら伊藤匠勝て!

まずはシンガポールで勝て!🇸🇬

王座奪取してくれ!

2025-03-01

anond:20250301113347

目の前に羽生善治が立っているなら無条件で詰んでいると判断して差し支えないと思います

2025-01-18

anond:20250118221337

羽生善治ですら子供は娘しかまれなかったので将棋は一回やっただけで教え込もうとなんかしなかった

女に生まれた時点で将棋好きの親ですら道を閉ざすもんだからなあ

なにかのプロにするより誰かの便器にさせた方が安心だって羽生ですら思うわけ

羽生理恵🐰うさぎファース党

@yuzutapioka

#思ってたんとちがう育児

棋士の娘だし、一応将棋教えてもらおうと初将棋の夜。

😊理想

おっ!筋がいいね!(ドヤ顔のパパ)

さすが!血かな!(どれだけ強くなれるか楽しみ)

😞現実

の子の子一局づつ指して

夫『将棋はやめとこう。穏やか過ぎて棋士に向いてない』

妻『もう?決断力早すぎ…』

https://x.com/yuzutapioka/status/1030462866808176640

2024-12-30

もうすぐ2025年だけど

2024年まれ有名人っていなくないか

1994年だと大谷翔平とか羽生善治かいるのに不作の年だったか

2024-11-14

AI絵師」のキモ

AI絵師」を名乗ってる人々に感じる気持ち悪さがどこから来るのか自分の中でモヤモヤしていた。技術には罪はないが、使う人間次第でそれは天国の扉も地獄の扉も開きうることはファインマンが言った通り。私自AIよるイラスト生成自体には特にポジネガともに強い意見はないがこと「AI絵師」を名乗る人々には並々ならぬ気持ち悪さを感じていた。

ただなんとなくぼんやりとこのことに考えていた時に「将棋界に、突如として『将棋AI』を駆使して『AI棋士』を名乗って対局して回る人が現れた」らそれはまあ非難轟々だろうと思い至った。「AI絵師」という人々に感じる気持ち悪さはこれと同列のものと思われる。「AIを使って将棋で勝ったところでその人は何一つすごくない」しむしろ将棋勉強を1ミリもせずにAIを使って大人気なく勝とうとする人」はどう考えても自己顕示欲けが恐ろしく肥大化した哀れな人だ。そのアナロジーを使うならば「AIを使ってイラストを生成したところでその人は何一つすごくない」し「絵の勉強を1ミリもせずにAIを使って大人気なくそれっぽいイラストを生成する人」はどう考えても自己顕示欲けが恐ろしく肥大化した哀れな人だ。

これを言うと「でもプロンプトというクリエイティブな要素がある!」という人が出てきそうだが、例えば将棋AIが「藤井聡太羽生善治風の指し方で」や「居飛車振り飛車」などのスタイルを選べたとしてそれはクリエイティブかと問われればそうは思えない。それっぽい画像を生成するためにパラメータをいじいじするのにご執心な人は絵を描くことが上達しているのではなくAIに絵を描かせる方法を身につけているだけだ。世紀末世界で紙と鉛筆しかなくなったらロクに描けるわけがない。

別に絵に限った話じゃない。音楽プログラミングも、学習データゴミになっていくことでモデルゴミになってしまわないようにより一層一次的に生み出せる人間需要高まるということになっていくだろう。

2024-10-15

anond:20241014232424

その後に羽生善治が出現し現実が超えていったのには閉口

月下の棋士』の連載開始時点で羽生はすでに七冠のうち五冠を保持していたわけで、それはさすがに増田記憶違いではないか

2024-10-14

週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選

ジャンプでやった増田(https://anond.hatelabo.jp/20241012181121)に触発されました。30年近く愛読…というよりはたまに頭を傾げながらずっと読んでいるビックコミックスピリッツから独断偏見漫画史や社会への影響を考えて5作品セレクト

同じくランキングではなくて連載開始順に並べました。

忌憚なき意見こちらも待ってます

1 めぞん一刻/高橋留美子 連載期間1980年11月号(創刊号)から1987年19号

高橋留美子最高傑作にして恋愛マンガにおける最重要作品。初期のスピリッツスピリッツという雑誌名よりも『めぞん一刻』で一般的に知られていたという。

最初の頃の響子さん、可愛くも何ともなかったのにねえ。回を重ねていくうちにルックスはかわいくなって性格反比例するように嫌らしくなるという。

2 美味しんぼ/原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ 1983年20号より連載開始 2014年25号より連載中止(というか終了だろう…)

こちらは料理漫画における最重要作品料理人主人公からあえて外すことで「料理以外の食べ物に対する多面的アプローチ」に成功した。

山岡士郎海原雄山という日本漫画イチ有名な親子で知られているが読んでみるとキャラクターより原作者の方がうるさいうるさい。しかも全く調べていないのがミエミエ。衝撃的だった現時点最終話雁屋哲限界が露呈してしまったんだろうなあと。

「この人は主義主張は全くなくて、趣味で話をしている」(いしかわじゅん/BSマンガ夜話男組』)

連載休止直後編集部企画花咲さんは『のぼうの城』のコミカライズ担当したが…。食べ物は上手い方ではあるが。

3 YAWARA!/浦沢直樹 連載期間1986年30号から1993年38号

柔道さらに格闘マンガといえば各スポーツマンガの中でも特に汗と男臭さが強いという伝統があったがそれを江口寿史大友克洋とのハイブリッドな画風で遥か彼方まで吹っ飛ばした。いきなり巴投げのパンチラというね。

社会的影響でいえばこの作品以上の作品はない。何せ谷亮子というモンスターがこの影響で出現してしまったのだ。あとこの後浦沢直樹ちゃん物語をたたむことができなくなるのは余談として。

4 伝染るんです/吉田戦車 連載期間1989年8号から1994年6号

そりゃ相原コージ『コージ苑』も偉大な作品である中川いさみクマのプー太郎』も名作ではある。とはいえ実際2コマ目に「ねたみ」というプラカードを持ったカワウソくんを見たときの衝撃が忘れられない。下ネタダジャレも少なくて笑いと恐怖の紙一重をずっと行き来する新しさ。

ファミ通の『はまり道』サンデーの『ちくちくウニウニときはそこまで感じなかったしその後の『ぷりぷり県』もそこまでの凄さはなかったが『伝染るんです』はやばい

5 ぼくんち/西原理恵子 連載期間1995年から1998年

今のサイバラを見ると悲しくなる。高須克弥の人となりが白日になった今、高須クリニックCMの痛い姿とか気持ち悪いし娘さんの事とか鴨ちゃんのこととかいろいろ足蹴にして今を生きているのも胸糞悪い。そんなクソババなのに『ぼくんち』はやはり歴史に残る傑作なのだ

時々一太のことを考える。連載が終わって25年ぐらい経ってもだ。そして誰もいなくなっても二太は笑ってくれた。この話は多分その事だけを描いた作品だけだったかもしれん。だけどこの頃のマンガの中で1番涙を流した作品だった。

次点作品が多すぎる。

一応5作品に厳選したが意外と異論が少ないのではないかと思う。というかこの雑誌これらの作品からちょっと惜しい」作品がやたらと多すぎる気がする。

今回除外した作品

気まぐれコンセプト/ホイチョイプロダクション

知名度社会的影響は大きいだろうがこれはマンガ単体の評価じゃないし最近どんどん画面が汚く下手になってるのが気持ち悪い

ギャラリーフェイク/細野不二彦

唯一無二のアート漫画とはいえ『猿飛』『ガンモ』ほどの知名度がない。村上隆に対する批判マンガ界でもアレが許せない人は多数いるんだなという感想に。

闇金ウシジマくん/真鍋昌平

ナニワ金融道』は偉大だなと読んでて思う。多分真鍋先生青木先生は合わないよなあ。

団地ともお/小田扉

悩んだ作品その1。国民アニメになり損ねたアニメも含めていろいろ惜しいし最終回唐突に終わった記憶がある。お姉さんに似てたお母さんが年月を経るに従って今のお母さんになるというシーンに腹を抱えて笑った記憶

じみへん/中崎タツヤ

悩んだ作品その2。とはいえここに書いておく事が中崎さんらしいと。定年迎えて連載辞めてもう絵の道具さえも捨てられていらっしゃると聞いて少し茫然としてた。

あすなろ白書/柴門ふみ

弘兼憲史より嫌いだし苦手。原作ドラマも含めてなんで受け入れられるのかが分からない。(『東京ラブストーリー』は坂元裕二が整えたので作品になった)それでもあすなろはまだ読める。しかし続編を最近描いたときはクソババアふざけんなという感想に至り。

F/六田登

レース真正から描いた黎明期の傑作。とはいえキャラクター造形の途中で削ってきたテーマを集めて煮込んだ『ICHIGO二都物語』の方が面白いのには…。

最終兵器彼女/高橋しん

初回が見事すぎたし、連載開始のときわざとタイトル載せなかったのは反則だよなあ。あと実は『いいひと。』の方が好きでフジテレビふざけんな。

追記

実は次点作を書いていた途中でUPしてしまったしトラバブコメ記述もあったので次点の続きと言われた作品言及があったものについて。

言及があったものについて

軽井沢シンドローム/たがみよしひさ

忘れてた(その1)ただし僕がなあばす派(学研派)だったことが主な原因かと。なあばすでの耕平ちゃんはすんごい丸くなっちゃったし。

サルでもわかるマンガ教室/相原コージ竹熊健太郎

こっちは次点として書く前にアップしてしまったので。しかしながら多分これがなければ実録系マンガエッセイマンガマンガ批評もなかったか歴史重要作品ではある。

入れ替わるなら『ぼくんちなのは激しく同意。好みの問題というかボクの責任

コージ苑/相原コージ

これは『伝染るんです』で言及した通り僕の思い入れの差で選ばなかったという。あと相原先生最高傑作は『ムジナ』だと思ってます

ツルモク独身寮/窪之内英策

江口寿史アンド望月峯太郎ミーツ島本和彦という鬼才。絵がキレイな人ほどかっこいいブサイクが描けるという証明。ただ僕より上の人の方が思い入れが強い気がする。

クマのプー太郎/中川いさみ

不条理ギャグブーム最中にあってその中でも素直な笑いを提供していた印象が強いし、最近マンガ製作マンガがすごい面白かった。歴史的ではないけどいいマンガです。

りびんぐゲーム/星里もちる

個人的感情で言えば大好きなマンガいずみちゃん性癖が壊れたしウチの妹は不破くん推しだった。あ、あと『結婚しようよ』もビターで好き。

ちなみに星里先生スピリッツから離れてさらに化けました。

月下の棋士/能條純一

哭きの竜』と『昭和天皇物語』のちょうど中間点に位置する作品中原誠のその後を予期したような描写谷川さんからクレーム出ないかなと思ったキャラ造形が良かったがその後に羽生善治が出現し現実が超えていったのには閉口

愛しのアイリーン/新井英樹

この人ここでも大きな足跡を残してた。『宮本』『ザワールド…』に比べると知名度は薄いがキャリアを決定づけた名作。ばあさん描かせるとエグいよなあこの人も。

編集王/土田世紀

忘れてた(その2)『あしたのジョー』の模写もすごいが『キャンディキャンディ』を完全模写したのには戦慄が。

アフロ田中シリーズ/のりつけ雅春

長期連載化し始めて逆に評価が難しくなった気がするのは俺だけか?ダレないのがただただすごい。

あさひなぐ/こざき亜衣

近年のスピリッツを支えていたと言っても過言ではない極めて真っ当なスポーツ漫画

ただ『セシルの女王』でさらに化けたぞ、この人。

チ。/魚豊

ロードス島戦記と間違えて塩野七生の『ロードス島攻防記』を読んで、そのままズブズブとヨーロッパ史へと行った人向け。このあと阿部謹也ハーメルンの笛吹き男』が待っておる。

数が多すぎて選べない

極めてかもしだ、あさってDANCE、僕らはみんな生きている、ありがとう/山本直樹
わたしは真悟、神の右手悪魔左手14歳/楳図かずお
ZERO花男鉄コン筋クリートピンポン/松本大洋
おたんこナースチャンネルはそのまま、Heaven?/佐々木倫子
鉄腕バーディ薄暮クロニクル、新九郎、奔る/ゆうきまさみ
ルサンチマンボーイズ・オン・ザ・ランアイアムアヒーロー/花沢健吾

いやだから例えば『まことちゃん』と『漂流教室』どっちがすごいか選べるか?というと。

アイアムアヒーローはその中でも抜け出すかなあと思ってたがなあ…。

さすがにヤングサンデーの功績

土竜の唄/高橋のぼる
クロサギ/原作:夏原健 作画:黒丸
おやすみプンプン/浅野にいお
イキガミ/間瀬元朗

土竜ちょっと続きすぎた気もするし他はそのままヤンサンで全うできたはずマンガからスピリッツ評価に繋がる訳ではない。

ちなみにスピリッツが死に水を取ったマンガとしてはクロサギイキガミ以外に『ブラックジャックによろしく/佐藤秀峰』がある。

エターというかグダったというか

昴-スバル-/曽田正人

シャカリキ!』『め組の大吾から読めばこの人が本当に描きたいもの天才なのは分かる。ただ同時連載には向いていない。他連載の犠牲になったような終わり方。

やったろうじゃん/原秀則

じっくり野球を描くというタイプではないことに気づくのが遅かったなあ。『冬物語』『部屋においでよ』の方が資質だったと今思えば。

20世紀少年/長崎尚志浦沢直樹

大塚英志長崎尚志ならどっちの方が害悪なんだろうか。Happyだって話を途中で下方修正してたぞ。

七人のシェイクスピア/ハロルド作石

着眼点は早く『恋に落ちたシェイクスピア』よりだいぶ前。結局話をまとめ切れずヤンマガに復帰。ただいまは休載

東京大学物語/江川達也

こういうテーマときに真っ先にダシにされる作品しかも終わり方が『代紋take2』と全く同じという。その後『坂の上の雲』のトレースに失敗する。

個人的には立教大への風評被害が酷い。

2024-10-10

将棋羽生善治九段は、努力が必ず報われるなら皆んなするよねって言っている。

はてブとかでも努力は報われるわけじゃないから諦めてもいい、みたいなこと書いてる人いるけどさ、それが努力じゃなくて基礎研究だったらどうなんだいって思うわけよ

基礎研究って失敗したことが成果みたいな世界だよね、報われないのが当たり前

はてブだと基礎研究をおろそかにする日本は滅びる!とか書いてるけど、努力を諦めてもいい世界で、誰が基礎研究するんだよっていつも思う

基礎研究しろ努力は報われないからしなくてもいい、ってどんな世界なんだよ

羽生善治九段は、報われるかわからなくても努力できるのは才能って言っていて、いい落とし所だと思う

これに倣うと、努力しても報われないかもしれないから諦めてもいいよって言うのは、相手に対して才能ないよって言ってるのと同じになる

諦めてもいいよって言ってる人はその自覚があるんだろうか?

無責任によくそんなこと言えるのが不思議でならない

https://x.com/yoshiharuhabu/status/1547832322564968448

2024-09-19

昨日起きた将棋界史上初(多分)の快挙について

2024/9/18の対局結果

伊藤園お~いお茶杯 王位戦 予選1回戦

福間香奈女流五冠○-●☖安用寺孝功七段

王座戦 一次予選1回戦

西山朋佳女流三冠○-●☖神谷広志八段

大島綾華女流二段○-●☖豊川孝弘七段

9/18の対局で女流棋士3名全員が一般棋戦で勝利を収めた。同日に3名勝利はおそらく将棋界史上初の快挙だと思われる。

相手棋士たちも全盛期は過ぎているとはいえ神谷八段・豊川七段は順位戦B級1組、安用寺七段はB級2組を経験してきた経験豊富棋士だ。

王座戦一次予選では先月福間村田智弘七段に勝ち2回戦に駒を進めている)

女流棋士の現トップ層は一般棋戦の予選で当たるクラス棋士には普通に勝てるレベルに達していると言ってよいと思う。清水中井らの世代ではそれすらも難しかった。

女流トップと言っても福間西山だけじゃねーかという意見もまあ分かるが、昨日の対局で彼女らに並んで大島女流二段も棋士相手の初勝利を挙げたことはとてもポジティブ出来事だと思う。

かに福間西山女流棋士の外れ値かもしれないが、女流棋士全体のレベルも確実に上がっている。

福間旧姓里見)や西山は知ってるけど大島ってダレ?という人も多いと思われるので軽く紹介

名伯楽で知られる森信雄門下で奨励会受験するも不合格関西研修会で研鑽を積み、2021年女流2級でデビュー

昨年度は公式戦32勝9敗の好成績を挙げてブレイクマイナビ女子オープンでは福間加藤桃子女流強豪を連破して西山との初タイトル戦五番勝負に臨み0-3でスイープされたものの、今急速に力をつけている若手女流棋士の1人。

プロ将棋世界において男女の棋力の違いは度々取り沙汰されるが、羽生善治九段らによると主要因は競技人口の差との見方が強いようだ。実際、6級から三段まである奨励会において、中七海三段が年齢制限で退会された今、女性会員竹内優月6級(女流2級)ただ1人となっている。

奨励会を勝ち抜いて棋士になれる会員の割合が全体の1~2割とされる一方で、トップ女流棋士一般棋戦予選で勝ち星を挙げているのであれば、男女の棋力差は現状性差よりも競技人口ボトルネックになっていると見るのが自然だと思う。

生物学的な性差がある可能性も否定はしないが、それ以上に人口差による影響が大きすぎるため、今はまだそれを語る段階に達していないというのが私の意見だ。

あ、先に言っておくと囲碁囲碁でそれなりに男女差はあるからな。そもそも将棋棋士囲碁棋士は別制度から安易比較には気を付けた方がいい

いずれにせよ、奨励会員の皆さん…男がどうとか女がどうとかじゃなくてさ…その…みんな頑張ってほしいね…(口下手)

2024-09-12

anond:20240910195015

顔はすい星のごとく某所を席巻した新生永世名人に似ているらしい。シンプルに恐れ多い

将棋の話なら、一番最近永世名人資格羽生善治2008年)ですね

もう少し真面目に調べて

2024-08-28

タイトル棋戦通算獲得数

99期 羽生善治永世7冠)

80期 大山康晴永世5冠)

64期 中原誠永世5冠)

31永世2冠)

27期 谷川浩司永世1冠)

24井聡永世2冠)

19期 米長邦雄永世1冠)

13期 佐藤康光永世1冠)

12森内俊之永世1冠)

まだまだナベの方が上やん!

2024-08-19

今日夕方将棋界で大事件が起こった。

今日夕方

将棋界でとんでもない大事件が起こった。


藤井聡太飛車を振った。』


公式戦 約300戦、その全戦において、

居飛車で戦った生粋居飛車党、

あの藤井聡太 竜王名人が、

飛車を振った。


それも、

羽生善治 永世七冠 の、

永遠のライバルと名高い、

渡辺明 九段相手にして、

飛車を振った。



しかも『中飛車』。

それも『急戦矢倉中飛車』。

ホコリと手垢にまみれた、

もはや誰も使っちゃいない超古典的戦法。

それを、今、

ここで?

藤井聡太 竜王名人永世王位になるかどうかの大事瀬戸際重要な一局の、

この対局で?



渡辺明 九段対応できず、

次の一手を考えるためだけに

持ち時間を『3時間』も使わされてしまった。

全体の持ち時間が『8時間しか無いのにもかかわらず、だ。

渡辺明はそこで1日目を終えた。


王位戦第4局。2日目

明日、決着がつく。

明日将棋界の歴史が変わる日になるかもしれない。

2024-07-04

ハイクラス転職

羽生善治さんの将棋連盟会長兼任転職…?

詳細のCMみると納得するんだけど、YouTube広告ショート版は🍙🤔となる

2024-06-22

山口貴由シグルイ)や荒川弘ハガレン)がマンガ大賞を辞退しないのは恥だと思う

面白い作品が賞を取るべきであるというのは分かる。

漫豪であっても次回作コケることがあるのは分かる。

だが、そうであっても後進が羽ばたく機会を摘み取らぬためにそっと身を引く態度を取ってほしい。

これが誰かと競うスポーツなら、その時代の頂点が手を抜くべきではない。

羽生善治渡辺明が手を抜いて藤井聡太を勝たせてやっても意味がない。

だが、漫画というものそもそもが競うようなものではない。

面白いと感じさせればいいものだ。

そういったものでありながら、あえて賞を競うということは、名を知らしめる好機を作り出そうという業界意識あってのものだろう。

有名作家の描いた次回作など、勝手名前が売れるものだ。

面白くてもつまらなくても、勝手名前は独り歩きする。

だが、まだ無名新人が描いた傑作がその名を広めるには実に長い時間がかかる。

突拍子もないような作品、たとえばドカ食い望月のようなセンセーショナル性に特化した作品であれば一晩で名が広まることもある。

そうでない作品、少しずつ積み上げていく作品は、こういった賞を通してでなければ得られるべき称賛を失ってしまリスクさえ抱えている。

新人から大事なチャンスを奪わないで上げて欲しい。

長く続けているだけの1.5流のベテランであるならば、日本中にその名を轟かせる時節をいくら伺おうと構わない。

だがとっくに一流となったような人間までもがこのような賞レースに平然と参加するのは流石にどうかと思う。

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